スーパーロボット大戦 無限戦争 設定集&外伝   作:ダス・ライヒ

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前回のあらすじ

ダッシュ!ダッシュ! ダンダンダダン♪

名前:ルドルフ
性別:男
年齢:50
階級:百人隊長
搭乗機:ズダダンダン型戦闘獣
概要:ズダダンダン型の戦闘獣。ルドルフはかつてミケーネ帝国では軍に属し、百人隊長であった。
キャラ提供はケツアゴさん

なんか無茶苦茶だったから、戦闘獣の刑にしたんだぞ!


偉大な勇者VSミケーネ帝国百人隊長

「ぐ、グレートマジンガーだと!?」

 

 鉄人28号型戦闘獣であるギボスは、剣鉄也が駆るグレートマジンガーの出現に驚いていた。

 

「一体どこの馬の骨よ!? こんな雑魚メカ共、アタシ一人で!」

 

 負けず嫌いのアスカは、自分とエヴァンゲリオン弐号機改のみでギボスを含める戦闘獣を殲滅できると言うが、鉄也は機体共々疲弊しているのを見抜いていた。

 

「やせ我慢は止せ。お前とその機体、随分と疲れているじゃないか。ここは戦闘のプロに任せて休憩してろ。向こうで俺の仲間が補給拠点をこさえている」

 

『アタシもプロよ! こんな連中…ちっ!』

 

 自身もエヴァ弐号機も立て続けの戦闘で疲弊しているのを鉄也に指摘されたアスカは、活動時間が限界に近付いていることを知り、素直に認めるしかないことに苛立って舌打ちする。

 

「あいつの言う通り、もう限界か…! 後で泣き言いうんじゃないわよ!」

 

「フン、素直じゃない奴。お前たちも下がれ」

 

 自分の言う通りに、アスカが仲間たちが作っている補給基地の方向へと向かっていく中、鉄也はシンのデスティニーガンダムSpecⅡとルナマリアのフォースインパルスガンダムSpecⅡにも補給に行くように告げる。

 

『あんた一機で大丈夫なのか?』

 

「戦闘獣とは、嫌と言うくらい戦って来た。つるんで出てこようが、俺のグレートマジンガーなら物の数じゃない」

 

『そうか。なら、俺たちが戻るまで持ち堪えろよ!』

 

「フッ、戻ってくる前に、全て片付けてやるさ!」

 

 シンに心配される鉄也であるが、散々戦闘獣と戦って来た彼は自身気に物の数ではないと返した。これにシンは自分らが戻ってくるまで持ち堪えてくれと返し、ルナマリアと共に補給基地へと向かう。無論、鉄也は戻ってくるまで戦闘獣を全滅させる自信があり、自身気な表情で突っ込んで来た猛獣型戦闘獣をグレートマジンガーのチョップで破壊した。

 

「グレートマジンガーとはいえ、こちらの数は多い! それに、ミケーネ帝国の百人隊長であったルドルフも居る!」

 

「グレートマジンガー! 貴様をスクラップにしてやる!! 貴様ら、行けぃ!!」

 

 ギボスはさっそく戦闘獣を破壊したグレートマジンガーに恐れおののくが、数が多いことで自信を取り戻し、同じ戦闘獣であるズダダンダン型の戦闘獣であるルドルフを紹介する。

 額にルドルフの顔があるズダダンダン型戦闘獣は、右腕のドリルを回転させながらスクラップにしてやると豪語し、手始めに配下の戦闘獣たちをぶつけた。

 

「まずは、手駒をぶつけて疲弊させる気か。だが、このグレートマジンガーはあの時より遥かにパワーアップしてるぜ!!」

 

 向かってくる多数の戦闘獣相手に、鉄也は一切焦ることなく、飛んでくる攻撃を躱しながらロケットパンチを行う。

 

「アトミックパンチ!」

 

 回転を加えることで貫通力を上げたグレートマジンガーのロケットパンチであるアトミックパンチを左手から発射すれば、前方に居た戦闘獣たちは胴体を抉り取られて爆散していく。

 

「ドリルプレッシャーパンチ!」

 

 左手を戻せば、今度は右手から前腕部に刃物を出現させたロケットパンチを発射し、更に戦闘獣を掃討する。

 二発の強化型ロケットパンチで、多数の戦闘獣を葬ったが、まだまだ戦闘獣は出てきて、グレートマジンガーを物量で圧し潰さんと迫る。

 

「馬鹿みたいに出てくるな! なら、グレートタイフーン!」

 

 鬱陶しさを覚えた鉄也は、グレートマジンガーの口から突風を吹き付ける。普通なら一体が限界であったが、大幅にパワーアップしているので、暴風の竜巻となり、無数の戦闘獣らを薙ぎ払った。鳥型も地上から吸い上げられた人型や獣型に激突し、次々と爆散していく。

 

「で、データとは違う!?」

 

「パワーが、違い過ぎる!?」

 

 オリジナルのグレートマジンガーよりパワーが全く違うことに、ギボスとルドルフはデータと違うことに驚愕する。

 

「あの頃のままなのはお前たち戦闘獣の方だな! さて、どっちがスクラップになりたい?」

 

「ふざけおって! この鉄人28号のパワーを受けて見るが良いわ!!」

 

 何も変わっていないと言う鉄也の挑発にギボスは激怒し、鉄人28号の力で叩き潰そうと迫った。まず最初にギボスが行ったのは、空中高く飛翔してからの飛び蹴りであった。

 

「力任せの飛び蹴りなど!」

 

 飛び蹴りを行うギボスに対し、鉄也は見切ってから躱し切り、反撃のパンチを行う。

 

「のわっ!?」

 

「反応が鈍い! せっかくの鉄人28号のボディが台無しだぞ!」

 

「煩いわ!」

 

 反応が鈍い相手に、鉄也はせっかくの鉄人28号のボディが台無しだと言えば、ギボスは激昂して鉄人28号のパワーで殴りかかるが、右も左の拳もグレートマジンガーに躱されるばかりだ。対する鉄也は相手の動きをよく見て、的確にパンチをギボスに打ち込んでいく。

 

「ば、馬鹿な…! 鉄人28号のボディなんだぞ! なぜ勝てん!?」

 

「それは、お前がパワーしか見ていないからだ!」

 

 鉄人28号のボディを使っているにも関わらず、グレートマジンガーに押されていることにギボスが激しく動揺する中、その理由を鉄也は力しか見ていないと指摘する。

 

「金田正太郎がリモコン操作なら俺のグレートマジンガーと互角に戦えただろうが、お前じゃただの木偶の坊だぜ! ニーインパルスキック!」

 

 金田正太郎がリモコン操縦する鉄人28号であれば、自分と互角に戦えたと更に告げる鉄也は、グレートマジンガーの膝からスパイクを展開し、それをボディの胸元にあるギボスの顔面に向けて放った。鋭利なスパイクは、ギボスの顔面に炸裂した。

 

「ギヤァァァッ!?」

 

 鋭利なスパイクのキックを叩き込まれたギボスは、余りの痛さに両手で顔を抑えて後退り始める。そんなギボスにとどめを刺すように、グレートマジンガーはへその部分からミサイル発射口を開く。

 

「ネーブルミサイル!」

 

「うわぁぁぁっ!!」

 

 徹夜の叫びと共に、グレートマジンガーのへその部分から発射されたミサイルは、ギボスの胴体に命中した。ミサイルを受けた鉄人28号のボディは大爆発を起こし、ギボスは断末魔の叫びを上げながら爆散する。

 

「ぬぅぅ、調子に乗るなよ!」

 

「次は貴様の番だ!」

 

 ギボスを破壊したグレートマジンガーに、戦闘獣ルドルフは苛立つ。これに鉄也はグレートマジンガーと共に相手を指差しながら、次は貴様を倒すと宣言する。

 

「ほざけ! ドロドロに溶かしてくれるわ!!」

 

 挑発めいた宣言に、ルドルフは頭部にあるランプらしき物から対象を溶解させるレーザーを発射した。ルドルフの発言で対象を溶かすレーザーであると分かった鉄也は、即座にそのレーザーを躱した。グレートマジンガーに躱されたレーザーは、付近の残骸に命中し、鉄也の読み通りに対象を溶かしていた。

 

「撃つ前に手の内を明かすとは! お前、本当に百人隊長か?」

 

「黙れ! 死ねっ!!」

 

 手の内を明かすようなことを言って攻撃したルドルフに、鉄也は本当に百人隊長だったのかと挑発しながら問えば、相手は激怒して溶解レーザーを乱射する。

 

「この連射力、少し厄介だな! 前にも経験したが!」

 

 乱射される溶解レーザーは、鉄也の認識を改めさせるほどの連射力であった。だが、その手の戦闘獣とは何度か戦った経験があるので、鉄也はグレートマジンガーの飛行翼であるスクランブルダッシュを展開して空中に飛び、飛行しながらレーザーを躱す。訓練と戦闘経験を駆使して最低限の動きで、放たれるレーザーを全て躱し続けていた。

 

「きゃっ! 何よもう!」

 

「危ないんだぞ!!」

 

 ルドルフより乱射される溶解レーザーは、付近で様子を窺っていたメガストームとヘルスクリームらの方にも飛んできた。この流れ弾にメガストームは激怒するが、頭に血が登っているルドルフには聞こえていない。

 

「こちらも反撃だ! グレートブーメラン!」

 

 乱射されるレーザーの動きを見切った鉄也は、空中に留まりながら反撃に出た。胸部放熱板を取り外し、それをブーメランとして投げ付け、戦闘獣ルドルフ頭部にあるランプ全てを破壊する。

 

「うわっ!? おのれぇ! このドリルで串刺しにしてやる!」

 

 投げられたブーメランに溶解レーザー発射ランプを破壊されたルドルフは、激怒して右腕のドリルで串刺しにしようと、空中高く飛翔した。高速回転して貫かんとするドリルに、鉄也は臆することなく余裕で躱し、距離を取る。

 

「ドリルか! ならば、俺は剣だ! マジンガーブレード!」

 

 敵が貫こうとするドリルであれば、鉄也はこちらは剣と言ってか、グレートマジンガーの大腿部からマジンガーブレードを取り出す。グレートマジンガーが剣を出したところで、ルドルフは左腕のハンマーで叩き潰そうと大きく振るう。無論、最初から見ていた鉄也は、あの大きさの物を真面に受ければ、マジンガーブレードどころか、グレートマジンガーを叩き潰すほどの威力があると見抜き、振るわれるハンマーを躱しながら斬撃を入れる隙を窺う。

 

「そこだ!」

 

 突き出されるドリルやハンマーの攻撃を躱しつつ、隙を窺っていた鉄也は、斬撃を入れる隙を見付けた。そのチャンスを逃すことなく、彼が操るグレートマジンガーは、右手に持つマジンガーブレードを危険なハンマーを振るうルドルフの左腕に向けて振るう。素早く振るわれたマジンガーブレードの斬撃は、ルドルフのズダダンダン型戦闘獣の左腕を見事に斬り落とした。

 

「ギャァァァッ!? お、俺の左腕がァ!?」

 

 左腕を斬り落とされたことで、ルドルフは叫び声を上げるが、百人隊長としての意地があるのか、直ぐに反撃に転じてくる。

 

「よくも! ドリルロケット!!」

 

 怒りの反撃は、右手のドリルを射出する物であった。ロケットエンジンを使ったロケットパンチの如く、ドリルはグレートマジンガーに向けて発射された。

 

「無駄だ! お前の動きは全て見切った! とりゃあ!!」

 

 発射されたドリルに、鉄也は驚くことなくマジンガーブレードを縦に振るい、射出されたドリルを見事に一刀両断した。二つに切り裂かれたドリルは、グレートマジンガーの背後で爆発する。

 

「う、うわぁ…! お、俺の武器が…! 武器が全て無くなっちまった…!」

 

 全ての武器を破壊され、丸裸にされてしまったルドルフは、恐怖に駆られて後退り始める。幾多もの戦闘獣を葬ってきた鉄也は、容赦なくトドメを刺そうとしたが、ルドルフはグレートマジンガーの背後に、配下の犬型戦闘獣の姿を確認してか、ある策を思い付いて嘘の降参を演じる。

 

「ま、待ってくれ! 降参する! 俺は、俺はヴィンデルの奴に無理やり戦わされていたんだ!」

 

「苦し紛れの嘘は止せ! お前、百人隊長としてのプライドはどうした!?」

 

「そ、それは、ヴィンデルに脅されていたからだ! 奴のために、奴に脅されて戦わされていただけだ! た、頼む! 命だけは!」

 

「フン、それで俺を倒すつもりなんだろ? 甘いな! アトミックパンチ!」

 

 が、鉄也は嘘だと見抜いていた。言い訳し、犬型戦闘獣が確実にグレートマジンガーを仕留められる距離まで近付いてくる時間を稼ごうとする。その言い訳すらも、鉄也は見抜いていた。背後の犬型戦闘獣に気付いていたグレートマジンガーは即座に振り返り、アトミックパンチを射出して背後の戦闘獣を破壊した。

 

「ま、待てぇ! ほ、本当に降伏する! 捕虜人道条約に基づき、百人隊長の俺は将校待遇で…」

 

「お前は戦闘獣だ! 破壊する! ブレストバーン!」

 

「ギャァァァッ!!」

 

 犬型戦闘獣を破壊され、逆転の策を失ったことで、本当にルドルフは降伏し、将校待遇の扱いを要求したが、鉄也は聞き入れず、グレートマジンガーの胸部放熱板から強力な熱線を発射するブレストバーンを浴びせた。それを受けたズダダンダン型戦闘獣は、ルドルフの断末魔の叫びと共に高熱に晒されて溶解する。

 

「あの頃のままだとはな。まるで弱い者虐めだ」

 

 パワーアップしたグレートマジンガーの前では、当時のままの性能であった戦闘獣など物の数では無かった。ズダダンダン型戦闘獣のルドルフは、少しばかり危なかったが、油断せずに挑めば、あっさりと倒せてしまった。

 そんな偉大な勇者であるグレートマジンガーに、挑もうとする蛮勇の如く者が現れた。その人物とは、ビーストガルバトロンの弟であるメガストームだ。

 

「ん、お前は…デストロンか!」

 

「くくくっ、偉大な勇者グレートマジンガー。ミケーネ帝国との戦いの頃より格段にパワーアップしているな。だが、先の鉄屑の戦闘獣共の戦闘で、全てわかったんだぞ!」

 

 メガストームの胸に刻まれたデストロンマークで、鉄也は一目でデストロンであると見抜いた。これにメガストームは、先の戦闘獣との戦いで全てわかったと豪語する。

 

「全てわかっただと? 俺はまだ、手の内は全て明かしてないぞ?」

 

「フン、お前が全力で戦わねばならんほどのトランスフォーマーを召喚するまでよ! さぁ、出てくるんだぞ! 滅茶苦茶強いトランスフォーマーよ!!」

 

 だが、鉄也はグレートマジンガーの全てをまだ出し切っていない。それを鉄也が伝えれば、メガストームは全力で戦う他ない強敵を召喚すると返し、英霊召喚できる令呪の力を使い、強力な英霊を召喚した。

 

「ウォー! ダイナザウラー、グレートマジンガー破壊するぅ!!」

 

「わっはっはっ! 見たか!? 下等な肉ケラなんぞが絶対に召喚できん英霊だ! デストロン軍団が誇る移動要塞にして最強の巨大トランスフォーマー、その名もダイナザウラーなんだぞ!!」

 

「まさか、ダイナザウラーを召喚するとはな…!」

 

 メガストームが召喚した英霊は、デストロン軍団が誇る移動要塞にして最強の巨大トランスフォーマーであるダイナザウラーであった。巨大なトランスフォーマーを召喚することが出来たメガストームは、人間のマスターでは絶対に召喚できないと自信を自慢する。

 このダイナザウラーの召喚に、流石の歴戦の勇者である剣鉄也も肝を冷やす。厄介どころか、単独では絶対に勝てない相手だ。

 

「どうだ!? 恐れをなしたか、剣鉄也! 流石のグレートマジンガーでも、単独でダイナザウラーには勝てまい!」

 

「あぁ、一人ならな! 味方が来るまで、時間稼ぎをせねば…!」

 

 指差しながら単独では勝てないと言うメガストームの言葉に、鉄也は納得しつつ、味方が駆け付けてくるまでこの場を持ち堪えることにした。




どうでも良い話なんだぞ!

メガストームがダイナザウラーを召喚できた理由は、ギガストームがダイナザウラーのリデコだから。
でも、頭部に角があって、身体の模様が追加されて見栄えが良くなってるんだぞ!

アニメ見た時、メガストームがダイナザウラーになってパワーアップした時は驚いた。

活動報告で参加者募集中。
無茶苦茶だったり、チートな物だと、戦闘獣の刑にすっから、気を付けるんだぞ!
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