しずかなのけもの   作:くにむらせいじ

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 まえがき

 『しずかなのけもの』の、あとがきと設定 です。長いので1話分として投稿しました。
 


あとがき・設定

 

 

―――――――― あとがき ――――――――

 

 

 読んでいただきありがとうございます。

 

 

 欲張って詰め込みすぎましたね……なみみさんの頭の中のように、ごちゃごちゃです。

 要点は三つくらいに絞ろうよ、と書いてから思いました。

 あまりにも原作から離れていますが、こんな視点とテーマで書いた けものフレンズの二次創作は他にないだろう、という変な自信はあります。

 

 書いているうちに、短編集『ジャパリ・フラグメンツ』に書いた〈 しずかなのけもの 〉とは、少し違うものになりました。裏表の関係になっていますが、完全互換ではありません。

 

 このおはなしを書き進めるうちに、 “華やかなジャパリパークの裏で、地味な仕事をしているヒトがたくさんいるのでは?” という考えが生まれました。本物の動物園では、飼育員さんが様々な業務をこなしていますが、ジャパリパークはあまりにも巨大なので、一人でいくつもの業務を掛け持ちするのは無理だろうと筆者は思います。

 料理人、トラックドライバー、清掃員、警備員、事務員、車両整備士、土木建築関係者……そんな裏方のヒトたち。これらの仕事には知識と技術が必要です。ジャパリパークの場合は、動物に関する知識も必要ですし、建物も車両も特殊な設計のものが多いです。外部の業者に委託するとお金がかかるので、パークには、なみみさんのような『動物のお世話をしない飼育員』が必要なのです。驚くほど低賃金できつい仕事ですが、無料で利用できる寮があるので、それなりに生活できます。なみみさんは考え方が特殊なので、それでも居心地が良い場所なのです。(ジャパリパークは、世間一般から見ればホワイトな労働環境です)

 近い将来、こういった仕事はラッキービーストが行うようになり、たくさんのヒトが仕事を失います。その結果、ヒトがいなくなっても(不完全ながら)パークが機能し続けるわけです。

 ただ、ラッキービーストがヒトの仕事を全部代行するのは無理だと思います。複雑な料理はできないようですし、あの体でどうやってバスのタイヤを交換するんだろう? などの疑問もあります。(車両整備は、自動化された工場や専用の装置があれば可能かも)やはり、ジャパリパークの運営には、舞台裏で働くたくさんのヒトが必要なんです。

 

 そして、ジャパリパークの従業員の間でも、格差が生じている……。ヒトの世の縮図です。

 

 なんだか、けものフレンズに似つかわしくない、生々しい話ですね。私はそんなもの書きたくないですし、読者もそんなもの求めていないと思います。でもそれでも書いちゃうのが、くにむらせいじなのね(オオミミギツネ)。

 

 

 なみみさんに感情移入する読者は少ないと思います。彼女は “サイレントマイノリティ” ですから。一人称の主人公には向いていないキャラクターだと思うのです。でも、 “痛い本物のコミュ障” の内面を描くって、ちょっと珍しいかな? と思い、こんな主人公にしました。内面と言動にギャップがあるのがポイントです。

 

 大人しくて何もしゃべらず無反応な子は、感情や考えの表現が苦手(あるいは嫌い)なだけで、その裏には、激しい感情や複雑な考えが隠れている……こともあるようです。

 しゃべらないのは “行動” であり、 “性格” ではありません。“何をされても怒らない” “楽しむことができない” というのは大きな間違いです。

 

 なみみさんが号泣しちゃうのは不自然かな? とも思いましたが、ここは理屈ではないのです。

 大人が号泣するって、現実には滅多にないですよね。(『号泣』は、 “声をあげて泣くこと” です。テレビなどで号泣と言っているのは、そこまで泣いていない事が多いです)

 

 

 “自称コミュ障” の人は、大抵コミュ障ではないです。相手のことを考えて意思疎通ができるなら、コミュ障ではないと私は思います。意思疎通の方法は、言葉以外にもたくさんありますから、自分に合った方法を使えば良いのです(なみみさんのような特殊な方法は、使える相手や場面が少ないですが)。ゆっくりでも不器用でも構わないのです。人に好かれようとか、人を好きになろうとか、無理をする必要はありません。思っていることを全部伝えるのも、相手の考えを全部理解するのも不可能なのですから。

 

 

 

 

―――――――― 設 定 ――――――――

 

 

 【 なみみ 】

 

・ 年齢不詳(20代後半?)の女性。実年齢より若く見える。

・ 書類上の肩書は飼育員だが、実際は餌の調理が専門の職員。

・ 『20代前半で就職→現20代後半』、あるいは、『10代後半で就職→現20代中頃』。

・ 外見は地味。服は大抵ジャージか作業服。自分を着飾ることには全く興味が無い。

・ スーツより作業服が好きなタイプのヒト。

・ 周囲のひとからは、暗くて無気力に見られる。ひとを寄せ付けない雰囲気もある。

・ クーデレではなく、もっと痛い本物のコミュ障。クラスにひとりくらい居るタイプ。

  サイレントマイノリティ。

・ 周囲のひととは、自ら積極的に距離をとっている。

・ 話しかけられても黙っているのは、無視しているのではなく、どう返すか考えているから。

  考えを言葉にして文章を組み立てるのに時間がかかる。考えている間は、相手が話している

  ことが頭に入らなくなる。よって、会話の流れについて行けない。

・ コミュニケーション能力が極端に低いうえに、じっくり考えてからでないと動けないため、

  チームで対戦する球技が非常に苦手。

・ 会話が終わって時間が経ってから、言えば良かった、言わなきゃ良かった、と後悔する。

  これが会話への恐怖や慎重さにつながり、さらに会話が苦手になる悪循環に陥っている。

・ 上記の性質は、社会に出てかなり改善したが、やはり普通よりは会話が苦手である。

・ 小学校、中学校時代はいじめられていた。

・ “アニマルガールではない動物”が大好き。アニマルガールも、どちらかと言えば好き。

・ (ヒト以外の)動物とふれあっている時だけ、やさしくゆるんだ顔を見せる。

・ 動物のお世話がしたくてジャパリパークに就職したが、研修が上手くこなせず、不本意な

 “餌の調理” の仕事に就いた。だが、パークを支える仕事に誇りを持つようになった。

・ 料理をするのは、どちらかと言えば嫌いであり、どちらかと言えば苦手。

・ 動物についてしっかりと勉強していて、職業柄、特に食べものや栄養に関して詳しい。

・ 本人はわりと今の仕事を楽しんでいる。

  だが、きつい単調な仕事を黙々とやっているせいで、楽しんでいるようには見えない。

・ 勤務時間は、暗い早朝~昼過ぎまで。起床も就寝も早い。たまに昼間だけの勤務もある。

・ なみみが早朝出勤するのは餌やりの時間に合わせるためだが、自身の仕事が遅いのを時間で

  補っているためでもある。

・ そこそこ経験を積んでいるが、勤務歴の割に未熟な面がある。

  成長が遅いのではなく、 “上の立場になりたくない” のが本音。

・ 毎日早朝出勤ができて、動物の知識もあるので、替えの効かない貴重な人材でもある。

・ アンイン第4炊事場の隣の寮で生活している。

・ 動物をなでまわしてマッサージするのが得意。ほとんどの けもの をとろけさせる程の腕前。

  テクニックがあるだけではなく、指先のふるえ・声・におい・呼吸・心拍などにより、相手に

  好意が伝わるので、異常に気持ちよく、えげつない癒し効果がある。

  なみみ自身の感受性も高い。

  これは、言葉による意思疎通が苦手なのをカバーするために目覚めた特殊能力。だが本人は

  過小評価しており、周囲はその能力に気づいていない。仕事にも活かせず宝の持ち腐れ状態。

・ 友人、恋人、結婚、子供、仕事、お金……いろいろあきらめたら、すごく楽になった。

・ 『寝る場所とお風呂があって、質素なごはんが毎日食べられれば十分幸せ』と考えている。

・ トラックドライバーさん のことがちょっと気になっている模様。

 

 

 【 トラックドライバー 】

 

・ 見た目は冴えないおじさん。寡黙で渋い大人。顔はいまいちだが、背中が格好いい。

・ 飼育員ではなく、最初からトラックドライバーとして雇用された。

・ 体力があり、重量物を運ぶのが得意。

・ 生きることに不器用なヒト。

・ 主にアンインエリアの早朝便を担当していて、昼夜逆転に近い生活をしている。

・ 『俺は夜行性だから大丈夫だ』が口癖。

・ スケジュールは変動しており、第4炊事場に来ない日もある。稀に昼の便も担当する。

・ 集配業務が無くても、倉庫の整理、清掃、車両の整備などを行っており、結構忙しい。

・ 一度結婚と離婚をしており(生活スタイルが合わなかったため)現在(作中の時点)は独身。

・ パークに来る前は、宅配業者で働いていたらしい。

・ なみみさん のことがちょっと気になっている模様。

 

 

 【 マグ先輩 】

 

・ アンイン第4炊事場のヌシ的なベテラン飼育員。女性。

・ 元は『マグロ先輩』と呼ばれていたが、短縮されて『マグ先輩』になった。由来は不明。

・ 明るい姉御肌。仕事には厳しい。なみみの師匠的な存在。

・ 早起きが苦手で、しょっちゅう遅刻(早朝は時間外勤務だが)している。

・ 遅刻の原因の一つは勤務時間が長すぎるためであり、彼女だけに非があるわけではない。

・ 仕事の成長が遅いなみみを心配している。

  その半面、(自分にはできない)早朝勤務が毎日できる なみみを、高く評価してもいる。

・ 少し離れた場所から電動スクーターで通勤している。

・ 彼女の作る料理は、豪快で大盛りで早くてうまい。特にチャーハンが絶品。

・ 経験と知識が豊富。昔は、動物の(直接的な)お世話もしていたらしい。

 

 

 【 遅番のふたり 】

 

・ 若い凸凹コンビ。体力がある。性別の設定は無し。

・ 主に昼~夜までの勤務。清掃などで深夜に及ぶこともある。

・ なみみが休むと徹夜から早朝までの勤務になってしまう。

・ なみみと同じ寮に住んでいる。

 

 

 【 アンイン第4炊事場 】 通称 『妖怪キッチン』

 

・ 小さな食品加工工場のような施設。

・ 主な業務は2つ。

 ☆ “アニマルガールではない動物” 向けの餌を作る。生鮮食品の加工など。こちらがメイン。

 ☆ 従業員向けの食堂。社員食堂的なもの。余った食材を活用するために行っている。

・ 『妖怪キッチン』は、『地元の伝説』にちなむ、親しみを込めたあだ名。

・ 『地元の伝説』というのは “森の奥深くに、妖怪が絵物語を描く小屋があり、

  入ると、その人の人生を絵物語のモデルにされてしまう” というもの。

・ アンインの森の中にある。それなりにしっかりした道路が通っている。

・ 『大食堂』が併設されていたが、公式には閉鎖されたことになっている。

・ 『大食堂』の設備は残っており、それが従業員向けの隠れ食堂として機能している。

・ 広さは小さめのファミレス並みだが、客は少なく閑散としている。昼がピーク。

・ ガイドブック等には掲載されていないため、パークの客(ゲスト)はほとんど訪れない。

・ たまにアニマルガールの客も訪れる。

・ 食事は有料。従業員向けなので、パーク内のレストランよりもかなり安い。

・ アニマルガールのお客に対しては、持ち合わせが無ければ無料で食事を提供する事もある。

・ ここの売り上げは、一応パークの売り上げ扱いになる。

・ ウォークインの大きな冷蔵庫と冷凍庫がある。

・ 夜間は機械警備。従業員はセキュリティー解除キーを持っている。

・ 隣に職員用の寮がある。しっかりした作りのアパートっぽい建物。通勤時間徒歩1分。

・ 夏は蒸し暑く冬は厳寒な場所。雪も降る。

・ 水は近くの湧水をひいている。

・ かなり遠くにある地熱発電所から送電している。

・ 電気だけでは熱源が足りず、灯油やプロパンガス的なものを使っている。

・ 非常用として、薪を燃やす炉もある。これは古めかしいものではなく、近代的な装置である。

・ 似たような施設(炊事場・調理場・食品工場)はパーク内に 数10か所あり、それぞれ

  担当する範囲が決まっている。  例 : キョウシュウ第3キッチン

・ 本作より後、ラッキービーストが本格的に運用されるようになると、ここは単なる倉庫と化し、ほとんどのヒトに忘れ去られてしまった。なみみがどうなったのかは謎。

 

 

 【 アンイン第3炊事場 】 通称 『リストランテ』

 

・ 『リストランテ』の名は、『リストラ』に引っかけた皮肉。イタリア料理店ではない。

・ 見晴らしの良い丘の上にある。

・ アニマルガール向け食品と、アニマルガールではない動物向け食品の両方を作っている。

・ レストランとしては、割と繁盛している。明るい雰囲気。

・ 最小限の従業員しかおらず、アニマルガールに手伝ってもらってなんとか運営できている。

 

※ 『アンイン第2炊事場』は欠番であり存在しない。『アンイン第1炊事場』は駅近物件。

 

 

 【 集配システム 】

 

・ トラックで各所を回り、資材を配達し不用品を回収する仕組み。

・ 港の倉庫などに併設して、小規模なトラックターミナルがある。

・ 倉庫などは、パークの客(ゲスト)が立ち入らない場所にある。

・ 数台のトラックが同時に動いており、一台で担当する範囲が決まっている。作中の時代では、

  経費節減のため一台で担当する範囲が広がりつつあり、ドライバーの負荷が増えてきている。

・ 早朝、昼、午後、夕方の4便が基本だが、全く走らない日もある。稀に臨時便もある。

・ あらかじめ必要な荷物をオーダーし、それをもとに時間とルートを決めて運行されている。

・ コスト削減のため、荷物が少ない場所には立ち寄らず、ルートをショートカットする。

・ ツアーバスのルートや時間に重ならないように動いている。

・ パークの客が通らない道を走っているため、客がトラックの姿を見ることは滅多に無い。

・ トラックは古くてボロい車両が多い。中には古いバスを改造したものもある。

 

 

 【 業務用タブレット端末 】

 

・ 食品の受注、発注、勤怠管理、在庫管理などを行う。

・ 異常に頑丈。トラックにひかれても、業務用食洗機で洗っても壊れない。

 

 

 【 ジャパリパーク標準時(の時計) 】

 

・ 動物の生体リズムを基準にした時間を表示する時計。

・ 気温、湿度、気圧、日光の量などの影響を受けて盤面の色が変わり、針の速さも変動する。

・ 盤面は虹色の二重円で、目盛りや数字は無い。針は形の違うものが3本ある。

・ 針の回転方向は基本的に普通の時計と同じだが、たまに逆方向に回る。

・ 読み方は簡単だが、少しセンスとコツが要る。

・ 不正確な時刻を表示するように設計されているため、独特の “ゆらぎ” がある。

・ ほとんどのヒトは、その曖昧で気まぐれな(ように見える)表示になじめず、作中の時代の

  パーク内では、あまり見かけない。

・ 専用のAIが内蔵されていると思われる。

・ この時計に意思は無く、あくまでも『不確定な時刻を表示する装置』である。

・ 設計者が行方不明になっており、アルゴリズムの詳細は不明。

・ 水晶(クオーツ)の代わりにサンドスターが使われているという噂がある。

・ 無用の長物であることに意味があるモノ。

・ 時刻を知らせるためではなく、整然とした時間からヒトを解放するために作られた。

  つまり、 “パークにいる間は けもの の時間で生きよう”ということである。

 

 

 

 

―――――― おまけ(再掲) ――――――

 

 

 〈 第2話と第3話の間のおはなし 〉

 

 夕方。

 

カラカル 「すごいわあのひと。サーバルを怒らせるなんて」

 広い食堂のような部屋の一角で、サーバルとカラカルが立ち話をしていた。

サーバル 「怒ってないよ! すっごく悲しくて……」

カラカル 「……あたしだったら、ひっぱたいてるわ」

 腕組みをしたカラカルが視線を向けた先……部屋の対角に、調理場の入り口があった。

サーバル 「だめだよカラカル。なみみさん、おはなし得意じゃないだけで、

      やさしくて、すっごくいいひとだよ?」

カラカル 「そうは見えないけど?」

サーバル 「なみみさん、朝早くにごはんの準備して、すっごーくきれいに おそうじ

      してるんだよ。みんな嫌がる大変なお仕事を、黙ってやるの」

カラカル 「たしかにね……。そういうとこはすごいわ」

サーバル 「でしょ! それに、わたし見たよ! なみみさん、動物に食べものあげるとき、

      とろーんとかわいい顔になるんだ! きっと、とってもやさしいひとだよ!」 *1

 

カラカル 「……まあ、そんなに話してくれたのは、サーバルだからね」

サーバル 「ん?」

 サーバルが、不思議そうに首をかしげた。

カラカル 「あんたはなにも考えてないから、話しやすいのよ」 *2

サーバル 「ひどいよー!」

 

カラカル 「……どうするの? あのひと、セルリアンより強敵よ?」

サーバル 「敵じゃないよ。おともだちだよ!」

 サーバルは、にっこりと笑った。

カラカル 「はぁ……どうしてこの子は……」

 

サーバル 「たのしく遊ぶだけがともだちじゃないよ?」

カラカル 「そうね。むりしないのがいいんじゃない? 距離をおいて付き合うのよ」

サーバル 「それはちょっとさみしいなぁ……」

 サーバルは、明るい苦笑いをした。

 

 

 

カラカル 「……で、作戦は?」

 

 カラカルの目が、獲物を狩る肉食獣のものに変わった。

 

 

サーバル 「おはなしが得意じゃないなら、ちょっと離れたところから笑いかけて……」

 

 

カラカル 「じーーっと機をうかがって……」

 

 

サーバル 「ちょっとずつ、じわじわ近づいて……」

 

 

カラカル 「相手が油断して……」

 

 

サーバル 「向こうから近づいてきたら、大チャンス!」

 

 

カラカル 「びゅーん!! って飛びかかって!」

 

 

サーバル 「がぶーっ!! って……食べないよっ!!」

 

 

 

カラカル 「案外、いいかんじの攻略法じゃない?」

 カラカルが、いつもの感じに戻った。

サーバル 「がしっ! て 抱きついて すりすりしたら、めいわく、なんて言ってられないね!」

カラカル 「……ちかっぱ嫌われるわよ?」     *3

 カラカルはちょっとあきれた感じで言った。

サーバル 「そんなことないない! はじめは嫌がるかもだけど……いつかきっと……」

 

カラカル 「……落ちるわ」

 カラカルが、ぼそっと言った。

 

 

サーバル 「なんか、ネコになったみたいで、わくわくしてきたよ!」

 

 

 

 

 

 

*1
 ヒト以外にはやさしいのです。

*2
 カラカルは割と褒めています。サーバルちゃんは、『なにも考えてない』のではなく、『相手を否定せず、常にポジティブで自然体』なことから、異常に話しやすいのです。意外と、人生相談役やカウンセラーに向いているかも(“的確なアドバイス”をするのではなく、“聞いてあげる”タイプ)。

*3
 『ちかっぱ』って博多弁だったのか……。筆者は、単に『力いっぱい』の変形だと思っていました。




 
 こんな所まで読んでいただき、ありがとうございました。


 [ 初投稿日時 2021/11/12 21:12 ]

 

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