お助けマンな弟   作:シュステーマ・ソーラーレ

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今回は、羽丘学園高校の水泳授業で最後の同級生をお助けします。

新たに男子のオリキャラが1人登場します。


第9話〜プールでお助け

主人公の松原陽斗が、羽丘学園高校に入学して3ヶ月が経った。

 

現実世界では寒い冬だが、この小説世界では暑い7月の夏である。

 

そして···7月某日。陽斗のクラスである1年A組では、女子達を除いた男子達がある事を話し合う為に放課後に集合している。

 

 

※7月某日。放課後の羽丘学園高校1年A組教室

 

豊島純平「諸君!いよいよ明日の体育授業は水泳だ!すなわち!!」

 

モブ男子1「女子の水着が見られる!」

 

純平「その通り!!」

 

その他モブ男子達「ウオーーー!!」

 

1年A組男子の1人である豊島純平『とよしま·じゅんぺい』。見た目は、金髪ロン毛のイケメンだが、その中身は女の子大好きな変態男子だ。

 

女の子にモテる為なら勉強、スポーツ、その他女の子にモテるような事に努力を惜しまない。そして、覗きや盗撮に対しても天下一な変態男子だ。

 

そんな純平を中心に、男子達は明日行われる水泳授業についての会議を行っていた。

 

明日の体育は、男女一緒の水泳授業なのだ。すなわち、女子の水着が見られるので男子達のテンションはアゲアゲなのだ(笑)そんな中······

 

 

陽斗「はぁ···あんな奴等がクラスメートなんて···やっぱり羽丘に入んなきゃよかったかな···」

 

烈火「まぁまぁ···」

 

純平に無理矢理会議に参加させられた陽斗は、純平達のテンションの高さに全くついていけずに深いため息をついて、1年A組のクラス委員長である板橋烈火に慰めてもらっている。

 

羽丘学園高校に入学して、色々な女の子との交流が増えて、苦手意識が少しずつ無くなってきたが、それでも過剰なスキンシップや水着姿の女の子を見るのはかなり抵抗がある。

 

出来れば男女別がよかったが、まだ共学化されて年月がそれ程経っていない羽丘学園高校は男子の数が少なく、プールも屋外プールしか無い為に別々にする事が出来ない。

 

陽斗「明日···学校サボろうかな?」

 

烈火「止めとけ。明日の水泳の授業出なかったら、体育の単位が取れなくなって、夏休みに補習だぞ。」

 

陽斗「だよね·····はぁ······せめて雨降らないかな···」

 

明日の水泳授業をサボりたい陽斗だったが、出なかったら単位が取れずに夏休みに補習があると、烈火に注意されて諦める。せめて雨が降って水泳授業が中止になる事を祈る陽斗だった······

 

 

※翌日の午後1時半。羽丘学園高校屋外プール

 

純平「神よ······女子のスク水が見られた事をマジ感謝します。」

 

モブ男子達「うおおおーー!!」「最高だぜ!!」「生きててよかった!」

 

翌日の体育授業。陽斗の祈りも虚しくとてもよく晴れて絶好のプール日和となった屋外プールでは、1年A組の皆が集合していた。そして、純平達は女子の水着(スク水)に興奮している。しかし女子達は···

 

女子達「うわっ···キモっ。」「最低···」「何であんなのと泳がなきゃいけないのよ?」

 

ゴミを見るような冷たい目で純平達を見ていた。そして······

 

 

陽斗(ボクは見ていない、ボクは見ていない、ボクは見ていない、ボクは見ていない···///////////////////)

 

陽斗は、男子達の1番後ろで空を見上げながら、女子達の水着を見ないようにしていた。

 

 

明日香(はぁ···男子に水着見られるのやだな···陽斗君なら全然いいけど·······/////////////////)

 

明日香は、純平達を見て呆れている。それと同時に陽斗にだけならいくらでも見られていいと思っている。

 

あこ「フッフッフッ···果てしなき陽光が我の姿を照らし出す···でも、暑いよー!!」

 

六花「あはは···」

 

あこは、いつもの調子で中二病風台詞&ポーズでカッコいい事をしようとした。それを見て六花が苦笑いしている。

 

どうやらこの水泳授業は、ただではすまないみたいである·····

 

 

体育先生「はーい!今日の水泳授業は、男子は50m、女子は25mを泳いでもらいまーす!泳げない人はビート板を使っていいからね!」

 

体育の先生が1年A組の皆を集合させて、今日の水泳授業の内容を説明した。

男子は50m、女子は25mを泳ぐ事が授業内容だ。なお、泳げない人はビート板を使ってよい事になっている。

 

六花「うぅ···高校生にもなって泳げへんなんて···おたんちん〜」

 

 

明日香「六花泳げないの?私が教えようか?」

 

六花「本当!?ありがとう!」

 

六花は、泳げない為にビート板を使う事になった。そして、水泳部である明日香が泳ぎを教える事になった。

 

あこ「おーい♪陽斗クン!一緒に泳ごうよ!」

 

陽斗「ええっ!?//////////////」

 

あこは、想い人である陽斗と一緒に泳ごうと誘う。陽斗は、顔が真っ赤になった。

 

純平「何っ!?松原陽斗!キサマ、抜け駆けする気か!?Roseliaの小さな巨人である宇田川あこちゃんと一緒に泳ぐ事なんぞ許さぬ!お前等!奴を粛清じゃーーーー!」

 

その他男子達「オオーッ!」

 

それに嫉妬した純平率いるアホ男子達が、陽斗に襲いかかる。しかし···

 

ヒュウッ······ドコッ!!

 

純平「グホッ!?」

 

何処からか、ビート板が投げられて純平の頭を直撃した。投げたのは······

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日香「豊島君?それと男子達。陽斗君に手を出したら······どうなるか分かってるよね?···それと···あこ。女子達はこっちのレーンで泳ぐ事になってるから···陽斗君を困らせない。」

 

純平&男子達「ヒィィィィ!?」

 

あこ「ごめんなさーい!!」

 

明日香(抜け駆けなんて、絶対許さないからね!///////////////)

 

明日香だった。明日香は、般若よりも怖い顔つきになり、禍々しい闇のオーラを出して純平達を恫喝して、あこを連行していった。

 

陽斗(明日香ちゃん···何か怖い···でも助かった。)

 

陽斗も、明日香に怯えながらも感謝するのであった。

 

 

それから数10分後···

 

バシャバシャ!!

 

あこ「ヤッホー!」

 

純平「ウッヒョー♪」

 

烈火「フッ!!」

 

陽斗「はあっ!!」

 

なんだかんだありながらも、皆は真面目に水泳授業を行い、泳ぎに集中している。そんな中······

 

 

バシャバシャバシャバシャ!!

 

明日香「いいよ!その調子!!」

 

六花「はっ!はっ!はっ!!」

 

明日香の手を持って必死にバタ足をしている六花。明日香の教え方がいいのか、徐々に上手くなっている。そんな時······

 

 

モブ男子1「イエーイ♪オラッ!!」

 

モブ男子2「やったな!この野郎!!」

 

バンッ!バンッ!

 

2人のアホ男子が、真面目に授業をせずに、プールサイドでビート板でふざけて遊び出した。

 

ピー♪

 

体育先生「こらー!そこの男子!遊んでないで泳ぎなさい!!」

 

先生が笛を鳴らしながら男子2人に注意をする。しかし······

 

モブ男子1「オラッ!」

 

モブ男子2「せいっ!!」

 

バンッッッッ!!!!

 

全く聞く耳を持たない男子達は、思いっきりビート板をぶつけた。その時!

 

スポッ!ヒュゥゥゥゥ·······

 

モブ男子1·2「あっ!?」

 

男子達の手からビート板がすっぽ抜ける。そして、ビート板は女子達がいる方に勢いよく飛んでいき···

 

バンッ!!

 

明日香「痛っ!?」

 

六花「はぅ!?」

 

明日香と六花の頭に直撃した。その際、明日香は六花の手を離してしまい···

 

 

六花「助けて明日香ちゃん···コボッ!ブクッ········」

 

明日香「あっ!?六花!······うぅ······」

 

六花は、泳げず水に沈んでしまった。明日香は、六花を助けようとするがビート板の衝撃で頭痛が酷く動けない。

 

 

あこ「明日香!ロック!」

 

烈火「マズい!」

 

純平「よーし!ここは俺様が······」

 

 

あこ達が、明日香と六花を助けようとした······その時!

 

 

ビュゥーーーーーン!!

 

陽斗(明日香ちゃん!六花ちゃん!)

 

陽斗が、メカジキ並みの速さで泳いで明日香と六花の所まで行き!

 

ガシッ!!ビュン!!ザッ!!

 

明日香と六花を担いで、プールから勢いよく上がって救助した。

 

明日香·六花「ゴホッゴホッ!!」

 

明日香と六花は、水を飲み込んだのか咳込んでいるが、幸い大事には至らなかった。

 

陽斗「2人共!大丈夫?」

 

明日香「えっ!?/////////う、うん/////////大丈夫///////////////」

 

六花「は、はい////////ありがとうございます!//////////」

 

陽斗が2人の無事を確認する。明日香と六花は、顔を赤らめながらも無事である事を伝えた。

 

あこ「よかった〜!」

 

あこも駆けつけて、2人を心配したが無事だと知って安堵した。

 

モブ男子1·2「そ~と······」

 

アホ男子2人は、マズいと思いそ~と逃げ出そうとするが···

 

ガシッ!ガシッ!

 

烈火「2人共?」

 

純平「職員室行こうぜ?」

 

モブ男子1·2「はい···」

 

烈火と純平に捕まり観念した。

 

 

その後、明日香と六花は先生と一緒に保健室に行き、連絡を受け駆けつけた家族と一緒に家に帰る事になった。

 

ちなみにアホ男子2人は、1週間の停学処分と夏休みの半分は補習授業という処分が下された。

 

 

※それから数日後の1年A組教室

 

 

六花「陽斗くん!これ旭湯の無料券!よかったら今度来てね!////////////」

 

陽斗「う、うん。ありがとう···っていうか距離が近いよ!///////////」

 

明日香「ちょっと六花!陽斗君から離れて!」

 

あこ「そうだよ!ズルいよ!」

 

 

烈火「凄いな···陽斗。」

 

純平&男子達「ぐぬぬぬ···」

 

 

水泳授業で陽斗に惚れた六花が、陽斗に恋の猛アタックをして、明日香とあこが2人の間に入り六花を止める。

 

それを見ている烈火はモテる陽斗に感心して、純平率いる男子達が嫉妬していた。

 

第9話終了!




今回の話で1年A組女子トリオ最後の1人である朝日六花を助けて惚れさせた陽斗。彼女も今後陽斗争奪戦に加わります。

そして、今回初登場したオリキャラの豊島純平については、見た目はイケメン、中身は女の子大好きな変態である···説明はこれだけです(笑)

次回の話で1学期は終了します。

内容は簡単に説明すると、陽斗が自分にとって特別な存在の幼なじみと再会してお助けする···という話になります。

投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。

それでは次回もよろしくお願いします。

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