ゲーム版BWのゲーチスに成り代わり!?   作:セッル@ポケモン熱発生中!

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【【注意】】
ゲーチス様死にます!死ネタです!
ゲーチス様が世界の真実に気付いてしまう展開です。

BW後の息を潜めていた逃亡期間中のゲーチス様が死んでしまうので、BW2が無くなります。

ゲームソフト保持者が、ゲーチスに乗り移る形になります。
その為、ゲーチスが女体化する、若返るなどの身体的変化が起こります。
もはや、ゲーチス様ではありません。

それでも大丈夫という方はどうぞ!!!


第1話

  

 ポコン

     ポコポコ

 

ここは…どこだ?

 

 

 

私は…、そうか…、

 

 

あの化物がワタクシに逆らい、結局はこの様だ。

          ポン

 

 

 

 

 

まるで、胎児に戻ったようだな…。

透明な水のようなもの。

なのに、苦しくなく、視界は妙に明るく?

 

 

 

『まじヤベェ、ポケモン界における完全悪こいつが初めてじゃね!』

 

『ゲーフリもよくこんな悪人だしたな。』

 

『だよねー、今までのボスって手持ちポケの一体はなつき進化するのがいたのに、このゲーチスのサザンドラの【やつあたり】の威力高いからなー。』

 

『ポケモンの闇に迫った題材だったよね、ブラック・ホワイトって。』

 

 

 

 

四角いゲーム機の中にいたのは、ワタクシ。

だが、おかしいのは【この世界】

何となくジョウト地方によくいる顔立ちの人間が映っているが、文字が読めない。

その上、【ポケモンがいない】

普通、誰か1人くらいは小型ポケモンやたまごの一つは持ち歩いているはずなのに、この世界ではポケモンはいない。

 

いや、この人間達の話を聞くに、ポケモンを架空の存在として扱っている。

 

ワタクシがNに掛けたワタクシの本来の目的を話した様子まで、まるで、【あらかじめ決められたセリフ】としてしか認識されていない。

 

ロケット団、アクア団、マグマ団、ギンガ団、

そして……、プラズマ団。

 

 

前々から不思議だった。

 

たった1人もしくは2人の少年少女の働きにより、野望を潰された組織。

ワタクシもプラズマ団を立ち上げるに至って他地域の非合法組織を調べる中で、共通する組織名。

 

なぜ、旅立ちから数年しか経っていない未熟なトレーナー相手に、少なくともトレーナー歴10年以上のジムリーダーサカキが敗れたのか?

 

なぜ、一大組織を作り上げ、数千人にも及ぶであろう部下を抱えたボスが、ただバトルに負けたからと野望を諦め切れるのか?

なぜ、部下に邪魔者を始末するように指示を出さなかったのか?

 

ロケット団のサカキなら、まだ分かる。

奴の目的はポケモンを利用した金儲けだ。

金儲け自体は部下やシルフカンパニーを使えば充分にできる。なら、ボスの不在自体には全体的に見て組織としての影響力は微々たるものだ。

 

だが、他の組織は違う。

アクア団マグマ団の目的は地球を完全な海(陸)にすること

そんな狂った目標を言うような奴らが、そう簡単に諦めるとは思えなかった。

 

ギンガ団のアカギは行方不明になったので例外ともいえるが、だが、肝心なのは、【たかが未熟トレーナーごとき】の働きにより、野望が崩壊した事。

 

曲がりなりにも闇の世界を歩いた大人だ。

生まれて12年位の子どもの言葉で改心するなら、最初から表世界で真っ当に生きているはずだ。

 

常々疑問に思っていたが、まさか…こんなカラクリがあったとはな。

 

『今回のポケモンは暗黙の了解を破りまくった内容だったねー!』

『そうだね、トレーナーの存在を否定する思考を掲げる組織なんてね。』

『とても子ども向けの内容とは思えなかったよ、最低でも中学生くらいじゃないと、この重さは理解出来ないと思う。』

『ほんと、ほんと』

 

と話すのは、学生以上社会人未満な女達

 

『ゲーチスまじゲスい。』

『いそうで、いなかった、全方面で鬼畜外道な悪い大人。』

『サカキでさえ、息子は真っ当に育てたのに、ゲーチスは捨て子を洗脳。この差はいかに。』

 

場面が変わり、ゲーム機片手に15くらいの男子達

 

 

どうやら、異世界いや、ワタクシ達が生きる世界を創った創造主達にとっても、ワタクシの評価は、変わらないようだ。

 

だが、そんな事より重要なのは、なぜ、【創られた存在】である

【ゲーチス・ハルモニア・グロピウス 】が創造主、言い換えれば、神々が住む世界に意識だけとはいえ、紛れ込んだのか?

 

もしや、これが走馬灯と呼ばれるやつなのか?

 

最後の最後で、ワタクシの野望も、

生まれた意味も、

全ては誰かの思惑通りに、数式通りに動いていて、ワタクシの本物の意志では無かったと見せつける為の・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くクク、はははは!確かに!確かに!これ以上にない悪夢だな!ワタクシは野望の為に忠実な部下を育てた。

王として、プラズマ団のシンボルとして、人形として、ワタクシに都合が良い[[rb:N > 操り人形]]に情緒が生まれる環境を無くした。

王だけでは足りないと思い、同じく孤児の少女を拾って女神に仕立て上げ、Nを育てさせた。

後悔?そんなものとっくの昔に捨てた言葉だ。

だがそれは、あくまで自らの意志で突き進んだ結果だからであって、あの化け物のように他者の思うままに踊らされた結果が今なら話は変わる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くくく、はははは!ははははは!

何という喜劇!何という悲劇!!

この人生もワタクシの野望も!

化け物の言う通り、数式通りに動いていたにすぎなかったのか!

やはり、ソレに気付けるNは正真正銘の化け物だ!

 

 

 

そうして、神々の世界を見ながら過ごしていたら、

 

 

 

手が透けていく。視界がぼやけてきた。

もう限界なんですね。

ワタクシの野望もここでお終いか……。

 

 

 

 

 

【System error発生!System error発生!】

【全データーを消去しますか?】     

【→】YES        

   NO

 

カチッ

 

パタッ

 

「ここは…いったい?」

 

目が覚めたら、自宅とはとても思えない場所で目覚めた人がする最初の反応とは?

正解は、固まる。

 

私は確かに、学校から帰って自宅に着き、ベッドで眠ったはずだった。

間違っても、なろう転生にあるようなトラックに轢かれてとか、猫を庇ってとか、病院に入院していたとか、そんなものは無い。

 

 

 

 

バタバタバタ

 

バン!

 

「ゲーチス様!如何なさいましたか!」

「って?ええー!ゲーチス様!そのお姿は!?」

「おいたわしや…、ゲーチス様。」

 

ゲーチス?それになんだこの3人は?

 

「貴方達は誰ですか?それに何故私をゲーチスなどと?」

 

私は日本人、しかも女、間違ってもゲーチスなどと呼ばれる理由がない。

 

「まさか…!ご自身のことが分からないのですか?」

なんか、外国人が想像するような忍者の1人がそう言った。

 

「ええ、それに私は日本人で性別は女です。どなたかと勘違いなさっているのでは?」

 

そういうと、忍者の3人は私から少し離れて話し合いを始めた。

その間は、とりあえず自分の顔を見ようと近くにあった手鏡をとり、顔を見ると、そこには、

 

「へっ?」

緑の髪、特徴的な癖毛いや三本松?赤い瞳、

日本人離れなんてレベルではない。

髪の毛を引っ張っても痛みがあるから、夢でもなければ偽物でもない。

一番の可能性も、この身体の鉛っぷりを考えれば、染める余裕なんて無いはずだ。

つまり、間違いなく地毛。

 

 

ここは、私の知っている地球ではない!

 

それに…、この顔、見覚えがある。画面越しだけど…、もしかしたら…!

 

「ダーク…トリニティ?」

 

「「「思い出したのですか!?ゲーチス様!」」」

 

間違いない、この3人は私をゲーチス・ハルモニア・グロピウスとして見ている!!

なら、まず最初にするべきことは。

 

「ダークトリニティ…お話があります。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダークトリニティside

 

ゲーチス様の野望を打ち砕いた少年と戦いつづけども、一度も勝てずに今日まで来てしまった。

 

「やはり…我ら影の存在には無理なのでは」

「せめてゲーチス様が正気に戻られれば。」

「とりあえず、今は隠れ家に帰る以外にはあるまい。」

 

そんな会話を最早、日常とかしたやり取りで現自宅基、ゲーチス様を匿っている家に着き、夕食の準備をしていると、

 

パタン

 

「……部屋の窓は全部閉めているよな?」

「「ああ」」

 

わざわざこの家に来る相手なんて、1人しかいない。

 

クイ

コクン

 

あえて音を立てて、ゲーチス様のお部屋に入ると、そこには、

 

背が縮み、胸元には特有の膨らみ、角ばっているとはいえ、出かける前よりもふっくらとした顔、

 

だが、それよりも重要なのは、

 

「貴方達は誰ですか?それに何故私をゲーチスなどと?」

 

と言う、正気に戻っているはずなのに、殺気も警戒心もない無防備な表情で聞いてきた“我らの主”

 

いったい、この短時間内にゲーチス様に何があったのか!?

 

「ええ、それに私はニホンジンで性別は女です。どなたかと勘違いなさっているのでは?」

 

ニホンジン?聞いたことがない。だが、カロス人と似たような意味合いなのだろうか?

私達3人が話し合っている隙に、このゲーチス様が手鏡で自身の顔を見てから、

 

「ダーク…トリニティ?」

 

思い出したのか!?と思ったが、何かが違った。私達を見たゲーチス様は【大切な話がある】と言って話出したが、それは予想を大幅に上回っていた。

 

 

 

 

「まず、ここは正直に言い切ります。どうやら貴方達が知っているゲーチス・ハルモニア・グロピウスは、もうこの世にはいません。」

 

「「「はっ?」」」

確かに男であるゲーチス様はいないが、何故性別が変わっただけで、【ゲーチス・ハルモニア・グロピウス】が存在しないとなるのか?

 

「まず、聞いていただきたいのは私の名前は

☆<〆|*$×です。」

 

「えっ?今なんと?」

名前らしき言葉を言っていたが、まるで雑音を聞いているようだ。

 

「だから、私の名前は☆<〆|*$×。」

本人は普通に発音しているようだが、まるで聞き取れない。

 

「私の本名はこの世界だと使えないの…?」

 

(((この世界?)))

 

その疑問は、諸々の説明により判明した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「つまり、貴方様は元々は異世界、しかもポケモンがゲームになっている世界で生きていた。と?その上、ゲーチス様も我らダークトリニティもNも全てはキャラクターであったと。」

 

「信じられないでしょうが、私の生きていた世界ではポケモンは元より、貴方達は架空の存在です。紙の上で書かれた物語に沿って動くキャラクターです。」

 

とても信じられない内容だったが、まずこの女はゲーチス様の野望を、まるで見てきたかのように言い当て、N様の部屋の様子を事細かに言い当てた。間違いなく本物だ。

 

 

「それで…、貴方達はどうするのですか?」

一通りの情報交換を相互に終えた後、彼女は、

 

「私は…貴方達が忠誠を誓ったゲーチスではない。だけど、この見た目では、どう見てもゲーチスの血縁者にしか見えない。

野望が潰えたとはいえ、ゲーチスは指名手配犯、残党がいないわけではない。」

 

まったくもってその通りだ。彼女をゲーチス様と同等に扱う事はできない。でも、中身はともかくゲーチス様であるのは確かだ。

 

「その上、今のこの身体だとまともに歩けない。貴方達は不服であっても私を捨てることは出来ないはずです。野望を潰された上に発狂した老人を甲斐甲斐しく世話していたくらいですしね。」

 

見た目も、中身も、癖も、呼吸さえ、全てが違う。この人を見れば見るほど我らが仕えたゲーチス様がいない事実を見せつけられているようだ。だけど我々の答えは決まっている。

 

「「「我らダークトリニティ、例え中身が違えど、ゲーチス様の身体を持つ貴方様にお仕えいたします。」」」

 

「本当に…いいのですか?」

【意外】という表情をして言ったが、ゲーチス様が壊れた時から決めていた事だ。

 

「お世話になります。ダーク達。」

 

こちらで生活するなら、まず必要なのは我らでも聞き取れる名前。

 

「では早速、こちらでの名前を決めましょう。」

 

「うーん?ゲーチスとNの名前の由来は音楽用語だけど、私は関係者じゃないし、呼びやすい発音なら何でもいいよ。」

 

そうだったのか、音楽用語から取れるか?

いや、我ら3人は音楽には詳しくない。

なら、花言葉から取るのはどうか?

 

今は亡きゲーチス様の面影を残した彼女の新しい名前…。

 

「アスター…というのはどうか?」 

1人が言った言葉に、我らはストンと地に足がついた気がした。

 

「アスター…、【アスター・ハルモニア・グロピウス】…。いい…!凄くしっくりくる!それにハルモニアと名乗らなくても、名前としてこの顔に合う!

よし!なら今日から私は【アスター】。

名前をつけてくれてありがとう!ダークトリニティ!」

 

我らの名前にかけた思いとは裏腹に、彼女はこの名前をとても喜んだ。

 

 

 

 

こうして、彼女、アスターとの生活が始まったのだった。




気分で書き上げたガバガバ設定。

ちなみに、花言葉を調べると、ダークトリニティの今の心情が分かります。
【アスター】日本では【シオン】と呼ばれています。

もし、よろしければ感想を書いていただければと思います。


》》読んでくれてありがとう《《

もし続きを書くなら、ダークトリニティとポケモン界の勉強とか、
チェレン先生の学校でポケモンバトル?
ゲーチスの隠し子疑惑?とかかな。
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