特急「しなの」愛と殺意の中央本線   作:新庄雄太郎

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最初は名古屋から特急「しなの」の登場です

車両は381系です


第1章 名古屋駅

美樹原愛は、新幹線「ひかり」に乗って名古屋駅に到着した。

 

「なごやー、なごやー、ご乗車有難うございました、名古屋です、東海道本線、中央本線は乗り換えです。」

 

と、アナウンスが流れた。

 

名古屋駅は、東海と南紀と飛騨と北陸を結ぶ連絡駅である、連絡列車は特急「ひだ」と特急「南紀」と中央本線の特急「しなの」と北陸本線を走る特急「しらさぎ」である。

 

めぐみは、名古屋で9時丁度発の特急「しなの7号」に乗って長野へ向かった。

 

ジリリリリリリリリーッ!。

 

と、発車ベルが鳴った。

 

「まもなくー、9時00分発中央本線経由特急「しなの7号」長野行が発車します、ドアが閉まりますご注意ください。」

 

と、アナウンスが鳴った。

 

ファーン!

 

と、特急「しなの」は警笛を鳴らして名古屋を発車した。

 

特急「しなの」は名古屋から長野へ結ぶL特急で1日16往復で運転されている、うち4往復はパノラマカーである。1往復は大阪始発である、特急「しなの」のヘッドマークにはグリーンをベースに木曽森林のカラマツをイメージしたデザインである。

 

特急「しなの7号」は名古屋を9時に発車し、途中停車駅は千種、多治見、中津川、木曽福島、塩尻、松本、聖高原、終着長野へは12時00分である。名古屋と木曽路の旅には便利な特急である。

 

めぐみが乗った特急「しなの」7号は10時27分に木曽福島に到着した。

 

「ここが木曽路ね。」

 

と、めぐみはガイドを読んだ。

 

福島宿

 

福島宿は上松宿まで2里14町40間、宿の延長は3町55間。永禄年間には宿として利用されていたと思われます。

戦国時代には領主木曽氏の城下町として、江戸時代には木曽代官山村氏の陣屋町として栄えました。

また四大関所の一つ福島関所が設けられたため、規模の大きい宿場として発展していました。

宿場であった上町・下町は昭和2年の大火で焼失し、現在では古い建物は残されていませんが、地形や道路から往時をしのぶことができます。また、上之段地区には江戸時代末期の建造物が所々残っており、往時の面影をとどめています。

宿の江戸方入口にある福島関所は、昭和50年に発掘調査が実施され、戦国時代の遺構が発掘されました。現在は関所資料館が併設され、一般公開されています。

 

「へぇー、福島宿って結構人気なのね。」

 

めぐみは、宿を探し1泊することにした。

 

午後からは寝覚めの床へ向かった。

 

国指定の名勝、寝覚の床。奇岩と美しい木曽川には、浦島太郎伝説が残っています。岩を上ったり下ったりしながら寝覚の床を楽しむことが出来る。

 

寝覚めの床

 

「ここが寝覚めの床ね。」

 

「確か、浦島太郎の伝説のところね。」

 

「確か学園祭で激したのを覚えているわ。」

 

「ああ、学園祭の演劇部の出し物だな。」

 

「そうよ。」

 

「あれ、そう言えば、メグは。」

 

「どうした、詩織。」

 

「メグがいないの。」

 

「えっ、宿にでも行ったんじゃないのか。」

 

「そうかな。」

 

と、直人は言った。




特急「しなの」は名古屋から木曽路へ
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