深緑の空と渡り鳥   作:タルル

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IS原作を読み直してもやっぱり一夏の社交性が限りなく低い気がする・・・誰にでも仲良くなるのは良いけどウーム・・・

今回のお話は原作主人公をメインにしておりますので頼むからとっつきやオーバード・ウエポンを自分に使うのだけはやめてください(切実)

使うなら扱いづらい最新型パーツを使ってる人にしてくださいお願いします。何でもしませんからッ!(必死)

では本編どうぞ~(全力逃走)


第三話 波乱のクラスと鳥の目覚め

「・・・。(どうするどうするどうする!?落ち着け落ち着け落ち着け!)」

 

女子しか居ないはずの教室に彼はいた。そう、「織斑一夏」である。

 

 

受験時に会場までの道を間違え、ISに触ってしまい、起動させてしまった影響でIS学園に編入された男である。

 

 

その彼は入学式には参加せず。クラス顔合わせで自己紹介の順番を待つのみであった。だが、彼は男子一人しか居ない影響で極度の緊張状態であることは、察することが出来るだろう。

 

 

「・・・くーん?・・・斑くーん?織斑一夏君?」

 

 

「ッ!はっ、はい!」

 

 

真耶に呼ばれた彼は緊張のために変な声をあげながら返事をした。

 

 

「あ行から順番に自己紹介してもらっているので、次は織斑一夏君の番ですよ?」

 

 

そう言われた彼はうわづった声を出しながらも自己紹介をした。

 

 

「えーっと・・・織斑一夏です。よろしくお願いします!以上ですッ!!」

 

 

半ばやけくそ気味に自己紹介したために教室は静まり返っている。

 

 

「えっと・・・そ、それだけですか?」

 

 

真耶は困惑した声を出しつつ彼に尋ねた。が、彼は緊張のしすぎで答えられなかった。

 

 

すると、黒い板が勢い良く彼の頭に叩かれる

 

 

スパァッン!

 

 

「いってぇッ!!!って、千冬姉!」

 

 

スパァッン!

 

 

「ここでは織斑先生だ。すまない山田先生、所用で遅れてしまった」

 

 

彼を叩いたのは織斑千冬だった。山田真耶に一言謝罪を言うと黒板を背に話し始めた。

 

 

「さて、私がこのクラスの担任になる織斑千冬だ。お前達小娘を一年である程度使い物になるようにするのが私の仕事だ」

 

 

教室が静まり返る・・・

 

 

「「「「「「「「「キ・・・キャァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」

 

 

ほんの僅かな静寂の後、窓ガラスが割れんばかりの声量で女子達は喜び叫ぶ。

 

 


 

 

「うおっ!?なんだこの声?」

 

 

弘治が作業服で学園内の庭園の手入れをしている最中に喜び叫んでる声が聴こえたが、あまりにも唐突だったために弘治は声を出して驚いてしまった。

 

 

「コージー何してんだ?さっさと終わらせて昼寝でもしようや」

 

 

ファットマンはそんな彼に注意をするが、ファットマンは戦い以外の仕事の影響なのか庭園の手入れを楽しくこなしていた。弘治は注意を受けて気にすることを止め、目の前の作業に集中することにした。

 

 


 

 

「毎年担当するクラスは何故いつもこの調子なんだ・・・」

 

 

千冬はクラス女子の黄色い絶叫が落ち着いたのを確認すると一人ゴチたが、真耶は苦笑いするしかなかった。

 

 

しばらくしてクラスの顔合わせが終わり、一夏は緊張で自分の机を凝視してる中、一人の女子が彼に話しかけた。

 

 

「一夏・・・?」

 

 

「箒?箒か!?」

 

 

いきなり名前で呼ばれた女子は顔を少し赤くしつつも頭を左右に振った後、凛とした表情で彼に向き合った。

 

 

「久しぶりに会えて本当に嬉しいんだが・・・一夏、わからないことがあったら何でも聞いてくれ。できる限り私が教えよう」

 

 

そう言うのは「篠ノ之 箒」であった。そう、ISの生みの親「篠ノ之 束」の妹である。彼女は日本国政府から証人保護プログラムを受けたため転校することとなり、一夏と別れていたのだがIS学園に入学したことによって一夏と箒は再会することができたのだった。

 

 

それを見ていた周りの女子生徒がヒソヒソとこんな話をしていた。

 

 

「はわぁ・・・『おり×しの』の本書いたらすごいことになりそう・・・」

 

 

聴いていた箒は恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にしていたが、一夏には聞こえなかったためか

 

 

「箒?熱でもあるのか?」

 

 

そう聞きながら顔を彼女に近づけるのであった。

 

 

「ッ!!きゅ、急に顔を近づけるな!」

 

 

箒が顔をさらに朱に染めながら一夏から離れる。その様子を見ていた女子生徒達が黄色い声を上げていたが、一夏は何故黄色い声を上げているのが分からなかった。

 

 


 

 

それから時間が経ち、クラス代表を決める時間になった。クラス代表の選定は推薦制だったが自己推薦することもできるようだった。

 

 

「では、クラス代表を決めるが推薦したい人はいるか?」

 

 

千冬の問いに勢いよく挙手をした生徒がいた。

 

 

「はい!織斑くんを推薦します!」

 

 

それにつられて何人かも同様に推薦をしたが、そこに待ったをかける人物がいた。

 

 

「ちょっと待ってくださいまし!クラス代表にはISに関して経験豊富で相応しい生徒がなるべきですわ!」

 

 

そう、セシリア・オルコットがこの推薦に待ったをかけ、席を立ったのだ。実は彼女はIS学園前まであった男性を卑下する発言行動をしていたが、IS学園に入学してからはそれがぴたりと止んだのだった。

 

 

「仮に男性操縦者が代表になったとしても、それではただの見世物と同じになってしまいますわ。だから、他に推薦が無ければ自己推薦し、決闘で決めますわ」

 

 

そういうとセシリアは深刻な顔をしながら席に座った。それを見ていた千冬と真耶は入学試験の時とまるで違うことに困惑したがハッとすると

 

 

「他に誰か推薦したいものはいるか?いないならアリーナで決闘をしてもらう。日時は学園側から連絡する」

 

 

そうしてクラス代表を決定する時間が終わったのだが、千冬は伝え忘れてたことを話し始めた。

 

 

「忘れていたが、この学園に男性の用務員がいるから見かけたら挨拶してやってくれ、この学園の清掃等をしてくれているからなそのことは忘れないようにしておけ」

 

 

そう言って、締めくくるのだった。

 

 


 

 

弘治とファットマンは仕事終わりに応接室に呼ばれたため、手を洗ってから応接室に入室し、弘治が口を開いた。

 

 

「お話とは?あと何故生徒会長殿が?」

 

 

水色の髪色をした女子生徒を見た彼は警戒心をあらわにした。その女子生徒は生徒会長という役職についていることをしっていたからだ。すると千冬が口を開いた。

 

 

「彼女は『更識 楯無(さらしき たてなし)』ここは機密情報なんだが、この国の暗部を担当してる家の当主でな、すまないが君たちのことを話した。一応未確認兵器をこの学園に持ち込んでしまったからな政府にも隠ぺいするのに一役買ってもらった。これに関しては伝えずに行ってしまったからなそこは正式に謝罪する」

 

 

そう言い、彼女は頭を下げた。すると更識楯無が口を開き弘治とファットマンにこう尋ねたのだった。

 

 

「あなた方の戦闘記録を拝見させていただいたのですが、今一度実感が無かったので・・・一度あなたの機体の性能を見せてもらえませんか?もちろん機動性能なので発砲はしなくていいいです」

 

 

そう言われ、弘治は静かに頷いたが彼は内心、久しぶりに愛機に乗れることを喜んでいた。何故喜んでいるのかは本人でもわからなかった。

 

 

そして、その夜、性能試験の日程が決まったのだ。1年1組のクラス代表決定戦の前日の夜、消灯後に執り行うとして学園長からの認可をもらったと真耶から直接伝えられたのであった。




ここまで読んでいただきありがとうございます。

思い出しながら書いてたらところどころおかしくなったので徹夜で校正しました。

一夏と箒さんの教室での話は割愛しました。許せ。身代わりにダウンギャンブルをボコしていいから(必死)

これは一応仮予定なのですがACVDの敵機体を1機フランスでの戦闘(ここ重要)に使おうか悩んでるのですがどうしよ・・・まぁ敵ACは要らないって言うのなら敵は通常戦力(IS無し)でオリ主と戦うことになると思いますが、多分、一方的に蹂躙されるんじゃないかな?

活動報告にてご要望を受け付けておりますので、ご要望があった際にご利用いただければ幸いです

次回「目覚める鳥と覗く蒼」

では、次回に会いましょう! ノシ
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