仮面ライダーハーメルンジェネレーションズ外伝 仮面ライダーツルギVS仮面ライダーシェリフ   作:大ちゃんネオ

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理想と現実

 青い炎を纏った矢が魔人を穿つ。

 飛沫を上げて槍が魔人を薙ぐ。

 荒れ狂う濁流が魔人を飲み込む。

 剣が風と共に魔人を切り裂く。  

 

 ここは戦場。

 魔人教団が尖兵メタローの軍団がツルギの世界へ侵攻していた。これまで以上の物量にツルギ達も苦戦を強いられたが物量には物量とツルギの世界のライダーのほとんどが参戦したことで戦況はライダー側が優勢となったのだった。

 

【FINAL VENT】

 

「ふっ……はぁぁぁ……ぜぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

 ツルギのファイナルベント、スラッシュライダーキックが発動する。斬波を纏い、メタローの群れ目掛けて放たれたキックによりメタロー軍団は壊滅。

 

「終わった……」

 

 ツルギは地面に膝をつき、呼吸を整える。章太郎の世界での戦いから連戦で、流石に疲労が溜まっていたのだった。

 そんなツルギに向かい、ナイフが投げられる。

 風を切る音で気付き、スラッシュバイザーで投げナイフを叩き落としたツルギはまだ撤退していないメタローがいたのかと頭と身体を戦闘態勢に切り替える。

 だが、ツルギを襲ったのはメタローではなかった。

 

「チッ!」

 

 ナイフを手にした浅葱色のライダーがツルギに斬りかかる。

 襲いかかる凶刃をスラッシュバイザーで受け止め、ツルギはなんのつもりかとライダーに向かい叫んだ。

 

「なんで僕を……!」

「決まってるでしょ! ライダーバトルで勝ち残るためよ!」

「そんな……今はライダーバトルをしている時じゃない!」

 

 魔人教団という異世界からの侵略者が現れたことによりライダーバトルは一時中断し、ライダーはメタローの迎撃をすることとアリスが宣告してから数週間。現在、ライダーバトルは禁止されている。

 

「関係ない! 今ここでライダーの数を減らしとけば後々戦いやすくなるでしょ!」

 

 ナイフを振るい、叫ぶ少女に押されていくツルギ。

 自身が優位だと更に苛烈さを増す少女。だが、唐突にその背が爆ぜた。

 

「きゃあっ!? な、なに!?」

 

 振り返るライダー。

 その視線の先には、矢を放った仮面ライダーアイズ。

 二の矢をつがえ、再び放つ。

 矢はナイフに命中し、ライダーの得物を奪った。

 

「戦いたいというなら、私が相手をするけど。どうする? 言っておくけど、私は容赦しないから」

「くっ……」

 

 実力の差を感じたライダーはこの場を後にし去っていく。こうしてようやく、戦いが終わったのであった。

 変身を解除した美玲は燐のもとへ駆け寄る。

 美玲はこの戦いの最中、ずっと燐のことを気にかけていたのだ。

 

「燐、大丈夫?」

「美玲先輩……。僕は大丈夫ですよ。ありがとうございます」

「……本当に?」

 

 燐の様子を見るに、怪我を負っているなどではないが美玲の目にはひどく彼が疲れているように見えたのだった。

 

「本当ですよ」

 

 笑顔を作り、元気に振る舞う燐が美玲には余計心配に思えてならない。

 別世界での戦いを終えて、そのままこちらの世界に駆けつけたらしいということもあり美玲にはある思いが募っていた。

 

「燐。休んだ方がいいわ。今の貴方は疲れてるのよ。だから向こうの世界にも行かない方がいい」

「そんな……僕は本当に大丈夫ですよ。それに、あっちの世界にライダーはいませんから。誰かが守らなきゃいけないんです」

「それは燐でなくちゃいけないの? 他の世界のライダーもいる……。燐ばかりが背負う必要なんてない」

 

 燐を案じての言葉であった。

 だが、今の燐にその言葉の真意を測ることは出来なかった。

 

「そんな……。向こうの世界を見捨てろって言うんですか!?」

「そうじゃない。燐一人で背負わないでって言ってるの。ただでさえ私達の世界が魔人教団に襲われてるのよ。攻撃も激しくなってきている。それに別の世界のことまで……。燐の身がもたないわ」

「……本当に、大丈夫ですから」 

 

 それだけ返して、燐は再び章太郎達のいる世界へと向かう。

 美玲はその背を見つめることしか出来ず、小さくため息を溢した。

 

「私もついていく。それぐらい言えない美玲じゃないだろう?」

 

 美玲に合流した射澄と美也。

 ため息を聞いていた射澄は美玲を励まそうと射澄はいつもの調子で語りかけていた。

 

「……頼まれたのよ、燐に。こっちの世界はお願いしますって……」

 

 思い返すあの日。

 話があると呼び出され、ほんの少し期待を胸にしてしまった当時の私を殴りたい。

 

『少し、あっちの世界で気になることがあって……。こっちの世界のこと、お願いしたくて……』

『……分かったわ』

 

 こんな約束を交わしていた。

 私も行くと、言えばよかったと日増しに後悔が募っていく。

 

「なるほど。それは断れないねぇ」

「燐君は別の世界を守るために美玲さんを置いて行って……。ああ、燐。いつになったら戻ってくるの……。いだだだだだだだぁ!?!? み、美玲さん! からかったのは悪かったですからぁ!?」

 

 自分をからかった罰として美玲のアイアンクローが美也の顔面にめり込んでいく。

 射澄はそれを面白がって、しばらくの間止めなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 食欲をそそられる匂いで目が覚めた。

 この感じはひどく懐かしい。

 それに、久しぶりに熟睡した気がする。

 ひどく目覚めがいいし、疲れもない。やっぱりベッドがいいのだろうか? 

 なんてことを考えていると扉が三回、叩かれる。

 ドア越しに響いた細く、繊細な声。

 

「恵理也さん、起きていらっしゃいますか……?」

「あ、はい! 起きてます!」

「そうですか。朝食が出来ましたので、お呼びしました……」

「わ、分かりました! すぐ行きます!」

 

 ベッドから出て、寝間着から着替え……。

 あれ……?

 どうして、着替えなんかあるんだ?

 サイズもぴったりだし……。

 準備されていたかのような……。

 ……。

 少し、頭が痛む。

 意識もなんだか遠のいていく。

 ぼやける視界。

 何か……やばい。

 

「……あれ? なんか、ぼうっとしてた? ええっと、着替えないとだ」

 

 畳まれていた白いシャツに袖を通す。

 白……。

 

 また、頭が痛む。

 金属同士がぶつかったような音がする。  

 誰かが……俺に刃を向けて……。

 

「ツルギ……」

 

 忌々しい名を口にする。

 俺の邪魔をする存在。

 俺と同じ……仮面ライダー……。

 同じ……。

 

「……恵理也さん」

「おわっ!?」

 

 唐突に掛けられた声に驚く。

 すぐに行くと言って、なかなか来ないからまた呼びに来たのだろう。

 

「すいません! 今行きますから!」

「はい……」

 

 急いで着替え、部屋を出る。

 せっかく作ってもらった朝食を冷ましてしまうのは悪い。

 

 朝食は焼け鮭定食としてお店で出されても文句のつけようがないものだった。

 こんなにまともな朝食を食べたのは人生初と言いたくなるほど久しぶりだ。

 なにより……誰かと食卓を囲んだこと自体が久しぶりだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 薄暗い室内を照らすのは水槽用の照明のみで、不気味な青い光の中にいるようだった。

 そしてこの部屋の主という男もまた、不気味であった。

 

「さあ、仕事をしてくれればお金をお渡しします。いかがですか?」

「ほ、本当に……? こんなもの使えるの……?」

 

 手渡された禍々しい意匠のUSBメモリのようなもの。これを使えば超人になれるという。

 けれど、そんな話はやはり信じられない。

 

「試してみればよろしいんですよ。奥さん」

 

 男は何かの機材で私の手首に何かを打ち込む。

 痛みはない。

 ただ、手首には得体の知らない跡が残っていた。

 手首の跡に気を取られていた隙に、私が持たされていたUSBメモリのようなものを男が掴んでいた。

 

《Goldfish》

  

 メモリからそんな音声が鳴ると男はメモリを私の手首に挿し込んで……!

 

「頼みますよ。仮面ライダーツルギ、白い仮面ライダーと戦ってください。勝つ必要はありません。戦うだけでいいのです。出来る限り、長めにお願いしますね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カンナさんの作った朝食を腹に収めて街に繰り出す。当然、遊びにではなくドーパントを狩るために。

 そうして一体のドーパントとたまたま出会し、戦闘に。

 

 打ち出される水の弾丸を回避する。

 この前の金魚のドーパントだ。

 どうやらこいつは量産型らしい。

 

「魚ばっかり……! 刺身にしてやる!」

 

 鎌を振り回し、ゴールドフィッシュドーパントを切り刻む。

 どうにも、こいつは……。

 

「骨がねぇぞ! どうした!」

 

 ドーパントを踏みつけ、煽る。

 こいつも……殺してやる……!

 そうだ、御剣に邪魔されてきたが俺はドーパントを殺す者。

 例外はない。

 それが、シェリフ……!

 

《Hazard!!Maximum Drive!!》

 

 鎌を黒いオーラが包み、斬撃の威力が高められる。

 

「斬首刑だッ!」

 

 振り下ろす黒き刃。

 その首を断たんと迫るそれは、肉を断ち切る鈍い音を鳴らすはずであった。

 だが、響いたのは刃がかち合った時の高い音。

 黒き死を運ぶ鎌は、白き剣によって阻まれる。

 

「くっ……」

「お前……! また!」

「ぐ……! ぜあぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

 鎌を押し返したツルギは肩で息をしていた。自分の世界での戦闘を終えて、こちらの世界に戻ってきてすぐということもあり少しばかり疲弊していた。後退ったシェリフは自分の邪魔を続ける忌々しい穢れなき純白の剣士を睨み付ける。

 

「お前は……なんなんだよ! なんで邪魔をする!」

「はぁ……はぁ……。あなたに、人を殺してほしくないから……。ただ、それだけです……」

「ッ!? こいつらは人じゃない! ドーパントだ! 人を傷付けるだけの存在! そんな奴等を生かしてどうするってんだ!」

「それ、は……」

 

 ツルギは俯き、自身が握る太刀を見つめる。

 刃に映る自身の姿を見つめ、答えを探しているとツルギの背後にいたゴールドフィッシュドーパントが人の姿に戻りツルギにすがった。

 ゴールドフィッシュドーパントの正体はどこにでもいそうな、少しやつれた中年の主婦であった。

 

「お、お願い助けて……私はただお金が欲しかっただけなの!」

「お金……? どういうことですか」

「こ、これを使って白い仮面ライダーと戦えって……!」

 

 白い仮面ライダーとは、自分のことかと理解すると同時に何故、そんなことをするのかと別の疑問がツルギの頭に浮かんだ。

 倒せ、ではなく戦えということも。

 

「わ、私は借金を返したかっただけなの! だからお願い許して!」

 

 主婦は怯えきっていた。

 シェリフが容赦なく自分の命を奪おうとしてきたことに恐怖し、戦闘の意思を完全に失くしたのだ。

 

「そんなの関係ない。ガイアメモリには依存性があるんだ。一回使っちまったならもう後戻りは出来ないんだよッ!」

 

 鎌を振り上げ、駆けるシェリフ。

 確実にゴールドフィッシュドーパントであった主婦を殺そうとしている。

 それをツルギが見逃すはずがない。

 再度、ぶつかり合う鎌と太刀。

 命を奪う死神の鎌と命を守る騎士の剣が剣戟を演じる。

 

「邪魔をするな御剣! お前はなにも分かっちゃいない! 一度でもドーパントになっちまったらそいつはもう人じゃなくなるんだよ!」

「……人は、間違えることもある。間違え続けて生きていく。けれど、間違えてしまったとしても人は自らの行いを悔いて、償って、正すことが出来るんです!」

「そんな綺麗事が罷り通るなら世界は今頃平和だ! 償う? 償って何になる! 償えば俺の家族は生き返るのかよッ!!!」

「家族……!?」

 

 力任せに振るわれた鎌の一撃を太刀で受け止めようとしたツルギであったが予想以上のパワーと予想外の言葉に防御の体勢が崩れ、弾かれてしまう。

 それをいいことにシェリフはとにかく鎌を振るい続け、ドーパントへの怨嗟を吐き出し続ける。

 

「俺の家族はッ! ドーパントに殺された! だからぁぁぁ!!!!!」

「ぐっ!?」

「もう俺みたいな奴を生まないためにも……ドーパントは一人残らず俺が殺すんだよ!!!」

 

 ついに、シェリフの鎌がツルギの防御を越えて袈裟懸けに切り裂いた。

 激しい火花を散らし、ツルギは膝をつく。

 

「お前みたいなあったけーとこで育った奴には分からねえだろ。綺麗な世界で育った奴には……。世界が残酷だってことも、綺麗事じゃなにも守れないってことが……! それが現実なんだよ!」

「はぁ……はぁ……。それでも……」

「あ?」

「世界は、現実は残酷かもしれない……。でも、綺麗事を……理想を諦めてしまったらそれこそ本当に残酷な世界になってしまう! 世界が残酷だというなら……僕は理想を持って世界と、現実と戦う!」

 

 一瞬で間合を詰めたツルギ。シェリフはそのスピードに反応しきれずその一閃を諸に受ける。

 痺れたシェリフの両腕。

 宙を待った鎌の鋒がアスファルトに突き刺さった。

 

「退け! あの人の命は奪わせない! 貴方に誰かの命も奪わせない!」

 

 太刀をシェリフに向け、まっすぐとツルギの緑光に輝く瞳がシェリフを貫いていた。

 その姿には、何者にも屈しない力強さと何色にも染まらない神聖さがあった。

 

「てめぇ……! ぐっ……」

 

 先程の一撃は、鎌の柄を打つだけのものであったがその威力はシェリフの肉体にも響くほどのもので、シェリフは膝をつかされた。

 戦闘続行は難しい。

 痛む身体を引き摺って、シェリフは撤退していった。

 

 ツルギはそれを見送り、ゴールドフィッシュドーパントであった主婦のもとへ歩み寄る。

 変身を解いた燐はしゃがみこんでいた主婦に目線を合わせ、気になっていたことを訊ねていった。

 

「あなたにガイアメモリを渡した人のことを、教えてもらえませんか?」

「す、スーツを着た30代ぐらいの男で……バーをやってるって言ってた……。それで、白い仮面ライダーと戦えって……」

 

 やはり、これまでガイアメモリを売買していた男と同一人物のようだと確信した。

 しかし、どうして自分と戦えなどとこの主婦に依頼したのかが謎と燐は考え込んだ。

 ……それが、隙だった。

 

「あっ、あぁぁぁ!?!?」

「ッ!?」

 

 突如、主婦を包み込んだ青い光。

 その場から主婦は消え去り、燐は新たに現れたドーパントの姿を目にする。

 

「お前は……!」

「お初にお目にかかる。仮面ライダーツルギ、御剣燐。君と会うのを楽しみにしていたんだよ」

 

 透明な無数の立方体が身体を形成し、身体中にパイプのようなものが駆け巡る異形。

 そんな異形にも臆することなく、燐は鋭い視線を向けた。

 

「……あの人をどうした」

「彼女なら、私の中にいる」

 

 ドーパントはそう言って左肩の立方体を指差す。よく見ると、中にはさっきの主婦がいて、なにやら掃除の最中のようであった。

 

「なに……?」

「彼女はまだ生きている。正確には、私が生かしている」

 

 ドーパントは左腰にあるバルブを回していく。

 すると、どこからともなく人々の苦しむ声が響いてきたのだ。

 

「あぁ……いい音色だ……。最高の癒しだよ……」

 

 燐は左肩の主婦がいた場所を見つめる。

 主婦は喉を押さえ、苦しんでいた。

 

「やめろ!」

「ふっ……」

 

 ドーパントは再びバルブを回すと聞こえていた声は止んでいく。

 燐は、ドーパントの言葉の意味をよく理解した。

 ドーパントの身体には主婦以外にもたくさんの人が囚われているのだと。

 そして、このドーパントに似たものの名を燐は口にした。

 

「水槽、か……」

「ご明察」

 

 ドーパントは人間の姿に戻り、素顔を晒した。

 若い、というには落ち着いている。だが、若い頃はそれなりに遊んできた人間なのだろうと思わせるようなオールバックの男。 

 それが、ドーパントの正体であった。

 

「私は、昔から魚を飼うのが好きでねぇ。本来であれば広大な自然の中を泳ぐ魚達が狭い水槽に入れられて、水は濾過してやらないと駄目、エサは与えないと駄目、温度にも気を配り、病気になったら治療する……。そうやって世話してやると私は魚達にとっての神なんじゃないかって、そう思ったんだよ。けど、私は魚では満足出来なくなってしまった。魚の神なんて誰でもなれる。だから私は……人間の神になることにした。そして、なった」

「べらべらとふざけたことを……!」

 

 デッキを手にし、変身しようとする燐。

 その様を見て男は不敵に笑い、スマホを取り出し燐に見せつけた。

 

『……ちゃん! 燐兄ちゃん!』

 

「ッ!? 章太郎くん!?」

「私の仲間が、君の居候先の子供を捕らえた。取引しよう、仮面ライダーツルギ。明日の0時きっかりにこの場所に一人で来たまえ」

 

 スマホを投げ渡す男。

 地図アプリが開かれており、住所が表示されていた。

 都心から離れた、山奥。

 

「条件はその場所に君が来ることだけ。来たら、少年と……私の中にいる人々を解放しよう。もし来なければ、全員私の中で殺す」

「……分かった」

「では、またお会いしよう」

 

 男の周りを、機械的なエンゼルフィッシュが泳ぎ回る。

 エンゼルフィッシュを男が掴むと変形させ、メモリを露出させる。

 

《AQUARIUM》

 

 ガイアメモリを喉に挿し込み、アクアリウムドーパントの姿となった男はアスファルトの大地に沈んでいく。

 

「くそっ!」

 

 ドーパントの気配が無くなってから、燐は叫んだ。

 守るべき人を目の前で捕らわれ、大事な友人も拐われてしまった。

 これで、なにが仮面ライダーだと。

 指定された場所は罠だろう。

 行くのは危険だ。

 だが、行かねばなるまい。

 大事な友人と守るべき人々を救うために、仮面ライダーとして────。

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