失くし者 (旧題失った者)   作:お昼寝須磨さん

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番外編、日常

大晦日

 

その年を締めくくる一日、此処第六鎮守府では既に掃除も仕事も済ませ今日明日明後日は休みなのだ。

 

 

提督「皆・・・」

 

この無駄に・・・うん無駄に勿体振ってシリアスっぽくしているのは此処の鎮守府の提督 越 大悟だ

 

艦娘s「「「「「ゴクリ」」」」」

 

越提督の勿体振りにもしっかり反応するあたり艦娘達も艦娘達なのかもしれない。

 

よく見ると戦車達も交じっている・・・ホントにコイツらもコイツらだ

 

 

提督「今年もこの日がやってきたな」

 

戦車s「「「はい」」」

 

 

提督「仕事も終わった」

 

 

艦娘s「「「「「掃除も」」」」」

 

 

戦車s「「「料理の準備も」」」

 

 

提督「それじゃあ」

 

 

艦娘s「「「「「今年も」」」」」

 

 

戦車s「「「一年」」」

 

 

全員「「「「「「「「お疲れ様でしたぁぁぁ!!!!!!!」」」」」」」」」

 

 

 

こうしてどんちゃん騒ぎが始まった

 

 

 

畳み張りの大広間にエアコンと炬燵を配備

 

 

その上にお鍋を装備!

 

 

 

葢を開けると・・・グツグツと煮える音をBGMに湯気が踊る

 

 

そして鼻孔をくすぐり腹の虫を暴れさせるのだ

 

 

鍋の具は豆腐、茸、肉、魚、そして白菜

 

 

他にも色々なバリエーションがあり、例えば・・・白滝、白菜、ウインナー、ちくわ、ニンジンじゃがいも、などなどまだまだある

 

 

ホントはもっと紹介したい所だが越提督達が待ちきれないみたいだ

 

 

提督「では、皆」

 

 

全員「「「「「「「いただきます!」」」」」」」

 

 

さぁ、戦が始まった。

 

お箸が狙うはその首1つ!

 

 

さっぱりとした味付けと長く使われてきたお鍋に染み付いた深みある味

 

 

それらをたっぷりと吸い込んだ

 

 

魚と肉、茸

 

 

 

 

そこに白菜のドレスを着せてあげよう。

 

 

勿論黄金色の汁をたっぷりと染み込んでいる

 

 

おっとっと豆腐も忘れちゃいけないね

 

 

お味噌汁に入っている様な小さな四角形に切ったのも美味しい

 

けれども今回は大きく切られたものがドォスコイ!!!!と入っているのだ!!

 

 

それらを捕まえた艦娘達

 

一口食べて恍惚とするもの

 

一気に頬張る者、ハフハフする者

 

それぞれの食べ方、楽しみ方がある

 

 

 

チリ「あ~チトお前俺のおじゃが様取ったろ」

 

チト「何の事かナ~?」

 

チリ「俺のを取るのはお前ぐらいしかいないんだよ!」

 

チト「ま~ま~怒らないで?」

 

チト「私のお魚あげるからさ」

 

そして箸で掴みチリの口元に差し出す

 

所謂あーんの形である

 

だがチリの表情は晴れない

 

 

チリ「あのなぁ・・・」

 

チト「はい?食べないの?」

 

チリ「一口サイズにするとかあるだろ!!」

 

チトがチリの口元に差し出しているのは直径8cm程の筒切り

 

およそ一口で頬張っていい大きさではない

 

 

チト「しょうがないなぁ・・・チリ太君は」

 

チリ「はぁ・・・なんとかしてくれよチトえもん」

 

チト「なら・・・んっ・・・はい」

チトは魚の筒切りを一口食べ、残りをチリに差し出す

 

 

チリ「あのなぁ・・・」

 

チト「あれれ?まさか私達程の間柄で今更間接キスとか気にしてるの?」

 

ニヤついているね

 

 

チリ「そうじゃない」

 

 

そしてチリは差し出された筒切りを頬張り、咀嚼、飲み込んでから一言

 

 

チリ「美味いけど量が少ねぇ」

 

チト「じゃあもっと食べなきゃだねぇ」

 

五色「仲良しだねぇ」

 

チトチリ「「当たり前(だ)です」」

 

 

 

山城「不幸だわ・・・具が残っていないなんて不幸だわ・・・」

 

 

扶桑「まぁまぁ、山城、後で私が年越蕎麦作ってあげるから」

 

山城「ねぇ様ぁ~」

 

こうして鍋は進む

 

 

 

そのあとは

 

 

 

青葉「次は艦隊の青き炎!加賀さんで加賀岬!!」

 

ワァー!!

 

 

カラオケをしてみたり

 

 

青「は~い撮りますよぉ」

 

 

艦娘「いぇい」ピース

 

カシャッ

 

青「うん、いい笑顔!」

 

青葉「こっちにもお願いしますよ~!」

 

艦娘P「ぽいっ!」

 

青葉「良いですねぇ」

 

古鷹「青(せい)、青葉、こっち向いて」

 

 

青、青葉「「ん?」」

 

 

古鷹「はいっチーズ」

 

乾いたシャッター音と共に時空間が切り取られ保存される

 

 

青、青葉「え?・・・あ!!」

 

 

古鷹「いや~二人が中々撮らせてくれないからさ~」

 

 

青「おうへむへめ?」

 

 

青葉「そむるてむめ!?」

 

夕張「あらら・・・」

 

明石「いつも撮ってばかりで撮られるのに慣れていないんですね~」

 

古鷹「お二人さん!はいっチーズ」

 

明石、夕張「「ぶいっ!」」

 

カシャッ

 

 

古鷹「あ、大淀さんも入って入って~」

 

 

大淀「うぇ!?」

 

 

明石「良いじゃん良いじゃん」

 

 

夕張「資源と違って減らないんだしさ~」

 

 

古鷹「は~いチ~ズ!」

 

明石夕張大淀「「「(ぶ、)ぶいっ!」」」

 

 

 

こうして夜は更けていく

 

 

おねむになった艦娘は布団に、更に騒ぐ艦娘はコンビニに買い出しに

 

 

初詣一番乗りの為に神社へ向かう集団もいる

 

 

 

そして

 

 

 

提督「なぁ、荒船」

 

 

荒船「なんでしょう?」

 

 

提督「こういうのも良いだろ?」

 

 

荒船「はい、良いものですね」

 

 

提督「来年もよろしくな」

 

 

荒船「こちらこそ」

 

 

・・・・・

 




はい、超速度で書きました!!


皆様年越し如何がお過ごしでしょうか?


私は嫁艦と年越しします!!


それでは


どうか皆様良いお年を!!
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