『イヌイ族の大使館が爆破された事件で監視カメラはしっかりと犯人の顔をとらえておりました......』
「うわぁ、どうしよう。姉上にどやされる......」
「何アルかこれ?私はもっと綺麗アル!」
「今はそういう場合じゃないよ......」
ニュースから俺たちがテロの犯人にされたことを知り新八が嘆く。
「ふっふっふっ......我こそは“剣豪将軍“材木座義輝である!」
「いや誰お前」
俺はアジトに連れて行ってもらい、そこで謎の指貫グローブに話しかけられていた。
「ヅラさん、こいつ誰ですか?」
「ヅラじゃない、桂だ!ふむ、義輝はな二年前行き倒れているところを助け、それと同時に攘夷志士に誘ったのだ。」
「うわぁ......実質一択だ」
すると材木座がふんぞり返って言ってきた。
「無礼であるぞ!我らがリーダーに向かって!桂殿は、いやフルーツポンチ侍G殿はネットに上げた小説がボッコボコに叩かれていたのを助けてくださったのだ!!」
「義輝はお前と同い年だ。仲良くしてやってくれ」
「はぁ......」
何だかこいつ見てると五年前くらいの自分を思い出すな......
「おいどうすんだよこのままじゃ戻れねーぞ?」
「僕も道場に戻れないですよ......」
銀さんと新八がぼやいていると周りの志士たちを引き連れた人物が自信満々に言った。
「これでお前たちもテロリストになる他ないな!」
「いやなんですけど......」
すると俺たちの周りを囲んでいた中に新八が見覚えのある人影を見つけた。
「あ、あなたは!飛脚の......」
「成程、全てはてめーの策略だったわけか、ヅラ」
全部手のひらの上ってわけか......流石悪ガキ四人の参謀だ。そうその名は......
「流石は
「え、何?ヅラお前いつの間に厨二になったの?」
「違うわ!武士がそんな横文字の名など名乗るか!!」
あれ?違ったっけ?あ、そうだ!
「流石は猗窩座......恋雪さんとお幸せに!」
「猗窩座じゃない!ヅラだ!!あ、間違えた。桂だ!!」
ああ、そうだった(棒)...
「流石はヅラさん......!」
「ヅラじゃない桂だ!戻ってこい銀時!八幡!伝説の攘夷志士“白夜叉”と“黒鬼”が戻れば幕府など簡単におちる!!」
「仕切りなおすんか?あそこから何事もなかったように仕切りなおすんか!!!?
......て、じょう......え゛?」
新八のツッコみの中断で静寂がおこる
すると一瞬の硬直の後
「「「え、えぇぇぇぇ!!!!????」」」
新八と神楽、材木座が大声で驚いた。って材木座?
「あれ?何で材木座さんは驚いてるんですか?」
「いやだって我、今までふんぞり返って見下してたのが“黒鬼”とか知らなかったし......」
「いやアンタ知らなかったんかいィィィィィィィィィィィ!!!!」
おいおい...こいつ俺の正体知らないで加担してたのかよ......
そしてまたヅラさんは銀さんと俺をじっと見つめる。
「もう一度......俺たちと革命しようではないか、この国を......!!」
「「............」」
俺たちは......もう............
するといきなり俺たちがいた部屋の扉が開かれた。
「御用改めである!真選組だァ!!神妙にお縄につけ!!」
「し、真選組だァ!!!」
やべっ!よりによってこんな状況の時に一番合いたくない奴らだ!!
あの黒を基調とした制服に身を包んだ武装警察といえば聞こえはいいが、元は血からの有余った浪人だったあいつらは荒くれものとして恐れられている。
するとその中の一人が室内にも関わらず躊躇もなしにバズーカを打ち込んできた。
「てえええええ!!???死ぬゥ!!!!!!!」
「逃げるぞ新八!神楽!八幡!!」
その爆風に紛れて俺たちは一斉に逃げ出した。で、何で......
「フハハハハハ!銀時!!八幡!!もう貴様らに平穏な日々は戻ってこんんぞ!!」
「ふっざけんなヅラ!テメェのせいだろうが!!責任もって自首して俺たちの潔白を証明してこい!!」
「新時代の幕開けじゃあァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」
ヅラさんと材木座までいるんだよ......特にヅラさん居たら全部の真選組が...
「かー↑つ↓らー↑!!!!!!!」
こっちに来るじゃねーか!!(沖田のあの発音好き↑)今はどうでもいいわ作者!!
するとその中から二人が突出して飛び出した。
黒髪の方は銀さんへ、そして金髪の方は......
「おいおい...!爽やかな顔していきなりなんだよ......!」
「これを受け止めるとはね......!俄然やる気になった......!!」
俺へと飛んで斬りかかってきた。大上段から横なぎに変化した斬撃を俺は自前の“練乳”と彫ってある木刀で受け止めた。
さてと......
「人違いじゃないですか?僕あなたのこと知らないんですけど......」
「君で間違いないはずだよ。僕は大使館から逃げている君を見ているときから狙いを定めていたんだ」
「えぇ......男のヤンデレとか誰得だよ......きっぱり忘れた方が良いですよその性格。女に泣かされることになるから......あ、あんたホモかって!?」
俺が間違いを正している時に無言の爽やかスマイルで斬りかかってきやがった。
「おいお前!いきなり真剣は危ないだろ!!」
「悪いが犯罪者の言葉に耳を貸すことはできないよ。それに俺はノーマルだ」
「いや耳貸してんじゃん。がっつり否定してんじゃん。いやそれに本当にお前誰だよ。」
すると奴は刀を一度地面に突き刺した。
「......た、確かに一度名乗った方g」
「気を付けろ八幡!こやつは真選組の鬼の副長、一番隊沖田隊長と並び恐れられる真選組十一番隊隊長、仏の葉山隼人だ!!だがその二つ名とは裏腹にかつて柳生珍影流の門下生であったがその気性の荒さから破門を受けた危ない男だ!!そしてその外面の良さから女子人気の高い忌むべきものだ!!!」
成程、紹介ご苦労。材木座は有能だな。ん......?このリア充下を向いてプルプル震えて......
「自己紹介ぐらいさせろ!!!せっかく前回から引っ張ってきたのに意味ないだろ!!」
「なんだよいきなり......!ようやま...?違うな。ヨウザン......?いや違うな..................リア充がァ!!!!」
「俺はセリフを取られた上に名前も覚えられてないのかい!?」
グンッと踏み込んで斬りつけてきたので木刀を横にして受ける。そして少しの間膠着状態に......なっていたのだが
「クッ、土方さんも葉山もギリギリだ!!え?俺たちを道連れにしてでもこいつらを倒せ......?ガッテンでい!あんたらのことは忘れねぇ......!死ねぇ土方、葉山!!」
「いやそんなこと誰も言ってないけどォォ!!??」
真選組の最初に撃ってきた金髪が奴らごとバズーカの餌食にしてきやがった。
「チッ.........」
俺は着物の裾でガードしながらそこにあった部屋に逃げ込んだ。
『おいテメェら!!ここは包囲されている!観念して出てきやがれ!!』
「ど、どうしよう......!このままじゃ捕まっちゃいますよ銀さん!!」
「案ずるな。こんなこともあろうかと打開策は用意してある」
そう言ってヅラさんは懐から球状の時限爆弾を取り出した。
「これを奴らにぶつけその隙に逃げるのだ!......銀時、八幡。もう一度、この国のために戦おうではないか!!」
ヅラさんは俺たちのことをまっすぐ見つめる。だが............
「断る。」
「残念ながら俺も辞退させて頂きます。」
「何故だ!?一緒に国を変えようとあの時誓ったではないか!!」
あの時......俺たちが戦っていたのは国なんかの為ではない。俺たちにそんな殊勝な心掛けがあったのなんてヅラさんくらいだ。
「おいヅラぁ......俺は、俺たちは負けたんだよ。それをいまさら掘り返してどうこうする気は俺にはねぇ。」
「もう......あんな何も生まない戦はいやなんです。これ以上、何も失いたくないんだ」
俺たちはそう言うと爆弾を持っていたヅラさんの手をそっと下げた。って、あれ?何だこのボタン押したみたいな感触......
カチ、カチ、カチ、と音が鳴ってるのなんて聞こえない。何かメモリに数字が映し出されてるのなんて見えない。
「あれ...これ、作動させちゃったんじゃないですか?」
「い、いや違うだろう!全く洞察力がないな新八は!!」
「いやこれどっからどう見ても作動してるでしょ!!」
新八はそういうが......いやいやいや、俺と銀さんは首を振る。
「これは......アレだ。俺の喉時計だ。マッカンを飲まな過ぎて喉が警告を鳴らし始めたんだよ」
「いや何だよ喉時計って、聞いたこともねぇよアホ毛野郎」
「全く、これはアレだよ?多分目覚まし設定だろ!洞察力がないな!」
「いやそんな現実から目を背けてる人から洞察力がどうこう言われたくないんですが銀さん」
だ、だよねー......
よし、そうとなればやることは決まっている。俺たちは無言で扉を蹴破り外に出た。そして......
「逃げろォォォォ!!!!!!!!!!」
銀さんが爆弾を放り投げて走り出すのと同時に一斉に逃げ出した。
もう最近こんなのばっか!!
すると走り始めてからすぐ神楽が何かを手に持っていた。
「神楽?一応聞くけどてにもってるそれ何だ?」
「これアルか?なんかさっき銀ちゃんが捨ててた玉ある」
「何で持ってきたァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
新八が俺たちの心の声を代弁する。いやマジで何やってんだ!?
「返すアル。ほいっ」
そう言うと神楽は銀さんに爆弾を投げ渡した。
「い、いや新八ィ!お前はまだ侍として以前に男として未熟だ!使えよ、玉......」
「いや、男として以前に生物として成り立ってねぇ奴に言われたかねぇエエ!!!」
銀さんは新八に爆弾を手渡した。
「えぇ......ちょ、ちょっと......八幡さん!あんたらの仲間でしょ!?責任取ってくださいよ!!」
「だからといってあの人らのしりぬぐいをしろと?」
新八は俺に爆弾を投げつけてきた。
えぇ......どうしろと?
「お前が持ってきたんだから元の場所に戻してきなさい。ちゃんと見といてあげるから」
「何で母親みたいなこと言ってんだ!?しかもそれ戻して来たら大犯罪だわ!!」
「いや私のマミーの目は腐ってないアル」
俺は神楽に爆弾を投げ渡す。もう一生回って戻せばいいんじゃね?
「えぇー、めんどくさいアル。銀ちゃん!代わりに戻してきてヨ!」
神楽が銀さんに投げ返す。
「い、いや!ここは人生経験のつくりどころ(?)だ!新八ィ!!いってこい!!」
銀さんはまた新八に手渡す。
「ちょ、あそこまで行ったら僕捕まりますって!!あ、強いらしい八幡さん!!行ってきてください!!」
そう言って新八は俺に投げる。
「はぁ......ほら、銀さんも行けって言ってるだろ?俺はそうでもないけど銀さんが怒ったら怖いよ?」
「だから何で母親風だ!!」
俺はまた神楽に返す。
「いや、めんどくさいアル。銀ちゃん!」
神楽は再度銀さんに
「それさっき聞いた」
銀さんは新八に
「それさっき聞いたで渡すの酷くないですか?」
新八が俺に
「酷くないですかで渡すの酷くね?」
俺が神楽に
「猫!!」
神楽が銀さんに
「こ、コリン星!!」
銀さんが新八に
「い......イシュガル!!!」
新八が俺に
「る?る......ルパン三世」
俺は神楽に
「異世界系ってどういうくくりを言うんだろうネ?」
神楽が銀さんに
「ネクロマンサー的な......ハーレムものだ!!」
銀さんが新八に
「大部分がネクロマンサー!?アンタ異世界系何だと思ってんすか!?ネクロマンサー的なハーレムって何!!あれですよ、転生とかする奴」
新八が俺に......いやエンドレスすぎるわ!!こんなコピペした使いまわしみたいな文章、読者に見放されるわ!!フュージョンか!!
......て、あれ?
「つーか廊下長くね?もう全力で2分は走ってんのに行き止まりが見えんぞ」
俺はさり気なく神楽に渡した。
「ぞ!?“ぞ”って思いつかんぞ!!」
神楽は銀さんに勢いに任せて投げた。
「ぞ、象!!」
銀さんは新八に向けてそれを打ち返した。
「う、ウマ娘!!ぐふっ!!」
新八はそれを顔面で受け、それが俺に跳ね返ってきた。
「メ......?メジロマックイー...駄目だ。メジロアルダ...ダメか。メジロライア......ダメか、つーかほぼ“ん”じゃん」
「いやこんな事いつまでやってるつもりですか!?あ...あと10秒しかない!!」
新八が俺の手元の爆弾を見て言う。すると銀さんは俺から爆弾をもぎ取った。
「神楽!!」
「よし来たァ!!」
そしていつの間にか見えていた窓に向けて神楽が銀さんを傘で吹き飛ばす。
「新八ィ!!」
「はいィィィィィィィィィィィ!!!!!!」
そして新八が窓に向け木刀を放り投げ、叩き割った。
「そんで......オラァ!!!」
そして銀さんはその穴から外に出て爆弾を上空にぶん投げた。
成程......いいチームだ。そこに......
「あ、」
(ここ、20階なの忘れてたァァァァ!!!)
俺の居場所はあるのかね。銀さんはずっと飛んでいられるわけもなく真っ逆さまに落ちる。
「あアァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」
「「銀さん(銀ちゃん)!!」」
「心配すんな」
俺は木刀をブーメランの要領でぶん投げた。それは窓から出ると段々と曲がりそして......
「ァァァァァァァァァァァ!!......え?」
銀さんの服の襟とビルの壁を貫いた。
「おい山崎......何モンだ、あいつら」
土方が煙草にマヨネーズのライターで火をつけながら山崎に聞く。
「ここ歌舞伎町を拠点として活動している万事屋らしいです」
「万事屋...ねぇ......」
土方はふぅ...と煙草の煙を吐いた。
このコーナーでは原作との違いで生じる疑問について答えていきます!
Q.土方さんは分かるけど葉山君が嫌いな理由は?
沖田「特にないんでパス」