織田信奈の野望~うつけ姫の弟~(凍結)   作:ホークス馬鹿

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38話です。


38話

姉川の戦いから僅か2ヶ月後、三好三人衆の残党討伐のため、信忠は2万の兵を率いて出陣した。そして、信忠軍は野田・福島に到着し、三好三人衆残党軍との戦いが始まった。

 

 

 

 

美濃・岐阜城

 

 

 

 

 

信奈「信忠が出陣した時期を考えると、もう始まったかもね。」

 

長秀「はい。恐らくは・・・」

 

光秀「何事も無ければ良いのですが・・・」

 

信奈「大丈夫よ。信忠に勝てる武将なんて、この世に存在しないわよ。それに、横山城にはサルが、宇佐山城には三左がいるから。」

 

姉川の戦いの後、信奈は良晴に戦の功績で横山城を与えた。信忠も、恩賞として可成に宇佐山城を与えた。

特に際立った手柄を挙げた員昌は、実を言うと戦前に

 

員昌「もしこの戦で拙者が活躍したら、信忠様の刀が欲しゅうございます!」

 

と申した。それを覚えていた信忠は、自身の一振りの刀正宗を員昌に与えた。

これには

 

員昌「ありがたき幸せ!!今後とも信忠様の天下一新のため、この磯野員昌、粉骨砕身致します!!」

 

員昌は涙を流して正宗を手にしながら喜んだのだった。

 

長秀「そうですね・・・」

 

 

 

 

一方野田・福島では、戦いは最初は信忠軍が優勢であったが、ここで思いも寄らぬ事が起きた。

 

信忠「それは確かか!」

 

信忠軍団兵士A「はっ!石山本願寺が挙兵し、我が軍を攻撃しております!」

 

信忠「くっ!」

 

これにより戦いは一進一退の攻防となり、泥沼化していった。

 

 

 

 

 

信忠軍本陣

 

 

 

 

 

信忠「流石にここまで長引くとはな・・・」

 

勝家「我が軍の被害も、そう少なくはありません。」

 

員昌「勝蔵も呼ぶべきでしたかね?」

 

信忠「いや、あいつには城を守る義務がある。本人は行きたがってたがな。しかし、今思えば連れて行かせたかったが・・・」

 

秀隆「殿、今嘆いても意味がありません。この状況を打開することが先決です。」

 

信忠「そうだな。与四郎、何か考えはあるのか?」

 

秀隆「はっ。ここはまず本願寺と和睦するのが得策かと。」

 

これには

 

員昌「馬鹿な!兵力はまだ我が軍が上だぞ!」

 

勝家「確かに本願寺の門徒は厄介だが・・・」

 

員昌と勝家はそう反応した。

 

秀隆「そこじゃない。問題は我が軍の士気です。確かに殿の存在は我が軍の士気を大いに高めます。しかし、ここまで泥沼化すると多少なりとも厭戦気分が漂っております。」

 

秀隆「ひとまず和睦し、機を見てから奴らを討ち取るが肝要かと。」

 

これを聞いて

 

信忠「・・・分かった。ひとまず和睦の使者を送ろう。」

 

信忠はそう言い、本願寺に和睦の使者を送った。

しかし、顕如は強気な態度で和睦を拒否した。

 

信忠「クソッ!何だこの自信は!」

 

信忠(何か他に手を打っているのか、顕如は?)

 

顕如は

 

顕如「次の手を打て。」

 

和睦を拒否した後、次の手を打った。

 

信忠(考えろ!顕如の次の手を。織田家にとって最悪の一手は・・・?)

 

そうして考えて

 

信忠「!・・・京が・・・危ない!」

 

そう辿り着いた。

 

顕如「今の京は空同然。織田軍の主力かつ最精鋭の軍はこの信忠の軍。ここに釘付けになっている間、浅井・朝倉に動いて貰おうか。」

 

そして

 

浅井久政「目指すは!」

 

朝倉景健「織田のいない京じゃ!」

 

浅井・朝倉両軍は合流し、琵琶湖の西側から進軍した。

 

信忠「もし京を狙われたらひとたまりもねー。与四郎!京の入口の宇佐山城に行け!そこを守ってる三左に浅井・朝倉を警戒するよう伝えろ!」

 

秀隆「はっ!」

 

 

 

 

 

 

宇佐山城

 

 

 

 

 

可成「おー見えてきたぞ!」

 

森軍兵士A「浅井・朝倉軍は、優に3万を超えるとの報告!」

 

可成「この城にいるのは3千じゃったのう?」

 

森軍兵士A「はっ!」

 

可成「『攻めの三左』は決して引かぬわ!」

 

 

 

 

 

 

 

美濃・岐阜城

 

 

 

 

 

 

信奈「何ですって!?」

 

恒興「浅井・朝倉連合軍が再び侵攻を開始!今、可成殿がいる宇佐山城に向かってるとの事です!」

 

信奈「そんな・・・万千代!」

 

長秀「今すぐに兵を送るのは難しいです・・・」

 

信奈「何で!」

 

長秀「先の姉川の損害は小さくありませんでした。その被害の回復がまだです。」

 

信奈「そんな・・・」

 

犬千代「姫様・・・」

 

光秀「姫様・・・」

 

 

 

 

 

 

 

近江・横山城

 

 

 

 

 

 

良晴「何だと!?」

 

五右衛門「浅井・朝倉連合軍、京に向かって、侵攻開始。宇佐山城へ、向かってる。」

 

良晴「こうしちゃいられねー!今すぐ宇佐山城へ・・・!」

 

五右衛門「それは駄目でごじゃる!」

 

良晴「何でだよ!?」

 

五右衛門「今ここで良晴殿が動いたら、横山城は手薄になる!そうなると、ここにも浅井・朝倉が攻めてくる!」

 

良晴「っ!」

 

半兵衛「良晴さん、こればかりは五右衛門さんと同じ意見です。」

 

良晴「そんな・・・」

 

 

 

 

 

 

そして、宇佐山城の戦いが始まったのであった。




投稿出来ました。

かなり内容がぐちゃぐちゃですが、お許し下さい(土下座)

原作だと本猫寺になってますが、今回はそういうのは無しで、そのまま本願寺で行こうかなと思います。

もし本猫寺が良いという方がおりましたら、申し訳ございません。

また、朝倉軍の総大将は、本来は朝倉義景なのですが、迷った結果、出さないことにしました。

それでは、また。
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