遠野志貴とは別の場所で魔法使いに救われ
自分のこの感情の答えを探す物語

※予告です、裏が出て攻略が終わった後に続きが始まるかは分かりませんので気長にお待ちください、その時連載になるでしょう

※この話は月姫リメイクの世界線です少し設定を間違えるかもしれませんご注意ください

誤字脱字が酷いので教えてもらえれば幸いです



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どうも、作者です
あくまでも、予告です!どうぞ!!







プロローグ 物語の一頁

小さい頃からぼくは一人だった

 

赤子の頃、親に捨てられていたらしい...

 

古本屋をしている今の義父(60代)、爺さんに拾われ、引き取られた

 

絵本や難しい本が多くあり、その多くが物語の本だったりする

 

小さい頃から自ら本ばかりを読んでいた...

 

外にも出ずに本、本、本といつしか店の本を読みつくしていた

 

爺さんが扱う物にはたまに読めない物あったりする

 

そういった物を買い売りするのは決まって外人である

 

興味本位で聞いてみた事がある

 

あれは魔術師と言う人種らしいこの世界(・・)ではそう言うと言っていた

 

神秘の秘匿?と言うのがあるからあまり関わるなと言われた

 

よく分からなかった

 

小学生になり学校に行くようになったが、図書室に入り浸りで友達も出来てなかった

 

先生や周りからは感情が無いんじゃないかと言われた事もあった

 

本を読んでいる時は少し笑ったりしてる所を見られたらしく、そんな話はすぐなくなった

 

10歳の頃、ある夏の日

 

蝉の鳴き声を聴きながら扇風機で熱さをしのぎ読書をしていた

 

爺さんは本の補充とある家の書庫の整備をしに出掛けていて店番をしていた

 

こんな隅の店に本を売りに来る物好きは早々いない、そう考えつつ本を読んでいた

 

足音が聞こえた

 

店の中に入ってくる

 

本を置き、相手を見る

 

とても、とても赤い、背が高く、長い髪を持った女性がそこに居た

 

聞いてみると、どうやら本を売りに来たようだった

 

爺さんの予定を言うと頭を掻きめんどくさそうな顔をしていた

 

そのまま帰るのかと思っていたら、こちらを向き、頼んできた

 

”いま、君と同い年の男の子とが居るんだけどその子にあげる本を選んでほしいの”

 

そう頼まれた、人に頼られるのは初めての事で戸惑ったが本を探すことにした

 

同い年の男の子、条件は解りやすいが問題があった

 

同い年が何が好みか分からない事だった、友達のいない自分では、よくわからない問題だった

 

探していると一冊の本が上から落ちてきた

 

読んだことある本だった「誇り高き竜と誇りを忘れし騎士」という本だった

 

内容は、誇りとは何かを忘れ、放浪した先に居た竜に教えられ、自らの意思を貫く事を思い出す物語

 

その本を手に取り、女性に渡した

 

それをトランクにしまいお金を渡してくる

 

レジにしまっていると、女性は近づいてきて頭を撫でてきた

 

”なるほどね、あの爺さんもお節介よね...”

 

トランクを開き中を探る

 

少し大きい銀の腕輪を出してきた

 

”今の君はね、不安定なの器なの。器に合わない量の水を入れられて、それの処理が追い付いていないの”

 

そう言いぼくの腕にそれを通す

 

”これも何かの縁で、たまたまそれに適した物を私が持ってた訳ね”

 

貰えないと言ったが、本を選んでもらった、お礼だと言われた

 

最後に名前を聞いてみた

 

”青崎青子、君の名前は?”

 

ぼくの・・・ぼくのなまえは・・・

 

少し戸惑いながら答える

 

かみじょう、かみじぉう むりゅう

 

”むりゅうね、もしかしたらその子と出会うかもしれないから、仲良くしてあげてね”

 

赤い髪をなびかせながら出ていく

 

まるで

 

まるで新しい物語に出会ったようなドキドキ感を感じていた

 

だが

 

似ているが違う気がした、この感じはは何なんだろう...

 

 

これは、魔法使いに救われた、もう一人の少年の物語

 

 

【挿絵表示】

 




誰のルートになるか
それは裏側が出てからのお話.....

主人公が転生者じゃありません


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