幻の超戦艦級   作:裕二

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感想ありがとうございます!

まさかそこに気づくとはw

確かデルタコアはユニオンコアの一種だった気がしたので、ユニオンコアでもいいかなって思ったのが一つの理由です

もうひとつは、多分話進んだらわかるんじゃないのかな?


最後の希望

「なあなあ」

 

「なんだい私の艦長殿」

 

「いつからこの船は潜水艦になったっけ」

 

ーー名古屋沖近くの洋上 シナノ内部

 

現在シナノは401と共に潜行中だ

 

直下には台風があり、なかなか快適とは言えないような揺れが船を襲っている

 

なんでこんな状況になったのかというとだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー401内部

 

今俺はシナノにドッキングしている401の内部を見て回ってる

 

生活スペースがこっちよりも生き生きしている雰囲気があって少し羨ましいな

 

「そうだねぇ。やっぱしクルー集める?」

 

「そんなコネ俺にはないんだよ...」

 

「あはは...」

 

それに、信用できる人間なんて少ないしな...

 

一通り見終わってシナノに戻った時、事は起きた

 

「ん?零次」

 

「ああ、ソナーに反応あったみたいだな。これは...人かな?」

 

「多分。ちょっと待って、解析してみる」

 

シナノの額に薄く紋章が浮かぶ

 

人手不足のために、戦術判断以外は全てコアの処理に任せている

 

幸い超戦艦級の演算能力は伊達ではなく、このくらいへでもない

 

「んー。多分前にデータで見た海兵隊じゃないかな?どうする?」

 

「今群像はデッキだよな。ならデッキに繋がる通路以外の隔壁を閉鎖して」

 

「了解でー」

 

隔壁が閉鎖される。俺たちは急いでデッキーー群像の元へ向かった

 

 

 

 

 

 

 

「群像、大丈夫か!」

 

「ん?彼がもしやこの」

 

なにやら見知らぬ男性がいた。いや、知ってる。あれは確か...誰だっけ?

 

(確か上陰っていうお偉いさんだよ)

 

(ああ。思い出した)

 

シナノにそっと教えられて、思い出した

 

確か以前から401に目をつけていた人だ

 

お陰で与党と仲があまりよろしくないとか

 

「ええ。彼がこのシナノの艦長です」

 

「初めまして。私はこういうものです」

 

そういい、名刺を渡された

 

そういえば今回の401のクライアントもこの人だったか

 

「後丁寧に、自分はシナノの艦長の名倉 零次です。よろしく」

 

「こちらこそ」

 

一応は握手をしておく。できるだけ印象を悪くしたくはないからな

 

あとは

 

「一つ質問よろしいですか?」

 

「なにか?」

 

「あなたに両生類のお友達というか知り合いというかはいますか?」

 

「....一人心当たりがある。話しておこう」

 

「どうも」

 

どうやらこの人は関係してないっぽいな。まあ話し合いというか依頼しに来たのかな?

 

「群像さん。何話してたの?」

 

「ああ。どうやら依頼があるらしい」

 

シナノが群像に確認を取る。やっぱそっちか

 

「なんの?」

 

「もう一度説明するのはあれだから群像君に聞いてくれ。

それでは、迷惑をかけたね」

 

「いえ」

 

立ち去ろうとする上陰さん。それに応えたのは群像だ

 

最後に上陰さんは

 

「これ以上は機密の多い話になる。仕事を引き受けてくれるかどうかは別として一度横須賀に来てもらえるとありがたい。頼みたい荷もそこにある」

 

依頼というのは物資運搬系か

 

「....横須賀」

 

ああ、そういえば群像、いやこの401クルーにとって横須賀は因縁浅からぬ地だったっけ

 

それに群像は、恐らくあの事件にまだ囚われているだろうな。まあデータからの予測だが

 

「君たちが飛び出した母校もある。久しぶりに懐かしい母校に再会するのも悪くはないだろう。それに、翔像大佐の話もできる」

 

千早翔像ーー群像の父であり、現在の霧の武蔵の艦長か...

 

この言葉には群像も顔を変えた

 

まあそうだよな

 

「ああ、そうそう。"第四施設跡地"には慰霊塔が建てられたよ。一度くらい訪れてみたまえ」

 

そう言い残し、去って行った

 

「....イオナ、侵食魚雷はあと何本ある」

 

「貰えたから少し増えた。あと12本」

 

「悪いな。あまり分けられなくて、こっちもここ最近は魚雷ばっか使ってたから」

 

「潜水中は粒子砲使えないのがネックだよね...」

 

「とりあえず依頼を教えてくれ」

 

「いや、とりあえずブリーフィングルームに行こう。その時に録音を流す」

 

「オーケー」

 

俺たちは今後の方針を決めるために401のブリーフィングルームへと向かった

 

 

 

 

 

 

 

ーー401 ブリーフィングルーム

 

録音を聞き終わった後、群像が話を切り出した

 

「というわけだ、皆の意見を聞きたい」

 

「今回俺たちは何も言わない。好きに使ってくれ」

 

「わかった」

 

そして、401クルーが話し合った結果こうなった

 

横須賀に行く

 

その途中、霧の高雄がいるため、台風を利用しての潜行で戦闘回避する

 

そうして、俺たちは出航して今に至る

 

 

ーー時は戻り シナノ ブリッジ

 

「シナノ」

 

「なーにー?」

 

シナノは暇そうに横になってぐでーってしてた

 

ちょっとかわいい、じゃなくて

 

「"アレ"は使えるか?」

 

「....私一人だと辛いかも。ただ使えるのは使える」

 

「そうか。じゃあ"システム"は?」

 

「っ....多分いける。でも、本当にいいの?」

 

今のまま(・・・・)重巡と真っ向勝負は辛いものがあるからな。備えあれば憂いなしってね」

 

シナノは俯く。まるで自分の至らなさを悔やんでいるように

 

(思えばシナノも随分人間らしくなってきたな、って人のことを言える立場じゃないか。なんせ)

 

零次が過去のことを思い出そうとした時、それは起こった

 

「っ!401のデコイが消失!?どういうことだ?シナノ!状況確認を」

 

「り、了解!」

 

気持ちを切り替え、戦闘態勢をとる

 

「どうやらタカオの対潜攻撃の模様。401のデコイは残り3」

 

「通信開いて」

 

「通信、開きます」

 

『零次、大丈夫か?』

 

「損傷はない。そっちは?」

 

『デコイ以外無事だ』

 

「どうする?」

 

『とりあえずは浮上して、そのまま相手のテリトリーを脱してみようと思う』

 

「なるほど....こっちもそうしてみるか」

 

『なら先行する』

 

「頼んだ、アウト」

 

通信を切り、零次は考えた

 

(いくらなんでも重巡が潜水艦を捉えられるか?超戦艦クラスならできるだろうが....)

 

「シナノ、艦載機用のナノマテリアルはあるか?」

 

「十分確保してある。彩雲出す?」

 

「いや、この雨だ。あまり意味はないし、でもわかった。全兵装オンライン」

 

「わかった」

 

全ての武装、ソナーが起動する

 

まだこの船は向こうに気付かれた様子はない

 

「主砲に侵食弾頭装填」

 

「りょうか、!?タカオが401に向いた!」

 

「気がつかれた?いや流石にそこまで索敵範囲が広いわけ...まさか、もう一隻いるのか?」

 

「401は変わらず浮上しようとしてる」

 

「ばっか!戻れ!!」

 

そして、401に向かって超重力砲が放たれた




シナノの戦闘は次回に持ち越しです。申し訳ない...
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