ハーメルン短編仮面ライダーセイバー外伝 ウマの世界は一等賞!? 作:泥団子男
ある日のこと...
ノーザンベースに緊急の報が飛び込んできた
「お兄様を助けて!」
聖剣の1つ狼煙からの煙のメッセージだった
尾上と大秦寺はかつての出来事を思い出し、目の色を変えた
「こうしちゃおれねぇ!直ぐにサウザンベースへ行くぞ!」
「以前は私と尾上だったが、今回はみんな揃っている、」
「俺たちで二人を助けるんだ!」
そう勇み、剣士たちはサウザンベースへと向かった
そこで待っていたのは...
「エイシンフラッシュ!エイシンフラッシュはどこなんだ!?」
「お兄様落ち着いてください!ここにエイシンフラッシュという人物は存在しません!」
「そんな筈はない!俺は彼女の両親にもあったんだ!」
そこにあったのは聖剣ではなくトレーニング用品を持ち、不明な人物の名を叫ぶ凌牙の姿、それにてんやわんやしている玲花の姿であった...
「いったい...どうなっているんだ?」
そう呟いた賢人の疑問はこの場の全員が思ったことであった。
「とりあえず...光あれ!」
ユーリの発光を浴びたことで凌牙は意識を失った...時の剣士も型なしである
「いったい、何が起きたのですか?」
そう尋ねる倫太郎に玲花は答えた
「正確にはわからない、ただお兄様がある一冊の本を見つけてそれに吸い込まれたと思った次のときにはこうなっていた...」
「じゃあ、その本を見に行くか!」
「ええ!?危険じゃないですか?」
「でもよ、原因をわからないんじゃ元に戻すもなくね?」
「俺も蓮の意見に同意だ」
「俺もその意見に賛同だ、金剛剣最光の光でも元に戻らないなら、それは何らかの邪悪ではない力によるものだ」
「覚悟決めろってこったなぁ!」
剣士たちの意見はまとまった
「案内します。付いて来なさい」
向かった場所はサウザンベースの禁書エリアだった
「これです」
そう指し示されたのは一冊の本だった
「ウマ娘プリティーダービー?」
飛羽真が呟いた名前に聞き覚えのあるタイトルはなかった
「これは...異世界のゲートとしても機能している。」
「じゃあ、それって」
「あぁ、恐らくはこの本の力で異世界に飛ばされ、本の影響を受けて戻ってきたんだ」
「俺たちもその世界に入って原因を探るしかないだろうな」
「使い方はブックゲートと同じだろう」
「こうなっちまったお兄様はどうするよ?」
「連れて行くしかあるまい、彼は私と尾上に任せて貰おう」
「私も向かいます!お兄様を放ってはおけません」
「そんじゃ、いっちょ向かいますかぁ」
「うちも!うちも本の世界行ってみたい!」
「芽依さんは待っていてください!危険があっては大変なんです!」
「それじゃあ皆で向かおう!」
その声に合わせて〔ウマ娘プリティーダービー〕と書かれた本が開かれた
異世界へのゲートは開かれた
「ここは...?」
俺たちは同時に飛び込んだはずなのにこの空間にいるのは俺一人だった。
ザッ
何者かの足音がした。
「あなた...誰?」
青いバラがついて帽子を被った少女に出会った。
これが俺とライスシャワーの出会いだった。