『雲魔法LV.4 雲分身』
『『蒼電魔法LV.6 放電』』
くっ…うまく当たらない…
蜘蛛ちゃんが乗っている雲は壁から動かせない!
壁に固定したのが裏目に出てしまった…
くそ、飛び降りた‼︎
『蒼電魔法LV.6 放電』
当たれ!当たれ!
《熟練度が一定に達しました。スキル『蒼電魔法LV.6』が『蒼電魔法LV.7』になりました》
ナイスタイミング‼︎
これなら蜘蛛ちゃんを巻き込まない‼︎
(蜘蛛ちゃん!飛び降りて‼︎)
気づいた蜘蛛ちゃんが雲から飛び降りる。
『蒼電魔法LV.7 落雷』
《経験値が一定に達しました。個体、雲猫LV.18がLV.19になりました。》
《各種能力値が上がりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『雲魔法LV.5』が『雲魔法LV.6』になりました》
《熟練度一定に達しました。スキル『無限話LV.2』が『無限話LV.3』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『MP超回復LV.2』が『MP超回復LV.3』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『HP自動回復LV.2』が『HP自動回復LV.3』になりました》
《熟練度一定に達しました。スキル『集中LV.4』が『集中LV.5』になりました》
おおふ…一気にきたな…
雲から飛び降りた蜘蛛ちゃんを背中に乗せる。
(大丈夫?)
(……)
(く、蜘蛛ちゃん?)
どうしたんだろう…突然飛び降りろとか言ったから怒ってる⁉︎
(……モフ…)
(え?なんて?)
(はぁ〜…モコちゃんの上、めっちゃくちゃモフモフ…寝そう…)
(は⁉︎モフモフを堪能してただけかよ‼︎私の心配を返せよ‼︎)
(ん?なんのこと?)
(なんでもない‼︎ あと、人の上でくつろぐな‼︎)
(何言ってるんだね、モコちゃん)
(何が⁉︎)
(モコちゃんは雲なんだから人の上とは言わないよ?)
(うるっさい‼︎そういう細かいところはいいんだよ‼︎)
でも、これで動ける巨猿はいなくなった。
まだ生きてる巨猿も壁で糸に拘束されている。
残りの猿たちも、巨猿がせっかくの道を踏み潰してしまったため、思ったより進んでない。
なんらかの隠し玉があれば別だけど、猿たちに勝機はない。
でも、油断はしない。
もうこの世界が命懸けの世界だって知ってるから。
絶対に気なんか抜いてやんない。
(ほら、シャンとしなさい!まだ動ける猿がいるんだから!)
(そうだった!行こう、お母さん!)
(誰がお母さんだ⁉︎)
(アハハハ)
放電で猿の動きを鈍らせ、その隙に蜘蛛ちゃんが糸で拘束していく。
それを続け、遂に最後の猿が糸に捕らわれた。
猿は諦めずに手を伸ばすが、ギリギリ届かない。
周りを見回す。そこらじゅうに糸に捕らわれた猿たちがいる。
念のため、援軍を警戒するが、来る気配がない。
遂に…すべての猿たちを行動不能に陥れた。
やっとだ…
でもまだ気を抜かない。
猿たちは動けないけど生きている。
(蜘蛛ちゃん、トドメを刺すよ)
(うん)
蜘蛛ちゃんは毒牙、私は広範囲に落雷を落として猿たちを仕留めていく。
今までで1番MPを消費した戦いだったよ…
《熟練度が一定に達しました。スキル『MP超回復LV.3』が『MP超回復LV.4』になりました』
ナイスタイミング‼︎
猿たちは最期の抵抗に威嚇してくる。
でも、攻めてきたのはそっちなんだから、知ったこっちゃない。
そうして猿にトドメを刺していると、不意に声が聞こえた。
《条件を満たしました。称号『無慈悲』を獲得しました》
《称号『無慈悲』の効果により、スキル『外道魔法LV1』『外道耐性LV1』を獲得しました》
なんか称号もらった。
外道魔法ってなんだろう?
あとで蜘蛛ちゃんに聞いてみよう。
何か知ってるかも。
でも、これは遺憾の意を表明せざるを得ない。
私そんな外道じゃないのに…
…ホントだよ!
とりあえず新しいスキルの確認は後回しにしよう。
戦ってる最中もなんかバンバンレベルアップしまくってたし、後で時間のある時に全部まとめて確認しないと…
《経験値が一定に達しました。個体、雲猫がLV.19からLV.20になりました》
《各種基礎能力値が上昇しました》
《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『鑑定LV.7』が『鑑定LV.8』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『飛翔LV.9』が『飛翔LV.10』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『集中LV.5』が『集中LV.6』になりました》
《スキルポイントを入手しました》
《条件を満たしました。個体、雲猫が進化可能です》
猿を作業的に始末している最中に、レベルが上がった。
そうかー。
やっとレベル20か。
最初に比べてレベルの上がりがいいな。
スキル『惰眠』の効果かな。
私どんなところでも寝つき良いし。
猿が来たことに感謝すべきか…
うーん…いや、もう考えない!
とにかく、進化できるようになってよかった‼︎
《進化先の候補が複数あります。次の中からお選びください。
雷雲
雷猫》
ん?
雷雲ってなに?
もはや生き物じゃなくない?
まあ、あとで考えよう。
こんな安心できない状況で進化なんかできたもんじゃない。
とっとと猿を全部始末しなければ。
そのあとは淡々と猿を処分する作業だった。
雷刃、雷刃、たまに食事して、MP回復させて。
そして、その場から、私たち以外の命が全て潰えた。