夏ですね
・・・
(これといって何もなく代わり映えしない日常を過ごしたい須磨さん)
いきなりですがもし転生するなら私は公立高の帰宅部。クラスで目立たず2~3人の友人とだべって気にすることは定期考査な高校生が良いなぁって思います
夏休みの中で休みを満喫出来たの小学校2年生まででそれからはスポ少だったり部活だったりでむしろ夏休みとかの長期休暇が嫌いまでありますしね・・・
まぁ、こんなことはどうでもいいです。
では、どうぞ
荒船サイド
提督が目を覚まさず2日が経過した。
提督はまだ起きない
山城さんはずっと付きっ切りだ。
私もさっきまで居たが少し風に当たりに来たのだ。
まぁ・・・気をつけないと飛ばされるのがこの身体の欠点だが。
夕張によると提督は過労とのこと。
そりゃそうだ、まだ二十歳なのに新海棲艦の襲撃の対応をし、多くの仲間を失い、自分が艦息であることを受け入れ、鞍馬から重たい話をされる。
こんなことが起きてから今日でまだ4日目なのだ。
それは過労になって当然だろう。
人間だったら過労死してたかも。
山城「提督・・・帰って来て下さい・・・私達には貴方が必要なんです。・・・提督だからじゃない、貴方という人が必要なんです・・・私達は・・・私は・・・」
・・・越さん・・・・・・・
山城サイド
提督はまだ起きない。
私達扶桑型戦艦は他の鎮守府では戦艦としての防御力の低さ、低速力による回避率の低さとそれによる艦隊全体の被弾率の上昇・・・
そして完全上位互換の伊勢型戦艦の存在もあってドックの温め役にもならなかった・・・
でも提督は違った。
ボイラーの改良、スクリューペラの調整、電探の更新、装甲材の見直し・・・
これにより私達扶桑型は伊勢型に負けない性能を手に入れた。
この改良を提督は上層部に報告し、全ての扶桑型の改修を求めたが必要資材に対し相応の戦力の上昇が見られないとして資材に余裕のある鎮守府という前書き付きで発布した。
まぁ、上層部の言うことは最もだと思うし、よく廃案ではなく条件付きでの発布を許したものだと思う。
ウチの提督はまぁ・・・馬鹿なのだ。
でも私達扶桑型は我等が提督の戦艦として走ってきた。
しかし・・・もう扶桑姉様はいない・・・
私達が戦艦ル級Flagshipとeliteを相手にしてボロボロになりながら勝利した後、戦艦棲姫の主砲が首元に直撃し・・・・
頭が・・・
扶桑姉様の頭は・・・宙を舞い艦娘としての生涯を終えた・・・
私はあの後何をしてどうして生きているのかがわからない・・・
気付いたら医務室で治療を受けていた。
そして動ける様になったので大和さんが入っているドックで霞ちゃんと一緒に様子を見て、もうそろそろ完了するとのことで提督を探しに霞ちゃんは去り提督と共に戻って来た。
そして轟沈した艦娘を安置している部屋に行った・・・
そこで・・・何か・・・多分頭を無くし冷たくなった姉様を見たのだろう。
また記憶が飛び私は医務室で皆に0730運動場と伝え、
・・
扶桑さんと寝たのだ。
扶桑さんは第三鎮守府所属でウチの鎮守府の支援艦隊として来たのだが途中で「山城」が轟沈し、私と同じ様な状況に陥って居た。
その「山城」は敵戦艦の砲弾が弾薬庫付近に命中し弾薬に引火、主砲の爆発と火災が発生、そして次々と飛来する砲弾と自身を焼き尽くす炎に悲鳴を上げる間も・・・無く・・・
その後扶桑さんの艦隊はそのまま支援を開始、その戦いで沈む積もりだったのに生き残った扶桑さんは最初私を見て酷く怯えた。
しかし、それは私も同様だった。
私達は互いに笑いを零し、互いの「扶桑」と「山城」について話し合い、扶桑(義)姉様と(義)山城として義理の姉妹として過ごす事にした。
だから扶桑さんは私の本当の姉様ではなく、私の心を底から支える事が出来ない・・・
私は扶桑さんの本当の「山城」では無く、扶桑さんの心を底から支えられない・・・
だから越提督が必要なのだ。
提督という存在さえあれば私達は希望を持ち、まとまる事が出来る。
しかも越さんなのだから最高だ。
しかしその越提督が過労で目を覚まさない今、私の精神的均衡は崩壊寸前だった。
そしてそれは私や私達姉妹だけでは無く他の艦娘も同じだ。
もしこのまま提督が目を覚まさず代わりの提督が着任して来ようものなら私達はきっと・・・
やめとこう、こんなことを考えていたら本当に起こってしまう。
今は提督の看病だ。
そして夜になり
私と荒船ちゃんは寝落ちするまで提督に寄り添い続けた。
朝
山城「あふ・・・提督!!」
提督が起きた
気持ちが決壊する
もう演技だとか関係無い。
今ぶつけよう
荒船ちゃんもセオリー通りにやってくれている。
私が少し外れても良いよね。
荒船サイド
山城さん・・・なんか台本(?)と違う・・・
やっぱり山城さんってヤ 鞍馬「荒船ちゃん」 ?
鞍馬「今は触れないであげましょう」
り、了解
荒船サイド終了
深海提督サイド
此処は・・・
気がつくと私は真っ黒な空間に来ていた。
見渡す限り黒い、しかし自分の手ははっきりと見える
ただただ暗闇
私の足は私を何処かへ連れていくべく歩き続けている。
暫く歩いていると何処からか声が聞こえる
??「何故だ」
??「何故貴様が生きることを許されるのだ」
??「私達を裏切った癖に」
???「お前のせいだ」
??「死ね、死ね」
?「苦しんで死ね」
???「絶望して死ね」
私の足を大小の手が掴む
それでも私は歩く
声も手も振り払うことをせず
ただ謝りながら
深海提督「すまない、今は待っていてくれ、私はまだやることがあるんだ」
深海提督「私は碌な死に方はしない、だから・・・」
深海提督「今は待ってくれ」
私は歩きつづける
光なんて無い
闇に向かって
昼寝したい。
最近流行りの転生で何の変哲も無い帰宅部の高校生になりたい・・・
夏休みを満喫したい・・・
そんな人生でした。
ではまた次回
感想く~ださい!