ようこそゲーマーの攻略教室へ 作:天才になりたい
てか、感想を見てたら主人公の名前、とある特撮に出てくる人名と被ってたことに気づいた
学校のチャイムが鳴る。
やっとお昼だ。眠い。寝よう。
そうして俺はいつも通りポケットからアイマスクを取り出し装着。早速惰眠を貪ろう。
「………」
……なんか後ろからすっごい視線を感じる。
俺の後ろの席、綾小路ですね。はい。
やめて!そんな見ないで!見つめないで!おれのことすきなの?ねぇ?
「………」
……ああ、ハイハイ分かりましたよ。
そうして俺はアイマスクをおでこへとずらし後ろを向く。
「どうし━━」
「一緒に学食行かないか?」
く、食い気味。
にしても学食か……まだ行ってなかったな。行くのもこれまた一興か。
「堀北は━━」
「行かない」
綾小路の言葉に一瞬の間を開けずに答える黒髪ロングの美少女。
あなた堀北って言うのね。
それにしてもみんな食い気味に答えるね。ブーム?俺も今度からそうしようかな。
あ、俺に話しかけてくれるやついねえや。ぐへへ。
「そっか、じゃあ行こう。大空」
「あ、うん」
そうして俺たちは教室を出た。
特に話すことも無い。お互いコミュ障の二人の間に会話なんてものは無い。
そうしてしばらく歩いていると、
「綾小路くん!」
「ん?」
「ん?」
2人して声の方を向く。
そこに立っていたのは何時ぞやのバスで話しかけてきた美少女だった。
「あ、大空くん」
「あ、ども」
えーと、とりあえず。
「あ、綾小路…?」
「ん?」
「お前に用があるみたいだし、俺先に行ってるな?」
「おう」
「ごめんね」
ひとつ会釈をしその場を後にする。
とりあえず急ぎ足でその場を後にする。
風のようにその場を後にする。
なんとなくだけどあの美少女、ちょっと苦手なんだよなぁ。あざとすぎるって言うか、他人からもてはやされたい故の作り態度って感じ?
確証はないけど……あー怖い怖い。
◇◆◇
「すまん遅れた」
「ん」
飯を食ってる途中に話しかけるのはやめようね。びっくりして喉詰まるかと思ったで。
「……なんの話ししてたん?」
「堀北関連だ。仲良くなりたいから手伝えってことらしい」
「ふーん」
あの美少女が堀北と。
……なんで?仲良くなる気ない人に無理に関わろうとするやつの気がしれないね。
いや、でもああいうタイプのキャラはアニメゲームだと裏表激しくて実は裏では堀北の事ライバル視してて消そうと企んでるとかありそう。
「それにしても」
「ん?」
「大空、山菜定食食べてんのか。美味しくないだろ」
山菜定食とは0円で食べられる定食だ。美味しくない美味しくないと評価されてるが、
「何言ってんだ。美味しいだろ山菜」
「え?あ、そう…か」
全く、山菜うめーから。
昔は田舎のじーちゃんばーちゃんの家でよく食べてたぞ。故郷の味だぞコンニャロウ。
「俺も食うか」
そう言って持ってきていた定食を食べ始める綾小路。
その後いつも通り会話もなく教室へ戻る俺たちだった。
◇◆◇
それから時はだいぶ経ち、
「……」
俺たちは小テストを受けていた。
いやまあパッと見ね、めっちゃ簡単なのよ、うん。
ただラスト3問。これねバカクソムズイ。
もう習ってないのよ。けどここで諦める我ではない。
先生は一応これは成績に影響しないって言ってたし、どうせならここは難しい問題にチャレンジするのがゲーマーとしての性な訳でして。
時間いっぱい使ってこの3問を何とか解くことにしていた。
結果から言って何とか解けた。けどほかの問題には何も手をつけなかったからそれはそれでやばい。ヤヴァイ。
ま、いいか。成績には影響はないみたいだし。
さて、これから先どうしようか。というのもこの数週間の間クラスを見てきたけど多分もう10万のポイントが0になるくらいの生活態度、授業態度の悪さがあった。
このままバカ真面目に授業を受けたとしてもあまりメリットがない。
高校の授業ならだいぶ先まで予習してるし、1人でも理解できるものばかり。これでも地頭は良くてよ?
とくれば、街へ繰り出しこれから先の戦を見越し準備を進めていた方がいい気もする。
ただ出席日数が少なすぎると退学されそうだしな。
いやそこは教師の反応で何とかするか。
そうなると、早速行動を開始しよう。
一応午後に授業はあるみたいだけどこれはサボるか。
そう結論づけた俺は荷物をまとめ教室を出た。
……綾小路の視線が痛かったです。
◇◆◇
「さて、やるとなると…」
ポイント集めだな。
恐らく……というか十中八九お給金は入ってこない。ならば何かしらで収入を得るしかない。
クラスをどうこうできるほどのポイントが欲しいわけじゃない。ただ俺が個人的に他人とか取引出来るくらいのポイントは持っておきたい。
「でも、未成年はギャンブル禁止。カツアゲもダメと…。となるとかなり」
手段は絞られる。
そこで目をつけるは、目の前のゲーセン。
俺が昔からやってた小遣い稼ぎの方法をしていくか。
早速俺は中へと入っていった。
レースゲーム、音ゲー、目的はそんなものじゃない。
そしてたどり着く目的の場所。
「UFOキャッチャー、我が稼ぎ場」
ここで安く景品を取り定価で売り出す。
ネット販売はこの端末からでも出来るみたいだし問題は無い。
意外とこれはゲームが上手ければいい小遣い稼ぎになる。
転売だって?
ここで勘違いして欲しくないのは転売は別に悪いこととじゃない。
悪いのは転売ヤー。定価のものを買い占め、それを定価以上の値段で売りさばく。それが悪いのであって、俺のは別に大丈夫だ。
俺は100、200円で定価2000円のものを取りそれを1500円で売ったりしてる。つまり俺は優しい。ね?そうだよね?うんと言え。
結論から言って……いつも結論からいくな俺。
まあ、1万使って6万近くの利益が出た。
ここのゲーセンレア度が高いプライスばかり置いてるから意外と稼げた。ありがとう。
今月俺は全然使ってなかったから9万残ってたしそこから1万引いて6万プラス、計14万か。儲けだね。
てか何がすごいってこの端末よ。景品出品して、取引が成立したら端末の位置情報から配達員の人がウーバー的なイーツ的な人よろしく飛んできて品物を引き取り、それが確認された途端ポイントが入ってきた。便利ね。
「とりあえずは当分はこれで金を稼ごう」
厳しくなってきたらまた別の方法考えるしかないけど今はこれでいい。
これでも十分な稼ぎだ。
……てか今思うと俺って学生してねぇな。攻略に気を取られすぎて青春謳歌してない気がしてきた。泣きそ。泣くわ。泣いた。
さて、学校のこととかで色々気になることもあるけど今はのんびり行こう。焦っても仕方ないしね。
てかそろそろ時間も時間だ。
「……帰ろ」
そして俺はその場を後にした。
◇◆◇
朝。爽やかな太陽の光が僕の体を温め……ることは無く今日は雲がかかって少し暗い。
これから起こる嫌なことを彷彿とさせる陰気な空模様だった。
何を隠そう今日は5月1日。ポイントが振り込まれる日。
今日までの間に何とか個人的に20万ちょいまで稼げたが今日のポイント振り込みの日に変動はなかった。
つまりはそういうことだ。
さて、俺の予想が正しいのかどうなのか今日わかる。
教室に入るとやっぱり、みんな各々がポイントが増えてないことに疑問を抱いていた。
それを横目で自分の席へと向かう。
席に座ると早速後ろの綾小路清隆から声がかかった。
「なあ」
「ん?」
「ポイント、増えてたか?」
「いや、変動なし」
「だよな」
……白々しいね。俺の予想だけど綾小路も気づいてる。それも入学式の説明の時から数日の間で理解していたことでしょう。
その証拠に今も顔はポーカーフェイスだ。……元々無表情ってのもあるけど。でも少しもあわてないのはおかしい。
「茶柱先生から説明あると思うが、なんでだろうな」
「……」
それに俺は答えない。隣の堀北……も落ち着いてる。
多分このクラスでこのシステムを理解してたやつは綾小路、堀北、んで金髪の筋肉モリモリマッチョマンの変態……お前もこのクラスだったんだ。まあ、この3人くらいかな。
ほかのクラスの人たちもここ数日観察しててけど大多数が気づいてたぽいし。なるほど、Dクラスだね。
そんなことを考えてると、ガラガラガラッと扉を開け入ってくる我らが担任茶柱佐枝ちゃん先生。
その顔はいつもより険しく、足音もいつもより大きく聞こえる。
そして教団の前に立った先生は口を開いた。
「これより朝のホームルームを始める……が、その前に何か質問はあるか?気になることがあるなら今聞いておいた方がいいぞ?」
その言葉に1人の男子生徒がポイントがが振り込まれなかった旨を大声で話す。
「ポイントは振り込まれた、これは間違いない。このクラスだけ忘れられたなどということも無い。わかったか?」
「でも実際振り込まれてないし!」
それを皮切りに他の生徒たちもガヤガヤと騒ぎ立て始めた。
それを先生は一瞥し、そして口角を上げ、
「……本当に愚かだな、お前たちは」
そこから始まる先生のありがたいお言葉。
俺は一言一句聞き漏らしの内容に聴き始めた。
「遅刻欠席合わせて98回。授業中の私語や携帯を触った回数、391回。ひと月で随分とやらかしたものだ。この学校ではクラスの成績評価が毎月振り込まれるポイントに反映される。査定の結果、お前たちは当初持っていた10万ポイントを全て失った。今月振り込まれるポイントは━━」
そこまで言って少し間を置きその口元の笑みをさらに深め。
「0だ」
そんな残酷な事実を突きつけた。
それを聞いたクラスメイトたちは口々に戸惑いを口から零す。
「ただの高校生に過ぎないお前たちがなんの制約もなく毎月10万も使わせて貰えると本気で思っていたのか?ありえないだろう、常識で考えて。何故、疑問を疑問のまま放置しておく。入学式の日にも言っただろう?この学校は実力で生徒を図る、と。お前たちは評価0の……クズという訳だ」
……ふむ。ポイントに関してはある程度……いや、ほぼ合っていたな。
少し安心。
その間茶柱先生はホワイトボードに何かを書いていた。
Aクラス 940cp
Bクラス 650cp
Cクラス 490cp
Dクラス 0cp
……なるほど、そういう事ね。
「Sシステム。リアルタイムで生徒たちを査定し、数値で算出する。見ろ、お前たちDクラスは見事に自分たちが最低ランク、最悪の不良品であることを証明した」
その言葉に他の生徒たちは絶望のような顔になる。
それもそうか。よくよく考えたら入学して新しい生活だひゃっほいとワクワクドキドキ楽しくやるぜーって時にこれだもん。俺もゲームやってなかったらそうなってた自信ある。
やっぱりゲームだ。ゲームしか勝たん。さすがゲーム。さすげ。
そんな中茶柱先生はぱちぱちと手を鳴らしていた。
「だが、関心もした。1ヶ月で全てのポイントを吐き出したのは歴代のDクラスでも初めてだ」
その言葉に立ち上がる1人の男子生徒。お?お前イケメンやな。モテるやろ?
「先生、せめてポイント増減の詳細な理由を聞かせて貰えないですか?」
ふむ、確かにそれは気になる。
けど多分、
「実社会と同じだ。人事考課。詳細な査定の内容は教えられない」
その答えを聞き力なく座るイケメン。
それを確認した茶柱先生はホワイトボードに手を当てて言葉を続けた。
「これは各クラスが現在保有するクラスポイントだ」
クラスポイント……そのままだな。
「1ポイント事に各生徒ごとに100プライベートポイントが支給される。入学時点では全クラスに1000クラスポイントが与えられていた。お前たちはその全てを失ったというわけだ」
「あの、ポイントが増える機会はあるんですか?」
お、気に食わん美少女!いい質問だ!俺はその答えを聞きたい!
「あるぞ。結果としてCクラス以上のポイントが取れればお前たちはCに昇格、CクラスはDに降格する。直近でいえば次の中間テスト。成績次第では最大100のクラスポイントが加算される」
あ?まじ?テストでも上がんの?読み違ったぁ〜。
「だが、これが前回の小テストの結果だ」
そう言って張り出されるひとつの紙。
そこにはクラスメイトの名前とその横に数字が書かれたものだった。
「まあ、揃いも揃ってクズのような点数。次回以降、中間、期末テストで赤点をとったものは即退学とする」
ふむふむ、なるほど。補習も何もなし。一発退場か。まあ、実力至上主義だもんな。当然か。
「だけ1つだけいいことを教えてやろう。遅刻や私語を改め、例え今月マイナスを0に押さえたとしてもポイントは減らないが増えることもない。つまり来月も振り込まれるポイントは0ということだ。裏を返せばどれだけ遅刻や欠席をしても関係ないということだ」
そう言って良かったなと煽る先生。
フッ、俺の煽り耐性はSランクだぜ?先生?
そんなこんなでチャイムが鳴り先生は出ていった。
その後どっと溢れる戸惑いの声。
みんなー、がんばれー。
ちなみに主人公に一つだけ特殊能力があります
と言っても異世界物みたいに魔法が使えるとかじゃないです
現実世界で一定の人が持ってたりするものです
主人公つよつよです
評価や感想よろしくお願いします
原作キャラから見た主人公への印象回
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見たい、是非とも書いていただきたい
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別に、物語を進めてくれ