長い間留守にしてしまい。本当に申し訳ありませんでした。
年も明けて今日で26日目になってしまいました。
須磨さんは1月に沢山予定があったので投稿が出来ませんでした。
これからはいつも通り活動しますので、これからも読んで頂けると幸いです。
あと、感想も頂けると今後の内容の参考になりますのでよろしくお願いします。
では、どうぞ
提督サイド
提督「この艤装は一体誰のだ?」
俺の目の前に有るのは持ち主不明の大きな艤装だ。
でもこれ何処かで見た気がする・・・
すると
??「見つけたか」
提督「!?」
長門「む?驚かせたか?済まない、だがそれよりもその艤装の事だ」
なんだ長門か・・・
それにしてもどういう事?
長門「よくわかってないって顔だな、説明するとその艤装は超巡の艤装だ」
提督「??」
長門「さらに言うと此処は現実世界では無い」
提督「何だと!?」
長門「此処は簡単に言うならば夢とリンクした死後の世界だ」
提督「でも俺は此処で味を感じたぞ?」
長門「それは、人間としての貴方が死にかけているということだ」
提督「それって一体」
長門「それはだな【ガサガサ】っ!此処ではマズイ、直ぐに此処から出るぞ」
そう言うと長門は俺の手を引いて足早にドックを出た。
音を立てずに草むらの中に隠れる。
息を殺してドックの入口の方を伺っている。
そして
長門「提督」
長門が小さな声で俺を呼んだ。
提督「何だ?」
長門「あれを見ろ」
見ると
身長が2mを軽く超えて白い服を来た女性が先程の大きな艤装を装着して、ドックから出ていく所だった。
長門が人差し指を自身の唇に当て静かにするように合図をする。
やがて女性は海へ出て何処かへ行ってしまった。
提督「あれは一体」
長門「奴があの艤装の持ち主だ。哀れな事に妖(あやかし)に乗っ取られたらしく何かを探しに海へ出て徘徊しているのだ」
そういえば荒船が自分が乗っ取られる夢を見たって・・・それと関係してるのか?
長門「先程の話の続きなのだが」
提督「ああ」
長門「先程も言った様に此処は現実世界では無い、此処にいる艦娘は全員轟沈した艦娘だ」
提督「何?扶桑は現実世界にいたぞ?」
長門「恐らくその扶桑はウチの鎮守府所属ではない」
やっぱりだ。
長門「そして、先程のあの化け物、奴は提督のなれの果てだ」
提督「どういう事だ?」
長門「人間の貴方が此処にいるということは現実世界にいるのは艦息としての、兵器としての貴方なのだ」
提督「向こうにいるのが兵器としての俺じゃダメなのか?」
正直言うともう死にかけてるのならばもう死にたい。
楽になりたい
長門「ダメだ」
無理みたい
長門「私は超巡荒船の艤装の一部として今も実体はないが死んではいない、生きてもいないが死んでもいないのだ。で、荒船の一部だからわかるんだが、荒船と超巡は人間としての貴方に惚れたのだ。だから艤装艦になるのを許したんだ」
長門「しかも、今荒船は窮地に立たされている」
提督「本当?」
長門「先程の超巡が取り憑かれて生まれた化け物、あれになりかけている」
長門「現実世界に人間としての貴方がいたおかげで荒船と超巡の存在が確立した物になり、ならずに済んでいたが現実世界に兵器としての貴方しかいない今、荒船と超巡はどんどん推し負けていって何時かあの化物になってしまうだろう」
長門「そうした結果が之だ」
そうすると長門は俺の手を取る
瞬間に目が眩む程の光に包まれた。
光が収まり目を開けるとそこには・・・
どんよりとした空の下に海が干上がり海底が露出した場所だった。
聞こえるのは風の音と、吹かれて軋む鉄の音だけだ。
あちこちに艦体の一部と思われる物が転がっている。
艦首がもげているのもある
提督「これは・・・一体」
長門「荒船に取り憑いた化物が暴れ回った結果だ」
長門「後、此処では人型の艦娘は存在しない、全部艦艇の姿だ。理由は・・・わかるな?」
提督「長門の配慮と・・・」
長門「そういうことだ」
提督「そして此処に転がっているのは・・・」
長門「まだ、現実世界で生きている艦娘達の末路だ」
提督「たった一隻の大型巡洋艦に此処までやられたのか・・・」
長門「やったのは荒船では無い、荒船の形をしたナニかだ」
長門「少し移動しよう、あちらに荒船の末路がある」
提督「わかった・・・」
移動中も沢山の残骸があった。
艦体がくの字に曲がってしまった夕張の残骸、艦首がもぎ取られた古鷹、大和は真ん中からへし折られ、山城の主砲は原型を留めていなかった。
そして・・・
提督「あ・・あぁ」
荒船があった。
何処かの島に乗り上げた状態で停止している。
艦体からは黒いナニかが突き出しており、艦首は島にある建物に突き刺さっている。
長門「わかったか?これが荒船の末路だ」
提督「何故長門が知っている・・・」
長門「私が知っている訳じゃあ無い、先程の鎮守府の私は元々の長門だが、この干上がった今いる世界の私は貴方の夢が作り出した長門だ」
提督「どういう事だ」
長門「つまり、貴方は自分が荒船から離れたらどうなるかを知っている。私は貴方が知っていることを自覚させる為に貴方が作り出した長門だ」
提督「俺は思いだそうとしてない、第一こんなの知らない」
長門「確かに、越大悟は知らない、しかし荒船として知っている」
提督「荒船になった時に植付けられたのか・・・」
長門「そういうことだ。」
提督「そして、お前も人間の俺じゃ無く荒船としての俺に作られたんだな?」
長門「正確にはB65型超甲巡洋艦の意識だ。荒船は荒船型巡洋艦として成立しているからな」
提督「荒船はもう計画巡洋艦じゃないんだな?」
長門「うむ」
提督「なのに、荒船じゃ無く超巡に作られたお前が俺に警告しに来るって事は・・・」
長門?「貴方は私(超巡)から逃げられないの」
提督「遂に出たな超巡」
超巡「安心しなさい、私は貴方に危害を加える積もりは無いの・・・ただ貴方が私から離れて行くのがどうしようも無く嫌なの」
提督「歪んだ愛情だな」
超巡「しょうがないじゃない、人間で信用出来るのは貴方だけだし貴方が好きだし」
提督「・・・・・俺には荒船という運命共同体が・・・」
超巡「それを言ったら私もよ」
提督「本当に危害を加えないのか?」
超巡「好きな人に加えてどうするのよ」
提督「今見せてるのは本当に起こるのか?」
超巡「起こるわ」
提督「一つ質問いいか?」
超巡「どうぞ」
提督「何故お前が出ない?」
超巡「夢の中の鎮守府で化け物を見なかった?」
提督「見たな」
超巡「私はあれに取り憑かれてしまったの」
提督「そうか・・・」
超巡「長門に此処に連れて来させたのは此処じゃ無いと私は私でいられないの」
提督「化け物に取り憑かれたもんな」
超巡「でも貴方が荒船を完成させ、艦娘として現実世界に連れて行ってくれた・・・」
超巡「もし、私が完全に飲み込まれても荒船は消えない、貴方がいる限りね」
提督「荒船だけじゃダメなのか?」
超巡「ダメ、一番大事な物が足りないわ」
提督「大事な物?」
超巡「艦艇としての記憶よ」
超巡「貴方の記憶を荒船の記憶として処理することで荒船は私とは別の軍艦として存在出来るの」
超巡「そして、現実世界で過ごせば何時か荒船も他の艦娘達みたいに荒船だけで存在出来るかもしれない」
超巡「今の荒船は現実世界と此方の世界の間に浮いている中途半端な存在よ」
提督「荒船が自立したら俺はどうなる」
超巡「貴方も艦息荒船として存在し続けるわ、簡単に言うと現実世界との境界線と言う鏡に写したもう一人の自分ね」
超巡「貴方の行動を鏡の中の荒船は記憶する、そして何時か鏡の外へ出て来て貴方と一緒に生きて行くの」
提督「これってお前達超巡から逃げられない感じ?」
超巡「ええ♪貴方は艦息の、それも超巡の適性を持って生まれたの、つまり・・・」
超巡「この世に生まれ落ちた瞬間から貴方は私達超巡から逃げられないのよ♪」
提督「」
はい、リハビリ回でしたがどうですかね・・・
不安でふ
次回も読んで頂けると幸いです。
感想くーださい