11月は忙しいので次の更新遅くなるかもしれません(>人<;)
ゆっくり待っていただけたら幸いです。
さてと、当分の目標はこの灼熱地獄から抜け出す道を探すことかな。
ダメージないとはいえ熱い。体が蒸発しそう。とにかくここから出たい。
(蜘蛛ちゃん、望遠でなにか道っぽいもの見えたら教えて!)
(りょーかい!)
そういえば…さっきのタツノオトシゴ、下位の竜って鑑定に出てたな…
はい、ここで連想ゲーム!
下位の竜といったら上位の竜、上位の竜といったら龍、龍といったら地龍…地龍がいるなら風龍、地龍がいるなら火龍……
そして火龍がいそうな場所は…ココですね‼︎
…ヤバい。この灼熱地獄には火龍がいるかもしれない。
逃げる準備はいつでも万端にしておかないと!
(うわっ⁉︎)
繋ぎっぱなしにしている念話から蜘蛛ちゃんの叫び声が聞こえる。
(どうしたの⁉︎)
(急にナマズっぽいやつがマグマから飛び出してきたからびっくりしちゃった)
(そっか、たしかにナマズだね)
こんな時は鑑定!
〈エルローゲネセブン LV.7
ステータス
HP:461/461 (緑)
MP:223/223(青)
SP:218/218 (黄)
451/466 (赤)
平均攻撃能力:368
平均防御能力:311
平均魔法能力:161
平均抵抗能力:158
平均速度能力:155
ステータスの鑑定に失敗しました〉
〈エルローゲネセブン:エルロー大迷宮中層に生息する下位竜に属する魔
物。雑食性でその大口により何でも飲み込む〉
えっ…こいつ竜なんだ。丸いフォルムは竜っていうよりもナマズ。
あの大きな口で迫ってこられたら簡単に飲み込まれちゃう。
速度で上回ってるから避けれるし、万が一飲み込まれても消化される前に体の中から放電してやれば脱出できるっしょ。
でも、能力がわからない限り出来るだけスルーしたい。私たちの目的は戦うことよりも中層からの脱出だし。
(モコちゃん、そーっと移動しよう)
(そうだね)
(最近私は学習したのですよ。調子に乗ってはいけない。慎ましやかにいかなきゃならんのですよ。)
なんか、蜘蛛ちゃんが突然語り始めた。そんなことよりも急いで移動したほうが…
すると、すぐ近くのマグマの底から、別のナマズが浮き出てきた。
(は?うおい⁉︎話が違うぞ⁉︎私調子に乗ってないのにピンチだぞ⁉︎)
さっき語り始めたからだよ…それに話って誰とだよ…
固まってナマズと見つめ合っていた蜘蛛ちゃんはナマズが大口を蜘蛛ちゃんに向かって閉じる直前にバックステップする。
ナイス!バックステッポウ!っていう謎の掛け声が無ければなお良し!
ナマズはのっそりと陸地に上がってきた。
マグマの中にいる時は分からなかったけどちゃんと鱗あるな。手足もある。
(うん。逃げよう)
くるりと踵を返した蜘蛛ちゃんの前にはのっそりと陸地に上がってくる別のナマズ。
これでやっと逃亡を諦めたようすの蜘蛛ちゃん。
(やってやるぜ!)
糸を放つが案の定すぐに燃える。そして、口を開けて突進するナマズ。それを見つめる私とナマズ2。蜘蛛ちゃんは動かない。
動かないことに疑問を持ちつつ、助けに入ろうとした時、蜘蛛ちゃんは動き出した。
ギリギリまで引きつけたナマズの口の中に毒を放って離脱。
蜘蛛選手、鮮やかな戦法です!…じゃなくて怖いな!
毒飲み込んだナマズは苦しげにのたうち回っている。
うわぁ…
ナマズ2も引いてるよ…
あっ…ナマズ2が逃げようとしてる。
逃がさんぞ!
『蒼電魔法LV.2 雷槍』
雷槍で地面に縫い付けるとその威力にナマズはたちまち絶命した。
案外強くなかったな。
蜘蛛ちゃんの方もトドメを刺せたみたい。
じゃあ、早速食べて見なくちゃ!
毒はなさそうだから美味しいといいなぁ…
じゃあ、蜘蛛ちゃん!鱗取り任せた‼︎
(そんな⁉︎)
(ほら、私雷だから♪その間私は中層を走ってk…偵察してくるから♪)
(今、走ってくるって言いかけなかった?ちゃんと偵察してきてよ!)
りょーかい、りょーかい!
私に任せろ!