今川との戦の帰り道
良晴「嘘!?君が勝家!?」
猛将、柴田勝家。あだ名は六と申します。
勝家「何か文句があるのか?」
良晴「い、いや・・・。」
良晴(俺が知ってるゲームの勝家は、髭だるまのおっさんで・・・)
と思い、彼女のとある一点を見つめていた。
勝家「な、何だ貴様!私の胸をジロジロと!」
良晴「あー、ゴメン。あまりの巨乳でつい・・・。」
この発言に、
勝家「なっ!ぶ、無礼者!」
そう言って太刀を抜いた。すると、
信奈「止めなさい。そいつは一応、命の恩人なんだから。」
と信奈は止めたが、
勝家「し、しかし・・・!」
と言い勝家は太刀を収めなかった。しかし、
信忠「六、止めろ。」
信忠が近付き、頭を撫でたので、
勝家「は・・・はい・・・。」
顔を真っ赤にしながら太刀を収めたのだった。
可成「かっかっか!権六は相変わらず若には頭が上がらぬのう!」
森可成。通称三左衛門。武勇誉れ高く、「攻めの三左」の異名で呼ばれております。
長可「親父、権六殿のそれは今に始まった事じゃねーよ。」
森長可。通称勝蔵。森可成の娘で、気性の激しい人物で諍いが絶えないが、父譲りの武勇で多くの武功を挙げており、「鬼武蔵」の異名で呼ばれております。
秀隆「そうですよ、三左衛門殿。ホント、権六殿は殿にぞっこんなんだから。」
河尻秀隆。通称与四郎。元は身分の低い武士であったが、信忠に見出され、現在は信忠の直臣の一人になるほどの破格の出世をした者です。勝家、可成、長可、秀隆の四人を合わせて、信忠四天王と呼ばれております。
勝家「さ、三左衛門殿!!それと勝蔵、与四郎!!いい加減なことを言うな!!」
と勝家は更に顔を真っ赤にした。これには、
良晴(まさかあの織田信長が、女の子だなんて・・・。それに織田信忠がその弟・・・。何より、あの勝家の反応・・・、チクショー、羨ましいぜ・・・!)
良晴は驚きと嫉妬でごちゃ混ぜになっていた。
清洲城
戦に帰った信奈達は、早速良晴に色々尋ねてみた。その際、信奈は髪を茶筅に結い、片袖脱ぎにし、腰に巻いたわら縄に火打ち袋と瓢箪をぶら下げ、鉄砲を肩に担いでる状態であった。
信奈「アンタの奇妙な技、妖術じゃないのは分かるけど、アレって南蛮絡繰り?」
信忠「姉上は相変わらず、南蛮物が好きですね。」
信奈「だって気になるじゃない!」
信忠「あはは・・・。」
良晴「技?ああ、着ボイスの事か?電池切れちゃってるから、もう使えないよ。」
信奈「なーんだ、ちょっとは面白そうな奴かと思ったのに・・・。」
そう言って、信奈は頬杖を突いて、
信奈「で?織田に仕官したいんだって?」
と良晴に尋ねた。
良晴「是非、信長様に・・・」
しかし、言い終わる前に信奈に蹴飛ばされたのだった。
信奈「何よ何なのよ!?これから仕えようっていう大将の名前を間違えるなんて、アンタ本当にバカじゃないの!?私は信奈だって言ってんでしょ!!で、アンタ名前は?」
良晴「うぇっ?」
信奈「名前よ!!私は愚図が大っ嫌いなの!!ほら、早く言う!!」
これには、
信忠「あはは・・・。」
信忠は苦笑いを浮かべ、勝家は若干引いていた。
良晴「さ・・・が・・・ふがふが・・・は・・・る!」
信奈「分かったわ。『サル』ね。」
そう言って、信奈は元の位置に戻った。これには、
良晴「って、相良良晴だ!未来から来た、いわば神にも・・・」
良晴は抗議したが、ある一言に、
信忠(あ、マズイ・・・。)
信忠は止めようとしたが僅かに遅く、良晴は信奈にまた蹴飛ばされたのだった。
信奈「何が未来よ!?私は神も仏も信じない!!そんな奇妙奇天烈な事言う奴は人間以下!!サル決定!!」
と言われたのだった。
信忠(あちゃー、姉上にその言葉は禁句だよ・・・。)
長秀「名前はサルで宜しいとして、家中に迎えるなら、何か役職が必要ですが。」
丹羽長秀。あだ名を万千代。織田家の参謀役にございます。
信忠「そうだな。姉上、どうなさいますか?」
信奈「そうね。踏んだ感触が良かったし、私の草履取りで良いわ。」
長秀「それが宜しいでしょう、七十点。」
信忠「ああ、何で七十点かは分かんねーが。」
良晴「どういう理由だ!?サルでおまけに草履取りって・・・!?」
しかし、秀吉の代わりを務めるのではと考え、その役職を受け入れたのだった。
駿河
義元「織田のうつけ姫を討ち漏らしたと?」
今川義元。東海道を支配し、最も天下に近い大大名にございます。
元康「も、申し訳ありません。後一歩の所で邪魔が入りまして~。」
松平元康。後の徳川家康ですが、この頃は今川家の一家臣に過ぎません。
義元「罰としてまた減封ですわね!!」
そう言って、鞠を元康に蹴ったのであった。・・・何でこの時代にこのようなコートが・・・。
元康「そんな~!今でも週に四日はお芋なんですよ~。」
と言って止めたのだった。その後、半蔵からの情報で、良晴を雇ったとの情報を聞いたのだった。
尾張
良晴は、犬千代に今後住む長屋に案内された。
良晴「何かぼろっちいなぁ・・・。」
犬千代「『住処を与えられただけでもありがく思え。』と姫の仰せ。」
前田利家。あだ名は犬千代。槍を使わせれば、織田家トップクラスにございます。
良晴「身一つで戦国時代に放り出されたんだから、贅沢は言えないけどさ。」
浅野氏「お気に召さなんだかな?」
すると、
犬千代「浅野の爺様。」
浅野氏が現れた。すると、良晴を見て、
浅野氏「ほお、凜々しいのう。ワシの若い頃にそっくりじゃ。娘の寧々と、長屋を継いで欲しいくらいじゃぞ。」
良晴「おお、是非紹介してくれ!!」
浅野氏「良いとも。」
しかし、
寧々「寧々にござる!サル殿、宜しゅう!」
良晴の予想と違って、幼女だった。
良晴「幼女は圏外!!却下だ!!」
寧々「サル殿は騒がしい方ですな!」
良晴「サルじゃねえ!俺は相良良晴だ!」
寧々「分かりましたぞ、サル殿。」
良晴「まあ良い。」
その時、何かに気付いた犬千代は、
犬千代「くせ者!!」
と言い、槍を天井に突いた。
すると、煙が部屋の中に充満し、それを払ったが、
犬千代(しまった!!)
良晴はいなくなってしまったのであった。
一方、良晴は、幼女にとある場所に連れて来られた。
良晴「ってえ、何なんだよもう?」
すると、良晴をさらった幼女は、
五右衛門「拙者の名は、蜂須賀五右衛門でござる。討ち死になされた木下氏に代わり、ご主君におちゅかえするといたちゅ」
自己紹介したのだが、途中で噛んでしまった。
良晴「また幼女ですか?」
五右衛門「失敬。拙者、長台詞が苦手故。」
良晴「藤吉郎のおっさんの娘とかか?」
五右衛門「相方にござる。木下氏が幹となり、忍びの拙者はその陰に控える宿り木となって力を合わちぇ、共に出世をはたちょう、そういう約束でごじゃった。」
良晴「三十文字ぐらいが限界なんだな。」
五右衛門「う、うるさい!」
しかし、帰る方法も分からない今、ここで生きていく決意をし、秀吉の代わりを務めようと誓ったのであった。
投稿できました。
何度やっても、小説は難しいですね・・・。
本当に文才が欲しい・・・。
で、では、また!!