テストが重なってました
そろそろ重い腰上げます
光が止むと、司は一面白い場所にいた。
「む…どこだここは…?Untitledから来れた、となるとセカイなのだろうが…
何も無いな…」
そう、司は自分の携帯にあったUntitledを再生したら、海羅の【嘘と希望のセカイ】に来ていた。
「とりあえず、ミクを探そうか」
司自身、セカイを持つ身の為、ミクの存在を知っていた。
探しに行こうとすると、
「司。」
後ろから、ミクのものと思わしき声がした。
「お前がこのセカイのミクか?」
「うん、司を待ってたの。」
ミクのその姿は、ワンダーランドのセカイのものとは打って変わってツインテールの片方は黒、白とそれぞれ分かれていて、服装はオリジナルに近いものになっている。まるで制服のような見た目だ。
「…このセカイの持ち主は…海羅なのか?」
「そうだよ。海羅の想い。」
司は、この色すら抜け落ちたこのセカイで、違和感を覚えていた。
「この、何も無いこのセカイが、海羅の想いなのか…?」
「そうだよ。」
司は絶句した。
あの楽しそうな海羅の想いが
これだって?
そう知って言葉が出なくなった。
「…驚いてるみたいだな、司」
よく聞く声が聞こえた。
振り返った。
そこに居たのは…
「海羅…なのか…?」
目のハイライトは消え失せ、昼間に見た楽しそうな表情も無く、『無』を感じさせるほど冷たい表情の海羅だった。
「司も、このセカイに来れたんだ。」
「海羅…?」
「まぁ別に、どうでもいいかな。ミク。」
「…本当にいいんだね。」
ミクが司に触れようとする。
「!ま、待ってくれ!海羅!!」
「しばらく、学校には行かない、それだけ先生に伝えておいてくれ。」
「なっ!!待て!かい「じゃあね、司。」
言い切ることも出来ず!ミクに触れられてしまい、セカイから追い出される。
光と三角のオブジェクトが止み、Untitledを再生した路地裏に戻ってくる。
司は、海羅のあの姿を見て、ショックを受けていた。
自分は、海羅の事を親友だと思っていたのに、
海羅は違ったのか、そう考えてしまう。
ただ、天馬司という男は、
(なら、本当の意味で親友と思われるまで海羅と関わり続けるだけだ!!)
清々しい程のポジティブだった。
そして、司はいつもと変わらずその日の日課を終え、朝を迎えた。
陽光は、何かを嘲笑うように人々を照らした。
《司を追い出したあとのセカイ》
「…はぁ」
「海羅、彼のこと、良かったの?」
ミクは司を追い出したことについて、心配そうに聞いてくる。
「いいんだ。あいつのことだし、1度追い出された程度じゃあいつはめげないからな」
それに、と言いかけたところで、ミクにその先を言われる。
「…やっぱり、信用できない?」
「っ…あぁ、そうだな」
海羅自身、まだ彼を信用しきれてない。
それもあり、追い出したのだ。
「…さっきも言ったけど、暫くここにいる。」
「うん。……な………い………ね…」
ミクが何か言っていたが、何も考えず眠りについた。
主がいない部屋を、陽光はまるで照らすことが役目かのように照らし続けた。
恋愛は誰にする?(一応NL基本として考えてます)
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奏
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まふゆ
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絵名
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瑞希