バカ共の終末世界   作:沈降支笏太郎

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第1話

「あー、わいゾンビになっちゃったよー」

 

「…ああ、デビルマソですか。」

 

「そうそう。

いやなぁ、こうやって世界滅んじまってさ、胸に7つの傷のある男がとーきわーの森でピカーチュウー…って」

 

「ファックでちゅですね。」

 

「怒られるわ…ってまぁんなわけでさ、

やることねーからヤり盛り、カラミざかり、NTR教の住民が年中ヒャッハー、ゾンビもヒャッハー、ずっこんばっこんがっぶりかんせん☆の修羅の国へ変わった現代で、とても賢い天才なワイと愉快な仲間たち(一名)はクソド田舎に避難したわけや」

 

「いやーこわいっすねー、行きつけの店でバイトの可愛子ちゃんが半裸の絶望しきった顔でタヒんでたのはマジでビビッドアーミー」

 

「れずぅ…┌(┌ ^o^)┐

まぁ、んにゃこたーいーんだ。ワイも片想いしてた子が死んだ目でマワされてたの見たときはマジで吐き気したし…」

 

「マグロ…回転寿司…!」

 

「吐くからやめろ」

 

「あーい」

 

「えーっと…まぁ、んな事でワイとお前でヤるってのもアレやん?…いやナニのデカさには自信はあるがあのヒャッハーゾンビ予備軍を見た経験があるとなんつーか…なぁ…」

 

「僕は一向に構わんッ!!」

 

「メインヒロイン面やめろ。

って訳で凄く賢いワイは田舎に隠居した金持ちとかの家ならソーラーパネルとかで自家発電できるタイプの家とかあんじゃねーかって考えもあってな。」

 

「イカ臭」

 

「金持ちなら自家発電は必要ない…いやそっちじゃなくて、ってかあったわけだし…頭こんがらがってきた…」

 

「1人寂しくマス掻いてマス!ってヤツなんですね」

 

「…んでな、バリケード用意!畑…慣れないがまぁ、様子見だ。出来る限りマニュアル通りにやった、

食料の備蓄は近場のスーパー…つってもクソド田舎だけあって車で往復2時間も掛かんだがな。取ってきた。

田舎で情報の伝達も遅い…つっても田舎なら田舎民同士の伝達は早かったみたいだがな。

結果デカい建物の中で全滅…最初の頃の謎の連続テロか!?みたいなものだけ見て全体に知らせて住民全員集まったって感じなんだろうな。

ほぼ手付かず、まさに宝の山だ。大量の缶詰め、保存の効くもの、何十度の往復、ガソリンの貯蔵、やりたい放題よ。」

 

「こんな世界になってお腹一杯ご飯が食べれるなんて思いませんでしたね。

…僕のママとパパは人を食べてお腹一杯になってそうですが。」

 

「…お前の家族の死体も、ゾンビになった姿も見てないんだ。希望はある」

 

「…生きてても…」

 

「俺とお前だけでだってここまでやれたんだ。

やりくりすれば1年ぶんは食いモンはある、畑も形は出来た、バリケードには自信がある。

自家発電機も定期的なメンテは必要だろうがそこら辺が載ってそうなもんも見つけた…

映画だって見れる。

お前の家族が、見つかったら、生きてたら一緒に暮らせるだろう。

だから、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前は生きろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「卑怯者」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もし、この傷から感染していたら。」

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