魔族違いです、魔王様 作:一発ネタ落とすよ!
感想頂けてテンションが上がって速攻書き上げたのでかなり短いですが、今後への繋ぎとしての話なのでご勘弁を…
いや、続くかわからない話に繋ぎってどうなのって思うんですけどね。
オオバミ博士が必死に子育てを終え、『ん?よく考えたらこの子達の子供は知性のある魔族になるのではないか?』という疑問から、成功例の人型魔族同士や、人形魔族と人間の交配実験を開始し、実験室に籠る生活がより一層長くなることが確定した頃。
とある、都市国家
「おい、アンちゃん!人にぶつかっておいてそのまま通り過ぎようなんて虫がよすぎるんじゃねぇのか!?」
2mを越えるような大男が
青年も身長は小さいわけではなく180cmほどはあるが筋骨隆々の大男と比べると小さく、華奢に見えてしまう。
遠巻きに様子を伺う周囲の人間達が青年を気の毒そうに見るが、大男はこの街の裏に顔が利き、以前も同様に他者に因縁をつけていた際、止めに入った者が翌日無惨な姿で発見されたこともあり、青年を助けに入ろうとするものはいない。
「…はぁ、ぶつかってきたのはそちらだろう。殺されないうちにさっさと消えろ。」
青年の面倒だという感情を隠そうともしない返答に、周囲で遠巻きに見ていた通行人も驚いたように青年を見る。
特に大男は、自分のことなど何とでもないと言うかのようなぞんざいな扱いに額に青筋をたて、より一層大声で威嚇するかのように青年に迫っていった。
「てめぇ、俺が誰だかわかってんだろうな!!なめた口聞いてると後悔するこっ!?」
大男の言葉の途中で
いや、無造作に剣を振ったことを周囲に認識できたものはいなかった。
それは、青年の身の丈に迫るほどの大きさの剣でありながら周囲の人間の誰もが抜いたことにすら気づけなかったということもあるが、青年が剣を振った軌跡の延長線にある人や建物が軒並み数百メートルに渡って両断され、彼の真後ろにいた数名や偶然姿勢を低くしていたものや小さな子供を除き目撃者が存在しなかったというのが大きいだろう。
「きゃあああああああああああああ!!!」
偶然にもピサロの真後ろ、少し離れたところを歩いていた若いカップルの女が一際大きな悲鳴をあげる。
それを皮切りに悲鳴は伝搬し、少しずつ周囲が騒がしくなっていく。
ピサロがその女の悲鳴に反応し後ろへ振り向くと震えながらも必死に女を護ろうと前に出る男の姿があった。
「ふん、欲深い人間が自分にとって都合のいいものだけは護ろうとするなど…まぁ、どちらにせよ人間は根絶やしにする。今死ぬのも、あとで死ぬのもそう変わりはないだろう」
そう女を護ろうとする男に告げ、ピサロが剣を振るおうとしたとき突如として1つの記憶が頭に流れ込んだ。
『ピ…サロさ…ま……来て…くださったのですね……私の最期のわがままを聞いてください……どうか…どうか……野望を捨ててこの私と……。』
それは、引き継いだ記憶の中でも最も鮮明な記憶。
人間への怨みの原因でありながら、
「ロザリー……なぜ…」
ピサロがこの世界に誕生してから数十年、この記憶が脳裏によぎるのは始めてのことではない。
人間を根絶やしにしようと都市や国家を滅ぼすために動くと必ずと言っていいほど脳裏によぎるその記憶は、今もまたピサロの剣を確かに止めていた。
「ちっ、命拾いしたな人間……【ルーラ】」
ピサロは剣を納め一言、この世界には存在しない呪文を唱えると光に包まれ
韋駄天の発生は原作の400年前にプロンテア、100年前にイースリイ、80年前にハヤト、16年前にポーラ、原作中でギルらしいですけど(Wikipedia調べ)、そう考えると明らかに他の韋駄天生まれそうな期間があるんですよね…
プロンテアが人間が魔族の戦いで減っていたせいで発生したとしても、プロンテアとイースリイの間やハヤトとポーラの間にも数人くらい韋駄天生まれてそうですよね。
あ、ピサロ様の誕生は原作200年くらい前で考えてます。(変更する可能性がないとは言ってない)