幻の超戦艦級   作:裕二

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艦載機...ナノマテリアルは万能です(キリッ

ズイカクのデッキが飛行甲板っぽかったからあるかなーって

まあ例え本編になくともナノマテリアルさんに頼めば一発ですよー

修正 cadenzaの大和型二隻が超重砲の一部をクライン・フィールドで防御してた(気がする)ので一部修正


戦闘 霧の重巡

「超重砲が401に被弾。かすっただけの模様」

 

「こっちは食らってないか...とりあえず急速潜行!音響魚雷が来ると思う。それに合わせてエンジン切れ!」

 

「了解!」

 

やはり、401が海を掻き回したお陰で隠れることができた

 

さて、ここからどうするか

 

「群像、聞こえるか?」

 

『ああ。大丈夫か?』

 

「こっちはな。そっちは?」

 

『強制波動装甲は臨界一歩手前。防御力はないに等しい』

 

「だろうな。さすがは超重砲」

 

あれは直撃すればクライン・フィールドを容易く破ってくる

 

フルスペックの超戦艦ならある程度は平気だろうが、基本"システム"で防御するし、今のシナノなら確実にクライン・フィールドは消失する

 

そんなものがかすったんだ。当たり前だろう

 

「恐らくもう一隻いると考えて間違いなさそうだしな。あり得るとすれば....下部ドッキングだと思う」

 

『!そうか、零次』

 

「なんだ?」

 

『作戦がある。聞いてくれるか』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーータカオの思考内

 

501はまだ401を探知できていない

 

それにさっき大きい船もいた気がした

 

奴らは全く動いてないみたいだし、なにを考えている?

 

っ!?この反応は?

 

「重力子機関の初期起動?でもこんなでかいのは大戦艦級だぞ?この海域にそんなのは....」

 

そして、タカオの後方(・・)に、それは姿を現した

 

 

 

ーーシナノ ブリッジ内

 

「ステルスシステム停止ーー完了。続いて偽装システムの一部を停止....出力及び波動パターンを大戦艦に固定。演算領域を戦闘システムに移行ーー完了」

 

「よし、流星第一陣、発艦!軌道は手動でやるぞ!」

 

「第一陣ーー発艦。敵対空砲の迎撃あり、全機回避。侵食魚雷発射....全部防がれた!」

 

そう簡単にはいかないわな

 

「クライン・フィールドの強度計測!流星を回収しながら副砲に通常弾頭、魚雷口に音響魚雷装填!401を気付かせないようにしろ!」

 

強度の計測はできた。あとはこっちに気を引かせながらあいつらを待つだけだ

 

「ミサイル一斉ロックされた!恐らく侵食弾頭!」

 

「艦載機の誘導につかってる領域全部クライン・フィールドの演算に回せ!それで足らせる!!」

 

「了解!!」

 

流石にそれだけの量の侵食弾頭食らえばまずい

 

今のこの船にはそれを避ける術はない。クライン・フィールドが持つことに賭けるか...

 

「対空砲に近接信管弾頭装填!それで迎撃しろ!!」

 

「いや、私達の勝ちだよ」

 

「え?....まさか、あいつらの切り札って....!」

 

ソナーに反応があった

 

海の割れる音

 

今現在この海域にそんなことができる船はシナノ以外ないはずなのだ

 

しかし、もし401がかつて倒した霧の日向の超重砲を載せていたら?

 

「こんなこと考えている場合じゃねえ!あいつら俺たちまで巻き込む気か!?全力で回避するぞ!!」

 

「了解!!」

 

このままだとシナノまで巻き込まれるので退避、間に合ってくれよ!

 

「退避完了....ふぅ」

 

「危なかったー」

 

外の様子を見てみると、潜水艦を撃破した401がタカオに投降勧告をしていた。というか思いっきりハックしてキーコード領収してるし...勧告の意味は?

 

「それにしても群像の作戦はなかなかだな」

 

「少し怖いものがあるけどねー」

 

「でも、今回の戦いで痛感したな...そろそろ隠れるのはやめにするか...」

 

やはり、演算領域が足りない。もし大戦艦と戦う事になればこちらの被害も甚大になるだろう。

 

「それって、偽装システムを切るってこと?」

 

足りない主な原因は偽装システムにある

 

その名の通り、重力子機関の波動パターンを偽装するものだ

 

これとステルスシステムを使うことで今まで霧から隠れられたのだ

 

しかしこれからは真っ向から戦うこともあるだろう。ならばもう不要ではないのだろうか

 

「とりあえず横須賀についてから考えよう」

 

そして、俺たちは横須賀に向かって進んだ。着く頃にはまるで歓迎しているかのような晴天であった

 

 

 

 

 

ーー横須賀港付近 シナノ デッキ

 

「横須賀....何年ぶりだろうか」

 

「艦長は来たことあるの?」

 

「というか生まれた場所だよ」

 

「あ....ごめん」

 

「別にもう気にすることでもないさ」

 

このままだと落ち込むばかりだな。なにか気分転換になるか....

 

「それにしても台風の中にいたのが嘘みたいな快晴だな」

 

「最近はずっと海の中だったからか余計綺麗に見えるね」

 

シナノが笑った。やっぱ笑ってる時の方が綺麗だな

 

いや、じゃなくて

 

「あれが横須賀港か...入るのは初めてだな」

 

以前来たことがあるという401が先導しているため不安はないが...

 

「大丈夫!昨日のうちにイオナちゃんから貰ったシュミレーターで練習したから!」

 

シナノが胸を張って答える。眼福だなー

 

いかん、最近疲れてるのかな?

 

「威張れることじゃないだろ」

 

俺が半ば呆れながら答えた

 

このシナノ、実は得意?なことがありそれは

 

初めてはだいたい失敗する

 

というやーな特性をもっているのだ

 

だから今回正直不安だった

 

(群像に言っておいてよかった...)

 

故に昨日群像とそこら辺を語った(いや愚痴るの間違いじゃね)ので親切にやっておいてくれたのだろう

 

まじ感謝

 

と心の内で頭を下げていたら、気がついたら横須賀港8番ドックに入港が終わっていた

 

「これは...すごいな。データで見るのと実際に見るのとじゃあ全然違う」

 

「うん。これを夢の保管庫と言うのもわかるよ」

 

俺たちはシナノを降りて、群像と合流する

 

「お疲れ、みんな」

 

「はい、零次もお疲れ様でした」

 

僧が言ってくれた

 

実は俺と僧は意外と仲良しなのだ

 

理由としてはお互いに理論めいた話をするのが好きだったということ。話していると気がつけば仲良くなっていた

 

昨日も資料を一緒に書いて、というか打ち合っていた

 

「ういっす零次」

 

杏兵とは普通だろう。ただアニメを見ているという共通項があったので、そこそこ気は合う

 

「お疲れ〜」

 

「お疲れ様です」

 

女性陣との仲はあまりよくない。というか話さない、いや話させてくれない

 

こちらから話振るといつも後ろのシナノさんから殺気が漏れているというかなんというか

 

ともかくだ、あまり話してない

 

「お疲れ」

 

群像とは気が合う。お互いに艦長職からか色々学べることもあるしな

 

昨日酒飲んでたら愚痴仲間になっていたのは気にしない

 

「401艦長の千早さんとシナノ艦長の名倉さんですね」

 

お?なんか工事現場の監督っぽい人に話しかけられた

 

「私共がここで貴艦の保守点検作業を担当させていただきます。現場責任者の熊代です。よろしくお願いします」

 

「あなた方が...ありがとうございます」

 

俺は熊代さんに頭を下げ、感謝した

 

俺ではシステムチェックはできても船体のチェックはできないからな、ありがたい

 

「お疲れでしょう!ここは私達にまかせてゆっくりしてください!」

 

「よろしくお願いします」

 

群像も頭を下げた。にしてもまあすごい人数だなあ。流石軍港

 

「群像、俺はシナノのチェックをしてくる。依頼についてはお前に一任していいか?」

 

「ああ、問題ない。俺もすこし401を見ていく」

 

そして、俺たちは一旦別れた

 

 

 

 

 

 

もしもここで別れていなければ、また別の話になったのかもしれない

 

しかしこの世界(物語)では別れた。それが真実だ

 

この後、群像は、いや、霧の艦に乗るものは知ることになる

 

なぜ、零次がシナノに乗っているのか

 

そして、零次が何者なのかを

 

 

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