嘘と希望のセカイ   作:RUru:狩人

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大変長らくお待たせいたしました。

理由もとい言い訳をすこし


新学期始まるとこで多忙でした...音ゲーもしてましたごめんなさい(((

今回少し鬱や闇要素あるので苦手な方はブラウザバック推奨です


第10話 恐れていた事態

奏の家を後にし、少し思考を巡らせる。

 

”哀しい曲だね。”

 

海羅にはその言葉の真意がいまいちつかめなかった。

 

(生返事で返してしまったし、思い出せない...)

 

どうしても思いつかないようなので、セカイに行くことにした。

 

(ミクなら、何か知っているかもしれない。)

 

 

~噓と希望のセカイ~

 

「海羅、いらっしゃい」

 

「あぁミク、今日は...って」

 

「あ、これ?」

 

そう言ってミクが指さした先には

 

 

 

窓の近くに黒い罅が入っているのが目に入った。

 

「この罅は...何...?」

 

「これは、海羅の心が壊れかけているの」

 

(俺の想いからセカイが生まれたのなら、心も反映される...ってことか。)

 

「だから海羅...

 

 

 あの子たちを頼って。」

 

ミクがそう、願うように海羅に言う。

 

「頼る...。」

 

海羅がそう考えた時だった。

 

「海羅センパイ。」

 

...彰人。

 

「海羅先輩。」

 

...冬弥。

 

「海羅!」

 

...司。

 

「海羅。」

 

...絵名。

 

「海羅センパ~イ」

 

...瑞希。

 

「海羅」

 

...まふゆ。

 

「...海羅。」

 

奏。

 

一人一人の顔が目に浮かぶ。

 

そんな時。

 

 

 

『海羅。』

 

 

「っ!!!」

 

『この役立たず。』

 

(...やめろ)

 

「...海羅?」

 

『そんなこともできないのか』

 

(...やめてくれ)

 

「海羅?大丈夫?」

 

『俺の血を引いているならこれぐらいできて当然だというのに』

 

 

 

『お前は、何のために生まれてきたんだ?』

 

 

 

__がしゃん。

 

 

~奏Side~

 

奏は海羅を見送ってから、作業を再開していた。

 

(あの時の海羅は、今にも消えてしまいそうだった。)

 

(後悔のかけらもない、そんな表情だった。)

 

奏はあの時の海羅の違和感の正体に気づいた。

 

ずっと、我慢していたこと。

 

苦しかったこと。

 

 

 

過去のトラウマを、ずっと”忘れてしまっていた”こと。

 

 

 

みんなの前でそんな弱みを見せるわけにもいかなくて、抱え込んで、引きずって、零して。

 

(まるで、この間までのまふゆみたいだな。)

 

そう、まふゆは奏たちニーゴのみんなに少しずつ救われている。

 

今では感情も理解し始めて時々”本当に”笑うようになっている。

 

(...まふゆなら、何か海羅についてわかるかな)

 

そう言って、まふゆをセカイに呼び出した。

 

 

 

~誰もいないセカイ~

 

「あ、まふゆ」

 

「奏から呼び出すなんて珍しいね、何かあったの?」

 

そんな軽いやり取りの後、事の経緯を話す。

 

「海羅が、そんな曲を...」

 

「まふゆは、何かわかったりする?」

 

そう言うとまふゆは少し考える仕草をして

 

「もしかしたら、もう危ないかもしれない」

 

「え?」

 

「奏、」

 

どういうことだ、と理解する前にミクが来た。

 

「どうしたの?ミク」

 

「__海羅のところへ行ってあげて

 

 

 

  海羅の想いが、壊れてしまう。」




亀更新ですがこれからも何卒...!

恋愛は誰にする?(一応NL基本として考えてます)

  • まふゆ
  • 絵名
  • 瑞希
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