我らが同士アグネスデジタルは永久に不滅です。
そう言えば、今年の有馬記念に主人公の名前の参考にした馬が出走しますね。
主人公は架空馬魂持ちの架空ウマ娘ですよ。
過去の競走馬とも多分名前被ってないはずです。
葵ちゃんには
「大丈夫です!私が何から何までサポートしますので、一緒に行きましょう!それにス■■さんにもリフレッシュは必要だと思いますよ!」
と真剣に言われ
ルドルフちゃんには
「姉さんが新しくウマ娘をスカウトしたと聞いたが、私に相談してくれても良かったのではないかな?
まあそれは良い……良くはないが、取り敢えず今は置いておく。
問題は合宿の件だ。今の私は充耳不聞でね。姉さんが何を言っているかさっぱり分からないが、合宿への参加は絶対だよ。去年は役職の都合上無理だったが、今年こそ参加してもらう。良いね?」
と、有無を言わせない迫力で言われ
グラスちゃんには
「ぜんぜん何とも思っていませんが、あえて言わせていただきますと、せめて一言でも私に相談してくれても良かったのではないでしょうか??
確かにス■■さんはまだ私のトレーナーさんではないですし、現在はスピカをメインに見ています。けど……
ええ、キングちゃんと一緒にトレーニングできることはとても嬉しいですよ?
でも合宿では私が最初にトレーニング見てもらうんですからね?分かっていますか?
……は?合宿に参加しない?今更何意味不明な事を仰られているのですか?私も含めて皆さん迷惑だなんて思っていませんから心配しないでください。なので以降はそのような事を言うのは禁止ですよ?分かりましたか??
………ええ、まったく、これっぽっちも怒っていませんよ???」
と、ニコニコ笑顔で言われ
キングちゃんには
「何やら貴方が合宿不参加だなんて噂が入ってきたのだけれど、貴方自身が私を誘ったのだからまさか本当に来ないなんてことは無いわよね?
何?車椅子だから海では皆さんに迷惑をかけてしまう?そんな事私たちがサポートするから何とかなるでしょう?
………最後まで責任取りなさいよ……このおバカ……」
と、ごもっともな事を言われてしまいニゲラレナイノ…
そうだよなぁ…僕が誘ったんだからやっぱ責任持たないとなぁ…
ほかのみんなからも総バッシングを受けた。
「「「来いよス■■、怖いのか?」」」
……砂浜なんか怖くねぇ!!野郎オブクラッシャァォァォァォァ!!!!!
みたいな感じ。
そこまで言われちゃあしょうがない!行くっきゃない!やるっきゃない!負けっこない!僕はチャレンジャー!!
車椅子のタイヤ、キャタピラに変形できないかなー?
チェンジ、ウマッター3!スイッチオン!
大中山おろしぃ!!
てな感じで出来ない?無理か
おふざけはここまでにして、じゃあ……
義足つけて松葉杖使えば何とかなるか?
最悪の場合は必殺二足歩行すればいいか!
でも両手使えないな……外出用のリュックは必須として……
あとは、水着なんていらないしというか持ってないし、普通の着替えだけで良いね。
それと………
そんなわけで合宿当日。
ルドルフちゃんからモーニングコールが来て、グラスちゃんが自室までお迎えに来た。いや、そんなに厳重にしなくても逃げないよ?
結局集合場所までグラスちゃんと一緒に来た。
おー…グラスちゃんがエルちゃんとスズカちゃんに宣戦布告してる…毎日王冠が復帰戦だもんねー…
あのぉ……なんでキングちゃんにも宣戦布告してんの?君は菊花賞走らないよね?
話してるうちにメンバーが全員集合。
カノープスシリウススピカリギル葵ちゃんミーク連合軍で行く合宿なのでバス1台貸し切りなのだ。
早速みんなでバスに乗り込む。が、
むー…車椅子で乗り込めないタイプのバスだから、畳まないといけないのか……今義足つける時間ないから…軍手つけて背中に担ぐか…?
「よーしス■■、離陸すんぞー」
「ひょえっ!?」
身体が浮いた。何事!?!?
………ォォォォォォ
僕は今ッ!!理性を手放そうとしているッッッ!!!
どうやらゴルシちゃんに抱っこされているらしいッ!!!
おほぉ〜…ち、ちかい!
いいにおい!やわらかい!ふつくしい!
「おース■■軽いなーちゃんと飯食ってっか?マックイーンなんか昨日
『合宿が楽しみ過ぎて落ち着かないのでデザートパクパクして来ますわ!』
ってやけ食いしてたんだぞ」
「私はそのような事は言っておりません!また嘘ばっかり言って!それに食後のデザートをいつもよりほんの少し、ほんの少しだけ増やして嗜んだだけ……って何でその事を知っていますの!?」
「お、おう…テキトーに言っただけなんだ……まさか本当に食べてるとはな…なんかごめんなマックイーン……っと着陸すんぞー」
「なっ!?…ほんっと〜〜〜に貴方って人は!!」
「ス■■さん、車椅子積んどいたっスよー」
「あ…ありがとうございます?」
ぽけーっとしてたら座席に座らされていた。
車椅子の積み込みはウオッカちゃんがしてくれたらしい……なんか至れり尽くせりで申し訳ない。ちなみに簡易移動用の折り畳める車椅子とメイン移動用の自動車椅子の2台持ち込みである。金持ちは正義。
「ゴルシちゃんウオッカちゃん…忍びねえな…」
「かまわんよ」
「知っているのかライデ…ゴルシちゃん!?」
「うひゃあ!?急に大きな声出して何なの!?」
隣に座ろうとしていたキングちゃんに怒られた。
ごめんね……というかキングちゃん隣に座ってくれるんだね。ありがてぇ…てぇ…
てっきりトレーナー同士で隣かと思ってたらそうでもなさそうね、ってあれ?他のトレーナーたちは隣同士やん?
各チームのトレーナーが順番で点呼をしていき、最後にオハナさんが合宿の概要を軽く説明していざ出発!!
ひまだ…
各トレーナーたちはずっとノートpcと睨めっこしている……よく酔わないなぁ……
僕がやる事なんてキングちゃんのメニュー考えるだけだしもう昨日までに全部やってきたからやることが無い…いや葵ちゃんもしてるし僕も何かやった方が良いの?
んーそうだ、スズカちゃんの秋天のことでも考えるか。
ゲームでは嫌な予感はするけど無事完走して、アニメでは骨折したけど復帰…だったよね?
アニメでは怪我した場面が大分マイルドに描かれてるけど、もし骨折した瞬間に踏ん張れなかったら頭から地面に突っ込んでいった可能性もあるよね……おそロシア…ガクブル…
怪我した原因が詳しく分かってないんだっけ……それってやばくない?
一応グラスちゃんの怪我の件以降関わったウマ娘ちゃんやチームには柔軟体操やストレッチ、マッサージをそれはもう徹底的に指導してる。
スズカちゃんには特にね、1人だけ走ってる量が段違いなんだよなぁ…
「ねぇ、どうして私だったの?貴方、ずっと見てたって言ってたでしょ?
勿論、トレーニングを見てくれて感謝しているわ。でもかなり急だったから、気になって…」
トレーナーが見てないところで走るのはやめさせたいんだけど、あの子極度の走りたがり屋だからなぁー、1日でも走れないと調子下がり始めるし……
なるべく足への負担が少ないルームランナーはどうなんだろうか…それで満足してもらえないかなー…
「ちょっと!聞いてるの!?」
「ふぇ?」
え?おおう!キングちゃん顔近い!!
「あ、ええとごめんなさい…考え事をしてて…」
「だから…どうして私に声をかけてくれたの?って言っているのよ。しかもずっと私の事見てたって言っていたでしょう?どうして?
一流の私が気になるっていうのも分かるけど?
でも最近は、その、結果が出てなかったから……チームでトレーニングだなんて凄く急な話だったし」
急にぶっ込んできましたわね…
確かに今までちゃんと話したこと無かったけど…
というかずっと見てたとか言っちゃったなー僕。
まさか原作とアプリ、アニメで他の娘たちと同様にずっと見てましたなんて言えねぇ…ど、どーしよ…
「え…えーとね…」
「何よ?勿体ぶらずに教えなさいよ。それとも後ろめたい理由でもあるのかしら?」
考えろ…考えろ僕!!初心だ!初心に返って考えるんだ!
……Don't think.feel!!!
キングちゃんの一流なところ……
緑色のイヤーキャップが似合っててすき
お嬢様口調なところがすき
「は?と、突然何よ?」
こっそり高笑いの練習してるところもすき
「な、何で知ってるのよ!?」
中等部なのにプロポーション良くてすき
ウララちゃんを毎朝起こしてあげてるのもすき
お母さまを見返そうと頑張ってるとこもすき
どんな状況でも一流であり続けようとする姿がすき
決して諦めない貴方の不屈の走りがすき……
「……」
いやー、ここすきをあげてくとキリがないね!あとはー……って全然話の内容と関係ないし言い訳が纏まらない!?どどどどどーーしよぉぉぉもうキングちゃんが呆れ顔に!?……なってない?…あれ?なんで?なんで顔真っ赤なん!?ま、まさか熱発!?
その後、合宿所に着くまでキングちゃんにそっぽ向かれてしまった…なんでだー?
さて、ようやっと合宿所に着いた。
バスから降りるときもまたゴルシちゃんに抱っこしてもらっちゃった、きゃはっ☆
ハァハァハァ……ウーーッウマダッチ!!!
到着した豪華なホテルは、トレーナーは各自1人部屋、生徒たちは複数人部屋。
普段も1人部屋だから複数人部屋羨ましいなぁ…
各自部屋に荷物を置いて30分後ロビーに集合ね。
早速午後のトレーニングの時間だオラァ!
バスに乗る前にグラスさんから
「キングちゃんには負けませんから……お覚悟を。先着するのは私なので」
スズカさんとお話しするよりも凄い気迫で言われたのだけど……もしかしてグラスさん菊花賞も出走するのかしら?
…………って気を紛らわそうとしたけれど!!
ほんとになんなのよ…あの人は…
す、すすすすすき…って!?
ウララさんには何度か言われたことはあるけれど…大人の人から言われたのは初めてで…
それも私の走りが好きって……
っ〜〜〜〜!!!
「キングちゃん!?顔真っ赤だけど大丈夫!?まさか熱中症!?」
「え!?だ、大丈夫よ!そんな大袈裟なものじゃないわ、ちょっと暑いだけ!ロビーは涼しいから直に治るわよ。」
もう!スペさんに心配されてしまったわ!
一旦深呼吸して落ち着きましょう……
………
なんか、エレベーターホールの方からカランカラン聴こえてきたのだけれど…
……!
大きなリュックを膝に乗せ、片手で車椅子を漕ぎながらもう片方の手で2本の松葉杖と2本の義足を抱えながら音の発信源は近づいて来た。
先程の音は、車椅子を漕ぐ度に抱えている杖と義足同士が当たって出ていた金属音だった。
まったくあの人は!!
少しは人に頼りなさいよ……
呆れながらも、私が彼女の手助けをしようと1歩足を踏み出すよりも早く速歩きで近付いた人たちが二人。
「姉さん、部屋を出る時は連絡してと言っただろう?ほら、杖と義足は私が持つから貸してくれ」
「いやだってこんなことでわざわざ生徒会長を呼び出すのも申し訳ないでしょう?これくらい1人でも出来るし…」
「そうですよ、わざわざ会長さんが御手を煩わせる事はございません、お戻りになられてください。ス■■さん、私を呼んでくだされば良かったのに。荷物、お預かりしますね?」
「立場は関係ないだろう?後から知り合った君には分からないかもしれないが、姉さんと私は幼馴染であり肝胆相照の仲だ。私が姉さんを手伝うのは至極当然であり当たり前の事。君は下がっていてくれ、私がやろう。ほら姉さん早く荷物貸して。」
「過去の関係を持ち出して年上の方が偉そうに振る舞われるのはいかがなものかと。しかもそのような大それた想い、随分と一方的なお気持ちの様に伺えますが?それならば私はス■■さんの担当(暫定)ウマ娘です。トレーナーさんの手伝いをする事は当然の事です。ス■■さん早く荷物をこちらに。」
ええと、会長さんとグラスさん?
……なにをしているのかしらこの二人は…
手伝うのかと思っていたら突然言い争いをし始めた。
ハァ……
「お二人ともいい加減にしなさい!ス■■さんが困っているじゃないの!?会長さんは杖と義足をお願いします。グラスさんはリュックを持ちなさい。私が車椅子を押すから、ほら行くわよ。」
「キングちゃん?別に良いんですよ?私一人でも」
ほんっとうに、この人はもう!
「あなたはまず人に頼る事を覚えなさいな!素直に頼っていたらお二人の言い争いも起こらなかったでしょうに、反省なさい!
……私も貴方に面倒見てもらっているのだから、少しくらい手伝わせなさいよ…」
すると、ポカンと惚けた顔をして此方を見つめてきた
「……な、何よ?」
「……うん、そうだね!ありがとう!キングちゃん!」
ぁ…………………っ!!何よそのウララさんみたいに純粋無垢な笑顔は!?!?!?
「ほ、ほら!早く行くわよ!」
「うん!」
グラスさんから心気高い人って聞いてたけどやっぱりなんか全然違うじゃないの!?
でもグラスさんが嘘を言うわけないし、何なの!?二重人格なの!?!?
と、私は心中穏やかでないままやっとロビーに集合できた。
ワイワイと騒ぎながらビーチに到着。周りを見渡しても辺りに人が見当たらず、完全に私たちの貸し切り状態の様ね。
近場のビーチなのにここまで来るだけでも凄く暑い。なのにトレーナーたちはスーツって……大丈夫なのかしら?
「よーしこっからは各チーム毎に行動な。とりあえずスピカはあそこらへんに移動するぞー」
トレーナーの言葉を聞いて各々が動き出す中、私とスピカの皆さん、マックイーンさん、ゴールドシップさんでアイコンタクトを取る。
「ではス■■さん、これ持ちますね!」
「じゃあ私はこれを持ちますわ」
「ス■■号出航じゃーい!!」
「え?え??え!?」
またもや周りに頼らずひっそりと義足を付けようと苦戦していた彼女の荷物を皆さんで全て奪い、ゴールドシップさんが彼女を肩車して指定の場所へ移動して行く。
………シリウスのトレーナーが焦ってるけど2人とも事前に伝えてはないのかしら……?
指定の場所に着いてまず、持ってきたパラソルを差して折り畳み式の椅子を何個か設置。そのうち一つにス■■さんを座らせる。隣にブルーシートを敷いて皆さんの荷物を置いて陣地の完成。
「よーし、皆着替えてきて良いぞー。更衣室はあっちな。ス■■は皆が着替え終わるまで待っててくれ。ゴールドシップとメジロマックイーンも手伝ってくれてありがとうな、シリウスのトレーナーがオロオロしてるから早く行ってやれよ。」
「じゃーなみんなー」
「ではこれで失礼しますわ」
「ありがとー!マックイーン、ゴルシ」
「じゃあ私たちも着替えに行きましょうか」
「「「はーい」」」
やっぱり暑過ぎ、早く着替えたいわね。
「よし、皆着替え終わったな。準備運動とストレッチをやったら、俺が各自に渡したトレーニングを予定通りにしてくれ。キングヘイローはス■■が指示したトレーニングをしてくれ、じゃあ始めようか!」
「キングー!準備運動とストレッチ一緒にしようよ!」
「ええ、良いわよ。お願いするわね」
やっぱりテイオーさんって滅茶苦茶身体柔らかいわね……
さて着替え終わったし、早速ス■■さんにトレーニングルームメニューを教えてもら……って
「ちょっと貴女!?汗凄いけど大丈夫なの!?ジャケットくらい脱ぎなさいよ!!ほら、水分取って!!」
尋常じゃないくらい汗をかいてぐったりしてるじゃない!?
よく考えなくてもウマ娘はヒトよりも体温が高い。
だから冬の寒さはヒトより平気だけど、夏の暑さはヒトより苦手。
なのにヒトと同じようにスーツなんて着てたらそりゃあぐったりしちゃうわよ!!
「汗はかいちゃってるけど、こまめに水分取ってるから大丈夫よ?でも…確かにジャケットくらいは脱ごうかしら?」
まだトレーニングが始まってすらないのに大丈夫かしら…?って!?!?
「シャツ!下着!」
「え?……あー、暑いから中に透け防止の着てこなかったの。まぁ周りは女性しかいないし別に気にしなくても」
「トレーナーが居るでしょう!?着替え、持って来ているでしょう?ほら、手伝ってあげるから荷物持って」
「えぇ?時間勿体ないし大丈」
「もしも、倒れられでもされたら私が困るのよ!!一流の私に一流の指導を出来る状態でいて貰わないと意味が無いわ!!分かったらさっさと水着に着替える!!良いわね?」
「心配させてごめんなさいね?分かったわ、着替える。でも水着は持ってないからジャージの方に着替えてくるわね」
「え?水着持って来ていないの?後の日のオフで泳いだりはしないの?」
「そもそも水着持ってなくてね。今まで泳いだ事ないのだけれど、どうせ泳げないから水着要らないかな、って」
……
「そう、ならオフの日に覚悟しておく事ね。取り敢えずジャージに着替えに行くわよ。手伝うから。コラッ!抵抗しないの!ちゃんと捕まって!!」
……………
「っ……ねぇ……この身体中の痣、どうしたの?」
「あ……えっと、走る練習してる時にどうしてもコーナーが曲がれなくてね?沢山転んじゃうの。恥ずかしいからみんなには内緒にしてね?………アーアーコセンノプロフェッサーホシイナー」
本当に恥ずかしそうに頬を染めながら、なんて事ない様に言っているけれど……
そう、そうなのね…
グラスさんが言っていたのはこの事だったのね…
すみません、反省します。
ちなみに投稿者の推しはタキオンです。
主人公の名前について:このタイミングでフルネーム公開!って想定はあるのですが……
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いらない
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いるけどぼかしたり小出しにしたりしないで
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いまのまま(想定通り)でいいよ
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投稿者のお好きにどうぞ