1匹狼の幻想郷帰還   作:回忌

80 / 115
仙人

あれから、霊夢が修行を始めた

 

それを聞いたほとんどの奴らはウッソだろお前!?と叫んだ

行ってみれば分かることだろう

斬鬼と修行している霊夢の姿が見える

 

そして、この日も修行をしていた

 

「さて、今回は応用的な技だ」

 

斬鬼はそういうと、質問する

 

「お前、神降ろしは出来るだろ」

 

「出来るわ、いつしかの時必要だったのよねぇ」

 

神降ろし、いつしかの異変で取得した技

説明についてはそのいつしかの話にあるため省く

 

「それの応用技だ」

 

そういうと、斬鬼は、刀を天に向けて抜く

瞬間、神力が充満していく

 

「今からアマテラスの神降ろしを利用した技を使う」

 

そういうと、刀を逆手に持つ

そして、それを槍投げのように構える

 

刀が、雷を帯びる

 

より明確に言えば、太陽の光だ

 

柄から更に伸び、斬鬼がまるで雷の槍を持っている様だ

 

そして、投げる

 

「ふん!」

 

それは軽々と音速を超え、紅魔館に着弾した

もうもうと、土煙が見える

 

「やり方としては、媒体に力を宿すんだ

 俺は刀を媒体として放つ、出来るか?」

 

「やってみるわ」

 

霊夢が大幣を水平に構え、神降ろしを行う

成功したのか神力が満ちる

 

「ふッ…!」

 

大幣の真ん中辺りを持ち、槍投げの体制に移る

大幣が雷を帯、火花が散る

 

思い切り、ぶん投げた

 

飛んだ光の槍はまたもや紅魔館に着弾する

 

「よし、良いぞ

 それを数回繰り返して感覚を養うんだ」

 

「はぁッ…!」

 

数回、槍を放つ

どれもが、誤差無くして紅魔館に着弾する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうやって、繰り返していると昼になっていた

 

「良し、今日はもういいだろう」

 

「はー、疲れた…何か食べよう…」

 

そういうと、霊夢は神社に戻っていった

 

「俺も何か食うか…?」

 

と、呟いた時、誰かが来た

ピンク髪、美鈴の様な服装

違うのは胸に薔薇がある事か?

 

「こんにち…!?…ここの御神体に用があるのだけど…」

 

「御神体?何故にそんな…」

 

そこで、気付いた

こいつ、どっかで見たような…

 

「…茨木童子?」

 

「…確かに私の名前は茨木ですが…仙人ですよ?」

 

「気の所為か、腕を斬られたと聞いたが」

 

茨木の右腕は包帯でグルグルだった

彼女は観念したようだった

 

「…流石は斬鬼さんですね、まさかバレるとは…」

 

「お前とは会ったこともないがね

 その妖力からして鬼だと踏んだ訳だ」

 

「これでも仙人で通しているです、振り撒かないで下さいよ」

 

「斬鬼、アンタも食べ…ゲッ、華扇じゃない」

 

霊夢が料理し終わったのか、神社から顔を覗かせる

華扇が食いつく

 

「霊夢!アナタちゃんと修行してるんでしょうね!?」

 

「ま、最近しだすようになったよ

 椛に負けたのが余程悔しかったのかね」

 

華扇は少し驚いたような顔をした

 

「あの霊夢が自分から修行を…

 というか貴方娘さんを戻したの?」

 

「まぁ、そんなところだ」

 

こいつ、山に篭っていたのか?

椛が斬鬼の娘である事は結構知れ渡っている

 

「で、霊夢」

 

「何よ」

 

華扇が話を変える

 

「ここに御神体があるらしいんだけど」

 

「ああ、河童の腕かしら?」

 

「…何だそれ」

 

もしかして霊夢は敵の1部を御神体として祀るやべぇ奴に?

俺はそんな奴に修行してたのか…

 

「持ってくるわね」

 

そういうと、そそくさと本殿に消えていく霊夢

もし河童の腕が出てきたらぶっ飛ばす

あれでも一応山の仲間だ

 

そう思っていると、霊夢が箱を持ってきた

そして、おもむろに開ける

 

「…これは」

 

「河童の腕、ねぇ」

 

白い手から生えるバネやらの機構

どこからどう見てもマジックハンドじゃねぇか

なんか構えて損したわ

 

「こりゃどう見ても外の代物だな」

 

「外の?」

 

「確かこういうのがあったんだよ…

 んで、ここでこういうの作りそうなの河童くらいだろ?」

 

「あぁ…それであの人河童の腕なんて言ってたのね…」

 

霊夢曰く、突然人里の人が持ってきたらしい

河童の腕で何か憑いてたら大変だ、お願いしますと

 

「俺としては腕は細切れにしたいところだがね

 アンタは勇儀の所に戻りたいのかい?」

 

「いえ…遠くにあるより、近くにある方が安心でしょう?」

 

「…そういうものなのかね

 まぁ、頑張れよ」

 

斬鬼はそういうと、興味を無くしたかのように縁側に座った

華扇はかなり人が変わったように感じた

 

「見つかったら教えなさいよ」

 

「ちゃんと修行しなさい」

 

華扇はそういうと、階段を降りていった

斬鬼は大きな欠伸をする

 

「やれやれ、仙人かと思えば元鬼か」

 

「…華扇ってどんな鬼だったの?」

 

斬鬼は少し悩んだ後言葉を繋げる

 

「茨木童子って知ってるだろ?

 あのちょっかいかけて腕切り取られた奴」

 

「それが華扇?」

 

「あぁ、昔はかなりやんちゃしてたらしくて…してたな、うん」

 

「アレがやんちゃ?昔って怖いわね」

 

「鬼の頃の性格から仙人への性格に変わってるからな」

 

仙人になる時に鬼の性格は違うと思う

彼女自身そう思って変えたのか

 

もしくは自分から鬼を切り捨てる為か

 

「さて、明日は夢想封印やらの所をやるか

 それと組手もだな」

 

「アンタの修行、意外とハードなのよね…」

 

「神風部隊式の修行だ、付いてこられないなら寝た方がいい」

 

「絶対椛に勝つ」

 

「目標が出来て何よりだよ」




レミ「ちょ!?死ぬ!太陽の光の槍連発は死ぬ!?」

フラ「わー!お姉様楽しそう!何してるの?」

咲夜「当たったら死のデスゲームですかね?
   景品は無いみたいですけど」

パチェ「人はそれをクソゲーと呼ぶ」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。