ようこそゲーマーの攻略教室へ   作:天才になりたい

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真面目とシリアス回ってことであんまり主人公らしさが作れなかった……

てか、ランキングに乗っててびっくりした
ありがとうございます


5話

「今無知無能つったか!てめぇ!」

「えぇ言ったわ。それが何?」

 

……ねぇ、なんでこんなことになってるの?

あれから綾小路と堀北に誘われるままに図書館までやってきて件の勉強会に参加していたわけなのでごぜーますが、何をイラついたか堀北が赤髪ヤンキー、須藤(勉強会始まる前に教えてもらった)に『無知無能』と罵倒しこんなことになったわけだ。

……なんで?

堀北ぁ、仲良くしようよぉ。どぉじでぞんなごどいうの?

 

「連立方程式も解けない頭で将来どうして行くのかしら。想像するだけでゾッとするわ」

「あぁ!?」

 

やめたげてよぉ!僕のHP(精神)がもう0よ!

そんなことを思いつつもヒートアップする2人。ついには須藤が堀北の胸ぐらをつかみあげてしまった。

やめようよぉ。なんでなのよぉ。……あ、でも堀北の胸ぐら掴んだらあの柔らかいものが…ゲフンゲフン!

 

「チッ!こんなもんが将来なんの役に立つってんだ!こんなことなら部活に出てプロ目指してた方がよっぽど将来の役に立つぜ!」

「無理ね。すぐに投げ出すような人がプロなんかになれるわけが無い。プロの世界がそんな甘いわけないじゃない」

「〜〜!ケッ…」

 

須藤は胸ぐらを掴むその手を強引に離し荷物をまとめ始めた。

 

「こんなことなら来るんじゃなかったぜ。時間の無駄だった」

 

……え?あれ?俺の友達100人計画は?終わり?夢半ばにして私の夢終わり?

ウゾダ!ドンドコドーン!!

 

「俺もかーえろ」

「俺もー」

 

その須藤に続き、一緒に勉強会に来ていた赤点組の池と山内も出ていってしまう。

俺?フッ……波が俺を攫えなかったみたいだぜ……(タイミング逃して残った)

 

「堀北さん、そんなんじゃ誰も一緒に勉強なんてしてくれないよ?」

 

あらヤダ、毛嫌い美少女、櫛田さんじゃああーりませんか。……ん?お前は何でおるの?え?勉強会中ずっといたの?

 

「……確かに私は間違っていたようね」

 

そうだ!今すぐ3人のあとを追い頭を下げ連れ戻すのだ!俺の友達候補を━━

 

「不毛なことで余計なことをしたと痛感したわ」

 

えーーー……。

 

「足手まといは今のうちに脱落してもらった方がいい」

 

どぉーーしてぇーーーーーー!!

もっとひろい視野を持ちましょうよぉ。ねぇ?

 

「……うん、分かった」

 

ん?毛嫌いさん、どうした?なにかいい案でも浮かんだか?よし言ってみせぃ!今回ばかりは協力してしんぜようじゃあないか!

 

「私が何とかしてみる……してみせる」

 

わぁお!期待薄!

 

「こんなにみんなと早くお別れするなんて嫌だから。見捨てたくないの。堀北さんだってそう思って勉強会を開いたんでしょ?」

 

策も何もなしの感情論。そんなんで何とか出来たら世話ないね。

いいかい!優しさだけじゃ人は救えないんだい!人を救いたきゃそれなりの知識と柔軟さを身につけな!頭がなけりゃ誰一人と救えないんだい!━━byだいち

 

「そう。あなたが本心からそう思うなら好きになさい。ただ……あなた本当はここに何しに来たの?」

 

あ、それは俺も思った。

 

「え?」

「私の邪魔をするために来たの?」

「なにそれ意味わかんないよ……」

 

声震えてるぞ。寒いんか?寒いのか?

誰か!この子に暖かいココアと毛布持ってきて!

 

「どうして堀北さんはそんな敵を作るようなことを平気で言えちゃうの?そんなの……私、悲しいよ」

 

そう言って出口の方へと足早に向かっていく櫛田さん。

うーん、それに関しては不本意だが首を縦に振るしかない。それはもうロックバンドのヘドバンみたいに。

 

その後訪れる静寂。顔を伏せる堀北に無表情の綾小路。

……え?どうすればいいのわしは。な、なんか声かける?な、なにを?

 

「……あなたはしっかりやってくれるのね」

 

おぉ、ひびった。

まさかお主、俺のことが見えるのか?良かったわ。

 

「……まぁ」

 

うーん、この面白みもない返答。

こう、空気を壊すいい感じの返答言っとけよバカタレ!だからお前はぼっちなんだよ!

……やべ、自分で言ってて悲しくなるわ。

 

「そう」

 

………えぇ、空気が重い。

あ、胃が!胃が痛くなってきた!穴あきましたねこれ!医者ァ!医者を呼べェ!

 

「……堀北」

 

()を決して話しかける。頑張ったな俺…。

 

「……何かしら」

「人には……人にはそれぞれの歩幅、尺度、容量って言うのがあるんだ。たまにはその歩幅を無視して手を引っ張る強引なことも必要になる。でも今やってたことって手を引っ張らずに堀北の独り歩き。着いて来れないその人たちの足元にバナナの皮を投げるようなものだった。それに滑って転んで危ないだろって言った3人の顔に対してまたバナナの皮投げて、突き放して、壁を作った」

 

そんなことを言いつつ立ち上がり、手に持つ堀北が持ってきていたプリントを差し出しながら言葉を続ける。

 

「集団を引っ張るリーダーって難しいよ。厳しくするなって言いたいんじゃないし歩幅を完璧に合わせてあげてって言いたい訳でもない。ただ理解できないのをバカにしちゃいけないってことだ。相手を尊重してその上で相手の今出来る最大の歩幅で導いていかなきゃいけない。大変な事だけど堀北なら出来ると俺は思ってる」

 

プリントを受け取る堀北の顔は驚いているようだった。

……まあ、俺がこんなに言うことってないしね。喉がカラカラだ。もうサハラ砂漠。……普段どんだけ喋ってないねん俺。ま、喋る相手いないしね!しょうがないね!……はぁ。

 

とりあえず言いたいことを言い切った俺はそのまま出口へと向かう。

プリント?ちゃんと全部解きましたが?堀北ちゃんが持ってきてくれたものに空欄作るとか万死に値しますね。

あと、堀北のあの綺麗なお目目とガッツリ目を合わせちゃって目が死んでしまってる。何あの目?透き通った綺麗な目でね?ワシの薄汚れた目とは大違い。眩しすぎィ!

目がァー!目がァーー!

 

◇◆◇

 

その日の夜、俺は外に出ていた。

なんでって?夜に外でたら開放的な気持ちにならん?そういうことです。

 

てか、今日綾小路に過去問渡すの忘れてたなー。まあ、焦らんでいいか。おいおい渡そう。おいおいと。

そんなことを考えながら歩いてると、

 

「ん?」

 

何かを見つける。……いや見つけるというのは少し違うか。

建物の裏側、そこに人が2人……背丈からして男女がいることを感じとった(▪▪▪▪▪)

 

なんだなんだ?外でなんてお盛んなやつもいたもんだ。

フッ、不躾だが顔くらい拝んでいこう。

……別に見たいとかじゃないし?うん、違うしね。……違うつってんだろ!

 

そんなことを思いつつ少し離れたところから覗き込んでみる。

そこに居たのは、

 

「堀北?」

 

堀北と眼鏡をかけた男。

確かあれは生徒会長……は!まさかあの2人、デェキテェルゥ(巻き舌)?

そんなことを思っていたが次の瞬間、会長さんが掌底の構えを取っていた。狙いは完全に堀北。

 

「っ!」

 

俺は咄嗟に端末を取り出し(▪▪▪▪▪▪▪)カメラを起動した。

 

シャッターチャンスやで……。

俺はそのシーンを連射で撮りまくった。

 

助けには行かないのか?だって?大丈夫よ。だって俺の反対側にいるもん、アイツが。

 

「あんた、今本気で打ち込もうとしてただろ?」

 

そんなことを言いつつ会長さんの腕を掴み堀北への攻撃を止めた一人の男、綾小路くんだ。

かっくいー!俺が女だったら惚れてるねこれ。おかまだったら濡れてます。ありがとうございます(?)

 

あとは綾小路くん任せていいよね。何とかしてくれるでしょ。

はぁーあ、俺もあんなかっこよく助けてあげられるイケメンになりてぇ。

 

フッ、大丈夫かい?堀北?(キラリン)

お、大空くん…(ハート目)(メロメロ)

 

的な?

……いや、ハート目、メロメロの堀北とか考えられねぇな。うん。

てか何よりも俺が、キラリン、なんて輝くことはまずないだろう。俺が出て着く効果音なんて、ドヨヨン、だぜ?悲しい。私は悲しい。

 

でもデレデレ堀北は見て見たい感あるな。うん。

絶対デレたら可愛い。こうなったら俺がまず堀北にデレていくべきか?

 

堀北ちゅわーん(ルパンダイブ)

 

……警察直通RTAやん。秒で署でお話聞かれるやつやん。

今日も精神にダイレクトアタック。……ほぼ自爆の部分多いけど。

というわけで今から俺は部屋戻って朝比奈先輩に癒してもらうんだ。

……その前に朝比奈先輩にプライベートで連絡送れるようにしないと。

連絡先開いただけでこの前緊張でぶっ倒れたもん。

……あたしの精神弱すぎ…!?

……帰ろ。

 

◇◆◇

 

「あ、綾小路」

「ん?」

 

翌日の放課後。俺は綾小路に話しかけていた。

話しかけたから何?って思った人いる?俺が人に話しかけるなんてモーセが海を割ったレベルの衝撃的なことなんだぞ。分かります?分かるね?分かれ。

 

「これあげる」

「……これは?」

 

俺の渡したプリントの束をペラペラとめくる綾小路。

 

「中間テストの過去問。先輩から貰った」

「過去問か…」

 

その顔はそこまで驚いているようなものではなかった。

なんて言うかこう……先を越された、みたいな?そんな感じだった。

 

「あと、過去問とは言ったけどそれ答え丸暗記でいいと思う」

「え?」

「一応、2年生と3年生の過去問貰ったけど問題も答えも全く一緒だったから多分今回も一緒だと思う」

「そうか……ん?これテスト範囲とだいぶ違わないか」

「あーうん。俺もそう思ったけどまあ面倒臭いから先生とかには聞きに行ってない。どうしても気になるなら自分で頼む」

「分かった」

 

そう言ってその場は解散。綾小路は多分、早速茶柱先生のとこに行った思う。

 

……ふぅ。今日めっちゃ会話したな俺!よくやったぞ!偉いな!成長だ!

……疲れた。会話して今日はもう体力残ってないや。帰って寝よ。

 

てかなんか最近真面目+シリアスで全然俺の持ち味が生かされてない気がする。

このままじゃまずい!帰って寝てる場合じゃねぇ!

ここは1発えげつない下ネタ連発して調子を取り戻さねば!

 

うおおおおお!チン━━━




今回はちょっと短め
次の回は中間テストだなー

後、原作キャラから見た主人公の印象ていうか評価っていうかの話を書こうか悩んでる
需要ある?ない?見たい?見たくない?寄り道していい?続きを書け?
どうしようね

あ、評価や感想待ってます
よろしくお願いします

感想くれる人好き!ありがとねほんと!

原作キャラから見た主人公への印象回

  • 見たい、是非とも書いていただきたい
  • 別に、物語を進めてくれ
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