お助けマンな弟   作:シュステーマ・ソーラーレ

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女の子が大の苦手な純情高校生、松原陽斗は色々あって元女子校の羽丘学園高校に入学した。入学式を無事に終えて、最初のホームルームが始まる。


男のオリキャラが1人登場します。




第2話〜ホームルーム&ブラコンな姉

午前10時。1年A組の教室では、ホームルームが行われている。そこで自己紹介の時間となり、出席番号順にする事になった。

 

朝日六花「あっ···あ·······朝日六花です。岐阜からっギ···ギター···よろしくお願いしますっっ!!」

 

1番前の席にいた朝日六花が緊張しながらA組の皆に自己紹介した。

 

六花(やってまったーっ!私のおたんちん···)

 

どうやら上手く出来ずに、顔を赤くして机に突っ伏す。

 

その後に······

 

宇田川あこ「くく·······待たせたなみなのものっ···漆黒の闇より出でし大魔姫宇田川あこ!!Roseliaのドラムを司る······う〜ん なんかこう······バーンって感じのやつ!えっと·······あこの趣味はカッコいいこと研究!よろしくお願いします!」

 

ドヤ!

 

プロも注目する超技巧派実力バンド、『Roselia(ロゼリア)』のドラマーである宇田川あこが、中二病的ポーズをとりながら自己紹介した。終わった後は、ドヤ顔しながら座った。

 

 

陽斗(このクラスには、個性豊かな人が多いんだな···はぁ···ボク、これからやっていけるのか?不安だ······)

 

それらを聞いていた陽斗は個性豊かなA組で、これから先やっていけるかどうか不安になるのであった···

 

その後···午前10時。

 

陽斗(ふぅ···ボクの自己紹介は無難に終わった····)

 

陽斗は、自己紹介が終わってホッとしていた。

 

今は、最初のホームルームが終わり、これからクラスメートとの交流時間となっている。

 

 

 

六花「でね!ポピパさんの演奏は···」

 

あこ「Roseliaもスゴイんだ〜!」

 

戸山明日香「うんうん···」

 

六花はガールズバンド繋がりで、Roseliaの宇田川あこと花咲川女子学園の同級生ガールズバンド、『Poppin'Party(ポッピンパーティー)』、通称『ポピパ』のリーダーである戸山香澄の妹、戸山明日香とそれぞれ楽しくお喋りをしている。そんな中で陽斗は···

 

陽斗「···という訳なんだ。」

 

板橋烈火「なるほど···それは難儀だな。何かあったら相談にのるぞ。」

 

陽斗「ありがとう!」

 

ホームルームで決まったA組の男子クラス委員長の板橋烈火『いたばし·れっか』と身の上話をしていた。

 

見た目は、赤いツンツンヘアーをした明るい感じの陽キャ男子である。

 

こうして、クラスメートとの交流時間は終了した為、新入生達は下校となった。

 

 

※松原家

 

陽斗「ただいま〜」

 

羽丘学園での最初の1日が終わり、自宅に帰宅した陽斗。それを出迎えたのは···

 

松原花音「おかえり〜陽斗君♪」

 

ムギュー!!

 

陽斗の姉、松原花音だった。満面の笑みで帰ってきた弟を抱きしめた。

 

陽斗「姉さん!/////抱きつくのは止めてって言ってるでしょう!?////////」

 

陽斗は家に帰って来て、いきなり抱きついてきた花音を引き剥がした。

 

花音「ふぇぇ?何で駄目なの?·······まさか、私の事嫌いになったのかな?」

 

ウルウル···

 

陽斗に引き剥がされた花音は、戸惑いまるで雨に濡れた子犬のように涙目になって、陽斗をじっと見つめてくる。

 

陽斗「違う違う!いきなり抱きつくから、ただびっくりしただけ!!」

 

それを見た陽斗は、慌てて弁解して花音を慰める。

 

花音「···本当?」

 

陽斗「本当だよ!」

 

花音「よかったぁ···」

 

陽斗(危ない危ない·······)

 

昔から、気弱で方向音痴な頼りない花音のフォローをしていた陽斗。

 

そんな陽斗が大好きな花音は超絶的ブラコンなのだ。

 

家では常に陽斗の側にいようとしたり、陽斗の世話を焼こうと陽斗の分の御飯は必ず花音が作り、陽斗の部屋を掃除したり、お風呂も一緒に入って陽斗の背中を流そうとする。

 

更に、寝る時も密かに陽斗の布団に入って添い寝しようとする等、明らかに姉弟愛(ブラコン)の域をも超えている。

 

断ろうとすると、必殺涙目攻撃をしてくるので、陽斗は姉に対してあまり強く注意する事が出来ない。

 

このように過保護なブラコン姉である花音が原因で、陽斗は女の子が大の苦手になってしまったのだ。

 

 

※午後9時半、陽斗の部屋。

 

陽斗「はぁ···。早いけどそろそろ寝よう。」

 

陽斗は、羽丘学園の入学式と姉の相手をして疲れたのか、ベッドで寝ようとした。

 

陽斗「おっと!その前に······これでよしっと!」

 

その前に陽斗が何かを思い出したのか、部屋のドアまで駆け寄って鍵のチェックをしてしっかりとかけた。こうしないと超ブラコンの花音が侵入してくるのだ。そして、陽斗はベッドに入り深い眠りについた······

 

※翌日の朝······

 

花音「ねぇ、陽斗君···どうして部屋の鍵をかけたのかな?···どうして私を部屋に入れてくれないのかな?···やっぱり私の事嫌いなのかな?ふぇぇぇぇん!!」

 

陽斗「姉さん、ごめんって!泣かないでよ〜!!」

 

朝起きて、制服に着替えて部屋を出た瞬間、目に隈ができて昨日より更に凄い泣き虫オーラを出して、陽斗に泣いて縋りつく花音がいた。

 

結局、両親が陽斗の代わりに慰めに入るまで花音に迫られた陽斗は、遅刻ギリギリの時間まで家から出れなかった。

 

第2話終了!




松原陽斗の姉である花音は、この小説の世界では陽斗大好きなブラコン姉になっています。
陽斗に彼女が出来たらショック死しそうな位に(笑)

次回は、この小説のタイトル通りに陽斗がある女の子をお助けします。

投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。

それでは次回もよろしくお願いします。

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