夢魔が生きるオーバーロード 作:アルトリア・ブラック(Main)
最後に物語が普通にあります
4月1日から再就職の関係で連続投稿が無理なのでお許しください
村正の設定変更があります
【登場人物追加設定について】
・ムラマサ/シロウ
東洋から移って来た市民の家庭に生まれた普通の少年。
リ・エスティーゼ王国在籍だった。
八欲王とは超遠縁であり、実質人間と大差ない家庭。
リ・エスティーゼの田舎町に引っ越す際に魔獣の攻撃により家族と村が消滅。一人だけ生き残ったトラウマにより二重人格のような形になる。
故にマーリンからは「士郎くん」と呼ばれている。
一人だけ生き残り、襲われかけた際に力が発現し、魔獣を倒した。
初期のレベルは45だったが、たまたま通りかかったマーリンにより保護されてアヴァロンで暮らしていた。
魔獣を倒した所を冒険者に見られていた為、その名前は冒険者組合の中ではかなり知られていた。
アルトリアと仲良し
ケイ・ペンドラゴン
アルトリアの異母兄にしてリ・エスティーゼ王国からは神人扱いされている(スレイン法国の出身ではないので、スレイン法国からはえぬぴーしーの力を発現させた者と呼ばれている)
帝国貴族であり伯爵家の次期当主。本来ならば鮮血帝・ジルクニフによって爵位を剥奪される運命だったが、ケイとアルトリアの誕生により剥奪の運命は逃れた。
口は悪いが、妹思いのためツンデレ。
ナザリックが転移して来てからロクな未来にならないことに薄々感じ取っている。
ツアーと交流関係があり、マーリンに振り回されてる者同士仲良い。
オーロラ
300年前にマーリンが『この世界でもNPCは作れるかな?』という好奇心の元、爆誕した。
彼女の本質は究極的なまでの自己愛。彼女が求めるものは他者からの称賛のみであり、その行為に善意も何もない。
オーロラにとって妖精國で一番愛される存在が自分では無くなることは災厄にしかならない。
妖精圏内と外の世界(大陸側)の半数がかなりの打撃を食らった。
マーリンとモルガンが急ぎ対応したおかげで人間に被害は出なかったが、竜王達との戦争になりかけた。
レベル70と高レベルで爆誕したため、マーリンの危険性が余計に際立ってしまい、マーリンは自分で自分の首を絞めた。
アーサーが起きると同時に発生する《災厄》
史上最悪のプレイヤー。マーリンが八欲王との戦いの時に離脱した理由。
転移前でも割とヤバかったらしく、戦争で殺しても死なないような人だった
アーサーが眠っているからこそ、発生しない為、アーサーを起こすことができないで今困っている。
【夢魔と妖精の種族設定】
・夢魔
マーリンの種族。
異形種ではあるものの、見た目は人間に似ているためユグドラシルにおいては異形種狩りには遭わなかった。
サポート的種族だったため、不人気種族だった。
ユグドラシルにおいて、あえて夢魔を選ぶ人間は多くて四人程度だった。
転移後の世界ではマーリンしかおらず、人間に対しては絵を見るような
程度の愛着しかないように、なかなか他者を本気で愛することは出来ない。
・妖精
モルガン達が該当する種族で人間種
見た目が人間とは違うが、それでもビジュアルを自由に選べる観点から人気の種族だった。
全体的に悪属性寄り
見た目の可憐さ・綺麗さに騙されがちだが、かなりの性格の悪さが付いて来る。
・虫竜
妖精と同じだが、それの下位互換。
見た目がかなりの異形種なのに、人間種扱いされていることに対してプレイヤーが運営に問い合わせを行った際に『見た目は化け物だけど、人間種の見た目にできるよ?(やる気のない返信)』と言われ多くのプレイヤーを困らせた。
ユグドラシルにおいてはマイナーな種族だが、かなりの破壊力がある反面、味方敵問わずに暴れる所があるためマイナーだった。
【妖精圏に住まう妖精】
・マーリンのNPCは後何人かいますが、今後登場致します。
・レベル1〜50程度の妖精をかつてマーリンが作り、生まれた妖精達。
(だけど、オーロラの件以降はあまり作らなくなった)
十三英雄の物語
マーリンにとって人間の英雄は好きだった。
人間という劣等種を守る為に立ち上がり、そんな中でも何度も傷つきながら剣を振るう姿は見ていてハラハラしたりワクワクした。
「だからこそ、こうして出て来たんじゃないか」
リーダー『リク』の前に現れると、真っ先にツアーが飛んできてぶつかる。
「興味本位で手伝われるのが一番疲れるんだが、君はそこんところ理解してくれないか?本当に、それに、タイミングが凄く悪い」
白銀の鎧の中が何もないこと、そして、竜王である事を明かしたタイミングでやって来たマーリン。
ツアーにとって『リク』は今までのプレイヤーの中で最も好感の持てる人間だ。
そんな『リク』に同じプレイヤーであるマーリンが近づいて来るのが一番嫌だった。
マーリンはトラブルメイカーでしかない。
八欲王のような悪の塊でないにしろ、その本質は度を越した悪戯を好む夢魔だ。
「え?君のその鎧の中身が何もない事?言ってなかったの?うわ〜仲間を信じてなかったんだねぇ〜」
茶化すような事を言うマーリンにイラつくツアー
その様子を見て笑う『リク』
「それで?何の用なんだ。マーリン」
ツアーの怪訝な声に笑いながら
「魔神を倒す手段を伝授しようと思ってね、はい、神器級アイテム!」
そう言って『リク』に渡す。
「レベルダウンしてしまった君には必要だろう?終わったらその鎧に渡してくれたら良いよ〜じやあね〜!」
そう言ってマーリンが掻き消える。
ツアーの重いため息にリグリットは面白そうな眼差しで見ていた。
それから数ヶ月後、魔神は全て討伐され、彼ら英雄はアーグランド評議国に帰還した。
それから数ヶ月後だ『リク』が死に、蘇生を拒んだのは
ツアーはあの手この手でリーダーを蘇生出来ないか悩んでいたようだが、結局は蘇生を諦めてしまったようだ。
「そりゃそうだ。この世界の死は軽すぎる、リクが拒む理由もわかるよ」
ツアーの元にやってきたマーリンはお茶をしながら竜の姿をしているツアーと、少しだけ老けたリグリットと話していた。
「…それでも生きてこそなんぼだろう」
リグリットの言葉にマーリンは苦笑いし
「私の生まれた世界、いやプレイヤー達が生まれた世界は命は一人一つ。だからこそ、一度限りの人生は大事にしないといけない。だからこそ、この世界の蘇生魔法はプレイヤーにしてみれば恐ろしい魔法でしかないんだよ」
「八欲王の時は何度も蘇ったが」
ツアーは過去のことを思い出し、憎々しげに言う。
「あぁ、彼らは別だよ、【八欲王】という物語は生きていてなんぼ、蘇れる手段があるなら何度でも甦り、世界を自分の物にしたがるだろう」
マーリンはリグリットに紅茶を渡すと立ち上がる。
「その点から言えば私もどっちかと言うと八欲王寄りのリクかなぁ」
死にたくはないが、かと言って蘇らせて欲しいわけでもない
マーリンの種族は寿命がない
だからこそ、幾らでも生きていけるし、夢魔である性質上夢の中に現れて精神的に殺すことだって出来る。
「冗談じゃない。君が暴走したらオベロンやモルガンが暴走するだろう?君には生きていてもらわないと困る」
ツアーの真面目なトーンに『酷いなぁ、オベロンはともかく、モルガンは国を作って統治するだけだよ?』と言う。
「それが良い迷惑なんだよ」とツアーの返答にマーリンは微笑み
「じゃあ、私はそろそろお暇させてもらうよ〜帰って研究の続きもしたいしね〜じゃあね〜」
そう言って転移魔法で消えるマーリン