仮面ライダーゼロワン&ウマ娘 OtherWorlds REAL×RACE 作:泥団子男
これから、彼らの「夢に向かって飛ぶ」ための日々が始まる!!
そして、影で微笑む謎の存在の正体は!?
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【お詫び】
日曜0時投稿出来てなくて、すみませんでした!!
急用で忙しくなってしまって、だいぶ遅れてしまいました…
ただ、その分内容多めなので、ご容赦ください…!
あと、オリキャラ(といってもモブキャラですが)が出てきます…!
(泡男)
今日から、私とマスターのトレーニングが始まる。
イズさんは、一度飛電インテリジェンスの方に戻って会社のサポートを行っているそうだ。
「本日よりマスターとのトレーニング開始。ミホノブルボン、与えられた任務は必ずこなしてみせます。」
「う、う〜ん…なんというか、頑張りたい気持ちは伝わるんだけど、堅苦しくないか、ブルボン?」
マスターは、困惑した表情でこちらを見る。
どうやら、私が「会話・対応」をミスしてしまったようだ。
「すみません、マスター。私はいつもこのような対応しか行えないので…。訂正箇所を教えて頂ければ、即時訂正を…」
私がそう言いかけると、マスターは慌てて
「あっ、いや、違う違う!そういう否定するつもりじゃなくて、そういうの大変だったりしないのかなってさ?」
「…大変?」
私からすれば、『目標を達成するには、どんな過酷なことも乗り越えなければならない』ということが当たり前。それが大変など考えもしなかった。それについて考えていると
「えっと、それはそれとして、トレーニングの話だ!」
…話の転換を確認。思考をトレーニングの件に修正。
「…といっても、ブルボンに合ったやり方ってなんだ…?勉強はしてきたけど、いざ実践となるとなぁ…」
マスターが考えこんでいると、
「貴方がミホノブルボンのトレーナーさんですか?」
と女性の声がした。
私達がその声が聞こえたほうを向くと、そこには『いかにも勉強熱心そうな、マスターと同年代ぐらいに見えるの女性』と『クリーム色の髪色をしたどこか掴みどころがないウマ娘』が立っていた。
「そうですけど…もしかして、あなたもトレーナー?」
マスターが少し困惑しつつも返答する。
その返答を聞くと、その女性は私でも分かるほどに気分を高揚させながら、
「はい!私は、桐生院葵です!こっちが私の担当ウマ娘のハッピーミークです!」
「ハッピーミークです…よろしく…おねがいします…。」
そんな唐突な自己紹介への対応を考えていると、マスターは、
「そうだ!今、ブルボンが長距離を走る為にトレーニングを考えてるんですけど、元々ブルボンはスタミナを付けるトレーニングをこなしてるし、どうしようかと…」
と私のトレーニングについて相談した。
「えーっと…新人なもので私からアドバイスはできませんが…」
そういうと、どこからともなく『ノートのような古い書物のような本』を取り出しあるページを開いて
「ペース配分とかを考えるのはどうでしょう!?」
と提案。マスターもそれを聞いて、
「なるほど、そういう考え方もあるのか…。」
と納得したあと、
「ところで、その本は?」
と別の質問をした。
「あっ、これですか!!」
『待ってました』と言わんばかりの反応。
「これは『トレーナー白書』といって、ウマ娘についての様々な情報が記された私のバイブルなんです!!」
と語ると、
「あっ、長々失礼しました!お互い、頑張りましょうね!」
と挨拶し去っていく姿を見て、マスターは呆気にとられながらも
「ありがとうございました!頑張りましょう!!」
と快活に返事した。
それから、ペース配分』を気にして走るようにすると
「…長距離走破完了。いつもより速度低下も少なく、走りきれました。」
確かにいつもより良い走りが出来た。マスターも、
「すっげぇぜ、ブルボン!ナイスな走りっす!ハイッ…」
といつもの『ギャグ』を披露しようとしていた時、私の脚に違和感…いえ、『身体の不調』ではなく『何かに触られてる』ような…
足元を見ると、
「ほうほう…」
謎の男性の私の脚に触れながら何かを呟いていた。
「良い脚だ…短距離で大活躍しそうだな…グォッ!」
即座に後ろ蹴りを行使。男性はうめき声をあげる。
「うん?何かあったのか、ブルb…うわぁ!?」
マスターが気がついてこちらに近寄ると、倒れている男性を発見。
私はその男性を『不審者』と断定。
「…ッ!マスター、私の脚部に擦り寄ってくる不審者に遭遇しました!警察に通報しますか!?」
即座にマスターに提案すると、
「えっ!?不審者ならしょうがないk…あっ、トレーナー証!?このふしn…じゃなくてこの人、トレーナーだよ!?」
確かに首にかかっているのは、トレーナー証。
「トレーナー証を確認。失礼しました。」
謝罪すると、そのトレーナーは、
「痛たたた…凄い脚力…やはり、俺の見立ては間違ってないな!流石だ!!」
と痛がりながらもなぜか、喜んでいた。
「(『ヘンタイ』というものでしょうか…?)」
など、考えているとマスターは
「えっと、ちなみにあなたは…?」
と恐る恐る聞くと、
「俺は名乗る程の者じゃない…。むしろ、俺の名前より、俺のチーム『スピカ』のほうを覚えておいて欲しい!」
と『さっきの行動がなければ、格好良かった』であろうセリフを残して、去っていった。
次の日。
「今日もトレーニング頑張ろうな、ブルボン!」
マスターの声がけに、昨日の反省を踏まえて
「はい。本日も宜しくお願いします。」
とマスターに違和感を抱かれないような返答をした。
「おっ、昨日よりは堅苦しくない!」
と喜んでいただけたようなので、この訂正は間違えてなかったようだ。
本日も『ペース管理』の訓練をしていると、
「飛電或人さん、ちょっとよろしいですか?」
と、トレーナーがマスターに声を掛けてきた。
「始めまして。私は、あそこで練習しているエイシンフラッシュのトレーナーです。」
淡々と自己紹介するトレーナー。
「えっ、あぁ…はじめまして…?えっと、なんのご用でしょうか?」
困惑するマスター。だが、そのトレーナーが次に発した言葉は、私達の困惑を一瞬で打ち砕いた。
「単刀直入に言わせて頂きます。飛電或人さん、貴方にトレーナーは向いていない。早急に、本来の仕事に戻るべきだ。」
…理解不能。
マスターが最初に『ギャグ』を言った時よりも、意味はわかるが理解が追いつかなかった。
「え?」
マスターもまともに返答できなかったが、そのトレーナーは続けざまに話を続ける。
「あなたは、ミホノブルボンの適正を無視して走らせている。トレーナー失格としか言いようがない。」
「いや、俺はブルボンの夢を…」
「それは、適正外を走らせる理由にならない。」
マスターの反論も相手にかき消された。
「いくら担当ウマ娘が希望していたとしても、適正外を走らせることがどれだけの苦痛を与えることなのか、その結果残酷な目に合うのかを貴方は知らない。無謀な『夢』は『戯言』に過ぎません。そんな『夢』ならさっさと諦めさせるのが、トレーナーの仕事です。」
正論…なのかも知れない。やはり、私の『目標』…『夢』は、他から見れば『戯言』。無茶に過ぎないのだろう。
そう納得しかけた心を、マスターの声が立ち止まらせた。
「何が…『戯言』だよ…!!」
いつも笑顔で優しい声色のマスター。だが、この声は…叫びは、怒りに震えていた。
「『適正』…?そんなもんで、ブルボンの夢を諦められるかよ!!俺だって社長になったとき、周りから冷たい目や不安な顔され続けた!けど、全力で夢を追い続けたから、社員も俺を信頼してくれた!向き・不向きなんかで、夢を捨てさせんなよ!!」
…マスターも、否定された経験があった。だから、マスターの言葉には、「説明出来ない安心感」があったのだろう。
「…それになんの根拠があるのですか?あなたの経験談だけでなにが…」
「それでも俺は、ブルボンの夢を叶えたい!」
なおも否定するトレーナーの発言を今度はマスターがかき消す。
マスターは、自分の…訂正、私達の意思を曲げなかった。
「…ッ!そんなあなたのエゴが、ウマ娘を不幸にするんだ!!」
さっきまで淡々と話していたトレーナーが声を荒げる。
「マスター…。」
私が首を挟める状況ではなかった。まさに一触即発の雰囲気。だが、そこに意外な人が割り込んだ。
「中断ッ!その言い合いはそこまでだッ!!」
理事長だ。
「理解ッ!タグ近くを通り掛かったときに、他のトレーナーや生徒から話は聞いたッ!そこで…」
少し溜めてから、いつもより気合いの入った声で
「提案!次の『メイクデビュー戦』で決着をつけるといいッ!」
「…?」
思考停止。
「…え?」
あっけにとられるマスター。
「…は?」
思わず声が出るトレーナー
「…!(私の知らないうちに、予定外のことが発生している…!)」
戻ってきたら大変なことに巻き込まれていることに気づくエイシンフラッシュさん。
『突然のトレーナー生命を掛けた闘い』は、我々の夢を繋げるのか。それとも断ち切るのか。
続く
【次回予告】
次回、『仮面ライダーゼロワン&ウマ娘』!
ーーートレーナー生命を懸けた闘い、勃発!ーーー
「俺達の夢が始まったばかりなんだ、こんな簡単に諦めてたまるか!」
ーーー「トレーナー白書」がカギになる!?ーーー
「私の家に伝わる育成の極意が記された本なんです!」
ーーー手に入れろ!「スキル」の力!!ーーー
「私が夢見たあの『光景』を力に…。」
「私たちの夢を…叶えましょう、マスター。」
第4話 駆け抜けていこう君だけのミチを
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【後書き】
どうも!『泥団子男のゼロワンとブルボンの方』、泡男です!
第三話も、ご覧頂きありがとうございます!!
『やりたいことのアイデア』はいっぱいあるのに、それを形にしようとすると大変ですね…。
一応、この作品の『大雑把な道のりとゴール』はできているのですが、色んな要素を足そうとすると難易度があがってしまいますね…。(ゼロワンらしいストーリーや登場キャラ、ミホノブルボンの話し方とか『解釈違い』ができるだけ起こらないようにとか…)
ですが、滅茶苦茶楽しんで書けているので『自分も読者の方も楽しめる作品』になるよう引き続き頑張りますので、次回以降も宜しくお願いします!!
(泡男)