目が覚めたら異世界だったByカズマ   作:スーバル・フォン・ナッツキー2世

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感想、ログイン有りにしようかなぁ……。


【6月11日追記】
設定の勘違い・解釈に誤りがある事が発見されましたので訂正します。

訂正箇所
「この中でオススメなのは―――全て使うことになります」

また、この訂正により原作、wikiとは違いオリジナルの解釈(独自設定)が強くなってきたので、タグに「独自設定」を追加します。後出しに後出しでご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げます。申し訳ございません。


7話 スキル

 

「カズマ、レベル1でスキルポイントを10も持っているのですか!?なかなか珍しいですよ!ちょっとしたスキルなら冒険者でも覚えられます!」

 

全てがダメな人間と思っていたが、そんな事は無いみたいだ。それでも有効活用出来るスキルはこれを全て使わないと取れないと言うのだから悲しいところだ。

 

「私のスキルカードを見てください。爆裂魔法の所が黒くはっきりと書かれているでしょう。それが覚えているスキルで、下の薄くなっているものが覚えられるスキルです。ここではタッチしませんが、この薄くなっているスキルを押すと、スキルポイントがあれば覚えられるのです」

 

ここに来て最初、文字の勉強から始めた為読めないという事はない。と言っても訳分からん呪いは未だに解読できない、と言うかギルドの人も解読できていないみたいなのだが。

 

「ではカズマの冒険者カードを見て…カズマカズマ。私の目の錯覚では無ければ薄くなっている文字に『爆裂魔法』って書いてあるように見えるのですが…というか他にも色々ありますね。ほとんど冒険には使えそうにないですが。教えてもらったのに習得してないんですか?と言うか爆裂魔法教えてもらっていたのですか!?」

 

え?教えてもらったの?いつ?

 

「いや、誰かに教わった記憶は無いぞ。それに爆裂魔法だって今初めて見た…」

 

料理、裁縫、読唇術、ライトニング、狙撃、片手剣スキル…どれも知らないスキルだ…。いや、最後の3つは見たことあったっけ…あれで理解したというのか、俺の頭脳は…。

 

「…いや、俺の中で秘めたる力の片鱗かもな」

 

「ほわわわ!何ですかそのカッコイイ台詞!紅魔族でもそんなカッコイイ事を実践出来る人は居ないですよ!」

 

まあめぐみんを喜ばせたからいいか。

でも憶測だと、この読めない呪い。実は呪いじゃなくて何かしらのスキル・素質だと考えると辻褄が合うかもしれない。見たスキルを覚えることが出来るって考えると、それって強いのでは?ボスクラスの相手の技を見ること出来たら覚えられるんだろ?冒険者だから。

 

「この中でオススメなのはライトニングですね。雷の中級魔法です。カズマは魔力も知力も高いので覚えれば使いこなせる筈です!」

 

「中級魔法は一式で覚える方が、単独で覚える場合よりもスキル消費の効率は良いのですが、単独で覚える場合ですと、本職でもスキルポイントが5必要なので冒険者のカズマが覚えると恐らくスキルポイントを全て使うことになります」

 

なるほど。そこそこ強いスキルに振るか、満遍なく取るか選べばいいのか……あれ?

 

「ライトニング、スキルポイント5で覚えられるぞ」

 

「カズマ?流石にすぐバレるような嘘は紅魔族の感性には引っかからない…って!えぇ!?ナンデ!?」

 

あれ?俺もしかして

なんかやっちゃいました?(笑)

 

「カズマ本当に冒険者なのですか!?ウィザードの間違いではないんですか!?」

 

「え、いや、俺だって最初はアークウィザードになれると聞いてなろうとしたらエラーが起きてなれなかったんだぞ?冒険者にしかなれなかったから冒険者になったんだ」

 

「…もしかして、カズマの呪いは呪いじゃなくて加護なのでは…!?」

 

加護って、スキルの上位のあれか!?敵とかRPGの主人公が持つあれか!?いやいや、冒険者にしかなれない加護ってそれ呪いちゃいます?

 

確かに、普通なら沢山ポイントを使うところを使わない。そしてそのポイントが沢山手に入りやすい。それなら確かに加護とも言えるが…。

 

「なら勇気の加護とかが欲しかったなぁ…」

 

「どうしてですか?加護持ちってだけで王族と並ぶのですよ?」

 

「まだ決まった訳では無いがな。いや、どんなにスキルを持っていたってよ。勇気出さなきゃカエル相手にすら出来ないからな」

 

カエル、怖い。死ぬか生きるかの戦いを肌で感じた俺は恐怖に駆られた。あの時は無我夢中だったが、間違えたら共倒れだった。あの時の冒険者が来なかったら俺は死んでいた。

だから勇気が持てない。人間死んだら何もかも終わりだ。ミツルギみたいな転生パターンもあるだろうが、そう上手くいくことでは無さそうだ。

 

「えー、そこはやる気を出すところですよ」

 

「1度死にそうになってるんだ。そんな無鉄砲な事したくないね」

 

身体を張るのは偶にで良いんだ。そんな易々と命張ってられるか。

 

「ステータス的にそう簡単に死なないとは思いますがね。でも、覚えておくのに越したことはないですよ!」

 

「…まあな」

 

魔法とか、使えたらかっこいいとは思うが。実用的な魔法があれば覚えておきたい。

 

取り敢えずめぐみんもオススメしている事だし、ライトニングに5、片手剣、料理、裁縫、読唇術にそれぞれ1ずつスキルポイントを振り分けた。

 

「これで俺も魔法を使えるんだな」

 

「そうですよ!これで立派な冒険者です!…冒険に役立つスキルが2つだけってのは冒険者的にどうかと思いますが…」

 

使う機会なんて要らないが、自衛の手段にはなっただろう。それより手に職つけた方が良い気がするし、情報が俺には必要だ。

 

「職の幅が広がったな」

 

「ねぇカズマ。あなたは冒険者ですよね?料理人とか家政夫にでもなるつもりですか?」

 

「それ良いかもな!美味い飯食べさせて喜んでもらえればめっちゃ良い!」

 

「なんでしょう。まともな事言ってるはずなのにこの場違い感…!」

 

おいそこうるさいぞ。

ニートやってた人間が社会貢献出来る良い機会なんだぞ!ようやく社会的地位を水準に戻せるんだぞ!こんな機会逃してたまるか!

 

「早速仕事探してくる!親方には毎日来ないで休めと言われたが落ち着かねぇ!」

 

「カズマ!?仕事には休みがあるのですよ!?何をそんなに張り切っているのです!?身体壊しますよ!?」

 

「うるせぇ!今までだらけていた分やる気は有り余ってるんだよ!」

 

「落ち着いてください!それ他の人より身体壊しやすいです!って力強っ!?何がカズマの心を駆り立てているのですか!?」

 

この後俺たちはギルドの人に怒られました。

 

―――

 

「なんで私まで怒られなきゃいけないのですか」

 

「俺も落ち着いたよ。後で落ち着いて仕事を探すよ」

 

「まずは仕事を頭から取り除きましょう。本当に身体悪くしますよ?」

 

まあ、確かに外では過労死が問題になっているが、なんか今の俺生命力とやる気がすっごい溢れてるから無駄にしたくないんだよなぁ。

 

「カズマって本当に怠け者だったんですか?」

 

「引き篭ってゲームに本気出してたって考えると怠けては居なかったな」

 

「それを怠け者と言うのですが…1人でゲームですか?私の里にそんな事やってる憐れで可哀想なボッチが居ましたが…カズマも同じ…?」

 

「オンラインゲームやってたからな。ネット繋げて遠くの人と遊んでた」

 

「おんらいん…?ねっと…?なんの事か分からないんですが、網を繋いでゲーム出来るものなのですか?」

 

あ…そうか。異世界にそんなものは無いんだっけか。ゲームはあるが流石にネットとか繋ぐのは無いか…。ミツルギみたいに日本から飛ばされるのがたくさんいれば広まってそうだがなぁ。

 

「説明が難しいが、それを使えば遠くのヒトとやり取りできるんだ。注文したものが届いたり、お喋りしたり」

 

「凄い技術ですね!カズマの住んでいた所はかなり高度な文明を築いていたのですね!」

 

ここは電気も水道もあるが、科学的なと言うよりは、魔法とかそういったものだった。俺のいたところでは逆に魔法を見なかったが。こういう所は異世界のご都合主義的な場面を感じる。本当だったら伝染病に劣悪な水周りと酷く生活環境の発展が無いものなのだが。マジモノの中世時代に飛ばされたのなら本当に祈るしか無いからなぁ。水道サイコー!科学に魔術サイコー!現代人でよかった!

 





カズマの設定(現在)

サトウ カズマ(レベル1)(16歳)(男)

性格、特徴・勤勉、臆病、緑ジャージを着てる
職業・冒険者、土木工事従事者(日雇い)
ステータス・全体的に高め(特に幸運)
日課・筋トレ、語学、知識勉強
異世界特典・???


▶自分の能力について不明点が多い。現時点で判明した ことは、過去に見たスキルを履修でき、スキルポイントについても本職と同じポイント数で習得ができる。ステータスも高く引き上げられているため、恐らく呪い?加護?によるものだと思う(カズマ談)




過去のトラウマが原因で学校に通わず家に引きこもる生活を送る事になった少年。そのショックで人の死に敏感になり、自分もそう簡単に死にたくないと身体を鍛え、いつか役立つ様にと学校の勉強の他にも手に職付ける為の勉強も行っていた。

欲しかったゲームを買えず途方に暮れた帰り道、気付いたら異世界に居た。更に途方に暮れていた所に通りがかった同郷の剣士『ミツルギ』に出会った事で物語が進む―――
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