バンドリキャラのデッキ構築が中々纏まらない今日この頃。デュエルの様子が簡略化されてたら…つまり、そういうことさ。
というわけで続きをどうぞ!
俺、八須賀究はいつもより早起きで登校している。いつもならばもう30分くらいは寝てるところだが、今日からはそんな訳にはいかない。大事なことがあるからな。
蘭「おはよう、究。」
究「ああ。おはよう、蘭。」
なにせ…俺の恋人が待っているんだから。
教室に入れば既に俺と蘭の話で持ちきり、こういう話の情報の出回りは何故か早い。耳のいい生徒がいるのだろう。とりあえずいつも通りを心掛けて今日も1日頑張ることにした。…が、昼休みになれば質問ラッシュだ。「キスはしたのか」「どうプロポーズしたのか」etc…。答えていくと根掘り葉掘り全部聞かれそうなので蘭を連れてそそくさと退散した。向かったのは屋上、ここはそんなに人は来ない。ゆっくり出来るだろう。
究「ったく…なんでもう知れ渡ってんだよ…。」
蘭「まぁ、いいんじゃない?」
究「だな。」
リサ「先客がいた。やっほー、となりいい?」
究「今井先輩?隣でしたらどうぞ。…えっと、そちらの方は。」
蘭「湊さん?」
リサ「あ、紹介するね。」
友希那「湊友希那よ。リサと同じクラス。」
究「湊先輩ですね、俺は八須賀究です。」
友希那「リサが言っていた転校生ってあなただったのね。よろしく。」
究「はい、こちらこそ。」
湊先輩は『Roselia』というバンドを組んでおり、今井先輩はそのメンバー。1年生にもバンドメンバーがいるらしく、他校にも跨いでいる。これはかなり筋金入りだ。蘭を共に高め合うライバルとして見ているようで、そんな湊先輩から思いもよらない事を口にする。
友希那「八須賀さん。あなた、美竹さんの恋人なのよね。」
究「はい。」
友希那「なら、私とデュエルなさい。」
究「……はい?」
友希那「リサの話だとデュエルで美竹さんの心を射止めたそうじゃない。そのデュエル、見せてもらうわ。」
究「そういう話ですか。いいですよ。ですが、今々というわけじゃないでしょう?」
友希那「そうね、私の空き時間にということになるわ。」
空き時間、他校にまでメンバーを募集し獲得したグループにそんな時間があるのか…?
友希那「如何にもそんな時間なさそうなんて顔してるわね。」
究「そう見えます?」
友希那「ええ。」
何にせよデュエルするという約束はして、4人で昼食を摂った。ここでも今井先輩から蘭との恋愛事情の質問が飛んできたのは言うまでもない。クラスメイト・同級生だけかと思いきや先輩もしかしたら後輩にまで俺たちの事が出回ってる可能性がある。しばらくは弄られるなぁ…。
蘭「究。」
究「ん?」
蘭「究にも幼馴染みっていたの?」
究「ああ、いた。中学入るまでの付き合い。それ以降は連絡取ってないな、向こうも忘れてるだろ。」
蘭「そんなことないと思うよ。」
究「だといいな。」
とは言ったものの半ば諦めている。仲が悪いわけではない。寧ろよかったほうかもしれないが、何年も音沙汰なければ忘れているだろう。
究「ところで湊先輩、デュエルするって言っても大体の時期の目処とかあるんですか?」
友希那「今度のライブが終わってからかしら。」
究「ライブ?いつですか?」
そしたらまさかの蘭から聞いてたのと同じ日付、同じところでAfterglowとRoseliaの合同ライブをやるそうだ。であればライブの翌日くらいでどうだろうかと提案したところ承諾してもらった。それまでに新デッキを用意することにしよう。今度こそ空振りしないことを祈りつつ…。
学校終わりにカードショップに行き、物色ついでに既存のデッキの強化プランを考えていた。
究「これを入れるとなぁ…。」
俺は悩んでいた。というのも今の所、蘭相手に1勝もしていない。メタを張るのは簡単だ。しかし、俺のプライドに掛けてそんな事はしたくない。あんな勝ちにしか拘らない奴らとは違う。真っ向勝負で勝ちたい。
女性店員「困ってる?」
究「え?そうですね…。相手に楽しんでもらいたい、それでいて勝ちたい、でも勝ちには拘りたくない。欲張りですよね。」
女性店員「もしかしなくても…恋人の彼女のためかしら。」
究「あ…まぁ、そうです。デュエルを通じて分かり合えた。その可能性を俺のせいで止めたくない。」
女性店員「ならこれをどうぞ。」
するとケース1つを手渡された。中には――
究「白紙?」
女性店員「きっと、あなたなら使い熟せるはずよ。」
究「いや…これ白紙……。」
こんな白紙の束を渡されても困る、いったいこの人は俺に何を渡したのか。
女性店員「あなたのデュエルを見て確信したの。あなたなら、デュエルの中で愛を紡いだあなたなら。そのデッキの…そのカードたちの『愛』を現してくれる。あなたの形で。」
究「愛……。え…白紙のカードが…!」
白紙のカード達がどんどん色付いてよく見かけるカードになった。
究「なんだこれ。サイバース族ってなんだ…?」
女性店員「ふふ、それはあなたにあげる。」
究「え…!?こんな見たこともないカードを……。」
女性店員「いいの。私の持論を見せてくれたお礼と思って?」
究「もしかしてあなたが……。」
この店員こそ『デッキは心の在り方理論』を蘭たちに植え付けた本人だ。自分の思っていたことは間違っていなかった、それを教えてくれたお礼にこのカード群を渡された。思いもよらないプレゼントを貰い、戸惑ったが流石に拒否するわけにはいかないので大人しく貰った。
究「あ、そうだ。店員さん。このショーケースの――」
ただ貰うだけではなんか癪に障るので、考えていた既存デッキの強化プランのパーツを全部買って帰った。
八須賀家
帰って早々自室に行き、貰ったカードを眺めた。見たことのない種族、知らないテーマ。まずは理解を深めることから始めた。
究「サイバース…か。」
約束のデュエルの日はサイバースの初陣にしようと心に決め、今日の宿題に取り掛かった。
カード紹介コーナー!
今回紹介するのは『真紅眼の遡刻竜』!
蘭「フィールドにいる時、このカードをリリースしてレッドアイズの召喚権を増やせる。手札にある状態でフィールドのレッドアイズが破壊されると手札から特殊召喚出来て、さらに破壊されたカードを全部呼び戻せる。刻を遡る竜、その名に相応しいカードだよ。」
言いたいこと全部言われた……。じゃあ今回はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
モカちゃんのデッキは何にしましょう?(上2つは作者の素案です。)
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蘭がレッドアイズならブラマジで友情コンボ
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妖仙獣
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取り敢えず融合テーマ
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取り敢えずシンクロテーマ
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取り敢えずエクシーズテーマ
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取り敢えずリンクテーマ
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取り敢えず儀式テーマ