また息抜きに書いてみました。本来でしたら、順番的に違うんですが、こっちを先に書くことになっちゃいました。
楽しんでいただけると幸いです。
それではどうぞ。
とある日の羽沢珈琲店にて。
「うーん……お菓子教室かあ……宣伝しておいてって言われてもいきなりじゃ、何をしたらいいかわからないよ……」
この喫茶店の娘である少女、
「お母さん、いつもいきなり言うからなあ。開催日は今週末だし……もうちょっと早めに言ってくれれば、
それは母にいきなり言われたお菓子教室である。
毎度の事だから慣れてるが、せめてもうちょっと早めに教えてほしかった。宣伝云々や開催日然り。
「えっと、確か今回の教室の目的は、羽沢珈琲店の認知度アップと、お客さんと交流を深める事、だったよね? ……うん! お客さんとの交流は楽しそう!」
気を取り直して、まずは告知のポスターを商店街に貼りに行く事に。
「結構な量だけど、一生懸命やれば、すぐに終わるよね! お母さ~ん! それじゃあ、商店街に行ってくるね~!」
つぐみは母に商店街に行ってくると声をかけ、告知のポスターを貼りに行くのであった。
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そして、お菓子教室前々日。
「確か明日がお菓子教室の申し込みを締め切る日だったよね? 今の段階で、どのくらいの応募があるのかな? お母さん、レジの引き出しに申し込み書を入れてあるって言ってた筈だけど……」
申し込みの締め切り日が明日までだったので、つぐみは母がレジの引き出しに入れてあると言ってた申し込み書を覗いてみる事に。
「あ、あったあった! ……え? もしかして……これ、全部申し込み書なのっ? す、凄い量……こんなにたくさん申し込んでもらえるなんて!」
そこには軽い書類のタワーができるくらいの申し込み書があった。これにはつぐみも予想外だった。
「このままいったら、定員を超えるくらいの人が来るかも……っ。これは私も気合を入れて当日、頑張らなくっちゃ!!」
これは気合を入れて頑張ろうと意気込むつぐみであった。
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「今日の練習はなかなか良かったわね」
「そうですね……ライブまで……あと少し……ですし……」
同時刻。
バンド練習が終わった2人の少女、
「ええ。次の練習では、もっと細かい部分まで気をつけ……あら?」
「……氷川さん? ど……どうかしましたか……?」
「いえ、このお店の窓にこんなものが……」
ふと目に留まったポスターを見て、足を止めた紗夜。それはお菓子作り教室のポスターだった。
「お菓子作り教室の……ポスター……ですね。当日は……クッキー作り…………少し……興味がある……かも……です」
「白金さんが? 一体どうして?」
燐子の意外な言葉に紗夜が何故かと訊く。
「クッキー、みたいな……手でさっとつまめる……お菓子の方が……その……ゲーム中に……食べやすいので……」
「そう……白金さんらしい理由ね」
「さ……最近は……
最近は同じバンドメンバーの
「(……珍しいわね。白金さんが、こんなに嬉しそうにするなんて……それほど今井さんと悠里さんのクッキーを好んでるという事ね)」
燐子の言う通り、確かに以前からリサと悠里のお菓子には、人をホッとさせる効果があると紗夜は思っていた。2人の人柄も関係してるのもあるが、そのお陰でいつもバンドの空気をよくしてくれるのも確かだった。
「氷川……さん……?」
「(……私にもそういうお菓子が作れるかしら? もし作れたら、きっと
「あの……氷川さん……? ど……どうしたん、ですか……?」
「あ……いえ、なんでもないわ」
考え事をしてしまったせいか、燐子が声をかけてくれた事に気づかなかった紗夜。
「それよりも、そろそろ暗くなってきたわ。帰りましょう」
「は……はい……」
そして帰る途中、ふと悠里が紗夜の頭に浮かんだ。
「(そういえば悠里さん、
先週の練習終わりに悠里が彼の双子の弟である汐里が、お菓子作りについて騒いでたから、ちょっと相手に困ったと紗夜に愚痴ってたのを思い出した。紗夜にも
その日菜が、七夕祭りの時が切っ掛けで出逢った汐里に一目惚れしたという事実は今でも記憶に残ってる。
そんな事もあったなと思いながら、紗夜は燐子と一緒に帰路につくのであった。
読んでいただきありがとうございます。
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。
※主人公とオリキャラの簡単なプロフィールです。
容姿イメージ:『らき☆すた』の岩崎みなみ
誕生日:12月12日、いて座
血液型:A型
一人称:僕
容姿イメージ:『美鳥の日々』の春日野美鳥
誕生日:12月12日、いて座
血液型:A型
一人称:僕
※『月の少年と星に願う短冊』を先に読むと、より楽しめると思います(多分)。