織田信奈の野望~うつけ姫の弟~(凍結)   作:ホークス馬鹿

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28話です。


28話

清水寺

 

 

 

 

 

長秀「近隣で、今川幕府に使者を送ってきてないのは、若狭と越前だけです。」

 

信奈「越前・・・朝倉義景ね。」

 

長秀「比叡山の実力者、正覚院。堺を支配した、津田宗及も同じく。」

 

信忠「既に朝倉は二度要請を拒否しております。朝倉は、我ら織田に敵対するつもりでしょう。」

 

勝家「纏めて叩き斬りたいところだが、証拠もなく斬る訳にはいかないし、弾正の言葉など一笑に付せられる。朝倉攻めをしたいところだが、浅井と同盟関係だ。」

 

信奈「浅井には、勘十郎がいるわね・・・」

 

信忠「姉上・・・」

 

良晴(歴史通りなら、信長は構わず越前朝倉を攻めた。その結果・・・)

 

すると

 

信奈「若狭を攻めるわよ。」

 

と信奈は立ち上がって言った。

 

信奈「朝倉への牽制にもなるわ。」

 

信忠「では、織田が若狭を攻めると触れを出しておきます。それと、三河からも援軍を呼びましょう。」

 

信奈「そうね、頼むわ。」

 

これを聞いた良晴は

 

良晴「若狭だな?越前じゃないんだな?」

 

と確認を取った。

 

信奈「・・・っ。」

 

信忠「・・・。」

 

良晴「信奈!」

 

それに信奈は

 

信奈「そ・・・そうよ。そう言ってるでしょ。」

 

と言ったのだが、目を背けながら言ったため

 

信忠(まさか・・・姉上・・・)

 

信忠は、信奈が何を考えているのか察した。

 

光秀「若狭には詳しいです!私に先陣を!」

 

信奈「良いわ。しっかりね。」

 

光秀「お任せを!」

 

長秀「京の守りは、如何致しますか?」

 

信奈「そうね・・・信忠とその子飼いの兵は勿論、万千代も戦力に入れたいしね。けど、半兵衛は休ませた方が良いわね。」

 

信奈「とすると・・・」

 

その結果

 

 

 

 

 

良晴「何で俺が留守番なんだよ?」

 

良晴が留守番となった。

 

光秀「文句言ってないで、京をしっかり守りやがれです。」

 

良晴「本来はお前の役目だろうが!」

 

光秀「そうですよ。だからサル先輩には、私の分も頑張って貰わないとです。」

 

そう言い、光秀は良晴にある物を差し出した。

 

良晴「お守り?」

 

それは、桔梗の紋がイラストのお守りだった。

 

光秀「わ・・・私の手縫いなんだから、感激しやがれです!」

 

良晴「んなもん持てるか!恥ずかしい。」

 

光秀「良いから!死んで貰っちゃ・・・困るんです。」

 

そう照れくさそうに言った。

 

良晴「・・・ただの留守番だろ?」

 

光秀「何が起こるか分からないですよ。」

 

そして、光秀は良晴の手を取って

 

光秀「私とサル先輩で、信奈様と信忠様に天下を取らせるんです!途中でいなくなったら、承知しないです。」

 

そう言ったのだった。

 

 

 

 

 

京を進発した織田軍3万は、浅井領近江に差し掛かっていた。

 

恒興「浅井家が、近江の通過を認めました。」

 

信奈「良し。一気に進むわよ。」

 

信忠「・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寧々「寧々が参りましたぞ!」

 

良晴「何で寧々が?」

 

寧々「兄様が女遊びせぬよう、姫様からお目付役を仰せつかったのですぞ。」

 

良晴「信奈の奴・・・」

 

その際、半兵衛の陰陽師の術の後遺症の発熱を下げるために行った行動で、良晴が何かに目覚めようとしたのは内緒である。

 

 

 

 

 

 

 

織田軍本陣

 

 

 

 

 

 

 

長秀「国吉城は無血開城しました。」

 

信奈「全て順調ね。」

 

すると

 

信奈「・・・ここから金ケ崎城までどのくらい?」

 

信奈がそう言い出した。

 

光秀「多分、半日もあれば?」

 

長秀「あそこは越前ですが・・・」

 

信忠「やはり姉上・・・攻める気だったんですね?」

 

信奈「・・・そうよ。」

 

長秀「しかし、朝倉家と浅井家は同盟しているのですよ。浅井に断りもなく攻めるとは・・・」

 

信奈「だからこそよ。それに・・・信忠が何かやってくれたようだし・・・」

 

長秀「え・・・?」

 

そう言われ長秀は信忠を見ると

 

信忠「・・・流石姉上。お見通しでしたか。」

 

と信忠は言った。

 

信奈「長政に書状を送ったわね。」

 

信忠「はい。長政に届いてると思うのですが・・・」

 

信忠(念の為、浅井の周りに乱破を放っておくか・・・)

 

しかし、その書状は長政の父久政に握り潰されてしまったため、長政に届くことはなかった。

 

 

 

 

 

近江・小谷城

 

 

 

 

 

長政「父上、お考え直し下さい!」

 

磯野員昌「大殿!それがしも若殿と同じ意見です!どうかお考え直しを!」

 

浅井久政「織田信奈とその弟信忠を討ち取るまでの間じゃ。しばし、家督は返して貰うぞ。」

 

長政「信奈殿と信忠殿は、私の義姉上と義兄上ですぞ!」

 

磯野員昌「大殿!」

 

浅井久政「もう良い。長政とその妻お市を幽閉せよ。」

 

長政「ち、父上!どうか!父上ーっ!」

 

しかし、長政の言葉は届かず、長政は連れてかれてしまった。

 

磯野員昌「大殿!ここで織田を滅ぼすのは得策ではありませぬ!どうかお考え直しを!」

 

浅井久政「もう決めた事じゃ、下がれ。」

 

磯野員昌「大殿!」

 

浅井久政「下がれ!」

 

磯野員昌「・・・御意。」

 

浅井久政(織田は滅ぼさねばならぬ・・・。『この国から身分秩序をなくす』など、織田信奈とその弟信忠はこの国を破壊せんとする魔王!生かすわけにはいかぬ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

半兵衛「若狭攻めは、浅井領の近江路を通過するための建前です。朝倉家と同盟中である浅井家に協力は頼めないと踏んで、長政さん抜きで越前攻めを終わらせるつもりかと・・・」

 

良晴「なんてこった・・・それじゃ、俺が知ってる歴史と殆ど変わらねぇじゃねぇか!」

 

半兵衛「このままじゃ、浅井軍と朝倉軍に挟み撃ちにされ、全滅してしまいます!」

 

犬千代「姫様に知らせる!」

 

良晴「長政の動きを確かめる。先に小谷だ。」

 

半兵衛「私も行きます・・・ゴホッ!ゴホッ!」

 

良晴「半兵衛ちゃんは寝てなきゃ駄目だ。」

 

半兵衛「で、では・・・私の代わりに前鬼さんを。」

 

そして、良晴は前鬼と一緒に小谷城に向かった。そして、信澄に出会い、小豆袋を渡されてすぐに織田軍本陣へ急いで向かったのであった。




投稿出来ました。

漫画とアニメを見てミックスしましたけど、上手く書けませんね・・・。

文才が欲しい・・・。

そ、それでは、また。
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