夏休みのある日。主人公の松原陽斗は、通っている羽丘学園高校1年A組のクラスメート達と一緒に、とある場所に来ていた。
※朝9時のトコナッツパーク
純平「イエーイ♪やって来ました!トコナッツパーク!♪可愛い水着の女の子ちゃん達がいっぱいいるぜ〜♪」
烈火「朝からテンション高いな···」
陽斗「何でボク···ここに来たんだろ···」
六花「あわわ〜!でら凄い数の人がおる〜!!」
明日香「本当···凄い人集りだね。」
あこ「フッフッフ···この常夏のサンクチュアリ(聖域)に大魔姫あこの力が···え~と···とにかく楽しもう〜!」
そう···今、大人気となっている水のテーマパーク『トコナッツパーク』に来ていた。クラスメートの1人である朝日六花が、バイト先の店長からチケット6人分を貰い、六花からの誘いでトコナッツパークにやって来たのだ。
開園したばかりだというのに、周りは家族連れやカップル等、たくさんの人で賑わっている。
純平「それじゃあ、皆!早速プールに···」
陽斗のクラスメートの1人である豊島純平は、大はしゃぎしながら流れるプールに入ろうとするが···
ガシッ!
陽斗「···その前に準備運動をしろ。足がつるぞ。」
陽斗が、純平の腕を掴んで止めた。まだ、準備運動もしてない状態ではこむら返りするから危ないと判断したのだ。
明日香(陽斗君···あんな変態男子の事まで気にかけるなんて優しいんだから···そこがいいんだけど////////////)
六花(陽斗くん···やっぱりでら優しい〜///////////////)
あこ(陽斗クン、まさに優しさの塊だね!///////////////)
女の子大好きな変態男子である純平にも気を遣う陽斗に、明日香達はますます恋心を高めていく。
烈火「陽斗の言う通りだ。まずは準備運動してからプールで遊ぼう。」
陽斗達のクラスメートで、学級委員長である板橋烈火が、陽斗に賛成して準備運動するように言う。
※トコナッツパークの流れるプール
バチャバチャ!
あこ「わーい♪気持ちいい〜♪」
純平「何もしなくても流れていくぜ〜!!」
烈火「ハハハ!」
準備運動を終えて流れるプールに入ったあこと純平と烈火は大はしゃぎして楽しんでる。
陽斗「うわっ!冷たいな!!」
明日香「きゃあ!冷たい!!」
六花「うわ~~!」
陽斗と明日香と六花も、流れるプールで泳いではしゃいでる。
※浅いプール
烈火「それっ!」
バンッ!!
純平「オラッ!喰らえ!!」
バンッ!
陽斗「甘い!」
バンッ!!
「クックックッ、見るがよい。大魔姫あこの右手に宿りし闇の力を秘めた魔球を!·····えっと······· ダークネスボール!!」
バンッ!!
六花「え、え~い!」
バンッ!
明日香「えいっ!」
流れるプールで遊んだ後は、3人1組に分かれてビーチバレーで遊ぶ陽斗達。
※チーム分けは『陽斗·烈火·六花』、『純平·あこ·明日香』となっている。
純平「喰らいやがれ!」
バンッ!
純平が烈火めがけてスマッシュを決めようとするが···
烈火「よっと!」
バンッ!
あっさりレシーブで拾われて···
六花「陽斗くん、お願い!」
バンッ!
烈火からのパスを六花はトスして上に上げた。
陽斗「よしっ!」
バチャ!バッ!!
陽斗が、上に上がったビーチボールをアタックしようと思いっきりジャンプする。
明日香「させないよ!」
バチャ!バッ!!
その時、明日香が陽斗の前まで来てジャンプしてブロックしようとする。
陽斗「えっ!?」
急に前に出てきた明日香に驚いた陽斗。そして陽斗の手元が狂い···!
ムニュッ······♪///////////////
明日香「ひゃあん!?//////////////」
陽斗「なっ!?/////////////////」
なんと、陽斗の右手が明日香の左胸に触れてしまった。明日香は思わず喘ぎ声をあげてしまう。
あこ·六花「むっ!」
烈火「あ···」
純平「なぬっ!?」
それを見たあこと六花はムッとして、烈火はこれはマズイな···という表情になり、純平は『はっ!?』と言いたげな表情になった。
陽斗「ご、ごめん!////////決してわざとじゃあ···////////」
陽斗が、すぐに明日香の左胸から手を離して、わざとではないと弁解するが······
明日香「陽斗君のエッチ!/////////もう許さないんだからー!!////////////」
明日香は、顔をトマトのように真っ赤にして陽斗に殴りかかる。
あこ「これは·····闇の審判の元に不埒な輩である陽斗クンに······えっと···お仕置きだーーー!!」
六花「陽斗くんのスケベーー!!」
陽斗「うわぁーー!?だから、わざとじゃないってーーー!!!」
明日香·あこ·六花「待てーーー!!!」
そこに、嫉妬に駆られたあこと六花も加わり、逃げる陽斗を追いかける。
烈火「やれやれ···」
純平「ぐぬぬぬ······!」
その様子を烈火は呆れた表情で、純平は悔しそうな表情で見ていた。
※レストラン。時刻は正午
明日香「陽斗君のバカ······////////////////////////」
あこ「次やったら許さないからね!」
六花「うん!」
陽斗「ごめんなさい······」
烈火「まぁ、まぁ···」
純平「ちっくしょー!羨ましいぜ!!」
その後、レストランでお昼ごはんを奢る事でなんとか許してもらえた陽斗であった······
※午後1時。案内板前
陽斗「ごめんごめん!遅くなって!···あれ?豊島君は?」
お昼ごはんを食べた後、お手洗いに行ってきて、集合場所である案内板の前に戻った陽斗。そこで陽斗は、純平の姿が見当たらない事に気づく。
烈火「アイツなら···『可愛い女の子ちゃん達がいる〜♪ちょっとナンパしてくるぅ〜♪』···とか言って何処かへ行ったよ·····」
烈火が純平の事を説明すると···
陽斗「うん。放っとこ······」
陽斗以外の皆「···うん。」
陽斗は放っておく事に決めた。
烈火「さてと!そろそろウォータースライダーの優先パスが使える時間だ!ウォータースライダーの所に行こうか?」
あこ「さんせーい♪」
六花「何か凄そうや〜!」
烈火の言葉に皆が賛成した。
※ウォータースライダー乗り場
陽斗「うわぁ〜···結構高いな。」
六花「あわわわわ···!」
明日香「大きいスライダーだね···これをあのゴムボートで滑るんだ。」
あこ「うん!ここのスライダーはあのゴムボートに乗ってビュゥーーーーーン!って滑るアトラクションなんだ!5人乗りだから···今いる皆で一緒に乗れちゃうよ!」
烈火「豊島がナンパしに行ってよかったな···」
ウォータースライダー乗り場に着いた5人は、ウォータースライダーの高さや大きさに驚く。そして······
係員「皆さん!準備はいいですか?それでは気をつけて行ってらっしゃい!」
ザバーン!
陽斗達は、係員の案内の元にゴムボートに乗って出発した。
あこ「わーい♪行け行け!」
明日香「あれ?意外とゆっくりだ。」
六花「ゆっくりでいいよ!」
陽斗「まだ最初だから、そんなにスピードは出てないね。」
烈火「これからじゃないか?」
まだ最初の方だから、そんなにスピードは出ておらず、ゆっくり滑っている。
あこ「フッフッフッ!トコナッツパークのウォータースライダーはまだまだこんなものじゃないよ~!目玉の1つ!うねうねしたカーブがあるよ!」
陽斗·烈火「うねうねした?」
明日香·六花「カーブ?」
あこの言葉に皆が首を傾げる。っとその時!
ザッパアアアーーーン!!!!
陽斗·烈火「うわぁー!?」
明日香·六花「きゃああああーー!?」
あこ「イエーーイ!!」
あこが言った通りに、ゴムボートがウォータースライダーのカーブコースに入ると、ゴムボートが滑るスピードが速くなり、右へ左に次々と急激に曲がった。
あまりに激しく曲がる為に、大はしゃぎするあこを除く陽斗達は絶叫した。
あこ「皆〜!大丈夫?今のカーブ凄かったね〜!!」
カーブコースを抜けると、あこが皆の事を見てはしゃいでいる。
陽斗「凄かったね···」
烈火「皆、大丈夫···?」
明日香「落ちるかと思った···」
六花「うぅ··········」
陽斗達は、カーブコースの凄さに呆然となっている。
陽斗「ウォータースライダーはこれで終わりかな?」
陽斗が聞くとあこが······
あこ「まだだよ!最後はすっごい急角度でプール目掛けて滑り落ちるんだ!!」
明日香·六花「ええっ!?」
あこの言葉に明日香と六花が驚愕していると······
ザッパァーーーーーーーーン!!!
陽斗「うわぁーー!?」
烈火「これは凄い!!」
明日香「きゃあああ!?」
六花「なんやこれーー!?」
あこ「スゴーーイ!!楽しいーー♪」
ウォータースライダーのコースが急角度になり、ゴムボートが物凄いスピードでプールに落ちていく。っと、その時!
ズルッ!
明日香「きゃあ!?」
明日香がゴムボートから手を離してしまい、落ちそうになる。
陽斗「危ない!」
グイッ!
明日香「あっ!」
それに気づいた陽斗が、明日香の手を取って自分の方に引き寄せる。ところが·····
ギュウッ////////////////ムニュムニュ/////////////
陽斗「あっ······/////////////////」
明日香「ひゃあんっ!!//////////////////」
明日香が陽斗を押し倒してるように陽斗に抱きついて、更に陽斗の両手が明日香の胸に触れている。そして、明日香は先程触られた時よりも、色っぽい喘ぎ声をあげてしまった。
あこ·六花「はっ?········」
それを見たあこと六花が、青筋を立てて怒りの表情を浮かべる。
烈火(あぁ···またやっちゃったな·····)
烈火は、あちゃ~と言いたげに呆れた表情になる。
そうこうしている内に、ゴムボートはゴールのプールに到着した。その後、陽斗が明日香達に1時間程お説教を受けたのは言うまでもない······
※帰りの電車の中
あこ「くー···くー···」
六花「すぅ~···すぅ~···」
烈火「ふぅ~······」
純平「がー···」
その後は、陽斗達はトコナッツパークのナイトプールショーを鑑賞して、電車に乗って家に帰る事になった。
あこ、六花、烈火、純平の4人は終点駅が最寄りなので、到着に時間がかかるのでそれまで寝ている。陽斗達が乗っている電車の車両には、他に乗客がいなかった。そんな中·····
陽斗「······/////////////////////」
明日香「······////////////////」
陽斗と明日香は起きている。明日香は次の駅で、陽斗は後2駅で降りる為に寝られない。
しかも、トコナッツパークでの陽斗のラッキースケベ的ハプニングで、2人共無言のまま顔を真っ赤にしている。
そうしてる内に······
キキッーー······!
電車は明日香が降りる駅に着いた。
明日香「じゃあね。皆によろしく···////////」
陽斗「う···うん////////」
明日香が陽斗に1言言って電車を降りようとした···すると明日香は陽斗前まで迫り······そして!
チュッ///////////////////
明日香「んっ////////////////」
陽斗「んむっ!?////////////////」
明日香が突然、陽斗の唇にキスをした。そして···
明日香「陽斗君···好きだよ///////私をこんなにした責任···とってもらうからね////////////////////」
陽斗「えっ!?//////////////」
明日香「じゃあね!//////////////////」
陽斗に告白した明日香。そして、戸惑う陽斗に構わずに電車を降りていった。
陽斗「嘘だろ···//////////////」
陽斗は明日香のキス+告白に呆然となってしまった。
※戸山家玄関
ガチャ!
香澄「あっちゃん!お帰り〜ーー♪」
ギュウッ〜ー!!
明日香が家に帰宅した途端、姉の香澄が抱きついてきた。
明日香「···ただいま///////////////」
明日香は、恥ずかしそうにしながらも香澄にただいまを告げて、香澄を引き離す事はなかった。
香澄「あれ?あっちゃん、何か顔赤くない?もしかして風邪でもひいたの!?」
香澄が、明日香から少し離れて明日香の顔をよく見た。そして、明日香の顔がトマトの様に真っ赤になっている事に気づいて、明日香が風邪をひいたと勘違いして慌てる。
明日香「ううん、違うよ!///////好きな男の子に告白しただけ!//////////」
明日香が慌てながら爆弾発言した。
香澄「なーんだ!風邪じゃなくてよかった〜!そっか!好きな男の子に告白したんだ!よかったね······って!?えーーーーー!?」
それに対して香澄はノリツッコミ的に盛大に驚いて思わず叫んでしまった。
※松原家、陽斗の部屋
陽斗(はぁ···まさか明日香ちゃんがボクの事を········///////くーちゃんの事もあるし······どうすればいいんだよ〜!?////////////////////)
一方の陽斗も、明日香に告白された恥ずかしさのあまりにベッドの布団に包まれながら悶絶していた。
幼なじみで初恋の人である倉田ましろ、先輩の羽沢つぐみ、上原ひまり、今井リサ、クラスメートの戸山明日香、計5人に告白された陽斗。
しかし、陽斗に恋心を抱いている女の子が、まだたくさんいる事を陽斗は知らない。
果たしてこれからの陽斗争奪戦はどんな展開を迎えるのか?
第12話終了!
今回のお話で、戸山明日香が陽斗に告白とキスをしました。これにより、陽斗争奪戦がますます激化する事でしょう。どうなる陽斗!?
次回も修羅場が待っている!?···かもしれません(笑)
投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。
それでは次回もよろしくお願いします。
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