お助けマンな弟   作:シュステーマ・ソーラーレ

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今回からは、主人公の松原陽斗とメインヒロインの日常話です。最初は、羽沢つぐみとの話です。


日常編
第24話〜陽斗とつぐみ


羽沢つぐみ···幼なじみ同士5人で結成された王道ロックガールズバンド、『Afterglow』(アフターグロウ)のキーボード担当。

 

主人公の松原陽斗が通う羽丘学園高校の生徒会副会長で2年A組所属の先輩。商店街にある喫茶店『羽沢珈琲店』の一人娘にして看板娘。

 

常識的で心優しい、今時の『普通』な面が強い性格。見た目、声、髪型、喋り方や口調、目の色なども現実味のあるシンプルな雰囲気を持つ。

 

他のメンバーと違って突出した個性がない事に少しコンプレックスを抱いているが、それ故にバンドの為に努力を重ねる頑張り屋な性格。頑張っている時の様子をAfterglowのメンバーからは『ツグってる(頑張っている)』等と言われる。

 

そんな彼女には好きな人がいる。それが陽斗だ。

 

きっかけは、羽丘学園高校の入学式の翌日にバイク通学をしようとしたDQN男子2人を取り締まろうとしたが、逆上したDQN男子2人にバイクで突進されそうになった所を陽斗に助けられて一目惚れした。

 

その後も、実家の羽沢珈琲店でミスをして、客とトラブルになった所を助けられた。

 

それ以降、生徒副会長として陽斗が羽丘で困っていないか相談にのってあげたり、陽斗が羽沢珈琲店に来た時は、満面の笑みでおもてなしする。

 

更に、羽丘納涼祭で行われた肝試しで、自分に欲情したDQN男子に襲われた時も陽斗に助けられた。その際に陽斗が···

 

陽斗『つぐみさんは、天使のように優しく可愛い女の子なんだ!テメェみたいな汚らわしいドブネズミが気安くふれていい人じゃねぇーーーー!』

 

と自分の事をそういうふうに言って守ってくれて、DQN男子を倒す陽斗の姿を見て、完全に心を奪われて、告白+ディープキスをした。

 

しかし、そんな彼女には恋のライバルがたくさんいる。

 

同じAfterglowのメンバーである青葉モカと上原ひまり、羽丘の先輩である今井リサ。

 

陽斗のクラスメートである朝日六花、宇田川あこ、戸山明日香。

 

花咲川女子学園の丸山彩、奥沢美咲。

 

そして、陽斗の幼なじみにして初恋の人である倉田ましろが陽斗を巡るライバルなのだ。

 

それでもつぐみは諦めずに陽斗へアプローチを続けている。

 

陽斗も、そんなつぐみをお助けしたりしている。

 

今回の話は、そんなつぐみと陽斗との交流とお助けの一部分を紹介しよう。

 

 

ケース1→羽沢珈琲店

 

ある日の休日。陽斗は、羽沢珈琲店でブラックコーヒーを飲みながら宿題をしていた。しかし·····

 

ワイワイガヤガヤ!ワイワイガヤガヤ♪

 

陽斗(今日はたくさんお客さんがいるな···集中出来ない。)

 

現在の羽沢珈琲店は、いつも以上に大盛況でたくさんのお客で賑わっている。それは羽沢珈琲店にとって大変いい事だが、宿題をしたい陽斗は集中出来ずに困っていた。

 

つぐみ「コーヒーをホットですね!かしこまりました!!あっ!お客様、ご注文はお決まりですか?」

 

ビュンッ!ビュンッ!

 

つぐみも、残像を残す勢いで接客をしている。

 

つぐみ(うぅ〜···せっかく陽斗君が来ているのに···この忙しさじゃ相手出来ないよ〜!)

 

つぐみも、せっかく大好きな陽斗が来店したのに、あまりの忙しさに宿題を教えてあげる事が出来ない事を嘆いている。

 

つぐみの父親「今日はいつも以上に仕事が忙しい!」

 

つぐみの母親「本当ね!」

 

イヴ「これはいつも以上に気合いを込めなければなりません!ブシドー!」

 

二葉つくし「は、はい!」

 

つぐみの両親や、アルバイトの若宮イヴに二葉つくしも、いつも以上に忙しく働いている。

 

陽斗(仕方ない。続きは家でするか。)

 

ガタッ!

 

陽斗は、こんな状況では宿題に集中出来ないと思い、席を立ち上がり伝票を持ってレジカウンターへと向かう。

 

つぐみ(あっ!陽斗君が帰っちゃう!せめて私がお会計担当しよう!)

 

ビュゥーン!

 

それを見たつぐみが、急いでレジカウンターに行き、陽斗の対応をする。

 

つぐみ「ブラックコーヒーが1杯で500円です!」

 

陽斗「はい!」

 

陽斗が財布から500円玉を出してつぐみに差し出す。

 

つぐみ「ありがとうございました!」

 

つぐみは、陽斗にレシートを渡して満面の笑顔で店を出ようとする陽斗を見送る。すると陽斗は、店を出る前につぐみに近づいて···

 

陽斗「お仕事大変でしょうけど···頑張って下さい!」

 

つぐみ「っ!/////////////////////」

 

労いの言葉をかけて応援するように、爽やかスマイルを見せて店を出た。それを受けたつぐみは······

 

 

つぐみ「ご注文お伺いします!」「ブレンドコーヒー、お待たせしました!」「ありがとうございました!」

 

 

ビュゥーン!ビュゥーーン!ビュゥーーーーーン!

 

つぐみの父親「つぐみがあの少年のおかげでいつも以上の接客業をしているぞ!?」

 

つぐみの母親「あらあらあら♪あの子ったら♪」

 

イヴ「恋するオトメですね!ブシドー!」

 

二葉つくし「凄いですね···」

 

陽斗の応援というお助けにより、つぐみは分身を作る勢いで、周りを感心させる程の接客をツグっていたという·······

 

ケース1終了!

 

ケース2→羽丘学園高校

 

※生徒会室

 

つぐみ「はぁ·····疲れたな。」

 

ある日の放課後。羽丘学園高校の生徒会室では、つぐみが大量の書類整理をしていて、今ようやく終わって疲れて机に突っ伏していた。

 

つぐみ(文化祭が近づいてる影響で、生徒会の仕事が忙しくなってきたな···はぁ·····それにしても流石に疲れたな···)

 

つぐみが心の中でもため息をついているとそこに······

 

 

コンコン!

 

つぐみ「は、はーい!どうぞ〜!」

 

生徒会室のドアをノックする音がして、つぐみは慌てて出迎える準備をする。

 

ガラッ!

 

陽斗「失礼します!···あれ?つぐみさん?」

 

つぐみ「陽斗君!?//////////////」

 

入って来たのは陽斗だった!

 

陽斗「すみません。1年A組の文化祭に関する書類が出来上がったので持ってきました。」

 

どうやら、彼が所属する1年A組の文化祭に関する書類を提出しに来たようだ。

 

つぐみ「あ、うん!どうもご苦労さま!確認するね!」

 

つぐみが慌てて立ち上がり、陽斗の方へ歩み寄り、陽斗から書類を受け取った。そして、不備が無いか確認して···

 

つぐみ「うん!大丈夫!このまま受理するね!」

 

何も問題無いので書類の受理をした。

 

陽斗「ありがとうございます!」

 

陽斗が笑顔になり、書類確認をしてくれたつぐみにお礼を言った。

 

つぐみ「う、ううん!//////これも副会長の仕事だから!/////////」

 

陽斗の笑顔につぐみは顔を赤らめる。しかし···

 

フラッ······

 

つぐみ「あっ···」

 

陽斗「危ない!」

 

ガシッ!

 

突然、つぐみがバランスを崩して倒れそうになり、陽斗がつぐみを支えて受け止めた。

 

陽斗「大丈夫ですか!?つぐみさん!」

 

つぐみ「あ···あはは···ごめんね?最近生徒会の仕事が忙しくて·····」

 

陽斗はつぐみを椅子に座らせる。つぐみは、陽斗に最近生徒会の仕事が忙しくあまり休めていない事を告げると···

 

陽斗「そうですか···大変ですね。無理しないで下さいよ?ボクに出来る事なら何でもしますから!」

 

つぐみを心配する陽斗。自分が出来る限りの事をしたいと言う。

 

つぐみ「ありがとう、陽斗君。でも大丈夫!気持ちだけで十分嬉しいよ!」

 

つぐみは陽斗の気持ちを嬉しく思うも、その気持ちだけで十分だと少し強がって言った。

 

陽斗(つぐみさん···強がってるように見える···こんな時にボクが出来る事っていえば···そうだ!)

 

本当は疲れているのに、陽斗の前では元気な姿を見せようと強がるつぐみを見て、陽斗はある事を思いつく。

 

陽斗「じゃあ、せめて指圧マッサージしてあげましょうか?姉さんや美咲さん達にも好評なんです!」

 

そう···指圧マッサージをしてあげる事だ。陽斗の指圧マッサージは、姉の花音や一部のメインヒロインから大好評な位に上手いのだ。

 

つぐみ「陽斗君の···う、うん!//////それじゃあ、肩にお願い//////」

 

それを聞いたつぐみは、肩のマッサージをお願いする。

 

陽斗「分かりました!いきますよ···えいっ!」

 

グイグイッ!

 

つぐみ「ひゃあん!?////////////////」

 

陽斗が肩を揉んだ瞬間、つぐみの甘い喘ぎ声が生徒会室に響き渡った。

 

陽斗「うわっ!?どうしたんですか、つぐみさん!」

 

それに驚いた陽斗が思わず手を止めた。

 

つぐみ「だ···大丈夫。///////続けてくれるかな?//////////」

 

それに対して、つぐみが陽斗にマッサージを続けてくれるように頼む。

 

陽斗「そうですか?じゃあ、遠慮なくいきます!」

 

グイッ!グイッ!!グイッ!!!

 

つぐみ「っ~ーー!!/////////////////////」

 

陽斗は文字通りに遠慮もへったくれもなく、つぐみの肩をマッサージして、つぐみを悶絶させる。そして10分後···

 

 

つぐみ「はへぇ···///////気持ちよかったよ···////////ありがとう/////////」

 

陽斗「ど、どういたしまして。」

 

つぐみは若干ア○顔になりながらも、陽斗にお礼を言った。

 

つぐみ「それじゃあ、お礼に···えいっ!//////んむっ!////////んんっ///////////ンチュッ///////////チュパ/////////」

 

陽斗「んむっ!?////////んんっ///////////ンチュッ///////////チュパ/////////」

 

つぐみは突然、陽斗に抱きついて陽斗の唇を奪うと、舌を入れて濃厚なディープキスをする。

 

陽斗は、つぐみのディープキスに抗う事が出来ずに、ただ受け入れるしか無かった。

 

つぐみ「プハッ!//////////えへへ///////陽斗君···大好き!/////////////」

 

陽斗「つぐみさん//////////////////」

 

つぐみは、約1分間もディープキスをして唇を離した。そして、つぐみは陽斗をいたずらっぽい小悪魔な笑顔で見つめて2度目の告白をした。

 

つぐみ「ねぇ、陽斗君//////私が疲れてくじそうな時は···またマッサージしてね♪////////////////」

 

陽斗「/////////////////////」

 

 

その後も、つぐみがバンド活動、生徒会の仕事、実家の手伝いで疲れた時には、陽斗が指圧マッサージをして癒やす事でつぐみをお助けするのが日課になった···らしい。

 

第24話終了!




もはや、つぐみが陽斗の彼女みたいになってますね(笑)

でも、他のメインヒロイン達の反撃も始まりますよ!

投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。

それでは次回もよろしくお願いします。

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