スーパーロボット大戦 無限戦争 設定集&外伝 作:ダス・ライヒ
名前:マチルダ
性別:女
年齢:不明
魔法:生物操作
概要:虫やネズミなどの小さな生物の死骸を大量に操るネクロマンサーとして有名だが、実際は脳に寄生して体を操る寄生生物を操作する。中世の魔女を思わせる服装と見た目の老婆であり、空を飛ぶ安楽椅子で移動する。
名前:スパルタン・リューク
性別:男
年齢:40
身長:2.2メートル
武器:背中のキャノン 両腕の爪
出身:不明
スパルタンⅤ専用ミニョルアーマーの外見;デジモンアドベンチャーのムゲンドラモン風
名前:スパルタン・モウルド
性別:男
年齢:45
身長:210
武器:生物非生物問わず広範囲をカビさせるブレス(ガス)
出身:不明
概要:腐食性のカビを広範囲にまき散らす特殊なミニョルアーマーを身に纏ったスパルタンⅤ。
スパルタンⅤ専用ミニョルアーマーの外見(スーパーかびだんだん それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ)
キャラ提供はケツアゴさん
陣営:ディスコード・ディフェーザー
名前:ゼニス・バルトール
性別:男
年齢:21
乗機:ヘビーゲイルwithキメラブロックス軍団(漫画版)
概要:見た目はロングヘアーの貴公子風の男。優しげに見えて本性は慇懃無礼で傲慢、プライドがやけに高い。
才能至上主義を掲げているが、実際に自分よりも高い才能持ちが現れると、どんな手を使ってでも蹴り落とそうとする。
戦い方もキメラドラゴンを複数自分の周りに置いて安全な所からキメラブロックス軍団で袋叩きにしてトドメだけ行う小心者。
キャラ提供はRararaさん
ティラノサウルス型の大型ゾイドであるジェノブレイカーを駆る青年の英霊とシャドー、謎の人物である女性の英霊を召喚したマスターである仮面ライダーマジックナイトは、グールズ・ブレアㇾオスに挑もうとしていた。
「ヒィヤッハーッ! ブッ殺してやるゼェーッ!!」
が、ここに来て、専用のミニョルアーマーを纏ったスパルタンⅤが、頭上からマジックナイト一行に襲い掛かってきた。
襲撃してきたスパルタンⅤは、スパルタン・リューク。ドラゴンの如くミニョルアーマーの背中には二門のキャノン砲が搭載され、両腕には鋭利な爪が付いている。
「狙いはお前だァーッ! 死ねェェェッ!!」
奇声を上げ、背中のキャノン砲を撃ち込んできたが、ローブを身に纏う英霊は身に纏っていたローブを投げ付け、キャノン砲の弾幕を防いだ。
「あの姿に腰の武器は、ジェダイ! あの仮面ライダーは、ジェダイを召喚したのか!?」
茶色いローブに隠されていた姿が露わとなり、ディバイン・ドゥアーズの面々は腰にぶら下がっている円形の金属のような物とその姿を見て正体を口にする。
英霊の正体はジェダイであるが、まだ誠の名は不明だ。自分の攻撃を防いだ英霊に向け、リュークは叫びながら突っ込んでいく。
「ボロ切れで俺の砲撃を防いだか!? だが無駄だァ! 俺の鋭利な爪で、切り裂いてやるゼェーッ!! ブッ!?」
鋭利な爪で切り裂こうと、そのジェダイに向かって突っ込んでいく。
標的にされたジェダイは周囲の残骸に手をかざせば、不思議なことに、残骸は浮かび上がってリュークを吹き飛ばした。
それはフォースと呼ばれる訓練を受けた者のみが扱える術であり、常人から見れば超常の力であった。フォースを極めれば、ジェダイのように巨大な残骸でも受からせ、投げることが出来る。
「一体なにが起きブッ!?」
残骸を投げ付けられて吹き飛ばされたリュークは立ち上がろうとするが、その場から動かないジェダイはフォースで更に残骸を投げ付け、更なる追撃を仕掛ける。
「クソがァ! キャノン砲で吹っ飛ばァァァッ!?」
二度も残骸を投げ付けられたリュークは激怒し、背中のキャノン砲で吹き飛ばそうとしたが、ジェダイは爆発物を投げ付けた。飛んでくる物が爆発物であると分かったリュークは絶叫しながら、その爆発物が命中して吹き飛んだ。
「ちきしょうが…! お前殺す、殺すゥゥゥ!」
この爆発物をフォースで投げ付けられたリュークは、瀕死の状態にあった。スパルタンⅤのミニョルアーマーは、異世界より奪取したISの技術で従来の物よりシールドのエネルギーは高いはずだが、二度も大きな残骸をぶつけられたことでシールドは爆発物の激突には耐えれず、砕けてしまったようだ。
それでもまだジェダイを殺そうとしていた瀕死のリュークは、まだ稼働するキャノン砲を向けた。が、アーマーのダメージが凄かったらしく、撃った瞬間に爆発した。
いわゆる自爆である。
「オレ殺したの、俺ぇぇぇっ!?」
奇妙な断末魔を上げながら、リュークは盛大に自爆した。
危険なスパルタンⅤを相手にしていたジェダイであるが、先にも述べた通り彼女はその場から全く動いていない。フォースの力のみで、スパルタン・リュークを倒して見せたのだ。
「あ、あのフォースの使い方は…!?」
「ま、間違いない! ジェダイマスターだ! こいつは大当たりだぜ!!」
並の人間では決して敵わないスパルタンⅤを動くことなく倒したジェダイに、ディバイン・ドゥアーズの地上部隊の兵士たちは、仮面ライダーマジックナイトが召喚したのが、ジェダイマスターの英霊であると分かって歓喜する。
「あんた、名前は?」
「レイ、レイ・スカイウォーカー」
ディバイン・ドゥアーズの地上部隊の兵士たちの喜び方で、どういう英霊なのかとマジックナイトが問えば、ジェダイマスターの女性は自分の名を明かした。
「マスター殿、一大事だ! ディスコード・ディフェーザーなる者共が来るぞ!!」
「はぁ? ディスコード・ディフェーザー? ややこしい名前」
「既に来てるみたいだな」
ジェダイマスターの英霊が、レイ・スカイウォーカーであると分かった次に、バーン・バニングスのガラバがマスターの下へ戻ってきた。
直ぐにバーンはディバイン・ドゥアーズの対となるディスコード・ディフェーザーが来たことを知らせれば、マジックナイトは首を傾げ、ジェノブレイカーを駆る青年は、既に来ていることを知らせる。
「バッティスを倒したのはあのオーラマシンかい? なら、私はこの死霊軍団で倒してやるよ!」
『婆が! あいつらを皆殺しにするのは、このゼニス・バルトール様のキメラブロックス軍団だぜ!!』
バーンの知らせの後に現れたディスコード・ディフェーザーの戦力は、戦場で死んだ兵士たちの遺体を操る空飛ぶ安楽椅子に座る老婆と、ガーゴイル型のゾイドであるロードゲイルの派生型、ヘビーゲイルを駆るゼニス・バルトールと名乗る青年が率いるキメラブロックスの集団であった。
老婆の名はマチルダと呼ばれ、大量の死骸を操るネクロマンサーとして有名。寄生生物を死体の脳に寄生させ、その死体群を操作する。
マチルダの外見は、中世の魔女を思わせる服装の老婆だ。
ゼニス・バルトールは無人ゾイドのキメラブロックス軍団を率いているが、自身は先頭に立つことなく、攻撃は多数のキメラブロックスゾイドにやらせ、周囲には合体ゾイドであるキメラドラゴン複数を護衛として囲い、鉄壁の守りを見せている。
ゼニスは優しげに見える容姿の持ち主であるが、本性は慇懃無礼で傲慢、そればかりかプライドが高い。才能主義を掲げている様だが、自分より才能がある者の存在は許せないようで、どんな手を使ってでも蹴り落とそうとする。そればかりか、小心者である。
その性格を反映してか、先に述べた通り攻撃はキメラブロックス軍団にやらせ、自身は頃合いを見てとどめを行う戦法を取っている。
そんなディスコード・ディフェーザーの第一波が迫る中、ジェノブレイカーを駆る青年は、直ぐにその自身の愛機であるティラノサウルス型の赤いゾイドに乗り込んだ。
「キメラブロックスか。指揮官機はロードゲイルの派生型。ウォーミングアップにはちょうどいい。シャドー、お前はここで待て」
キメラブロックス軍団の指揮官機であるゼニスのヘビーゲイルは、下半身がキメラドラゴンの為に目立っていた。それをカメラで確認した青年は、オーガノイドであるシャドーを残し、自分のジェノブレイカーだけで敵集団を迎え撃つ。
「フッ、たった一機で俺たちを狙おうと言うのか? 荷電粒子砲なんぞ、撃たせるわけがない…!?」
単独で向かってくるジェノブレイカーに対し、ゼニスはシェルカーンやフライシザース、ディプロガンズ、デモンズヘッドの集団の前進速度を上げ、荷電粒子砲を撃たせまいとしたが、待機中のXウィングやYウィングの編隊がそれを邪魔した。
「そのジェノブレイカー、乗っているのはレイヴンだろ? まさかレイヴンが英霊とはな!」
Xウィング中隊の隊長は、単独で挑んだジェノブレイカーを見ただけで、パイロットの名前を当てた。シャドーと呼ばれるオーガノイドの存在で、気付いてしまったようだ。
「ほぅ、俺も随分と有名になったな。バンの奴が言いふらしたか? まぁ良い、お言葉に甘え、荷電粒子砲を使わせてもらおう」
側面を攻撃するキメラブロックスの集団をXウィングやYウィングが妨害してくれたので、ジェノブレイカーを駆る青年、レイヴンは遠慮なく乗機を荷電粒子砲の発射体制へと移行させた。
両足踵の反動止めのアンカーを展開し、ジェノブレイカーの口を開いて砲口を展開させ、照準をマチルダの死体軍団の方へと向けた。狙いが定まれば、大体のエネルギーが溜まったところで、直ぐに引き金を引いて発射した。
「私の死霊軍団が!?」
レイヴンのジェノブレイカーが放った荷電粒子砲は、射線上に居たキメラブロックス軍団とマチルダの死霊軍団を消し去った。これにマチルダが驚愕する中、マジックナイトは死霊軍団を空から操っていた彼女を発見した。
「あの安楽椅子に座ってるお婆さんから魔力が」
「任せて」
マチルダの魔力反応を感じ取ったマジックナイトが指差せば、レイはフォースの力で安楽椅子をひっくり返した。
「あらァーッ!?」
座っていた安楽椅子をフォースでひっくり返されたマチルダは、叫びながら地面に向かって落下していく。
「ギャァァァッ!? 歯が痛ぇーっ!!」
落下していくマチルダは何もできず、地面に落ちた後、リュークと同じ断末魔の叫びを上げながら死亡する。
「けっ、役立たずのクソババアが! この天才の俺が、奴らを一人残らず皆殺しにしてやるぜェ!!」
マチルダがあっさりと敗北した後、ゼニスは役立たずと罵倒し、マジックナイトらを全滅させようとキメラブロックス軍団を全て投入したが、レイヴンのジェノブレイカーに次々と破壊されるばかりだ。
「う、嘘だろ!? 俺の、俺のキメラブロックス軍団が!?」
相手のジェノブレイカーを通常タイプだと思い込んでいたゼニスであったが、レイヴンのジェノブレイカーは想定を上回る戦闘力を有していた。凄まじい勢いでキメラブロックス軍団が破壊されていき、ゼニスが居る本陣へと迫っていく。
その戦闘力は性能とレイブンの操縦技術も合わさってか、ゾイド十個師団を壊滅に追い込むほどの物であり、キメラブロックス軍団など物の数では無かった。
『す、スゲェ…!』
「俺たちの援護も無く…!」
『キメラブロックス軍団を片付けていく…!』
『私たち、必要なの…!?』
援護に回るはずであったXウィングやYウィングのパイロットたちは、ハイパーキラーファングやクロー、ストライククロー、巨大なハサミ状のエクスブレイカーでキメラブロックス軍団を次々と引き裂いていくレイヴンのジェノブレイカーを見て、自分たちが必要なのかと驚愕する。
「う、ウワァァァッ!? キメラドラゴン共、やれェ! やるんだァ!!」
想定を上回る戦闘力を誇るジェノブレイカーに恐怖したゼニスは、護衛であるキメラドラゴン全機を突撃させた。
「フン、そんな魂の無いキメラブロックスなどで、俺とジェノブレイカーは止められない」
普通のパイロットなら恐怖しているところだが、レイヴンは怖じ気づくどころか、鼻で笑って二振りのエクスブレイカーでキメラドラゴン二体を両断し、三体目を頭部のレーザーチャージングブレードで貫いた。それから攻撃を避けつつ、次々とキメラドラゴンを撃破していく。
「う、うわぁ…!?」
『後はお前だけだ』
「わっ、ワァァァッ!?」
一分も絶たない内に、護衛のキメラドラゴンは全滅してしまった。
配下のキメラブロックス軍団も壊滅させられ、恐怖に駆られたゼニスは、涙や鼻水を流しながら、ヘビーゲイルの左腕のスピアで突いたが、あっさりと避けられ、エクスブレイカーで両断された。
「所詮、自分だけ安全な所から見ているだけの小物か。俺が認めたあのゾイド乗りの足元にも及ばない。まぁ、少しはウォーミングアップになったかな」
破壊されて黒煙を上げるヘビーゲイルの残骸に向け、レイヴンはゼニスの技量が全く無いことを見抜いており、自分が認めるゾイド乗りの足元にも及ばないと蔑んだ。
「何者か知らんジェダイマスターとジェノブレイカーを召喚したのか…!? だが、エヴァンゲリオンの居ない奴らなど、俺にとっては物の数では無い…!」
レイとレイヴンのジェノブレイカーの圧倒的な戦闘力を見ていたまだ再生しきっていないグールズ・ブレアㇾオスであったが、アスカのエヴァ弐号機改を倒した後なら物の数では無いと豪語し、一気に殲滅しようとしていた。
「フッヒヒヒ! このスパルタン・モウルド様のカビブレスで、腐らせてやるぜぇ~!」
「ン、奴はスパルタンⅤ! こんな時に邪魔をしおって!」
そんな満身創痍な状態で殲滅しようとするブレアㇾオスを邪魔するかの如く、スパルタン・リュークに続いて連邦軍が送り込んだのか、スパルタンⅤが降下してきた。
スパルタン・モウルドなるスパルタンⅤは、自身専用ミニョルアーマーの固有武装である腐食性のカビを広範囲に放出するカビブレスを放とうと、腹部から砲身を展開した。当然、ブレアㇾオスは邪魔であり、先に殺そうとしていた。
「何かいるようだが、味方が居ないからカビを撒きたい放題だぜぇ~!」
『テレポート、ナウ!』
「カビブレス、発射ァァァッ!?」
腐食性のカビを散布させようとしたモウルドであったが、マジックナイトが転移魔法を使い、そのスパルタンを攫った。
「あれェーッ!? 誰ですか貴方はァーッ!?」
「カビって言ったよね? じゃあ、爆弾になって」
「ウェーイィ! ならばお前らを、カビで腐らせェーッ!? 塞がれたァーッ!?」
テレポートで攫われたモウルドは、近くに居るマジックナイトがブレアㇾオスに対する爆弾にすると言う発言で、腹部のカビブレスを発射しようとしたが、砲口を塞がれてしまった。
「俺のカビブレスがァーッ!? よくもォーッ!?」
「こいつはどうする?」
「あのデカい化け物に向けて飛ばして」
「えぇーっ!? 僕は爆弾ですかァーッ!?」
肝心のカビブレスが塞がれてしまったことで、激怒したモウルドはミニョルアーマーの徒手で撲殺しようとしたが、胸部をレイが目にも止まらぬ速さで抜かれた黄色に光る刃のライトセーバーで貫かれ、止まってしまった。
セイバーを仕舞ってライトセーバーを元の場所に戻したレイは、モウルドをどうするかと問えば、マジックナイトはこちらに向かってくるブレアㇾオスに投げろと返答する。それに応じ、レイはフォースの力で胸部を貫かれたモウルドを浮かせ、ブレアㇾオスに向かって飛ばした。その前に、マジックナイトはモウルドに時限爆弾を取り付けていた。
「ウェーッ!? 助けてくださァイィーッ!!」
「ほっ!? 先のスパルタンが!」
攫われた挙句、必殺技のカビブレスを塞がれ、ライトセーバーで貫かれた。挙句、ブレアㇾオスに対する爆弾にされ、フォースの力で投げ飛ばされる。助けてくれと絶叫しながら飛んでくるモウルドに対し、ブレアㇾオスは迎撃しようと右拳で貫こうとした。確実に爆発させてカビを散布するため、時限爆弾が設置されている事など知らずに。
万全な状態なら少し躊躇うブレアㇾオスであるが、アスカのエヴァ弐号機改のダメージは凄まじく、判断力が鈍っていた。
『あなたアンパンマンの、アンチなんですかァーッ!?』
「うぉぉぉ…! こ、これは腐食性の高いのカビ…!? さ、再生力が…!」
拳を叩き付ける前に、奇妙な断末魔を挙げて爆発し、ブレアㇾオスの全身を腐食性の高いカビが襲った。そのカビを浴びたブレアㇾオスの再生力は著しく低下し、アスカのエヴァで負った傷の再生が追い付かなくなる。
ブレアㇾオスは、スパルタン・モウルドが腐食性のカビを散布するミニョルアーマーを身に着けていることを知らなかったのだ。それを知らずにあの場で殺していれば、カビは右腕のみとなっていただろう。マジックナイトがカビと気付いてモウルドを爆弾にして爆破したことで、腐食性のカビをブレアㇾオスの全身に浴びせることに成功した。
戦いのダメージが激しく、鈍っていなければ、こんなミスは侵さなかっただろう。それほどまでに、エヴァ弐号機改との戦いは、ブレアㇾオスに多大なダメージを与えていたのだ。
「今よ! 全員、一斉攻撃!!」
腐食性の高いカビを浴びたことで、ブレアㇾオスの再生力が低下したタイミングで、マジックナイトは集結させていた自分の英霊たちに一斉攻撃を始めさせた。
「我がオーラ力、受けて見よ!」
マスターであるマジックナイトの指示に応じ、バーンはガラバをハイパー化させず、オーラキャノンにオーラ力を一点集中し、ブレアㇾオスに向けて発射した。
「このゼウスシルエットで!」
バーンのガラバに続き、攻撃を行ったのはシン・アスカのデスティニーガンダムSpecⅡだ。
ディバイン・ドゥアーズから受け取ったのか、専用装備であるゼウスシルエットと呼ばれるデスティニーよりも大きい一千メートル級の大型艦艇に装備されていそうなリニアキャノンを持つシルエット、ゼウスシルエットを纏っていた。砲身は使い捨てなのか、予備の砲身二つを携帯していた。
「吹き飛べーっ!!」
そのリニアキャノンの照準をブレアㇾオスに向ければ、シンは照準が合い次第、引き金を引いて発射した。
「これで、終わりよ!」
シンのデスティニーに続き、ルナマリア・ホークのインパルスガンダムSpecⅡも、砲撃戦用であるブラストシルエットを装備し、全火砲を一斉にブレアㇾオスに向けて放った。
「この長ったらしい名前の輻射波動で!」
紅月カレンの紅蓮特式も、追加装備である
更に強化された大輻射増幅型波動撃滅右腕部を長ったらしい名前と言いながらも、照準をブレアㇾオスに向けて発射した。紅蓮の輻射波動よりも更に強力で射程も上がったマイクロ波が、ブレアㇾオスを襲った。
「みんなの為にも、全力全開で!」
マジックナイトより槍と盾を受け取り、自身に秘められていたヴァルキュリア人の力を解放したリエラ・マルセリスの髪の色は、水色に変わっていた。そればかりか、南斗紅鶴拳のユダやオーラ力を使うバーンのように、オーラを全身に纏っている。
クルト・アーヴィングやイムカのため、リエラは全力全開の力をぶつけるべく、槍の先端をブレアㇾオスに向け、強力なビーム砲を発射した。
「ここは全力で行けと言う事か。なら、シャドォォォ!!」
各々が全力の攻撃を仕掛ける中、レイヴンもこれに参加すべく、愛機のジェノブレイカーに相棒であるシャドーを融合させた。
オーガノイドのシャドーと融合したジェノブレイカーの性能は飛躍的に向上し、凄まじいパワーアップを遂げていた。その全力攻撃を行うべく、荷電粒子砲をブレアㇾオスに向けて発射する。
「この船の残骸で…!」
機動兵器に乗る面々が一斉攻撃を行う中、リエラとと同じ生身であるレイは、フォースの力で付近にヘルスクリームが撃沈したUCA海軍の巡洋艦を持ち上げ、それをブレアㇾオスに向けて投げ付けた。
『ウォォォッ!!』
この凄まじい一斉射を、腐食するカビを浴びて弱り切っているブレアㇾオスは躱し切れず、その一斉攻撃を受けてしまった。
オーラ力によるビームの如く攻撃、ゼウスシルエットの大型リニアキャノンにブラストインパルスの一斉射、長ったらしい名前の輻射波動によるマイクロ波、シャドーとの融合で更に火力が向上したジェノブレイカーの荷電粒子砲、リエラが解放したヴァルキュリア人の力、最後のレイがフォースの力で投げ付けたまだ弾薬庫が健在の巡洋艦の残骸。
それらの一斉攻撃を受けたブレアㇾオスは、木っ端微塵に吹き飛ぶはずであった…。
「これだけ受けても…!」
『生きているだと!?』
これほどの攻撃を受けても、グールズ・ブレアㇾオスはまだ健在であった。
「お、オォォォ…! き、貴様ら…! み、皆殺しだ…! 皆殺しにしてやる…!!」
凄まじい一斉攻撃を受け、原形を留めない肉塊のような状態と化したブレアㇾオスであるが、まだアビスの意識は残っていた。怒りに燃えるブレアㇾオスは、その場に居る全員を皆殺しにしようと、まだ繋がっている右腕で物を掴み投げ込もうとしていた。
『念には念を! 最後のトドメは、ヒーローの出番だぜ!!』
が、まだ攻撃は続いていた。応急処置を済ませた剣鉄也がプレーンコンドルを駆り、突っ立っているグレートマジンガーに向けて飛んでいく。
『応急修理は済ませた! 必殺技は、一度だけなら使用可能だ!』
「それだけで十分だ! ファイヤーオン!!」
サイバトロンの修理要員であるライトサンシャインが、グレートマジンガーの応急修理を済ませたが、必殺技が一回限りであると告げる。これに鉄也は一回で十分と答え、ブレンコンドルをグレートマジンガーの頭部にドッキングさせた。
「俺たちでトドメを刺してやる! ダブルサンダーブレーク!!」
両手の指先に高圧電流を溜め込み、それをブレアㇾオスに向けて放った。
「グォォォッ!?」
凄まじい高圧電流を浴び、ブレアㇾオスは全身が痺れて再生はおろか、全く動けなくなる。
「グール! その命、神に返しなさい!」
『イ・ク・サ・ラ・イ・ジ・ン・グ』
イクサライザーの1・9・3の数字を押せば、仮面ライダーイクサは最終形態である仮面ライダーライジングイクサへと姿を変える。
「ハァァァッ!!」
ライジングイクサとなれば、ライザーフエッスルを取り出し、必殺技であるファイナルライジングブラストを発動させた。
「フン! これが、俺の遊び心だ!!」
イクサライザーから強力なエネルギー弾が発射されれば、その反動でライジングイクサは吹き飛ばされるが、空中で態勢を整えつつ、吹き飛んだ先に居るグレートマジンガーの装甲を蹴ってリターンし、そのままライダーキックを行った。
「まだ行ける?」
『フィニッシュストライク!』
「大丈夫!」
スーパーロボットと仮面ライダーが必殺技をブレアㇾオスに叩き込む中、仮面ライダーマジックナイトとレイもそれに参加した。マジックナイトが剣を取り出し、必殺技を発動させながら問う中、レイは黄色い閃光のライトセーバーを起動させ、問いに答えながらブレアㇾオスに向けて突っ込んでいった。
「これで…!」
『チョーサイコー!』
最初にレイがライトセーバーの一閃を浴びせれば、続けてマジックナイトが会心の一撃である剣を叩き込んだ。
「ば、馬鹿な…!? 究極を極めたこの俺が…!? この俺がァァァッ!! ヌァァァッ!!」
マジックナイトとレイが斬撃を叩き込んで通り過ぎた頃には、ブレアㇾオスの身体は耐え切れず、爆発寸前となっていた。
超えられなかった北斗琉拳の使い手である羅将ハンを倒し、全てを凌駕しようと究極を極め、グールズ・ブレアㇾオスを己で更に強化して完成させたアビス・ランバルツァーであったが、マジックナイトとディバイン・ドゥアーズの奮戦の前に敗れた。
それを認められないまま、ブレアㇾオスことアビスは、断末魔の叫びを上げながら爆散した。
やっと倒せた気分だわぃ。
とりま、募集されたディスコード・ディフェーザーとスパルタンⅤを登場させた。
まぁ、かませや出オチ、爆弾感ハンパないんだけど。
次で最後です。