『
『KAMEN RIDER SOLOMON! 』
黄金の鎧を身に纏い、マントを靡かせながらさも当然とでも言う様にゲリラ兵が放った弾丸を空中で止める(マトリックスのネオのアレみたいに)。
「だ、弾丸が!?」
「いやしかもロケット弾まで止めてるぞ!?」
慌て喚くゲリラ兵を意に返さず、止めた弾丸を赤き複眼で見渡す。
『……ヌゥン!』
軽く片手を振ると黒と金の粒子が体から発せられ、弾が全て呑み込まれ消え去る。
それをゲリラ兵は、ただただ恐怖しながら見ていただけだった…
それは『彼』の後ろに居る人達も、ある夫婦の二人も同じだった。当然だ、理解出来ない力ほど恐ろしいものはない。恐怖は当然の反応なのだ、故に…………
子供とはまさに『純粋と言う狂気の塊』とも言えるのだろう
「……きれい」
その少女は、その恐怖を感じ取らなかった。ただただ『彼』の背中を見て感じた『暖かさ』に、ーーーその時の少女ではまだ理解するには時間が少なすぎて理解はできなかったがーーー安心に近い感情を抱いていた。
『ひれ伏せ、外道ども』
指先から放った赤黒い光弾がゲリラ兵達へと放たれ、隕石でも落ちたかの様にーーー不幸中の幸いか死人は出なかったーーーその場にクレーターを作り出していた。
「ギャァァァァァァァァ!!?」
「ウワァァァァァァァァ!?」
「エ"エ"ァ"!!」
「ア"ア"ィ!」
叫び声を上げながら宙を舞い、吹き飛ばされるゲリラ兵達は『彼』を倒すことは不可能だと理解したらしく怪我人を連れて撤退して行ったのだった……
その数分後…
「こっちの被害は!」
「建物が崩れかけてるが人民の被害は無い様だぞ!」
『彼』が少女に自分の名を語り終え姿を眩ませたのちに、NPOの増援が来て手当てと被害確認を取っていた。
「しかしゲリラに襲われたと言うのに、ここまで被害が出ないのは奇跡としか言えないな?」
「あぁ、唯一の被害はゲリラ兵が踏んだであろう爆弾と謎のクレーターぐらいだ……クレーターは小被害の範囲に入るのか?(汗)」
いや流石にそれは無理がある(正論)
そんな中、あの夫婦と少女は互いの無事に安堵しながら先程の出来事を思い返していた。
「あの人は、僕らを守ったのかな…今でも信じられないよ」
「そうね…あの姿を見ていたら足がすくんで動けなかったけれど、クリスに対して敵意を見せなかったのですし守ったのかもしれないわね」
「…………」ボー
夫婦はまだ『彼』に守られたことが信じられないと思っているが、ふと自分達の子の様子を見てその考えを改める必要があるとすぐに気づいた。
「…クリス?顔が赤いわよ?」
「ふぇ?そうなのママ?」
「……早い、早すぎないかいクリス…」
「パパ?」
妻は微笑ましく、夫は寂しそうに、そしてそんな様子を見てよくわからないとでも言う様な表情で見上げている少女がその感情の正体を知るのにはまだまだ先の話となる……。
一方その頃
「おー…ここが」
一仕事を終えた帝亜はブックゲートを使い自身の拠点を確認していたのだが…
「思いっきり城だな、これ」
そう、見た限りそこそこデカい城がワンダーワールドにそびえ立っている光景が目の前にあったのだ。
およそ現代ビル50階ぐらいの高さに東京ドームレベルの広さで
「(そう言えばこの城、一人で暮らすんだったよな…)…使用人とか考えてなかったなぁ…どうしよ」
中身も確認したので次に考えたのは、『一人でこの城を使えるのか』と言うもの。
流石にこの広い城を一人で運営するのはキツいだろう、なので考えたわけだが……
「……キングオブソロモンを使用人に、縮ませれるかな?」
その後すぐにそれを試すと案外上手くいって、大量のキングオブセバスチャン(キングオブソロモンが執事の服装を着ている状態)が完成したのだった。
しかも単体でもかなり強いのが後に判明するが、それはあの聖遺物が発見された事件までは明かされなかったそうな…
その頃日本のとある会社…
「社長、社長の予想通りバルベルデの『あの』キャンプがゲリラに襲われました。しかし…」
「被害は人被害がゼロ、建物もほぼゼロに近い状態だったと……おかしいね」
社長室にて秘書らしき人物と『謎の金色のバックルと二つのプログライズキー』を机に置いている社長らしき人物は、バルベルデでの出来事の内容について話していた。
「私の知っている歴史が変わっている、とするならまだいいが…『意図的に変えられた』とするなら」
「マズイ状況、と言うわけですか?」
社長らしき人物は秘書に頷くと窓の外を見る。
「『アレ』が動くタイミングがズレる可能性があるからね…出来るだけ私の知るままでいて欲しかったんだが」
「……それにしては、顔が笑っていますよ」
「おっと」
自分の口元を手で触れてみると、確かに口元が上がっているのがわかる。それを理解した社長らしき人物は自分の心に呆れながらも、納得した様な目をしていた。
「私だって『やってみたかった』さ、でも結果的に怖くて出来なかった…だからこそ」
机に置いてあるバックルとプログライズキーを手に取り、ポケットに仕舞う。
「確認してみるか、『次の分岐点』で」
「わかりました、FISの『例の聖遺物』の起動実験の予約を取っておきます」
秘書の仕事の早さに感心しながら社長は窓の外に振り向く
「……さて、君は
最後まで見て頂きありがとうございます!
最後に現れたのは、一体何永遠の24歳の社長でしょうね?
アマゾンシグマは出すべき?
-
む?一手早かったか(ええで)
-
そんな…馬鹿なっ!?(あかーん!)
-
かゆ…うま(作者に任せる)