Duel Dream!!   作:シルウェスト

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作者のシルウェストです。他のキャラのデッキ構成を考えながら地道に書いてます。
今回はデュエルパートになります。誤字や効果の勘違いがないように注意しながら書いてはいますが…きっと大丈夫…。



羽乃 秦御様、ドランレリウス様、シルスキー様、D・MAKER様、ウルトラマンオーブ:ゼノ様、鳴無海斗様、オオカミアマゾン様
お気に入り登録していただき本当にありがとうございます!
初めて書いた作品ですが、お気に入りにしていただいて嬉しいです!これからも頑張って書いていきます!


孤高の青薔薇2

クラスマッチ案検討会の翌日…俺、八須賀究は昼休みにまた生徒会室に呼ばれた。要件は無論、クラスマッチの種目決定とルールの制定だ、昼飯も伴って。この生徒会長…何だろうか、気分で伝統を壊しに来てないか。別に運動会じゃなければならないなんて事はないだろうが…普通は前回に倣ってやるもんじゃないのか。とか言うのは野暮なので、黙って今の計画を組むことに専念しよう。

究「じゃあバレーはこれで――」

すると俺のスマホからLAIN通知音。

究「(蘭から?)すまん、ちょっと席を外す。話は進めてていいから。」

日菜「いってらっしゃ~い。じゃあ次はバスケのルールを決めよっか――」

生徒会室を後にして、蘭からの呼び出しに応じて屋上に向かった。

 

 

羽丘学園 屋上

究「蘭。」

蘭「来たね。」

要件は至ってはシンプル、昼ご飯のお誘いだった。俺が生徒会に呼ばれているの知っているだろうに…。つぐみにLAINで連絡、ルールは決めたのを後で見ると伝え、蘭と一緒にいた。既に昼は済ませてしまったなんてことは言えるはずもなかったが…蘭が俺にお裾分け前提で弁当を多めに作ってきたようだ。蘭の好意を無駄にできないので頂いた。

究「ふぅ…ごちそうさま。」

蘭「どうだった…?」

究「美味しかったよ。ありがとう、蘭。」

蘭「どういたしまして。」

そんな和みムードに意外な割り込みが入った。

友希那「八須賀さん、少しいいかしら。」

究「湊先輩?もしかしなくても今度のデュエルの事ですか?」

友希那「ええ。いきなりで悪いけど今日の放課後、ショッピングモールのカードショップでいいかしら。」

究「ええ、いいですよ。」

蘭「なら私も行きます。」

友希那「分かったわ。」

デュエルのお誘いとなれば断る理由はないが、まさか湊先輩から誘いに来るとは思いもしなかった。

生徒会室に戻るともう粗方終わっていた。まとめたのを見せてもらい、前の学校でのルールとほぼ大差ないようになっていた。ただ……

究「ほんとにデュエル種目入れたのかよ。」

日菜「もっちろん!」

俺個人としては別にいいのだが、他が良しと言えばそれでいいが…まだまだ波乱がありそうだ。

 

 

放課後 カードショップ

友希那「来たわね。」

リサ「やっほー。」

究「先輩二人で…待たせてしまいましたね。」

約束のデュエル。観客が増えたがまぁいいだろう。見てくれる蘭と今井先輩、そして湊先輩に恥じないいつも通りのデュエルをするだけだ。

究「では…」

究・友希那「デュエル!!(LP:4000)」

 

究「俺の先攻、フィールド魔法『イグニスターAiランド』発動。」

友希那「サイバース…。」

究「Aiランドの効果で、手札から『ピカリ@イグニスター』を特殊召喚[ATK:1200]。ピカリの効果で『キ-Ai』を手札に加える。」

リサ「サイバース…幻と言われている種族のデッキかー。」

蘭「(究…初手からとばしてる。)」

究「ピカリ1体をリンクマーカーにセット、リンク召喚。『ダークインファント@イグニスター[ATK:500]』!ダークインファントの効果で『イグニスターAiランド』をサーチ。続けてフィールドのAiランド効果発動、『アチチ@イグニスター[ATK:800]』を特殊召喚。アチチの効果で『ヒヤリ@イグニスター』を手札に加える。」

友希那「これがサイバースの展開力なのね。」

究「手札のヒヤリの効果。自分フィールドにイグニスターがいれば特殊召喚[DEF:400]。ダークインファント、アチチ、ヒヤリをリンクマーカーにセット。リンク召喚、『ダークナイト@イグニスター[ATK:2300]』!今回は俺のメインデッキ側のEX

ゾーンを使う。魔法カード『キ-Ai』発動、墓地のダークインファントをダークナイトのリンク先に特殊召喚。リンク先にモンスターが特殊召喚されたことによってダークナイトの効果にチェーンしてダークインファントの効果。ダークインファントのリンク先のモンスターゾーンに自身をずらす。これによってダークナイトは3体蘇生が可能になった。アチチ[DEF:800]、ヒヤリ[DEF:400]、ピカリ[DEF:600]を特殊召喚。」

友希那「凄い…。」

究「アチチ、ヒヤリ、ダークインファントでリンク召喚。『ファイアフェニックス@イグニスター[ATK:2300]』!まだこのターン通常召喚してない。『ドヨン@イグニスター[ATK:400]』を召喚。効果でアチチを墓地から回収。ドヨンとピカリでオーバーレイ、『ライトドラゴン@イグニスター[ATK:2300]』!」

リサ「わお、並んだねー。」

究「カードを1枚伏せて、ターンエンド。」

友希那「私のターン。私は『レッド・リゾネーター[ATK:600]』を召喚。効果で手札から『レッド・スプリンター[ATK:1700]』を特殊召喚して…『レッドリゾネーター』で『レッド・スプリンター』をチューニング。シンクロ召喚、『レッド・ライジング・ドラゴン[ATK:2100]』」

究「レッド・デーモンズ…か。」

友希那「御名答。レッド・ライジングの効果で墓地の『レッド・リゾネーター』を特殊召喚。『レッドリゾネーター』の効果で…ライトドラゴンを対象に、その攻撃力分LPを回復。(LP:4000→6300)」

究「あ、マジ?それフィールドならどれでもいいのかよ…!」

友希那「自分フィールドとは書いてないわ。『レッド・ライジング・ドラゴン』に『レッド・リゾネーター』をチューニング。シンクロ召喚、『レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト[ATK:3000]』!」

究「来たか…!」

蘭「湊さんのエースカード、『レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト』。」

友希那「スカーライトの効果、このカード以外の攻撃力以下の特殊召喚された効果モンスターを全て破壊して、破壊した枚数×500のダメージを与える!」

究「墓地の『キ-Ai』の効果、攻撃力2300以上のイグニスターが効果で破壊される代わりに墓地のこのカードを除外して破壊から免れる。そして『キ-Ai』が除外されるとこのターン、攻撃力2300以上のイグニスターは戦闘では破壊されない。」

友希那「ならば、スカーライトでダークナイトに攻撃!」

究「くっ……。(LP:4000→3300)」

友希那「カードを2枚伏せてターンエンドよ。」

蘭「今のターン…『キ-Ai』がなかったら一瞬で…。」

リサ「スカーライトを凌いだのは凄いね。」

友希那「やるわね。」

究「湊先輩こそ。今のターンでヤる気満々だったじゃないですか。」

友希那「もちろんよ。でも、同時にあなたなら耐えてくれると信じてた。」

究「え?」

友希那「美竹さんの心を射止めた相手がこの程度な訳がない。そういうことよ。」

究「なんかハードルが上げられてる気がするが…俺のターン、ドロー!魔法カード『Aiコンタクト』。手札の『イグニスターAiランド』を公開し、それをデッキ下に戻して3枚ドローする。ライトドラゴンの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い、俺の場のイグニスター1体につき相手フィールドのモンスター1体を破壊する!」

友希那「手札の『レッド・ガードナー』の効果発動。このカードを墓地に送り、このターン、スカーライトは効果で破壊されない。」

究「そう簡単に突破できるわけないよな…。ならば手札の『ドシン@イグニスター』の効果発動。ダークナイトのリンク先に特殊召喚[DEF:800]。ダークナイトの効果で墓地からピカリ[DEF:800]を特殊召喚。ピカリ1体でリンク召喚、『リングリボー[ATK:300]』。さらにドシンの効果発動、墓地のダークインファントをEXデッキに戻して『Aiラブ融合』を手札に加える。」

リサ「ワオ…カード名が大胆…。」

蘭「ふふ…。」

リサ「蘭ちゃん?」

蘭「なんでもないです。」

究「そして『Aiラブ融合』発動!ドシンと『リングリボー』の2体で融合、『アースゴーレム@イグニスター[ATK:2300]』!」

友希那「あなたのデッキは2300がラインなのね。」

究「低いと思うだろ?違うんだな、これが。アースゴーレムは融合召喚に成功したターン、自分が受ける全てのダメージは0になる。」

友希那「それでは何も解決しないわ。」

究「じゃあ行くぜ?アースゴーレムでスカーライトに攻撃!」

友希那「(何かある……)永続罠『キング・スカーレット』!スカーライトはこの戦闘中、戦闘破壊されない!」

究「アースゴーレムの効果発動!EXデッキのモンスターに攻撃したダメージ計算時に攻撃力を2300アップさせる![ATK:2300→4600]」

友希那「そういうことね…!(LP6300→4700)『キング・スカーレット』はレベル1チューナーとして特殊召喚する[DEF:0]。」

究「ダークナイトで『キング・スカーレット』に攻撃。」

友希那「やむを得ないわね。」

究「ダークナイトが戦闘で相手モンスターを破壊した場合、墓地からイグニスターを特殊召喚できる。俺はピカリ[DEF:800]を特殊召喚。効果で『Aiドリングボーン』をデッキから手札に加える。ターンエンド。」

友希那「……あなたの本気はその程度?」

究「何…?」

友希那「まだあなたは本気じゃないでしょう?ドロー。」

究「一体何を言っているんです?」

友希那「だから…あなたの『本気』を引き出させてあげる。」

究「(なにか…くる…!?)」

友希那「クリムゾンリゾネーターを召喚。効果発動、手札・デッキからリゾネーターを2体まで特殊召喚。『ダーク・リゾネーター[DEF:300]』と『レッド・リゾネーター[DEF:200]』。レッド・リゾネーターの効果でスカーライトの攻撃力分のライフを回復(LP:4700→7700)。そしてスカーライトの効果発動!」

究「ライトドラゴンの効果…!オーバーレイユニットを使い、フィールドのモンスターの効果破壊から守る!」

友希那「私のリゾネーター3体は破壊されて…その枚数×500のダメージを与える。」

究「自分のモンスターを犠牲にしてまで…!(LP:3300→1800)」

友希那「罠カード『スカーレッド・カーペット』!」

究「…!」

友希那「墓地からリゾネーターを2体…『クリムゾン・リゾネーター』と『レッド・リゾネーター』を特殊召喚し、スカーライトにダブルチューニング!シンクロ召喚、『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン[ATK:3500]』!!」

究「来た…」

友希那「スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンは墓地のチューナーの数×500攻撃力を上げる。墓地にはチューナーが4体。攻撃力を2000上げる。[ATK:3500→5500]」

究「……。」

友希那「これを防ぐ手立てはあるかしら…!スカーレッド・ノヴァでダークナイトを攻撃!」

蘭「究…!」

リサ「友希那のスカーレッド・ノヴァ・ドラゴン…久しぶりに見た。」

究「本気……か。」

友希那「……。」

究「そうだな……。確かに俺は勝負事に本気で取り組んだ事はなかったな。こいつにだけは勝ちたい、そんな思いすら抱いたことがなかった。俺はデュエルをコミュニケーションの一つとしてずっとやり続けた。俺の気持ちを…俺の想いを伝えるために。」

友希那「そう……。」

究「同時に俺はワガママなんだよ…コミュニケーションとしてデュエルをして相手と一緒に楽しくやりたい。でも…勝ちたい!罠カード『Ai-SHOW』!」

友希那「今更何を…。」

究「攻撃してきたモンスターの攻撃力の合計以下になるようにEXデッキから攻撃力2300のリンクモンスター以外のイグニスターを任意の数特殊召喚する…!『ウィンドペガサス@イグニスター[ATK:2300]』!そしてバトルフェイズを終了する…!」

友希那「…ターンエンドよ。」

リサ「凌いだ……。」

蘭「究……!」

究「俺のターン!…湊先輩、あなたの思いに応えてみせる…!」

友希那「…!」

究「俺は『ブルル@イグニスター[ATK:600]』を召喚、効果でデッキから『ウォーターリヴァイアサン@イグニスター』を墓地に。俺はブルル、アースゴーレム、ライトドラゴン、ウィンドペガサス、ファイアフェニックスをリンクマーカーにセット!」

友希那「5体で…」

蘭「リンク召喚…!?」

究「これがこのデッキの最大火力!リンク5『ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード[ATK:3000]』!」

蘭「あれが…あのデッキの…!」

友希那「あなたの真のエースカード…。」

究「ダークフルードの効果、墓地のサイバース族の儀式・融合・シンクロ・エクシーズの種類の数だけダークフルードにカウンターを乗せる。」

友希那「今度はなに…?」

究「バトル…!この瞬間ダークフルードはカウンターの数×2500攻撃力をアップするその攻撃力は――」

蘭・リサ・友希那「「「13000!?」」」

究「『ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード』で『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』に攻撃!」

友希那「スカーレッド・ノヴァの効果発動…!除外して攻撃を無効にする!」

究「ダークナイト、ダイレクトアタック!そして速攻魔法『Aiドリングボーン』発動!墓地からライトドラゴン[ATK:2300]をダークナイトのリンク先に特殊召喚!」

友希那「でもまだ…」

究「忘れたか?ダークナイトの効果で墓地からアースゴーレム[ATK:2300]を特殊召喚!」

友希那「まだ攻撃力は足らないわ。(LP:7700→5400)」

究「それはどうかな。」

友希那「…!」

究「ライトドラゴンの効果!このカード以外のサイバース族が戦闘ダメージを与えた場合、墓地からリンクモンスターを1体特殊召喚、ファイアフェニックス[ATK:2300]!」

友希那「あっ…!」

究「ファイアフェニックス、ライトドラゴン、アースゴーレム…ダイレクトアタック!」

友希那「見せてもらったわ.あなたの本気…。(LP:5400→0)」

 

 

 

デュエルに決着はついた。湊先輩も満足そうな顔をしている。とかいう俺もまだ昂りが収まらない。お互いの全力を出し切った戦いだった。

究「ありがとうございました、湊先輩。」

友希那「私もいいものを見せてもらったわ。あなたの言う想いを伝えるデュエル、美竹さんの気持ちも理解できるわ。八須賀さん、大会出る気ないの?」

究「え?」

リサ「実は友希那はここのショップ大会の常連だよ?」

究「…ええっ!?」

蘭「やっぱり知らなかった。」

蘭、知ってて黙ってたのか…!言ったっていいだろ!

リサ「ショップ大会くらいは出てもいいんじゃない?きっといいとこまで行くって。」

究「でも俺は…」

友希那「そうね、あなたのデュエルは確かに勝ちに行くという意志よりデュエルそのものの楽しさを伝える方が強い。だから無理強いはしない。でもあなたの知見を拡めた方がいいわ。あなたの前いた所とここはイコールじゃない。ここにはここの対戦環境がある。」

俺はそこで悟った。俺はあくまで前いた所のデュエル環境が嫌いだった。みんな血眼に勝ちに来て壁とやるようなプレイしかしてない。俺はいつの間にかショップ大会に出る奴は全部同じという固定概念に囚われていた。いつまで過去を引き摺っているつもりだ、新天地に来たんだ。こうして新しい出会いもした。

究「蘭…俺…。」

蘭「私は嬉しいよ。感化されないで自分を貫いた究は強い。」

究「ありがとう、蘭。」

ショップ大会の答えはひとまず置いて、今日は解散した。




カード紹介コーナー!今回紹介するのは『レッド・リゾネーター』!
友希那「『レッド・リゾネーター』は召喚に成功すると手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚できて、特殊召喚に成功すると場のモンスターの攻撃力分ライフを回復できる。回復はともかく、召喚時の効果が初動になるわね。……初めてだけど、これでいいかしら。」
あ、大丈夫です。紹介はここまで!次回からはまた日常回になります。ではまた!

モカちゃんのデッキは何にしましょう?(上2つは作者の素案です。)

  • 蘭がレッドアイズならブラマジで友情コンボ
  • 妖仙獣
  • 取り敢えず融合テーマ
  • 取り敢えずシンクロテーマ
  • 取り敢えずエクシーズテーマ
  • 取り敢えずリンクテーマ
  • 取り敢えず儀式テーマ
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