ようこそゲーマーの攻略教室へ 作:天才になりたい
まあ、主人公もDクラスに落とされる理由ってのはあるわけで、その理由の一端を見れる回ですね。
本編どうぞ
翌日の朝。
いつも通りにヤマザキ春のパン祭りのCMを心のなかで口ずさみながら教室に向かっていた。
朝はパン♪パンパパン♪
そんなことを言いながら手に持ってるのはおにぎりなんですがね。コンビニで買ったおにぎりを頬張っているわけなんだけどね。
明日俺が学校来なかったらパン業界の黒いヤツらに……そういうことです。
さて今日も一日がんばろー!
そんな意気込みとともに残ったおにぎりを口に詰め込み教室の戸を開けた。
すると目に飛び込んでくるのは慌てた様子のクラスメイトたち。
……いや、違うよ?俺が入ってきたから、"あ、やっべ。大空が来ちまった"とか的な慌て方じゃないよ?そんなことされたら回れ右して茶柱先生に泣きつきに行くよ?あの豊満なパフパフに涙を拭いてもらうんだ。
多分その後に俺の命は終わりを告げますけどね?多分てか絶対。
そんなんじゃなくて、なんかみんな異様に教科書を見てる人が多いんだなこれ。
とりあえず自分の席に向かおう。話はそこからだ。
席にぃ……着席!てな感じで我が椅子とドッキングしたわけなんだが、とりあえず周りを見てもいつも騒いでる、俗に言う陽キャ軍団も困り顔で教科書見てるし。俗に言う陰キャくん達ですら落ち着かない様子でソワソワしてたりする。
ふむ、これは……女の子の日と言うやつか。
話には聞く。イライラってなってストレスがボンってなったり、落ち着かない、落ち着けなくなったりするみたいな?感じのことを聞いた気もしなくもなきにしもあらず?
んじゃ男はと聞かれると……んー、全員起きたら息子君が消えてたとかじゃね?(鼻ほじ)
とりあえず先に来てたみたいな綾小路くんに聞こうか。
「ねぇねぇ」
「大空、おはよう」
「ん、はよ。ところで……なに?」
指をさして聞く。
すごいな俺!自分から話しかけて行けるなんてお前を褒め殺したい…!
おめでとう大地。ありがとう大地。
「ああ、昨日大空から貰ったあれの後、茶柱先生に聞きに行ったんだ。そしたら櫛田も来てて、なんか櫛田曰く俺たちのクラス以外、数日前にテスト範囲の変更の知らせが来てたらしいんだけど、それを茶柱先生は忘れてたらしい」
おいおい……佐枝ちゃんよォ?教師辞めるかい?
とは言うけど多分、テスト当日直前まで違うテスト範囲を教えて、そこから、あ、その範囲間違えてたわ。テヘペロ。的な流れでその絶望的な状況を何とかして見せろってな感じの学校が用意した壁って感じかもしれんよな。
それなら3年生と2年生が受けた中間テストが全く一緒だったとしても違和感はない。
「……あ、そういえば過去問は?」
そういえばそうだ。過去問はどうしたんだろうか。
過去問渡して説明すればこんな状況にはならんし。
「ああ、まだ渡してない。渡すのはもうちょっと後だ」
「…ん、そ」
ふむふむなるほどなるほど。
いやまあその判断は正しいと思うよ?うん。
早めに渡すと、明日やればいいかってなってそれが続いていってテスト前日なっても、ま、大丈夫っしょ。てなる人多いからなぁ。
それならテスト前日に渡して焦らせた方がいい。
焦りは危ないけど、短期的に見たら効率のいい感情だもんなぁ。
多分綾小路もそれ狙ってるんでしょう。
もう以心伝心じゃん!好き!もう今日から名前で呼んじゃう!……心の中で。
そういえば綾小路の名前……いや、分かるよ?あれだよ。"き"から始まるんだよね?……そうだよね?
綾小路き、き、き………きみまろ?
そんな感じだったっけ?
響きは聞いたことあるよな、うん。ならきみまろやな。
なぜだか頭の片隅に眼鏡をかけた漫談家がいるけど気の所為だな。
いやもうほんとに他人と関わらない人生歩んできた人の弊害よね。名前を覚えるの苦手。ほんと。
さてそんなきみまろくん……うーん、きみまろっぽくない顔してるよな。やっぱ綾小路って感じだな。
綾小路との会話を切り上げ前を向く。
それとほぼ同タイミングで鳴るチャイムに教室に入ってくる茶柱先生。
さてと、今日も一日がんばろう!
HRが終わりいつも通り授業が始まる前のおトイレタイムに席を立ち廊下へ出た。そして、
「大空、話がある。昼休み職員室に来い」
出て行ったはずの茶柱先生が待ち構えてたようにそう言った。
……なんで?
◇◆◇
というわけで午前を乗り切りお昼休み。
綾小路から食堂行こうと誘われたけどそれを蹴ってまで俺は職員室の前まで来ていた。
ごめんね綾小路。
く…、俺の数少ない(綾小路1人だけ)お友達の誘いを断るなんて……我が良心が痛む。
そんな思いを持ちつつ職員室の戸を叩いた。
「あ、失礼しまーす……茶柱先生います?」
そんな声を上げ(小声)中を見渡す。
あ、見つけた。パソコンカタカタしてる。横顔綺麗ですね。告白していいですか?……出席簿で俺の顔ホームランされそう。
そんないつも通りのアホを考えていると気づいた様子の茶柱先生が席を立ちこちらに歩いてきた。
やばい!俺の思考を読まれた!?
もうダメだぁ……おしまいだぁ……!
「来たか大空。こっちに来い」
そう言って俺の返答を聞かずに歩き出す先生。
あ、先生人の話聞かないタイプやな?そんなとこも好きです。だから結婚してくれ。俺を養って。ヒモ男希望です。
まあとりあえずついて行かないというのは選択肢にないので大人しく後を追うんですけどね。
そんなこんなでたどり着いたのは1つの扉。
書かれているのは"指導室"
………俺なんかやっちゃいました?
◇◆◇
「まあ座れ」
「は、はぁ」
指導室へと通された俺は戸惑いつつも置かれたソファに腰を預けた。
え?……え?俺マジで何やった?
心の内を外に漏らしてはない……はず。……多分。故になにか怒られるようなことしてはいない……と思う。
……我ながら自信無さすぎ。
「いきなり呼び出して困惑してることだろうな。お前なら尚更な」
「うぇ?あ、まあ…」
そう言いながら対面のソファに座る茶柱先生は笑っていた。
怖い!美人なのが逆に怖さに拍車掛けちゃってる!
綾小路ぃー!お前をこの場に召喚したいんだがぁ!?端末使って……呼び出そうと思ったけど俺アイツと連絡先交換してねーや。
あれ?友達?
「安心しろ。何もお前を指導するために呼んだわけじゃない。少し聞きたいことがあっただけだ」
「……あ、なるほど」
指導室にて個人的に聞きたいこと。裏を返すと他の生徒たちには聞かせたくない内容というわけか。となると、あの話かな。
「私としてもあまり他に聞かれたくない内容だ。何よりもお前も目立ちたくは無いだろう?」
「……」
すごいな、この先生は。意外にも生徒を見てる。ちゃんと教師だな。
目立ちたくないはホントだ。全くもってその通り。
「それならパパッと済ませましょう。こっちも腹が減ってるんす」
「……そうだな。では単刀直入に聞こう」
そう言って一拍置いた茶柱は口を開いた。
「なぜ
……まあ、そうだわな。
5月の1日、先生の説明でクラスポイントがほかのクラスより上回ってたら俺たちのクラスは上に上がっていた。これに関して4月中予想してなかった訳じゃない。
その最大限の努力を怠ったのは何故か?茶柱先生はそれを聞いてるわけだ。
「……まあ、一言で言うなら確かめたかったって感じすかね」
「確かめたかった?」
「俺たちの生活態度、授業態度から採点してそこから減点方式で評価するのはなんとなく予想してましたよ」
「なら━━」
「ただ確証はなかったっす。あくまで予想は予想。答え合わせは5月1日でそれまでは不確定でしたし」
「だが、その可能性があったのなら話せばいいだろう?それが正解にしろ不正解にしろ損は無い。クラスが上がったとしても確かめられる事だ」
全くもってその通り。普通に考えればそうだ……でも、
「確かにそっすね。ただ、確かめたかったことはもうひとつ。てか、こっちの方が重要だったっす」
「……」
無言の先生。しかし、それは先を促してるようにも見えた。
「Dクラスはほんとに不良品かどうかってことっす」
「……わからんな。それを確かめてどうなる」
「分かるでしょ。先生なら。Aクラス、全能力が一定水準を軽く超えた模範的生徒たちの集まり。Bクラス、Aクラスでも違和感ない程の生徒たちでAクラスと比べるとほぼ誤差程度の優秀生徒の集まり。Cクラス、素行の悪い生徒たちばかりだけど中身はなかなかに優秀な生徒たちが集まってる。数週間観察してれば分かることっす。……じゃあDクラスは?」
「……お前の目にはどう映った?」
「不良品、欠陥品っす。もちろん俺含めて」
俺はそう言いきった。が、でもと言葉を続けた。
「でもゴミじゃない」
「そうか。で?それを確かめるためだけに努力をしなかったと?」
「努力っすか。……先生ってゲームやる人っすか?」
「……いや、やらんな」
「俺たちはレベルが低いんすよ。さらに言えばはずれ枠、使いづらいキャラが集まったパーティなんすよ」
「……何が言いたい?」
「こんな俺らがトップとってもまず守りきれない。攻められて速攻ゲームオーバーっす。なんて言ったってレベルが低い上に使い方を知らないキャラばっかりなんすもん。さらに言えばその使い方を本人ですらわかってない」
「……!ほう」
「だからこそレベルアップの場が必要なんすよ。んでもってこのDクラスってのはそのレベル上げに最適な環境なんす。俺たちはRPGをしなきゃ行けない。レベルを上げていってそれから強敵を倒していく」
そこまで言うと茶柱先生は背もたれに背中を預けた。
「だが、レベルを上げたとして必ずAクラスに上がれるとは限らないぞ?」
「いや、いけるでしょ。じゃなきゃ俺たちはこの学校に入学できてないしょうね」
「……」
「俺たちDクラスは自分自身ですら大きな才能に気づいていない、もしくはその力を出し渋る、力の出し方を知らない生徒が集まったクラスだと俺は思ってるっす。可能性という見方をするならこのクラスはどこのクラスよりも上に上がれる素質があるんすよ」
そう言うと茶柱先生は目をつぶり数度頷いた後、立ち上がった。
「時間を取らせたな。お前の答えはわかった、教室に戻るといい」
「……そすか。んじゃこれで」
さて、お話も済んだことだし教室に戻ってお昼を食べましょうかね。
そんなことを考えつつ、俺は扉の所まで歩いていった。
「ところで大空」
「うぉっふ!な、なんすか?」
変な声出たー、恥ずか死ぬー。てかいきなり声かけないで!びっくりするから!
「お前はどのタイプの生徒なんだ?」
どのタイプ……さっきのか。
才能に気づいていない、力を出し渋る、力の出し方を知らない。
どれか。
「俺はそっすね……本気の出し方を知らないタイプっすね」
「そうか。あともうひとつ、お前はこの学校のことをどこまで知った?」
……確信突いてくるねぇ。そう言う直球は嫌いじゃない。
「……さあ、どうでしょうね。全体10割がどれくらいなのか知らないんでなんとも。まあ、いいじゃないっすか。ミステリアスな方が面白いっすよ?」
「……ふぅ、そうか。あと最後にもうひとつ聞かせろ。お前はこれでよかったのか」
聞くこと多いねほんと。全く俺がなんでも答えてあげるイエスマンだとでも思ってるのか?
……その通りです。断る度胸は無いです。
これでよかったのか?って質問。多分、Dクラスのままでよかったのか。本当はAクラスに行きたかったんじゃないのか。そういうとこだろう。なら、
「先生、ゲームは……やらないんだったっすね」
「……ああ」
「いいこと教えてあげるっすよ。玉座にふんぞり返って優越にひたってる強者が最底辺にいるやつに足首掴まれて玉座から引きずり下ろされる時の顔って……たまらなく面白いんすよ?」
「……そうか。もう、行っていいぞ」
「うす、お疲れ様でした。失礼します」
ふぅ、終わった終わった。
……このままの精神で行くのはまずいな。いつも通りアホなこと考えていこう。
そうして俺は両頬を叩いた。
さ!切り替えてこう!
そうしてそれから時間は経ち、中間試験を終え結果が出る当日。
俺たちDクラスは当然のように、全員が高得点をたたき出していた。
しかし、
「今回ばかりは素直に驚いたぞ。よくやった、とそう褒めておこう。ただ」
そう言いつつ教壇に立つ茶柱先生は黒板に張り出した試験結果、英語の試験結果の紙に赤線を引き、
「須藤お前は赤点だ」
その線の下に唯一名前が乗っている須藤にそんな残酷な宣告をした。
いやー感想でね主人公テンションキツって言われてね。
うん、まあ、だわなって書いてて思うよね、うん。
まあ、それなりの理由は考えてるんだけどね。
そう言うところが主人公がDクラスにいる理由だったりするしね。
まあ、よう実のストーリーにオリ主が出てきてそこで変わるストーリ展開楽しみにしてる人からするとうざいわなってなるのは分かる。すごい分かる。
けどまあここから性格変えようとは思ってないのでね、一応理由があるからね、変えちゃったらちょっとねって感じです
てなわけで主人公の性格合わねえなって思った人、この先もこんな感じの主人公だからきついなって思ったら素直に見るのを辞めることをおすすめします!
よろしくお願いします。
てなわけで評価や感想待ってます。どうぞよろしく。
あとランキング8位まで行っててびっくりした。ありがとうございます、
原作キャラから見た主人公への印象回
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見たい、是非とも書いていただきたい
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別に、物語を進めてくれ