スーパーロボット大戦 無限戦争 設定集&外伝   作:ダス・ライヒ

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白い魔法使いの強化フォームって、こんな感じかな?


仮面ライダーマジックナイト

 試練で命を落とした五百名以上の犠牲者の遺体を使い、完全体のグールズ・ブレアㇾオスとなったアビスは、その圧倒的な力を白い魔女の英霊たちとディバイン・ドゥアーズに見せ付けた。

 

「あれがゾルダに聞いたグールズ・ブレアㇾオスって奴か。しかし、聞いていたとの違うぞ?」

 

 この力に対抗すべく、ディバイン・ドゥアーズの増援が駆け付けてくる。

 補給と修理を終えたグレートマジンガーとジェリド・メサのバイアラン・カスタムだ。他にも炎ジュンのビューナスAと同型数機、量産型マジンガーであるイチナナ式数機を随伴せている。

 そのスーパーロボット軍団の背後からは、ⅩウィングやYウィングの編隊が続いていた。兵員輸送機であるUウィング三機の姿も確認できる。

 三機の兵員輸送機のUウィングの内一機の兵員室には、白い魔女が召喚した英霊のローバック軍曹を初め、イーディ分隊、クルト・アーヴィングやリエラ・マルセリス、イムカなどが乗っていた。

 

「仮面ライダーを一撃で倒しただと? あの巨体に似合ぬスピードを発揮しているからだ。お前たちは下がり、ここはグレートマジンガーとマジンガー隊に任せておけ」

 

 仮面ライダーを一撃で倒した情報がスパルタン・ゾルダから報告されているので、グレートマジンガーのパイロットである剣鉄也は、そのグールズ・ブレアㇾオスの巨体とスピードでは相手が困難であると告げ、自分たちロボット部隊に任せ、下がるように指示を出した。

 

「ディバイン・ドゥアーズには、ジャスティスリーグやアヴェンジャーズは居ないようだな! 飛べないスーパーヒーローが敵わないなら、俺のバイアラン・カスタムでやってやる!」

 

『おい! 編隊を離れるな!』

 

 その指示を出した直後、ジェリドは自分のバイアランならグールズ・ブレアㇾオスを倒せると思い込み、スラスターやバーニアを吹かせ、編隊を離れて単独で突出した。鉄也から注意を受けるが、ジェリドは無視してブレアㇾオスに単独で挑んだ。照準にブレアㇾオスを捉え次第、ビームのシャワーを浴びせる。

 

「あれはバイアランと言うMS(モビルスーツ)! こちらに飛び道具は無いが…!」

 

 上空から迫るジェリドのバイアランに、ビームのシャワーを浴びせられたブレアㇾオスは、飛び道具が無いことに忌々しさを覚える。

 

「地上からも、ホバータンクに投石機みたいな物も攻撃してくるか!」

 

 更にブレアㇾオスを苛立たせたのは、仮面ライダーイクサのサポートマシンの一種であるパワードイクサーと反乱同盟軍が銀河内戦で使っていた雑多な装甲車両が地上から攻撃してきた。少数ながら、新共和国軍の正式戦闘車両の姿も見える。

 

「投石機があることには驚きだが、あの雑多な車両は投げ付けるに適しているな!」

 

 投石機の如く爆弾を投擲してくるパワードイクサーに驚くブレアㇾオスであったが、反乱同盟軍や新共和国軍の戦闘車両を見て空の敵への対抗手段を思い付く。わざわざ遠方にある残骸まで走る必要性が無く、特に装甲車両は動きが鈍いので、空の鬱陶しいジェリドのバイアランを攻撃するのには打って付けだ。

 直ぐに実行すべく、惑星ナブーの警備部隊が運用していた簡素な砲塔を付けただけのスピーダーに標的を絞り、そちらに向かう。

 それを阻止しようと、民間車両に武装を付けた簡易戦車や分離主義者のドロイド軍が使っていたホバータンクであるAAT、クローン戦争で使われていた長砲身中型ウォーカーが一斉に放つが、グールの名に相応しい再生力とブレアㇾオスのスピードには追い付かず、近付かれてしまった。

 

「うわぁぁぁっ!?」

 

『まさか、そのスピーダーを投げる気か!?』

 

 狙われたスピーダーの乗員らは即座に車両を放棄し、逃げ出した。攻撃を受けながら手軽なスピーダーを掴み取ったブレアㇾオスに、全天周モニターから見たジェリドは驚きの声を上げた。彼が言った通り、ブレアㇾオスは野球選手のような投球フォームで、上空のバイアランに向けて投げた。

 

「奴め、プロ野球選手のように!」

 

 機体両手のビーム砲で迎撃するジェリドのバイアランであるが、ブレアㇾオスは周辺の車両を捕まえ、対空投擲を続ける。乗員たちは乗って逃げるより、乗り捨てて逃げてしまうので、ブレアㇾオスに必要な投擲物を提供してしまっていた。歩兵らがブラスターやロケットランチャー、投擲物として論外にされた車両が攻撃を続けていたが、シェード時代よりも圧倒的再生力を持つブレアㇾオスは意に返さず、車両を上空のバイアランに向けて投げ続ける。

 

「よ、避け切れん! ぬわっ!?」

 

 投げるスピードも異常ではないので、ジェリドは避け切れず、彼のバイアランは地面へと墜落した。

 

「俺を地面に引き摺り下ろしたところで、勝った気になるなよ! ビームサーベルで切り刻んでやる!」

 

 地面へと引き摺り下ろされたバイアランであったが、パイロットのジェリドは戦意を失わず、冷や汗をかきながら機体のビームサーベルで果敢に挑んだ。

 

「フッ、パイロットはやや怯えているな! 機体の性能を活かせぬまま、死ぬが良い!」

 

 ビームサーベルを抜いて挑んでくるバイアランに、ブレアㇾオスのアビスは怯えていることを見抜き、その斬撃を振るう右腕を叩き潰し、更には左腕を破壊した。

 

「馬鹿な!? 奴の腕力は、MSを容易く!?」

 

 ジェリドは生命体であるブレアㇾオスが、自身のバイアランの両腕を容易く引き裂いてしまうことに激しく動揺していた。そのまま戦闘力を奪われた挙句、コクピットを手刀で貫かれてしまった。

 

「こんな化け物は…カミーユの(ゼータ)でなければ…!」

 

 瀕死のジェリドはブレアㇾオスと真面に戦えるのは、自分を殺したカミーユ・ビダンのZガンダムしかないと口にしながら息絶えた。そのままバイアラン・カスタムと共に、ジェリド・メサの遺体は消滅する。

 

「英霊が死なず、また生き返ると言う事か…」

 

 バイアランがジェリドと共に消滅したのを見て、ブレアㇾオスは英霊は死なずと口にする。

 MSを破壊したところで、ディバイン・ドゥアーズの車両部隊は撤退しようとしていたが、ここに鉄也のグレートマジンガーとジュンのビューナスAを含めたマジンガー部隊、XウィングやYウィングの航空部隊、Uウィングが乗せているクルトら英霊たちが増援として現れ、合流して総力を挙げて攻撃してくる。

 

「言わんこっちゃない…!」

 

『どうするの、鉄也?』

 

「当然、攻撃だ! ミサイル攻撃開始だ! ネーブルミサイル!」

 

『了解! 光子力ミサイル!』

 

 ジェリドのバイアランが見事に敗北したのを見た鉄也は冷や汗をかく中、ジュンに攻撃するのかと問われる。当然、鉄也は攻撃を命じ、率先してグレートマジンガーのミサイルを発射した。これに他のビューナスAやイチナナ式も続き、腹部からミサイルを連発する。

 

『シルバー中隊、爆撃しろ! パープル中隊もだ!』

 

「こちらシルバーリーダー、了解!」

 

『こちらパープルリーダー、了解!』

 

 マジンガー隊がブレアㇾオスにミサイル攻撃を続ける中、鉄也は更なる火力を欲してか、YウィングやXウィングの部隊にも爆撃を要請した。Yウィングで編成された中隊が爆撃に向かう中、Xウィングの中隊も爆撃に加わった。

 

「ありったけプロトン爆弾を落とせ!」

 

 速度が速いXウィング中隊が先にプロトン魚雷で爆撃した後、Yウィングの中隊が続き、プロトン爆弾を出来る限り投下した。

 ミサイル攻撃と爆撃による凄まじい爆風が巻き起こる中、三機の兵員輸送機のUウィングは、仮面ライダーイクサとキャプテン・カーターたちが居る近くに着陸し、乗せている兵員を展開させた。

 

「凄まじい攻撃だな」

 

「B-17やB-29爆撃機以上の爆撃だ。感情攻撃機のドーントレスや戦闘爆撃機型のP-47じゃ、これほどの爆撃は出来ん」

 

 クルト・アーヴィングがグレートマジンガーらのミサイル攻撃とYウィング中隊の爆撃を見て、顔を爆風から守りながら口にすれば、ローバック軍曹はB-17やB-29重爆撃機以上の爆撃であると口にする。

 

「あれほどの爆撃なら、原形は留めてないかも」

 

 凄まじい攻撃と爆撃であるため、カーターはブレアㇾオスが原形を留めていないかもと口にする。が、結果は一同の予想を遥かに超える物であった。

 

「あの化け物は…? っ!?」

 

 敵が生きているかどうか確認しようとしていたXウィングが近付いたところ、伸びた指に貫かれて撃墜された。

 

「まだ生きてるぞ! シルバーとパープル中隊は下がれ! 奴はマジンガー隊が応戦する!」

 

 一目見て、XウィングやYウィングではブレアㇾオスに敵わないと判断した鉄也は、即座に下がるように指示を出してからマジンガー隊を率いて挑んだ。

 

「光子力ビーム!」

 

 鉄也のグレートマジンガーがブレアㇾオスに突撃する中、ビューナスAのジュンは光子力ビームで援護を行う。他のビューナスAも同様にビーム攻撃を行い、イチナナ式はマシンガンを一斉に放った。

 

「雑魚の攻撃など、邪魔だ!」

 

 集中砲火にブレアㇾオスは顔を抑えつつ、残っている残骸を持ち上げ、それを投げ付けた。XウィングやYウィングとは違い、マジンガー隊の装甲は厚く、全く通じていなかった。この援護射撃のおかげか、グレートマジンガーはブレアㇾオスと対峙する。

 

「剣鉄也のグレートマジンガー! この完全体ブレアㇾオスの相手にとって、不足はない!」

 

『グールだか何だか知らんが、バラバラに切り刻んでやるぜ! マジンガーブレード!!』

 

 ブレアㇾオスのアビスの意思は、鉄也のグレートマジンガー相手に全力で挑むべく、右手の指を伸ばして攻撃する。これに鉄也はバラバラに切り刻もうと思い、両足から二振りのマジンガーブレードを取り、伸びてくる指を躱し、斬りかかった。

 上空のジュンのビューナスAを含めるマジンガー隊は、グレートマジンガーに加勢しなかった。凄まじいグレートマジンガーとブレアㇾオスの戦いの邪魔は出来ず、誤射の危険性があるので、ジュンたちはただ上空からその戦いぶりを見ていた。

 

「中々やる! 流石は戦闘のプロだ!」

 

『ちっ、斬っても再生しやがる! 伊達にグールじゃないな!』

 

 凄まじい戦闘であったが、有利なのは武器を持つグレートマジンガーであった。

 左腕を斬り落とされたブレアㇾオスだが、グールの名に相応しく再生力は高く、数秒足らずで元に戻ろうとしていた。これにブレアㇾオスは鉄也の腕を褒める中、当のグレートマジンガーを動かす本人は、その再生力に苛立ちを覚え、グールの名は伊達じゃないと口にする。

 

「認めよう! 貴様の操縦技術も判断力も高い! 是非とも俺の右腕にしたいところだが、人間ゆえに甘い所がある! それが弱点だ!」

 

『人の心を捨て、心身ともに化け物になった貴様などに褒められても嬉しくねぇぜ! グレートタイフーン!』

 

「お前には武器があるが、俺にはこの光の如く速さがある! 無駄だ!!」

 

 是非とも右腕にしたいほどの実力の持ち主だと褒め称えたが、当の鉄也は人の心を捨てたお前に褒められても嬉しくないと啖呵を切り、竜巻のような強風を巻き起こすグレートタイフーンを吹き付けた。この攻撃にブレアㇾオスは臆することなく、仮面ライダーたちを瞬殺した神速で逃げ切った。

 

「なんて速さだ! ならば、弾幕で勝負だ!!」

 

 高速で動き回るブレアㇾオスに対し、鉄也はグレートマジンガーの全火器による一斉射の弾幕で対処する。

 

「これほどの弾幕なのに、全く当たらんだと!?」

 

「フハハハッ! 貴様の攻撃、手に取るように分かるぞ!」

 

 ミケーネ帝国の将軍たちでも粉々に吹き飛んでいる弾幕であるが、それをブレアㇾオスは全て躱し切り、グレートマジンガーに接近してくる。

 

「速度を加えた打撃ならば、超合金ニューZの装甲を貫ける! トァァァッ!!」

 

 真正面から迎え撃とうとするグレートマジンガーに、ブレアㇾオスは速度を加えた打撃ならば超合金ニューZの装甲を貫けると判断し、その速度を加えた右手による打撃を叩き込んだ。

 

「なんだと!?」

 

 ブレアㇾオスの速度を加えた打撃は貫きこそしなかったが、グレートマジンガーの装甲に多大なダメージを与えて吹き飛ばした。

 

「鉄也!?」

 

「装甲は強化されていたか! だが、グールズ・ブレアㇾオスは、スーパーロボットが相手でも戦えるぞ!」

 

 上空のビューナスAがグレートマジンガーが吹き飛ばされたことで、ジュンが叫び声を上げる中、ブレアㇾオスは滅茶苦茶になりながらも再生する自身の右拳を見ながら、スーパーロボットが相手でも十分に戦えると豪語する。

 

「怪物の拳骨で吹き飛ばされるとは…いつぶりだ…?」

 

 衝撃で機器に頭をぶつかった鉄也は、額から血を流しながら、怪物相手に吹き飛ばされたのはいつだったのかと思い出そうとする。それからどうにかグレートマジンガーを立ち上がらせ、こちらに向かってくるブレアㇾオスに構えた。

 

 

 

 仮面ライダーティーガーとの戦いで、白い魔女は新たな強化フォームの姿となった。

 

「このタイミングで、強化フォームだと!?」

 

 眩い光が終わった後、新たな姿となった白い魔女の強化フォームに、ティーガーは驚きの声を上げる。その姿は元の白い魔法使いの姿とは、全く違う物であった。

 例えるならば、仮面ライダーウィザードインフィニティスタイルに近いが、所々違っており、頭部の部分は騎士の兜に近いデザインだ。全身のアーマーも甲冑に近いデザインだが、動きを阻害しない物となっている。

 名付けるなら、仮面ライダーマジックナイトと言ったところだろう。

 

「前の形態より動きやすい」

 

 マジックナイトが白い魔女の形態よりも動きやすくなっていることに、変身者のマリ・ヴァセレートは感心しながら、ティーガーガンを撃とうとするティーガーに接近する。

 

「こいつ、さっきより速くなって!?」

 

 その速さも魔法を使わないどころか、マジックナイトは前の形態よりも何倍も速く、大剣の間合いまで迫っていた。切り替える暇も無いので、接近したところで撃ちこんだが、強化フォームとなって防御力が上がっているのか、全く通じず、反撃の拳を叩き込まれた。

 

「防御力に攻撃力が上がっている!? どういう魔法だ!?」

 

 反撃の拳が前の形態より上がっていることに驚き、ティーガーは大剣で反撃しながら問う。これにマジックナイトは斬撃を躱しつつ、自身の魔法で剣を取り出し、防ぎながら答える。

 

「使ってないけど?」

 

「何を馬鹿なことを! それほどの魔法を隠して!?」

 

 その問いにティーガーは魔法を使う仮面ライダーが魔法を使わないはずがないと答えつつ、大剣を押し込んで蹴りを入れこもうとしたが、マジックナイトは空いた左手で反撃し、相手を吹き飛ばした。

 

「魔法の威力は弱まってるね」

 

 攻守一体のバランスの良いマジックナイトとなってしまった所為か、魔法主体の白い魔女より魔法の威力は弱まっていた。先の魔法はエクスプローションであるが、連発が出来ていた白い魔女状態とは違い、一発限りである。それでも、マジックナイトの力はそれを補えるほど高かった。

 

「この俺が、俺が押されているだと!?」

 

 白い魔女を一方的に押していたティーガーであるが、相手がマジックナイトにフォームチェンジした後、今度は押され始めている。相手がバランスの良いフォームに変わったところで、攻撃主体のティーガーの攻撃は躱され、相手のヒロイックな剣の斬撃を叩き込まれている。ティーガーの変身者であるベンヤミンはこれを認められず、斬り合いを止めて射撃攻撃を行うが、攻撃のみならず、防御も高いマジックナイトの装甲に弾かれる。

 そんな攻守ともバランスが取れたマジックナイトは一気に接近し、無駄な動きをすることなくティーガーを何度も斬り、仮面ライダーウィザードのような華麗な足技で蹴り飛ばした。

 

「この俺は、この俺は…! 負けるわけには、いかんのだ!!」

 

『TigerSturm』

 

 蹴り飛ばされたティーガーは自身の敗北を認められず、叫びながら立ち上がる。遂に奥の手である必殺技を発動し、ベルトから電子音声が流れたと同時に、大剣を構えて一気に突撃してくる。

 

「それなら、こっちも…」

 

『イエス! フィニッシュストライク! サイコー!!』

 

 必殺剣を叩き込むべく、高速で突撃してくるティーガーに、マジックナイトも返す形で指輪をベルトに翳し、必殺技を発動させる。刀身に多大な魔力が帯び、宝石のように輝き始める。

 

「今さら何をしようと無駄だ! 死ねェェェッ!!」

 

 ティーガーは自身の必殺技に絶対的な自信を持っていた。この大剣による必殺剣を受け、生きた者は居ないのだ。その必殺剣を懐に入ったところで、叩き込もうとしたティーガーであったが、標的にしているマジックナイトもそれに合わせて自身の必殺剣を振るった。

 

「馬鹿なッ!? 俺の剣がぁ!?」

 

 大剣と普通の両手剣、どちらが勝つかは重さに勝る前者の方だろう。

 が、マジックナイトの必殺の魔法剣は大剣を破壊し、ティーガーを切り裂いた。

 

「そんな馬鹿な…!? この俺が、仮面ライダーに選ばれたはずの俺が…! この選ばれし俺が、負けるなどと!!」

 

 仮面ライダーティーガーの変身者となり、自身が選ばれし者だと思っていたベンヤミン・デニス・バルテンはその敗北を認められないまま、大爆発を起こした。

 

「あんたも、仮面ライダーの力しか見てないじゃん」

 

 ベンヤミンの敗北した理由は、アナザーティーガーと同じく仮面ライダーの力しか見ていない事だった。自身を選ばれし者だと酔い痴れ、なれない者たちを見下し、挙句に上官であるバルトルト・フォン・ファルツに下克上まで挑もうとしていた。弱い女子供にしか威張れないと蔑んでいた仮面ライダーアイアンメイジのザザルザーと同様である。

 変身が解除されて元の姿に戻ったベンヤミンに向け、マジックナイトは背後を振り返りながらそう告げた。




仮面ライダーマジックナイト
白い魔女の強化フォーム。魔女から騎士のような外見に変わっている。
攻守ともにバランスが取れているが、魔法に関しては白い魔女の方が上。武器は魔法剣。
元は白い魔法使いが仮面ライダーインフィニティスタイルを警戒して生み出そうとしていたが、計画を優先し、使用されなかった。っという設定。
どういう経緯か不明だが、白い魔女の指輪の一つとして付属していた。
ウィザードのインフィニティスタイルと同じく、圧倒的戦闘力を誇るが、白い魔法使いや白い魔女と同様、変身者に強く依存する。

白い魔女のままだと、戦闘のプロが変身するティーガーに勝てないので、強化フォーム出しちゃったよ…。
とりま、速く終わりたくなってきたので、加速しちゃうかな。
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