今回から前書きで前回から今回までの進水艦を書こうと思います。
Remember.Xを参照
龍驤 大淀 福江 初月 鳥海 白露 Saratoga(サラトガ) 大鳳 酒匂 加古
浦風 八丈 日振 伊26 秋雲 Commandant Teste(コマンダン テスト)
Ark Royal(アーク ロイヤル) Maestrale (マエストラーレ) 妙高 浜波
以上20隻です。おめでとう!!
超巡が諸島に近づいて来ている。
私の鼓動も比例するように早くなる。
いよいよ始まる。
私はゆっくりと動き出した。
そして
ガァァァア
私を見つけるなり煙突から大量の煙を吐き出しながら速度を上げ追い掛けて来た。
私は超巡の前に出て後ろ向きに砲撃しながら誘導する。
罠にどんどん近づく
後少し、後少し
そして
酸素が魚雷を押し出す音が聞こえた。
私は一気に速度を一杯まで上げる。
チラリと後ろを見やると超巡に白い四本の線が向かって行く所だった。
そして
ズズズズウゥゥン
魚雷が命中した。
私は水柱が落ちる前に島に上陸する。
水柱が落ちて行く・・・
超巡は
まだ健在だった。
ダメージは確実に与えたものの中破といった所だろうか・・・
水雷防御はしっかりしている様だ
そんな事を考えていると
陸上に設置した砲台の一斉砲撃が始まった。
ドンドンドン
しかし余り効果は無い様だ。
超巡は鬱陶しそうにしている
14cmではかすり傷を付ける位しか出来ない。
ドゥドゥドドゥ
超巡は長10cm砲で反撃を開始した。
砲台は次々に火包まれて行く。
そろそろ行こう。
私は砲台の破壊を続ける超巡の背後に付き一発
203ミリ砲弾は超巡の煙突とマストの肉をえぐり取った
超巡は破壊を止め私の方に振り向き主砲を放つ。
しかし私は避ける。
そして二回砲撃
また命中
超巡の砲撃
また避ける
その隙にまた砲撃
超巡は当たらない事と一回攻撃すれば二回返され、自分だけダメージが蓄積していく事に苛立っている様だ。
砲撃が粗くなっている。
私と超巡の距離はおよそ30m、主砲は避けられるが超巡の副砲である長10cm砲は全てを避け切る事は出来ず私も被弾していく
速射が出来て一発被弾すると数発喰らうので中々辛い。
しかし此処までだ。
今や超巡の艤装は被弾痕の穴だらけ
しかも最初の被雷による浸水で傾いている。
私は203ミリ砲を30発以上撃ち込んでいるのにまだ沈まない。
よく此処まで耐えた物だ
確かに超巡のスペックは高い、しかし
相手が悪すぎる
私は軽巡棲姫
元鬼の神通だ。
私は苦無(くない)を手に持ち接近する。
そして砲撃をかい潜り超巡に突き立てんとした瞬間
超巡の艤装の穴から黒い触手が飛び出した
そして私に絡みつく
直ぐに触手を断ち切り離れる
そして魚雷を再装備、装填し、様子を伺う
超巡は苦しそうに呻いている。
あの触手のせいで超巡はおかしくなっているのかも知れない
兎に角あの触手を何とかしない事には私も離脱が出来ない。
私は超巡に再び接近し攻撃
せず
一旦離れた。
瞬間
水柱が上がる
私の魚雷だ。
ついさっき回収してまた雷撃を喰らわせたのだ
しかし
触手が全て防いでしまった。
超巡本体に攻撃を届けるには触手を断ち切る必要がある。
苦無で触手は切断が出来る
断ち切った後直ぐに砲撃を喰らわせる
これぐらいしか今出来る事は無い
私は再度超巡に突撃する
苦無で触手をどんどん断ち切り近づいて行く
しかし
【神通】「くっ」
腕が触手に捕まってしまう
このままでは全身が飲まれてしまう。
私は咄嗟に魚雷を握り潰した
【神通】「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!」
な・・・ん・・とか
離れる事が出来た
超巡の触手は私を捕らえんと伸びて来る
が
残っていた砲台が再び火を噴いた
片手に装備した203ミリ砲でも触手に砲撃を喰らわせる
そして私は後退していく
が、
煙突に31cm砲弾が直撃した
煙突に喰らったという事は足に喰らったと言う事
どんどん速度が落ちて行く
そして遂に
触手に捕らえられてしまった
ギチギチと骨が軋む
【神通】「カフッ」
息が出来無い
もう、此処までか・・・・
嗚呼・・・・提督
最期に提督を思い浮かべながら
私は目を閉じた。
神通サイドオフ
遂に軽巡棲姫を捕らえた触手は彼女を握り潰さんと力を込め始めようと
その瞬間
触手が爆ぜた
その後に遅れて砲撃音が響く
その音はまるで遠雷
砲撃の主は
白いワンピースを着た少女だった。
?サイド
?「全く」
?「兄さんの頭の中で暴れるなんて・・・」
一体誰ですか?私の兄さんの頭の中で暴れる人たちは・・
久しぶりに身体を得られたと思ったらこれですよ・・・
おや?これが荒船ちゃんですかね?
それと・・・軽巡棲姫?
そして此処はあの諸島?
ふむふむ
つまり貴女達が此処で戦った為にこの諸島に関する記憶が刺激されて私が思い出されたと・・・
なら私としては良かった・・・のかな?
うん・・・そうしようかな?
あ、兄さんが思い出す切っ掛けを作ってくれたお礼をしなければなりませんね。
まず荒船ちゃんの触手を・・・
消し去る
?「うん、これで良いかな?」
?「荒船ちゃん、貴女の事は兄さんの記憶を通して知っていますよ」
まぁ、声かけした所で気絶してるんですけどね
?「これからも兄さんを頼みます、兄さんは色々と脆い所がありますので」
そう言って私は荒船ちゃんの頭を撫でた、荒船ちゃんは少しずつ輪郭が薄くなり消えていく
これで現実世界に帰れたかな?
?「そして」
片腕の無い軽巡棲姫
本当は敵だから沈めなきゃいけないんですけど
?「敵だからって差別は行けませんよね・・・」
なので見逃す事にします。
腕の傷を塞いでっと
これで傷口が懐死する事は無いかな?
彼女を見た感じ彼女の深海提督は彼女を大事にしている様ですし、腕が片方無くたって良いですよね?
軽巡棲姫もゆっくりと輪郭が薄くなり消えていく
?「これで良いかな?」
?サイドオフ
現実世界
【神通サイド】
【神通】「ハッ!」
【神通】「此処は・・・」
私は元いた場所で目を覚ました
時間はもうそろそろ夜が明ける頃だろうか・・・
【神通】「私・・・生きて・・・」
触手に取られた片方の腕は無いけど
生きている
片腕が無いのを見るにあそこで沈んだら私は此処で死んでいただろう
私はとりあえず警戒しながら海に出た
鎮守府の警戒網の外に出た
私を援護艦隊が迎える
そして改めて
生きている
また提督に会える
私の頬を水滴が伝う
もう枯れたと思っていた
私はあの夢で誰に助けられたのだろう。
確かに私はあの時死んだ
しかし誰かに助けられ生きて帰ってきた
その時に死んでいた心まで息を吹き返したのだろう
今はただ
生きて提督の元に帰れる事が嬉しくて堪らなかった
朝焼けが眩しい
とても綺麗
朝焼けを受け煌めく涙は私の頬を流れ海に落ちて行く
そして・・・
鎮守府に着いた
埠頭で毛布を被っている人物が見える
提督だ
毛布は今日秘書艦のネ級ちゃんが掛けたのだろう
彼女は今頃執務室で書類と睨めっこしていることだろう
ネ級「ヘックシュ」
提督が此方に気付く、そして
深海提督「お帰り、神通」
【神通】「神通、ただ今帰投しました」
深海提督「あぁっ!」
【神通】「?」
深海提督「神通、腕は?!急いで医務室に行こう!!」
【神通】「ふふっ」
深海提督「笑ってる場合じゃあないんだって」
【神通】「そうですね、ふふっ」
深海提督「本当、どうしたんだってばよ神通」
【神通】「帰って来れて良かったなぁ、腕が無くても拒絶されなくて良かったなぁって」
深海提督「いや、しないって」
【神通】「わかってますよ」
ガチャ
ネ級「・・・あの」
深海提督「ん?」
ネ級「・・・医務室、行かなくていいの?」
深海提督「ハッ!」
直ぐに医務室に直行しました~
その後
in医務室
【神通】「提督」
深海提督「ん?」
【神通】「今の私は軽巡棲姫です、また私の事神通って呼んでましたね?」
深海提督「それ言ったら神通だって私の事提督って呼ぶじゃないか」
【神通】「私は良いんです」
深海提督「なんだよ~それ」
ネ級「・・・入れない」つ神通の朝ご飯
はい、今回はとっても長かったですね
途中で出た来た大悟さんの妹ちゃんはまだ出て来ますので宜しくお願いします
では、また次回
閉めの挨拶 感想く~ださい!