戦姫絶唱シンフォギアS   作:GNストフリ

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エピソード4の後半でのフーリーのエピソードです
では、どうぞ!


エピソード4.5『新たな剣士、その名は。』

帝亜がF.I.S.に向かったその後数時間後の事…

 

日本のある町にて、フーリーは自由にぶらついていた。

 

「……くっせぇ世の中だなぁ…混ざり合って、どれがどれだかわかったもんじゃねぇ」

 

そう呟くのも無理は無い、彼には元となった『デザスト』に似た能力『どんなものも匂いで理解できる程度の能力』を有している為、色んなものが混じり合った『この世界』では鼻が効きすぎるのも苦労ものである。

 

「(今度マスクって言うアイテム探すか…)……ん?」

 

ふと考えていた思考が止められる程の、しかし微かな匂いを嗅ぎ取る。

 

「…」

 

その匂いを辿る様に向かって行くと、そこには

 

「逃がさナイゾォ…ガキドモ!」

 

「っ!」

「ひびきぃ…! 」

 

カタコトの大の大人の男が小さな子供達ににじり寄ってきていた現場だった

 

「おい、あんた」

 

「アァ?」

 

フーリーはその男に、いやフーリーが『一番嫌いな匂い』を発する『それ』にフーリーは話しかけた。

 

「子供相手に対してひでーじゃねぇか、カッコ悪ぃ〜」

 

「喧シイ!邪魔!」

 

そう言って男はフーリーに殴りかかり、フーリーの顔面を直撃する。

通常の人間の場合、こうなると鼻が曲がり顔が血だらけになるのだが…

 

「…腰入ってねぇなぁ…」

 

「!?」

 

男の拳の方が砕け、手がブラン、と垂れ下がっていたのだ。

 

「ギャァァァァァァァァ!!!?ワ、ワタシノ、ワタシノ手ガァァァァァ!?」

 

「ま、腰にも力入れてたら拳じゃすまないだろうけど…な!」

 

「モガッ!?」

 

フーリーは絶叫している男の口元を掴み壁に叩き抑え、自分の本を開く。

 

「テメェガキを何人も殺してるな?」

 

「!?ハ、ハンベ!?(な、なんで!?)」

 

「匂いでわかるんだよ、しかもテメェの匂いは…臭すぎてイライラすんだよ、そんなテメェにはプレゼントを贈ってやる」

 

『デザスト…!』

 

すると本から黒い霧が発生し始め、男の周りに漂い始めると…

 

「!?ッ!?」

 

「見えてるみたいだなぁ、そうだ。これはテメェが殺したガキ共の霊だ、ずっとお前を恨んで来た霊達だ…わかるか?お前はいつだって呪い殺されてもおかしくないんだよ」

 

ズイッと男の顔に自信の顔を近づけ、そう男に語る。

 

「でも運が良いのか悪いのか、俺がこうやって見せられるまでそれは無かったみたいだなぁ…でももう終わりだ、お前はこれに気付いてしまった。自分がいつ呪い殺されてしまうと言う事実に、な」

 

「〜!!!」

 

絶叫、男の目にはもう殺意では無く『懺悔』の目でしか無くなっていた。

しかしフーリーはそんな事お構い無しである

 

「じゃあそんな永遠の恐怖に震えて……ん?」

 

「………」

 

言い終える前に男は失禁し気絶していた、流石に追い込みすぎた様だ。

 

「ヤベ、どうすっかな…(確かこう言う時はけいさつって奴に頼むんだったな…)えっと、携帯携帯…」

 

スマホを取り出し電話をかけようとするが…

 

「…番号なんだったっけ?」

 

「「え?(汗)」」

 

「ん〜119?118?いや115か?」

 

肝心の番号を忘れていたのだ、帝亜は教えていたのだが…

 

「え、あ…あの!」

 

「ん?」

 

すると見かねた子供の一人がフーリーに声をかける

 

「お巡りさんは110番です」

 

「え?あ、サンキューチビ」

 

そう言ってスマホに110を入力し電話をかけ、事情を説明してその場に居るように言われ待つ事に

 

「あ、その…」

 

「なんだ?まだ何かあるのか」

 

再び子供がフーリーに声をかけてもじもじと何か言おうとしていた

 

「ひびき、ちゃんとおれいいおう?」

 

「うん、みく!あの!さっきはありがとうおにいちゃん!!」

 

「ありがとうございます!」

 

「…お、おう……」

 

二人はフーリーに頭を下げてお礼を言ってそれに照れてるフーリー、そんな時

 

「ニャー」

 

「あ、もうだいじょうぶだよ〜」

 

「ん?猫…しかも」

 

子供の後ろに数匹の小さな子供の猫が鳴いていたのだ

 

「このおにいちゃんがこわいおじさんからまもってくれたんだよ〜」

 

「ニャー!」

 

子猫の一匹がフーリーの手を舐めてお礼を言っているようにフーリーは匂いでわかった

 

「…あー、なんかむず痒いな!こう言うの!(でも、なんか…いいな、こう言う事も)…つかお前達なんでこんなとこに居たんだ?あぶねぇだろ」

 

少し頭をかいて照れて、少し疑問を問いかけてみる。

 

「えっと、こねこのおかあさんがね?おけがをしてて、そしたらおとなのひとがこねこにてをだそうとしてて…たすけようと…」

 

「……あ、なるほどそうかこいつ…(子供は子供でも、猫の子供狙いだったのかよ)」

 

フーリーは匂いで全てを理解するが、『見える訳では無い』為に男から匂った『子供の死』がどの生き物の子供なのかを知ることが出来なかったのだ。

 

「(つまり俺がさっき見せたのは人じゃ無く、その子猫の親達の怨みって事か……)こりゃ勘違い、でもまぁ別にクソ野郎なのには変わりねぇな」

 

そうしてその後やってきた警官に事情を説明し、フーリーはその場を離れたのだった。

 

 

 

「……」

 

「みく〜、あのおにいちゃんかっこよかったね〜!」

 

「う、うん////」

 

そしてこの子供達が、まさか世界を何度も救う英雄となる事を今のフーリーが知るよしも無い…




と言うわけで、フーリーくん百合に挟まるフラグが建っちゃった♪
…まぁ、聞いてくださいよ。この後の予定だとある意味縁がある関係になって行くので仕方ない処置だったんです…
百合に挟まるの許ざん"ッ!って方々、今のうちに謝っときます 
それではまた次回!

PS.小日向未来ちゃん誕生日おめでとう、ハッピーバースディ!(某欲望大好き社長)

アマゾンシグマは出すべき?

  • む?一手早かったか(ええで)
  • そんな…馬鹿なっ!?(あかーん!)
  • かゆ…うま(作者に任せる)
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