マブラヴオルタネイティヴ・HEROES FIGHT   作:つくてん

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はじめまして、つくてんです。マブラヴのアニメ化が始まって、ウキウキしております。
本編とは違う切ない話を打ち砕く、ウルトラマンと仮面ライダーとオルタ世界の人達の絆を楽しんでください!


#1 始まりの夜空

我々が人間が住む青く美しい惑星、地球。そこから遥か遠くに存在する緑の星があった。

そこには多種多様の種族が暮らし、平和そのものと言えた。しかし突如として現れた黒い巨人が使役する『スペースビースト』と呼ばれる存在によって、死の星へと化してしまった。

その中の唯一の生き残りの少年が、黒い巨人を追うように現れた銀色の巨人と一体化。数個の惑星を渡っての死闘を繰り広げた。お互い一歩も譲らない勝負。その戦いは他宇宙へと余波が広がっていた。

しかし、長い戦いは黒い巨人が逃走した事をきっかけに、外宇宙へと発展してしまった。

銀色の巨人は黒い巨人を追い、別次元へと続く空間に消えた…………。

 

 

 

 

 

場所は変わり、とある別宇宙。この宇宙では謎の現象により星々のありとあらゆる資源が消失する怪事件が発生していた。

その事件は小規模であったため、事件そのものの発見が遅れてしまい、今では100を超える星々が死に絶えてしまった。

 

「この宇宙に来るのは…初めてだな」

 

宇宙空間にてそう呟く男が一人。

銀色の身体に赤と青のラインが走るダイナミックな巨人ーーウルトラマンダイナ。

彼はウルトラマンとしてかつての仲間と共に戦い、ブラックホールへと消失した。しかしその中でも彼は生存しており、今は宇宙を旅しながら平和を守っている。

 

「確か…太陽系近くが1番多いんだよな…。地球かぁ……懐かしいな、調査ついでに見に行ってみるか!……でも知らない宇宙の地球…いや〜……どうすっかな〜」

 

そう一人で思考していると、ふと誰かが呼んでいる気がした。遠い場所から、「助けて」、「死にたくない」と。何故だか分からないが、地球からだと分かった。しかし、地球は遥か遠く。ここまで声が伝わる理由は?

今はそう考えている暇はない。兎に角呼ばれているのだ、助けに行かなければ。

シュワッと掛け声を放ち、異空間ゲートであるトゥインクルウェイを創り出し、その中へと入っていった。

 

 

ゲートをくぐると、そこは星がよく見える夜空だった。しかしそこが別次元の地球であることを実感した。そこにいたのは見たのことのない歩行兵器、まるでキングジョーやインぺライザーのようなロボット。大きさは20m程でウルトラマンの半分くらいであろう。

 

(『助けて』って事は…怪獣か?まさか又バット星人が関係して…?)

 

次に彼の目に入ってきたのは先程の考えをかき消すものだった。

気色の悪い生物の群れ。様々な大きさ、種類の生物が人々を襲っている。ダイナはかつて、悪のウルトラマン・ベリアルが引き起こした戦いで怪獣軍団と戦ったことがあった。

その経験があったとしても、その比べ物にならない大群には度肝を抜かれた。数はおよそ1000を超えている。

ダイナは空中から急降下、地上へと降り立った。

人々の叫び声、断末魔と狂気を帯びた声が入り交じり、なんとも不可解な音を奏でていた。

ダイナは拳に力を込め、脚で大地を踏みしめる。瞬間、大地を蹴ったダイナは白く巨大な腕を持つ怪物へとパンチを繰り出す。たちまち怪物は破裂し、体液を辺りに撒き散らす。

その場にいた兵士達は突然起きた事情に困惑するしかなかった。

返り血を身体に浴びたダイナは構え、戦闘態勢をとる。

 

「ここは俺に任せな!……本当の戦いは……ここからだぜ!」

 

 

ダイナは迫る敵を一体、また一体と攻撃し倒していく。驚いたことに、自分の身体より少し小さいが攻撃は当たり、いとも簡単に倒せる相手だった。数は少なくないが、様々な状況下で戦ってきた彼の相手ではなかった。

デァッっと力み声を放ちキックやパンチ、回し蹴りやかかと落としなどの攻撃をしていく中、敵はますます増えていく。

突如として左腹部に重い衝撃が走る。堅い鎧を被ったやつが突進してきたのだった。その衝撃で彼は地面に仰向けに倒れる。鎧のやつは倒れたダイナに覆い被さる。

すぐさまダイナはそいつの腹部にパンチを打ち込む。そこには確かな柔らかい感触があった。堅いのは前方だけらしい。

 

(弱点は分かったが…そこを一々狙うのはこっちが持たない!)

 

そう考えたダイナは立ち上がり、腕を前にクロスする。すると光がダイナを包み、身体の色が赤一色に変化した。強大な腕力を持つ、パワー型の形態、ウルトラマンダイナ・ストロングタイプ。

突進してきたやつを受け止め、鎧の一部に指を引っ掛け、持ち上げる。そのまま大きく振り回し、敵方向に向かって投げつける。投げ飛ばされたやつに下敷きになり、赤い小さな生物は潰れ死んでいた。他のやつらは死骸が障害となり、詰まっていた様子だった。

近くに人が居ないことを確認したダイナは基本形態・フラッシュタイプに戻る。

 

「敵が固まった今なら…!」

 

ダイナは腕を十字に組み、必殺の構えをとる。腕から青く輝く光、ソルジェント光線が放たれる。それを浴びた敵はたちまち爆散、消滅していった。

辺りは焦げと硫黄のような臭いが漂っており、先程の死骸が無数に転がっていた。

 

「っっしゃァ!!」

 

ダイナはガッツポーズをし、固まって見ていた兵士達にサムズアップを行う。

兵士達は困惑するばかりでダイナのサムズアップを見ても反応はただ固まっているだけ。

 

(……馴れ馴れしかったか?)

 

ダイナは変身の解除をし、兵士達にコンタクトをとることに決めた。

 

兵士達に近づくと、彼らは異様な格好をしていた。ボディラインがはっきりと分かるスーツを身にまとっている。戦闘服のようなものであろうか。

彼らはこの世界の地球防衛軍の立ち位置であるとダイナは予想した。

彼らに近づくよう歩むと20代後半であろう男性兵士が拳銃を構え、彼に警告する。

 

「と、止まれ!何だ貴様は…何だあの巨人は!!俺は見た……巨人が小さくなって…お前になる所を!」

 

男はダイナに恐怖している。そう感じた彼は落ち着くよう諭す。

 

「落ち着けって………俺はアスカ・シン。元々地球人だ」

 

「元々……って!」

 

「やめろ……少尉…銃を下ろすんだ」

 

震えながらも銃を構える彼に、隊長と思える渋い男性が一言。

 

「……くっ……!」

 

銃を下ろすように男へ促した男を見て、アスカはスーパーGUTSの隊長、ヒビキ・ゴウスケを思い出す。彼には多くの事を学び、励まされた。彼の姿をヒビキ隊長に重ね、自然に笑みがこぼれてしまう。

 

「部下が失礼した。私はこの部隊の中隊長。……君は何者なのだ?我々には何が起こったのかさっぱり…」

 

アスカは隠さず全てを答えた。

自らがウルトラマンであること、別宇宙から調査のためにこの地球に来たこと。

 

兵士達は自らをウルトラマンと名乗るアスカに疑念を感じていた。

 

「ウルトラマン……?何だそれは……あの巨人か?」

 

「へ?あ、ウルトラマンを知らない……この世界はウルトラマンがいない……のか」

 

兵士の反応を見て、アスカはウルトラマンが存在しない世界に来たことを察する。

 

「……何かはわからんが、兎に角君は敵ではないのだな」

 

「はい、俺は地球人ですから」

 

敵ではないことを知った他の兵士達は安堵しているよう肩の緊張が解けるのがわかった。

 

「この地球で何が起こっているんですか?」

 

アスカは今一番知りたい事を口にする。

中隊長は語った。やつらが地球外生命体・通称【BETA】と呼ばれていること、この星では長い戦争を行っていること、地球の人口が半数以上の被害を出していること。

全てを聞いてアスカは怒りを顕にした。拳には力がこもり、かすかに震えている。

 

「ここは何処でしょうか、俺も…この地球のために戦いたい」

 

中隊長に自らの意思を伝えると、ここが日本の中部地方である事を教えられた。今は西日本からはBETAに侵食されてしまい、ここが戦線である事。

その後、中隊長はアスカに助言をする。

 

「横浜にある基地が存在する。そこが一番信用出来る基地ではないだろうか。あそこにはある科学者がいる。…その人ならば話を聞いてくれるのではないだろうか」

 

アスカは礼をし、横浜基地へと向かう事にした。

彼らは別の基地へ帰還するが、近くまでは送ってくれるとの事でアスカはその部隊と共に向かうこととなった。

中隊長の機体に乗り込む瞬間、アスカは後ろに唯ならぬ気配を感じた。反射的に振り向くが、そこには誰もいなかった。

正体は分からないが、敵ではない感覚であった。

アスカは悪い予感をしながらその場を後にする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時空は変わって、とあるビル。

耳にモジュールを付けた人…のように見えるアンドロイドと人間が出入りしている。

その中を一人、黒いパーカーを身にまとい隣に女性型のアンドロイドを連れた青年が歩く。

二人して何やら楽しそうな話をしている。

 

「「はい!アルトじゃ〜〜〜〜……ないと~~~!!」」

 

 

 

To be connected...




この1話は武がまだ来ていない頃のお話です。これから事が動き出します!
執筆初心者ですがよろしくお願いします!
それでは……!
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