金なら2枚、銀でも2枚   作:凍り灯

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なんとか投稿できました。
明日はちょっと怪しめですが、その場合連続投稿するかもです。でも気分次第なので皆様も適当なスタンスでお待ちください。
※誤字報告ありがとうございます。修正しました。





凶器の缶詰

 

 

 

飛び続け、いつの間にか辿りついたここ。

樹木でも岩でもなく、珊瑚のようなものが視界一杯を占める不思議な場所に私はいた。

 

私の生まれ育った大陸では絶対に見ることの叶わない美しい景色。

今ならばそれを楽しむことができる。私に例の”記憶”がなければこんな感動は得られなかっただろう。

住みやすいのか否か、それ以外の価値観を私は今理解できる…と言えば過言かもしれないが、ただ生きているだけより余程良い。楽しめている、多分そうなのだろう。

 

しかし人間がいる所を離れすぎないということをすっかり忘れてしまっていた。まぁしばらくは敗北感(クルルヤックの美声)を胸に自分磨きに専念しよう。幸いここも食べ物には困ることはなさそうだ。取り敢えず火を通せば全部イケると”記憶”も言っているからな。

寝床を確保し、まずは安全を得るために動く。

 

 

 

 

 

チラリと見たが、ここにはちょっと凶暴なやつがいる。青くて細い竜(レイギエナ)だ。

 

かなり空中での動きが素早かったり、周囲を凍らせたりとどう見ても危険。なんという細マッチョ。

そういえばアニメーション版キョロちゃんに似た配色のキャラクターがいたと”記憶”が言っている。色合いから判断するならば…そう、こいつのことは「パチクリ」(ペンギンみたいなやつ)と呼ぶべきだろう!やめようか。

 

で、そのパチクリは(結局それにした)この私、物語の中のようにキョロちゃんの友達になれそうにない。縄張りの範囲が広いし、空を飛んでるのに鉢合わせればすぐにでも襲い掛かってきそうだ。

面倒ごとは避けたいので下層からはあまり上に出ないようにしよう。

 

 

 

 

 

ここ最近は妙に小鹿のようなモンスターが私に寄って来る。

 

これは所謂片利共生(へんりきょうせい)と言うやつだろう。小鹿の隠れ(みの)として私が一方的に選ばれただけと思われる。私はキョロちゃんだから弱者をのけ者にするようなことはしないわけで、それが一定の信頼…もとい、スケープゴート(身代わり)としての立場を確立するに至ったようだ。複雑。

 

まぁ”記憶”が言うにはこの小鹿は人間にとって癒しっぽい見た目をしているようだ。そういえば私もどこか心が落ち着く気がする。これでは相利共生(そうりきょうせい)か。もっと寄っておいで。

 

自分を磨きつつ、ついでに新しい木の実を見つけては炙ってみてを繰り返し朝は小鹿に囲まれる。割といい生活?本来の目的を見失いそうだが、しばらくは満喫しようではないか。

 

 

 

 

 

パチクリ(レイギエナ)が騒がしい。ここまで鳴き声が響く程に気が立っているようだ。

 

それもそのはず、どうやらついに人間たちがここまで進出して来たらしい。巨大な…あれはなんだ?”記憶”は見覚えがないと言っているが、見た目だけで言うならば…巨大な船を傾けて気球で吊るしているな…正気か??実用性度外視のデザインだな…引くわ………

人間ってそう言うところあるよな。まぁ、面白いと言えば面白い…のかな。よくわからん。

「んニャ!「耳なし」を見つけたニャ!」

 

まぁそれはいい。人間が来たと言うことは、パチクリ(※レイギエナ)と人間が戦い舞台に上がるのはもう間近ということだろう。つまり私の舞台も整いつつあるということだ。

パチクリは恐らく人間には勝てまい。貴様はチェスや将棋でいう『詰み』にはまったのだッ!と言うわけで奴が退(しりぞ)けば私は悠々と人間にアピールできる。諦めて退場してくれ。そうじゃないとディオ様に言い付けるぞ。誰だDIOって。

 

けれども人間側は慎重だ。すぐに戦いを始めず、下地を整えてから挑もうと言う姿勢が見える。チノ=リ(地の利)がない人間側はそれを覆すために拠点づくりを始めているな。どこでもブラ=サガリが出来るから勝てるんじゃないかな。何言ってるんだ私は。

「意味不明ニャ」

 

────数日後、両者での生存争いが始まった。

 

予想通りにパチクリは順調に追い詰められている。あのハンター、かなり強いな。剣と盾という、オーソドックスだが大型のモンスターに対しては心許ない装備で確実に急所を抉っている。

「すごいニャね~ラルスもご主人様もあぁはいかなかったニャ」

 

何より冷静だ。あの小さな盾で防げる攻撃、防げない攻撃を見極め(かわ)し、攻撃後の隙を逃さない。恐ろしく洗練された武器さばき、私でなきゃ理解できないね。人間の戦いの"記憶"が私の中にはしかとあるからな。動画サイトで見たやつ。

 

 

しかしここでパチクリ逃走。

 

 

どうもやつは失ったスタミナを取り戻すために食事をとるつもりらしい。ふわふわ風船竜(パオウルムー)を追い返した後はそうしていたから多分そうだ。食事にそんな即効性の効果あるの?そこらへんの知識は”記憶”にはない。役立たずめ。

前捕食していた小型の翼竜でも食べるんだろうか。あれいつもと違う方向行った?

 

 

で、気付かれないように陸路で追いかけた先で、小鹿が食われてた。

 

 

………。

 

 

てめえの血はなに色だーっ!?てめえに今日を生きる資格はねぇ!!

「さもこれが自然だニャ!」

 

 

まぁそもそも別に小鹿にそこまで執着ないしな。これが自然よ。

だが一応は共生相手、義理は果たすべきか…

「忙しいやつだニャ…」

 

迷ってるうちにパチクリ死亡確認。

跳躍から盾による脳天への落下打ち、からの目を回してる隙に眼球からその…グサっズキュンっで終わり。

「うニャァ…えげつない新入りだニャ…」

 

いやぁ、ハンター強い怖い恐ろしい。

イコール人間って怖いってことだ、改めて実感した。やはりキョロちゃんとして盛大に()びていこう。勝てるビジョンが浮かばなんだ。見てよあれ、ほぼ無傷。若干氷結攻撃くらっていたがそれだけよ。何なんだアイツら、やはり半分滅びて欲しい。無理か。

 

愚痴はともかく、私の媚びるための舞台は整った。

もうしばらくパチクリが王座を退いた影響を見て、動き出すことにしよう。

「かなり残念なイャンクックだニャ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前に鮮血のような赤。凶器としか言えないような突起だらけの尻尾。鋭い牙と爪。

その姿、まるで地獄の番犬(オドガロン)

あまりに暴力的な赤いそいつは地を切り裂き走り、或いは壁を蹴り私を執拗に追い回す。

 

 

…こいつはここより下層から這い出て来た。どうやらあの小鹿たちを狙っていたらしい。

小鹿に対して一応の義理を果たすために立ち向かっているが…まずった。めっちゃ速い。

もう逃げたいが壁を蹴って飛んでくるわで上手くいかない。ここらへんはアクロバティックなやつ多いな…!

 

チョコボール()でこちらもそれなりに応戦出来てるとは言え、正直反応速度が違いすぎる。地面に降りれば終わりだろう。有効打になる火炎液は出来ればやりたくない。だって私、キョロちゃんだし!

 

なんて馬鹿なこと考えてようがお構いなしに迫る爪。回避、したはずが伸びるような動きで私の遅い動きを嘲笑った。

 

 

鋭い痛みッ!

 

 

側頭部をやられたか。よくも私のご尊顔を…!

さらにそのまま、私の硬直を見逃さずにして間髪入れず畳み掛けてくる。跳ね返るように壁を蹴って強襲。最悪なことに空中で組み付かれてしまった!

 

振り落とそうとするが、ダメか…!翼を抑えられてるッ!

一体何本あるんだと言う爪は深く抉り込み、ここで仕留めてやると、奴は目をギラつかせていやがる…!

 

私はここに来てようやく腹を括った。

 

あわよくば平和的に(私のイメージを守るために)終わらせようと思っていたが、そっちがその気ならやってやる!

今この瞬間私はキョロちゃんを捨てる…いや………違う、あるじゃないか、おあつらえ向きの存在が。

 

 

アニメーション版キョロちゃんの内側から生まれし存在…そう、私は…"ダークキョロちゃん"になってやる!

「音を聞きつけて来てみニェば…頭イカれたかニャ?」

 

 

天元突破しそうなワルなサングラスはないが気合いで補う!!あ、組み付かれた状態から抜け出せないやばい落ちるこれは死ぬちょっと待ってくれチョコボールあげるから見逃してくれマウント取られたまま動けないマジでやばいって相棒貴様の勝利の方程式はワタシが考える以上にパーフェクトだ!!ヤメテでかい口で噛みつかれるそれは首とれるっていやしかし、奴が大口開けて噛みつかんとする今は私の嘴がフリーッ…!!!。

 

 

そのチャンスを逃す程エンゼルボケしたつもりはない。

瞬時に火炎液をありったけ分泌、口内の木の実も全弾投入。出し惜しみは不要ッ!!!

 

私はまだはじけクルミより遥かにやばい危険物の木の実(バクレツの実)を温存しているのだ。その木の実の名前は………………何か分からんがくらえッ!!!!!

 

食らいつかんとする奴に向けて渾身の火炎液を吐きかける。それは大きな炎の塊となって、ほぼゼロ距離でやつに炸裂した。

 

 

 

 

無音の閃光。ホワイトアウト。

「うニャァ!?」

 

 

 

次いで赤いやつに向けていた私の首が大きく()け反り、地面に強かに打ち付ける程の爆風。衝撃からさらにブラックアウトした視界が白黒と明転する。これは耳、いかれてるわ。目もまだ眩しくて見ない…だが、口の中にクリーンヒットしたのが最後に見えている。無事なはずがない。

 

勝った!!私の人生は最悪の時にいつもそうなんだ!運はこのキョロちゃんに味方してくれるんだ!

「どういう情緒してるんだニャ…にしてもすご威力だニャ…」

 

………。(恐る恐る確認する)

 

…大丈夫、本当に勝ってた。

 

割と危ういセリフ(フラグ)言ったから死んでない可能性もあったが、無事終えたようだ。赤いやつの頭部は跡形も無かった。えぇ…そこまで威力があったのかあれ?さすがに私とて口内で暴発したら同じ末路だぞ。今度からやめよ。

 

………これ人間に見られてたらまずいよな。マスコットどころか危険生物の看板背負うだろう。

「後ろをご覧くださいだニャ」

 

で、長い首を使ってきょろきょろしてたら目が合った、その、こちらを観察している人間たちと。

 

 

あ~~~~~~~~~~~………

 

 

猫顔のハンターはフリーズしてる…あー、そこの冷静に手帳に記録してる眼鏡の人。いい眼鏡だね。TAKE 2 OK ?

「イャンクック、アウトだニャ~!(ひび割れた地面を叩く)

 

 

NO!!

と言うように珊瑚の床が崩落を開始。

 

私はさらに下層へとボッシュートされた。

 

 

 

 

 

 

 

クエェエェぇええええええええええええぇえぇえええええええええぇえぇぇぇえぇ!?\(^o^)/

「強く生きるんだニャ~~~~~!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"調査記録004"

 

ハンターより瘴気の谷にてその生存を確認したと報告あり。その特徴的な鳴き声と頭部の赤みがかった体色と、木の実を吐き飛ばす行動とオドガロンによってつけられた側頭部の傷跡から「耳なし」と断定。

落下の影響か、翼を負傷していたらしく止むを得ずこの地に留まっていたと思われる。

 

第四回目の観察調査を開始。尚、瘴気の影響を考慮して調査は断続的に行われる。

 

比較的上層にて活動しており、あちらこちらで見られる多くの地面の焼け跡から、「耳なし」は周囲を燃やすことで瘴気を避けていたと思われる。

この瘴気は、微生物が死骸を分解した結果発生するという説が有力で、生物にとって非常に有害なものだ。耐性がなければ例え温厚な「耳なし」と言えど、瘴気に侵されれば気性が凶暴化し、やがて死に至るだろう。

 

…それを知らずに瘴気にやられるモンスターが多い中、「耳なし」はそのことを本能的に、或いは他のモンスターを観察した結果なのか理解し避けている。瘴気を避けるために火が有効ということまで見抜いているのは間違いなく、やはりこのイャンクックは今まで観測されたどの個体よりも賢いようだ。その知能を挙げるならばイャンガルルガに匹敵すると思われる。個人的にはそれを上回っていると考えてしまうのは贔屓(ひいき)が過ぎるだろうか?

 

瘴気の影響を考えて設定したタイムリミットに近づいたため。駄々をこねた「三枚目」を引きずって拠点へ帰還。今回はこれで調査を切り上げる。

「ジェイは体力ないくせに出しゃばりだニャ」

 

 

追記1:間を開けての調査だが、大分翼の調子が治ったように思える。「耳なし」がここに長く留まる理由はないだろう、またどこかに移動すると推測される。

(通常の個体は)クンチュウを好物とするので甲虫種であるランゴスタやカンタロスも捕食するのではと期待していたが…尻尾の一撃や火炎液で吹き飛ばしてるところからどうやら「耳なし」は食べる気はないらしい。魚を焼いている(と思われる)ところから何か強い拘りが見られる。

 

単純に、瘴気まみれのモンスターを食べたくないだけという意見が多い。「リアリスト」だけでなく「ロマンチスト」も今回はそちら側の意見だ。ああまでして瘴気を避けているのだからあり得る話ではある。要調査。

「オストとアウルは間違いだニャ!あいつ虫嫌いなだけなのニャ!」

 

 

追記2:再度間を開けての調査であったが、残念なことに「耳なし」は既にここを去った後のようだ。しかし「耳なし」の寝床が大きく荒らされていることからどうやら穏やかな門出ではなかったらしい。

 

調査記録の内容は私と「ロマンチスト」、「リアリスト」、「古参ハンター」の四名の証言をまとめる。尚、モンスター出現の兆しがあれば速やかに退避する。そのためのバックアップとして「寡黙」と「三枚目」が後方にて控えている。

 

『随分と暴れたと見えるな』

『ラドバルキンは確実じゃな。「耳なし」の他にもあと最低一匹はいたように見えるの』

『その痕跡はやや古いよ。戦闘以前にあったかもしれないじゃないか…結論が早いよご老体』

『お゛?』

「また始まったニャ」

『あ~もう喧嘩売る暇あるなら手を動かせ。いつモンスターが来るかわからないんだぜ?』

『やっとるわい、あんたはちゃんとその間抜け面で周りを見ておかんか』

『やってるよ、そのどこ見てるか分からないアイルー顔は外した方が警戒するにはいいんじゃないかな?』

『…(ピキ#,,ΦωΦ,,)

『取り合うな、黙ってやらせておけばいい』

「その頭装備…ボクのためみたいだから複雑な気分ニャ…」

 

痕跡の調査の結果、ラドバルキンに加えてティガレックスの痕跡まで発見された。かなり激しい戦闘の跡があるため「耳なし」の生死は不明。しかし残留物から判断するに健在の可能性は高い。少なくとも、この地からは離脱したと思われる。

 

『このクレーターは「耳なし」の火炎液じゃろうて。ほれ、ここに焦げた木の実の破片があるじゃろう』

『ラドバルキンの"黒油殻"の痕跡が多いね。一番割を食ったのはそいつだろうね』

『ティガレックスの爪の欠片じゃ、まだ新しい。今回の戦いで欠けたのは間違いないのう。焦げ跡から「耳なし」の火炎液をくらったようじゃ。イャンクックの下剋上(げこくじょう)…!ロマンだのぅ』

『その「耳なし」の甲殻の欠片もそれなりだよ。せいぜいが痛み分けか、逃げたはいいものの、追いつかれて殺された可能性もあるね』

『お゛?』

『ん゛?』

(ほっといていいのかあれ)

(やらせておけばいい、手は止まっていない)

(気に入らねぇ…)

(適当にほっとけばいいのニャ)

 

調査は限界まで続けたものの、結局その痕跡からではどこに移動したのかは不明。

 

今までのケースから新たな土地を求める可能性が高いために、新大陸の未探索地域を開拓する必要性があるかもしれない。そこはハンター達に期待するとしよう。第四回目の長期観察調査を終了する。

 

 

 

『傷と瘴気を受けたならば、豊富な栄養を求めて動きそうなものだ…それと、その期待は俺みたいなおっさんじゃぁなくて五期団の「流れ星」に行ってくれ』

「ご主人様の勘は当たるからニャ~」

   ~古参ハンターより

 

 

 

 

 







■「耳なし」
瘴気の谷へボッシュート。左側頭部に消えない傷を受けた。

■パチクリ
レイギエナのこと。「耳なし」は哀れな生贄としか思っていなかった。人間に勝てるわけなかろうなのだ。氷属性も相まってかなり相性が悪い。

■赤いやつ
オドガロンのこと。ブラッドボーン出身ですか?というのが作者の初見の反応。

■ダークキョロちゃん
キョロちゃんの内に宿る四人のキョロちゃんの内の一人。邪悪な心が具現化した存在。ここだけ聞くとなんのアニメかわからん。根は良いやつ。
やはりサングラスがないと本領が発揮できないなどと申している。

■仮称チョコボール(イチゴ味)
火炎液+バクレツの実複数の凶悪マッチング。相手は死ぬ。尚、吐き出した瞬間引火して大爆発するので自分も死ぬ。メガンテ。「耳なし」は本人は気付いてないが特異個体のために強靭な防御力と生命力によってどうにかなった。耳はまた死んだ。

■「流れ星」
ゲーム主人公のこと。レイギエナの片手剣へと強化した。ジャナフ主軸の装備は変わらず。

■「古参ハンター」
このアイルーフェイクが煉獄さんみてェーだとォ!?(どこ見てるかわからないところが)
「そんなこと誰も言ってないニャ」


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