氷炎の星   作:白黒の男

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今回はネタシーンもありそこではキャラが崩壊しかけますがあまり気にせず見てくれると幸いです。
今まで視聴側だったので気にしてなかったのですが、UA数が1,000を24時間強で達成できました!凄いのかわからないのですが自分にとってはとても嬉しいです!
見てくださりありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
3歳編まで二話で1歳くらいで進行していきます。しばらく会話を入れようにも話せるとおかしいのでしばらく語り掛けられる形になりますがよろしくおねがいします。
前書きが長くなりましたが、スタート!


0歳後編

生後半年

 今、僕は屋敷にいない。いや、屋敷にいないというのは語弊があり、屋敷にいないというより実家にいないというのが正しいだろう。

 今、僕は母の実家であるフェニックス家の屋敷にいる。

フェニックス家の屋敷はでかいのだがそれ以上に豪華という感じだ。炎の道やフェニックスの像、炎の噴水?みたいなものまであり、ゲームの魔王城みたいというのが正しいだろう。

 しかし、これだけ炎が使ってあるのに熱いと思わないのはフェニックスの血を引いてるからなのか、悪魔だからなのだろうか。

まぁ、使用人とかもいるわけだし後者でだろう。

 

 フェニックス家の現当主は母の兄で僕の叔父にあたるらしい。子息も三人いるらしいのだが、今日は上二人は仕事があり三男のライザーさんしかいないらしい。

 

「伯母上、叔父上お久しぶりです。こちらがお二人のお子さんのシリウスですか。」

「えぇ、そうよ。仲良くしてあげてね。」

「そうだ、ライザー君。シリウスと遊んでやってはくれないか」

「わかりました。シリウスおいで」

 

 なんだか、ライザーさんと遊ぶことになったのだが、4歳(20代前半と書いてあるサイトがあったため)と0歳(精神年齢20代後半)で成立するのだろうか。

 

 場所が変わってライザーさんの部屋

 さて、ライザーさんは何をしてくれるんだろうか。本を持ってきてくれたので読み聞かせてくれるのだろう。

子供らしく楽しんで聞かなければ。

どれどれ…これは、エロ本じゃねえか、なんで子供がこんなの持ってんだよ!てか0歳にこんなの見せるんじゃねぇ。

おほん、少々キャラが崩壊していましたが、これはどんな対応をするのが子供として正解なんだ。わかるわけがない。

 

「俺はこの乳が好きだが、お前はどの乳が好みだ?」

 

 なんだよ、酔ったおっさんみたいな質問じゃねえか。

落ち着け、僕は純情な赤ちゃんなんだ。首をかしげればいいんだ、そうすればわからないと思ってこの話題をやめるはず…

 

「ふむ、悩んでいるのか。わかるぞ、その気持ちどれもいい乳だからな。なに直感で選べばいいのさ。」

 

 あぁ、悩んでるよライザーさん。どうすればこの話題を終わらせられるかを

そうだ、僕は赤ちゃんなんだ。つまり、どれを選んでも変態にはならない。じゃあこれだ!

 

「ほぉ、お目が高いそれは一番の美乳と名高い乳だ。流石シリウスだ」ガシガシ

 

 あれ、なんか褒められてしまった。だけど、ライザーさん頭なでるの気持ち良いな~

 

「じゃあ、こっちはどうだ」

 

 あ、やっぱり終わらないか。でも、また撫でられたいからがんばろ~

 

一時間後

 

「じゃあこれは…寝てしまったか。まぁ、赤ん坊だしな。伯母上に伝えるか」

「あら、寝ちゃった?随分懐いたのね。また遊んであげて。」

「任せてください、伯母上」

「ライザー君遊んでもらったお礼は何がいい?」

「では最近始めたフェニックスの炎の制御を見ていただきたいです。」

「わかったわ、では庭に行きましょう。」

 

また、一時間後

 

「これぐらいにしましょうか。」

「伯母上、ありがとうございました。」

 

寝てしまった、母さんとライザーさんは修行をしていたみたいだな。

 

「あら、シリウス起きたのね。屋敷に戻るわよ」

 

「ミラ、シリウスもうそろそろ帰るぞ」

「わかったわ、ライザー君今日はシリウスと仲良くしてくれてありがとうね」

「いえ、僕も楽しかったので今日は修行をつけてくださりありがとうございました。」

「フェニックス卿、ライザー君今日はありがとうございました。さようなら」

「お兄様、ライザー君さようなら今度はうちにも遊びに来てください」

 

 今日はなんだかんだ楽しかったな~エロ本は驚いたけど。また、遊びに来たいな~

 

生後8ヶ月

 

 遂にできた、水と炎の制御が風と同じくらい制御できるようになった!

いや~大変だった、片方を高めたらもう片方も高まって溢れようとするから予想以上にかかってしまった。

う~ん、これからどうしよう魔力の放出はばれるからまだできないし、かと言ってまだ体術は体ができてないからできないしな~

そうだ、2つの魔力を循環させるのはどうだ今まで水と炎の魔力は一つでさえ苦労したから難易度は跳ね上がるはず

 まずは風を循環させて…次に炎を追加する…あっやばいまたいつもみたく…バタ

 

久しぶりに気絶したがこれができれば魔力制御がだいぶ伸びるはず。

 

生後10ヶ月

 

 全然できない、今までとはレベルが違う。

風と炎だと相性が良くて魔力がものすごく強くなって抑えられないし、風と水だと水を風が加速させてものすごく速くて抑えれない。水と炎は反発するから論外だし…

はぁ、努力あるのみか…

 

 明日は久しぶりにフェニックス家に行くらしいフェニックスは炎と風を支配する悪魔だし何かヒント得られないかな~

 

翌日フェニックス邸にて

 

「シリウスよ、お前の好きな、美乳系のエロ本を集めておいたぞ。」

 

 変態に絡まれていた。

 僕はまだ2回しか会っていないが、ライザーさんは悪い人とは思わない。4歳にしては精神が成熟しすぎだが、前遊びに来た時楽しんでいたものを集めといてくれるし、頭なでるの気持ちいい優しい親戚のお兄ちゃんくらいの間隔だ。印象は最高といってもいい。

 しかし、集めといてくれるものの内容がエロ本でなければな。0歳にエロ本を進めてくる4歳が居てたまるかってんだ。僕だって女性が好きだが、巨乳派か貧乳派かそんなものねぇ、好きになった女の胸が好きだ、他の胸なんて興味ない。

 おほん、少々取り乱しましたが、つまり僕はエロ本に微塵も興味がない。ライザーさんは僕を美乳派だと思ってるみたいだが違い、いうところの僕の嫁の胸最高、他はいらない派だ。

 まぁ、こんな派他にいるかは知らないけど。一生懸命集めてくれて悪いが適当に流させてもらおう。

 

一時間半後

 

「シリウス見よ、この素晴らしい乳を…寝てしまったか。今日も楽しんでいたみたいでよかった。伯母上を呼ばなくては」

 

「あら、また眠ったのね。」

「おそらく疲れて眠ってしまったのでは。」

「そうね。きっとライザー君と遊ぶのが楽しくてはしゃいじゃったのよ。また、お礼をしなきゃね。」

「ではまた炎の制御を見てください。」

「わかったわ。庭に行きましょう。」

 

場所はフェニックス家の庭に変わり、また一時間半後

 

 あぁ~よく寝た。おっ、母さんとライザーさんが修行してる。何かわからないかな~

 

「ほらもっと魔力を高めて。」

「はい、伯母上。あれ、制御が。」

「力を抜いて、力んだら魔力の操作はできないわ。」

「はい。…できました!」

「凄いわ、ライザー君。この年でここまでできるなんて天才だわ。」

「えへへ、ありがとうございます。」テレ

「シリウスも起きた見たいいだし、ここまでにしましょうか。」

「伯母上ありがとうございました。」

 

 力まない…か。確かに制御ができなくなってるときって力んでる時が多かったような気がする。

力まないのがコツというのはおそらく気づくことは簡単でも自分で意識するのは相当難しい制御ができなくなったら自然と力んでしまうのが普通だからだ。

 しかし、これは大きな収穫だ。屋敷に帰ったら意識して練習してみよう。

 

生後11ヶ月

 

 やっと糸口を見つけて何とか循環させられそうだ。ここ1ヶ月で力まないことを意識して行ってきたがだいぶ力まずにできるようになった。

 しかし、それではまだ足りないみたいだったのでもう少し考えてみたんだが以前考えてた魔力の属性相性が関係しているみたいだ。

風が水と炎を強化しているみたいから先に水と炎を循環させてから風を少しずつ追加していく方がいいみたいだ。

風は水と炎を強化するので軸は他の2つになる。軸を固めてからでないと安定しない当たり前のようであって重要なことだったのだ。

でもまだ2つでの循環は成功してないから頑張らなくては。

 

 もうすぐ、シリウスとして一歳になるみたいだ。

随分他人事のように言ってるが冥界には四季なんてものはなく一年たったという自覚がなかなか生まれないのだ。

 冥界に生まれて早くも一年。

ほとんど家から出ないで、出てもフォカロル領を回るかフェニックス家に行くしかないため、魔力制御の練習をしていたがまだまだ未熟もいいところ。あくまで制御の域を出ず操作とまで行けるレベルを抜け出せるかといったところだ。

しかし、制御の域を抜け、操作の域も超えられれば生まれ持った膨大な魔力と強力な魔力属性、不死の能力で強くなれるはずだ。




以上で0歳後編終了です。
ライザーが大人っぽ過ぎましたが大人の真似をしたい年ごろということで勘弁してください。
現在のシリウスの魔力操作のレベルは自己評価より少し上で中級クラスになっており、十分魔力操作と言えるラインを超えています。魔力量も成長して最上級クラスに達したほどです。

読みにくい文章もあったかもしれませんが今後ともよろしくおねがいします。
評価や感想、意見をしてくださると嬉しいです。

ヒロイン追加についての質問がいくつか来ていたのでまず人数を決めようと思います。
また、人数のアンケートが終わり次第追加キャラについてのアンケートを取ろうと思いますので追加希望キャラがいたらメッセージなどをください。
協力してくださると幸いです。長文になりましたが次回でまたお会いしましょう。

ヒロインの人数について

  • 黒歌のみ
  • 2~3人
  • 4~5人
  • 6人以上10人未満
  • 上限なし

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