遠吠えは遥か彼方に   作:劇鼠らてこ

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二、襲撃編
5.伏理伊豆律寸外間疣椅子.


 魔法少女の本業は学業ではなく国防にある。

 国家防衛機構・浮遊母艦EDENが守護する国。俺の生まれた国。そして皆の生まれた国を、なんとしてでも守る事。それが至上命令だ。その点についてはまぁ、理解はしている。やらなきゃ家族がやられるんだから、やる。

 んで、そもそもなんでそんなものが必要なのか、なんでそんなシステムになったのかっつーのは……実はちょいと曖昧。曖昧にされている、っつーべきかな。そもそもなんでこんな仕組みになったのかを探っていくと、「魔法少女は国防の要であり資源であり生体兵器である」みたいな教本の一番に載ってるような答えに辿り着く。

 なんか、隠してる。

 それがとりあえずの所感。

 

 ただ、襲ってくるモンはマジで襲ってくるので、どれだけお上が怪しかろうが戦わなきゃいけない。文字通り死ぬ気で、死ぬまで。

 

「ライラック、状況は?」

「今んとこは特に。触手の……あァ、エメラルドローパー二体は完全に死にました。こちらの損害も軽微。死者一人も無し。怪我人もありません」

「ふむ。素晴らしい成果だな」

 

 俺達のクラスは大体この指揮官に当たる。鬼教官とは違う、S級の魔法少女である指揮官殿。

 今回の作戦も同じ。

 五つの監視塔の内、一方から化け物の大群が発見されたとの報告を受けて、そちら側に防衛の陣を敷き、他の方向も見回りつつ遠征出来る組が大本を叩きに突貫。その間にエメラルドローパーっつー、なんだ、R18っぽい緑色の触手の化け物がこっち来たんで、防衛に残ってて俺の作戦聞いてくれる奴集めて対処した、って感じ。

 監視塔が発見した化け物の大群のある"大本"は通信端末の通話可能範囲外なので、遠征組が成功したか失敗したかはそいつらが帰ってからじゃないとわからない。普通に帰ってくるか──還ってくるか、っつーな。クソめ。

 

 一応万事滞りなく、ではある。

 あるが。

 

「あー、指揮官殿。発言しても?」

「良い。お前の意見は稀にためになる。言え」

「稀スか。まァいいスけど。今回の侵攻、いくつか疑問点があって」

「何故魔物どもが群れを成しているのか──か?」

「それも、スね」

「ほう?」

 

 そもそも化け物共はあんまり協力しないというか、アシッドスライムと天鷲やアビスワームと精神体のように、基本は敵対関係にある。化け物の餌が化け物だったり、獲物や敵を前にしても協力しなかったり。

 だから今回の侵攻は少しばかりおかしいのだ。

 監視塔の報告に拠れば、化け物の大群は様々な種類で構成されていたと。その構成の中には捕食関係にあるものや群れを良しとしないものもいて、それらが大人しく徒党を組んでいるというのは、今までの常識、研究結果からすればあり得ないと。

 

「それについては多分、あっちにも指揮官みてーな化けモンがいるんじゃねェかって私ァ思ってますよ」

「魔物を指揮する魔物か。……頭の隅に入れておこう。それで、それも、ということはもう一つあるんだな?」

「あー、ま、これについちゃ勘なんスけど」

「いいから言え」

「へい」

 

 ちゃんと話聞いてくれるときは聞いてくれるんだよな。

 撤退はナシなだけで。

 

「さっき来たエメラルドローパー……なんつーか、殺意が無かったんスわ」

「殺意?」

「えェ。ローパー種っつーと、この前のみてェにご自慢の触手で近接も遠隔も取り込んでその魔力自分の糧にして成長してく、っつー化けモンだ。魔法少女を敵ではなく獲物であるとしか見ていない……言い方は悪いスけど、自分の周り飛んでるハエを食ってるくらいの感覚だと思うんスよ」

「確かに表現は良くないが、それは正しい」

「あァすんませんね。んで本題は、その……さっきのエメラルドローパーは、それが無かった。殺意っつーか捕食本能? 食いたい、って気持ちが無いように思えた。あー、なんつーのかな。すげー人間的な気持ちの表現しますけど、"やらされている"あるいは、"仕方なく来た"みたいな……そんな感じで」

 

 化け物だって命は一つだ。

 だから戦いとなれば死力を尽くすはず、なのに。

 アイツラは、なんかなぁなぁで戦ってた。そんな気がするのだ。だからこっちの魔法少女も怪我無しで終えられた。本来はあり得ないんだ。無傷、っつーのは。多かれ少なかれ、負傷はする。湧きポ固定の化け物じゃない、ランダム湧きのちゃんとした化け物だ。それを無傷で、ってーと、俺に指揮の才能がありすぎるか──あっちにやる気が無かったか。

 それしか考えられない。

 

「ふむ」

「さっき言ったアッチにいもいそうな指揮官みてーな化けモン含めて、なんつーかな。本命は他にある、みたいな……そんな気がするんス」

「……良い意見だ。だが、かもしれないもののために戦力を割くことは難しい。遠征に行った組もまだ戻ってきてはいない上、監視塔からは魔物共が全滅した、などという報告も届いてはいない。そうである以上、私達は今見えている脅威に対応するしかない。大本を叩き、こちらに来るものを殺す。それしかない」

「ま、そうスよね」

「だが」

 

 指揮官殿は──こちらを正眼に捉えて、言う。

 

「正直、こちらの……防衛拠点の戦力は十分だ。()()()()C()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「……あァ、そうスか」

「それでは、私は他の場所を確認しに行く。……ああ、そうだ。一つだけ言っておくぞ、ライラック」

「なんスか」

「SSは流石に無理だが、A級がもう一人くらいいなくなっても問題は無い。それだけだ」

 

 ……いんやさ。

 何あの人。ツンデレ?

 

 というかまァ、自分は動けないから、もし本当に気になるなら見てきてくれ、っつーことなんだろう。なんだ、結構信頼されてんのかね、俺ァ。

 んで、A級を一人連れて行っていい権限までくれました、と。

 

「──話は聞いていたぞ、梓」

「ずるいですのー!!」

 

 そんで、茂みに此奴らが隠れていたのも知っていました、と。

 

えはか彼

 

 相も変わらず姫抱きで、エデン下方……というか街中の屋根の上を疾走する俺。いやさ疾走してんのは俺じゃないんだけど。

 

「どうだ?」

「今ンとこは、何にも。……いや、懐かしいね。たった数ヶ月だってのに……随分長く離れていたような気がする」

「懐古を否定する気はないが、出来れば集中してくれ」

「あいや、すまん」

 

 国だ。

 俺の生まれた国。俺が守るべき国。

 

 そして──監視塔の、死角。

 

「確かにここは監視塔の死角だ。エデンが上にある以上、どうしても見えない部分がある。そういう意味で、もし敵に……あの大群が陽動で、本命があるとしたら、狙うのはここだろう、という事も理解できる。だが、どのように入り込む?」

「それがわかりゃ苦労はしねェんだがよ。まァいくつか思い浮かぶ。一つは正攻法……監視塔の目ェ潜り抜けて、外部から侵入するってェ方法」

「それは、無理だな。監視塔は何も肉眼で周囲を監視しているわけではない。この国の周囲全域を覆って余る程にはしっかりと監視網が敷かれている」

「わーってる」

 

 ついてきてもらったのは、ポニテスリット。攻撃も防御も出来る魔法少女だ、護衛にも火力にも申し分ない。遠隔はまァ、俺の銃があるしな。

 んでそんなポニテスリットに抱いてもらってこんな街中駆け回ってるのは、敵が狙うとしたらここだから。何かあった時に急行できるように、っつーのと、俺の知らない部分……中学生までは普通にここで過ごすと思ってたからな、この国の知らねえ部分を目で見ようって魂胆がある。地図だけじゃあわからないものも多い。

 

「次、瞬間移動の類」

「瞬間移動?」

「あるものを地点Aから地点Bに一瞬で移動させる、っつー奴だ」

「……そんなことが出来る魔物が存在するのなら、とっくにこの国は壊滅しているぞ」

「だよなぁ」

 

 意外っつーのか、魔法にも化け物にもテレポーテーションを扱う奴はいない。

 まァいたら困るもんな。金髪お嬢様のソレが近いとはいえ、ありゃ速く動いてるだけだし。

 

「次。地下の水道を通っての出現」

「それも、難しいだろう。水道が外に繋がっている事に関しては、エデン側も把握している。故に魔物を検知する仕組みがしかれている」

「あァ知ってる。でもそれがぶち抜かれてきたら?」

「……過去一度も抜かれた事は無いはずだが、それをされたら……噴水や各家の水道に魔物が流れることになるな」

「やべェよなぁ」

「だが、違う。そう思っているんだろう、梓」

「……なんだ、ポニテスリット。私の事よくわかってんな」

「お前は自身が最も信じている説を最後に置く癖がある。今までのものは誰もが考え付く杞憂だ。だが、お前は違う所に視点を置いている。お前が私にただ街を駆け回らせるだけでなく──目的地を明確にして、そこに行ってくれ、などと言っている時点で明白ではあるがな」

 

 なんだいね。

 すんげー分析されてら。

 

 そうか、おじさんそんな癖あったんだ。知らなかった。

 もしかして前世からだったりすんのかな。

 

「……湧きポイント、っつーのがあるだろ」

「魔物の、だな」

「あァよ。あのアシッドスライムみてェな、化け物が固定された頻度で生まれてくる地点。あれがどういう理屈で生成されんのか、ってのはまだわかってなかったはずだ」

「ああ。自然環境によるもの、と考える学者は多いが、立証には至っていない」

「それがよ、もし──()()()()()()()()?」

 

 ゲーム的な知識で言えば、モンスターの湧きポっつーのはなんでか街中に寄らない。モンスターが湧かない場所に街を作っているから、っつーのは理解できるんだが……ほら、先日の演習場。

 廃墟群。あれは、街中に湧きポが出来ちまった結果、人が住めなくなって廃墟になった、って場所だ。

 

 まさに、じゃねェ?

 

「それが、今向かっている場所だと?」

「あァ。これは私の持論なんだがね、湧きポっつーんは、最低でも近くに食いモンが必要だ。無いと死んじまうからな、化け物共も。だから、魔力が豊富で、餌も豊富な場所。そこに湧きポが出現する。……今回の場合は──作られる、が正しいか」

「お前が指揮官と話していた魔物を指揮する魔物のことか」

「あァさ。もしそいつらの目的が新しい湧きポの作成で、今回の事は全部陽動だった、って場合よ。何が生まれると思う?」

「地獄、だろうな。一般市民は魔物に対する攻撃及び防衛手段を持たん」

「あー、そういう概念的なのじゃなくて。どんな化け物が生まれると思うか、っつー話だ」

 

 人間の国の内部に湧きポが出来たら。

 まず、食べ放題だ。人間を。だがまぁ、ここまで語っといておかしな話、化け物は魔力を好む傾向にある。だからホントはオカシイんだよな。魔法少女の素質を持たないただの人間が狙われる、っつーのは。それが多分、お上が隠している何かに繋がるんだろうけど。

 んで話を戻すと、つまりここに現れる化け物は、人間を狙って食うような奴になると思うんだわ。苔だのなんだので増えるスライム種と違って、もっと──。

 

「肉食の……ウルフ系か」

「多分な。化け物指揮してんのもウルフ系だと思ってる。あいつらの遠吠えは統率効果のあるものが多い。本来は同種にしか効かねえソレを、他種の化け物にまで届かせられる程やべーのがいて、ソイツが自分達のために新たな湧きポを作ろうとしてる、ってんなら」

「──それが、ここか」

「あァ」

 

 辿り着く。

 そこは──学校。

 広い運動場を持つ、俺の通っていたのとは違う小学校。

 

 地図で見た限り、この辺はポーション屋が多いんだ。ポーションっつーのは別に魔法少女にだけ効く薬じゃねェからな、一般人も使う。だから国にあっても不思議じゃないが、なんだ、ここは激戦区なのか、妙にポーション屋が多い。そのほぼ中心に位置するのがこの小学校。

 

 ちょいと離れた所に着地して、運動場を眺める。

 小さな子供たちが楽しそうに、あるいは辛そうに走り回る運動場。特段、不思議なことは無い。

 

「……本当にここに現れるというのなら、避難命令を出すべきだ。上に連絡して」

「あー。多分そりゃ聞き入れてもらえねェわ。俺ァC級だからな」

「私はA級だ」

「それでもダメっぽい。指揮官殿の言葉通りなら、"何かあってからでないと上は動かない"……っつー話だ。あの人もあの人で色々抱えてんだろな」

「そんなこと言っていたか?」

「言ってたよ。言外に」

 

 だから、待つしかない。

 国内での魔法使用は原則禁止されている。ただし、国内に化け物が現れた場合はその限りではない。全力を賭して国民を守れ。それが魔法少女の義務だ。

 

 さて、一度下ろしてもらって、銃を構える。

 

「……傍から見ると、小さな子をスコープ越しに狙う変態のようだな」

「ポニテスリットの語彙に変態なんて言葉があったのが意外だよ」

「む、そうか?」

「あァさ。ま、どうでもいいんだが」

 

 つってもまァ、スコープはまだ使っていない。

 異常が現れたら肉眼で見た方が早いしな。ただ倍率確かめてただけだ。

 

「……ちなみに、これで何も起きなかったら、徒労も徒労、なんなら指揮官殿の命令無視してサボってた、っつーことになるが、それはいいのかい?」

「問題ない。魔法少女は解雇されんからな。降級されたとしても、また上がればいいだけの話だ」

「流石だねェ、真面目真面目」

「お前も少しは真面目な態度を取れば、すぐに昇級できるだろうに……」

「私ァいいのさ。だって昇級したら忙しくなるだろ。そんなの御免──」

 

 軽口を叩き合う──合っている時に。

 

 来た。

 空間の──歪み!

 

「来た、ポニテスリット!!」

「まさか本当に来るとは、な!」

 

 近接魔法少女のポニテスリットが急行する。金髪お嬢様には遠く及ばないものの、物凄い速度で現場へ到着し、自身の身分と状況を叫ぶ。子供たちは何が何だかわかっていない様子だったが、教師陣はちゃんと対応してくれた。必死の形相で子供たちに声をかけ、呼び集め、校舎内に誘導していく。

 空間の歪みは徐々に大きくなる。脈動する。どくんどくんと、胎動するかのように。

 通信端末に一つ連絡を入れて、スコープを覗いた。

 

「──死ね」

 

 歪みの中心に影が生まれた──その瞬間に、射撃する。

 形成なんてさせない。【即死】を纏う弾丸が、まだ芽生えてもいない意識を肉体ごと刈り取る。

 

 だが。

 

 空間の歪みは、それだけではなかった。

 運動場に、一つ、また一つと増えて行く。そしてそれぞれの中心に化け物が形成され始める。

 

 一発、二発、三発。

 俺の魔法の特性上、掠めりゃいい。だからそこまで狙いを定める必要はない。だが、もしポニテスリットに当たったら。あるいは逃げ遅れた子供に当たったら、なんてことを考えた日には恐ろしい。だからちゃんと確認して撃たないといけない──が、んなこと言ってられる量じゃねェぞ!?

 

「ポニテスリット! 昇降口だ! 攻撃じゃなく、守りに転じろ──やべぇぞこの数は!」

「ッ、これだから私の魔法は、殲滅力に乏しい……!」

 

 スナイパーなんて使ってられない。急いで降りて、拳銃に持ち替える。

 全力で走って、さっきのポニテスリットの何十倍も遅い速度で運動場に辿り着いて。

 

 辿り、着いて。

 

「……オオカミの巣かよ」

「守りは任せろ、梓! だが──」

「あァ、大丈夫だ。出さねえよ、こっからは──死んでも」

 

 ウルフの狙いは決して小学生だけじゃあない。

 周囲のポーション屋、人々を含め、あらゆるところに餌がある状態だ。

 小学校の柵は決して高くはない。こいつらなら軽々飛び越えられるだろう。それも阻止しなきゃいけねェが、あんまり上方に向かって銃を撃ちたくない。子供や周囲の家の二階に住む奴に当たる可能性がある。魔法少女が一般市民を殺す、なんてのは有り得ねえ。そんくらいは俺でもわかるし俺でも遵守する。つか殺したくないしな。

 だから、出来るだけ平面で──仕留める。

 

 声を張り上げたりはしねェ。しねェで、一匹。

 何の言葉もなく──【即死】させる。一匹じゃすまねェ。二匹、三匹、四匹と、ポニテスリットの言うようにA級に届きかねん殲滅力と殺傷能力を以て化け物を殺していく。

 もう魔煙草は起動済み。クソ不味い味が、思考をクリアにしてくれる。

 

 流石にそこまでくれば──ウルフ共の注目はこちらに向く。

 そしたらようやく口を開く。魔煙草は一旦口の中にしまって、わりィ笑みを浮かべて。うわ不味。パルリ・ミラのパフェ食べたい。

 

「おォよ化け物共。いっちょ遊ぼうぜ。んじゃねェと──」

 

 殺意だ。

 殺意が向いた。食い殺す、という意思を感じる。唸り声が耳朶を打つ。

 

 その、足を踏み出した──踏み出そうとした一匹を、撃つ。

 

「この地は、踏ませねェからよ」

 

 狼っつーんは連携力の獣だ。

 だが、まだ生まれたて。となれば──その連携は使えない。死という恐怖を前に、そして見るからに弱そうな魔力しか持っていない魔法少女に。

 

 奴らは、一斉にとびかかる。

 

 その爪が、その牙が、その体が俺の身体に触れた。

 

「……いってぇな」

 

 瞬間、すべてのウルフが崩れ落ちる。

 俺は無傷……ではない。鋭利な爪や牙が身体に触れて、そのまま崩れ落ちたんだ。ひっかき傷みてェなのがいっぱい出来た。めっちゃ痛い。

 

「つか消費魔力やべーわ。この量は流石に」

 

 魔煙草を吐き出し、全力で吸う。

 少しずつ回復していく魔力と。

 

「……おいおい」

 

 ──またも一斉に湧き出る、ウルフの群れ。

 

 湧きポだ。この空間の歪み一つ一つが、沸きポなんだ。

 

「これァよ、なァ」

 

 銃を構えて。

 頬を引くつかせて。

 

「絶望、って奴かい? なァよ、オオカミさん」

 

 その問いかけは、高い遠吠えによって掻き消された。

 

えはか彼

 


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