もし、家庭教師が二人だったら、どうなるのか?   作:左白

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第2話 転校生はまさかの五つ子!?

チャイムがなり、先生が教室に入ってきた。

 

「席につけ〜〜転校生を紹介する」

 

周りの子達は………

 

「転校生だって?誰?誰?」

 

「入ってこーい」

 

ガラガラガラ、ドアが開いた。

 

「中野五月(ナカノ・イツキ)です。どうぞよろしくおねがいします」

 

 

*****************

 

 

第2話 転校生はまさかの五つ子!?

 

 

「え?」と風太郎。

 

生徒たちはガヤガヤ喋りだした。

 

「女子だ……」

 

「普通に可愛い」

 

「あの制服って黒薔薇女子じゃない?」

 

「おいおい。まじか……。超金持ちじゃん」

 

「何者なんだ?」

 

《まじか。この人知ってる!!》

 

《転校生でお金持ち………まさか俺はあの娘の家庭教師をするのか!!》

 

そして五月は自分の席に向かって歩いた。

 

「……どーも」

 

《プイッ》とそっぽを向いた。

 

《ま、まずい………》

 

五月の席は悠真の席の後ろだった。

 

「あ、悠真さん先程は有難う御座いました」

 

「あ、嗚呼。こうゆうことだったのか。『また後で』って」

 

「はい。これから色々お願いしますね」

 

「嗚呼。よろしく」

 

周りの子は驚いている。なぜなら悠真が風太郎以外の子と喋っているからである。

 

 

          『翌日』

 

またも、学食で焼き肉定食焼き肉抜きを頼んだ風太郎。

風太郎は一人だった。そこで風太郎は五月を見つけた。

 

《あ、居た》

 

《あの転校生に拒否されたら家庭教師の仕事が無くなってしまう。

なんとか機嫌をとっておかないと………》

 

 

「おまたせしました。悠真さん。そして皆さん」

 

「も〜〜〜遅いよ〜〜」っとリボンの少女。

 

「ん?悠真、そして友達と食べてる………」

 

「すみません。席は埋まってますよ」

 

「てか、悠真、何故そこに……」

 

「あ?すまん風太郎。あれから五月ちゃんとは仲良くなってな。今日他の子と一緒に食べるって言ってたんだ、そして今日俺のことを一緒に食べる子に紹介したいと言うから一緒に来たんだ」

 

放心状態のまま風太郎は席を探しに行った。

 

「あれ?行っちゃうの?」五月と一緒にいた子が声をかけてきた。

 

「そりゃまあ」

 

「席探してたんでしょ?私達と一緒に食べようよ」

 

「食えるか………」

 

「でも君の友達は食べてるけど………」

 

「俺と悠真は違うさ……………」

 

「はは、確かにそうだね」

 

「てなわけで、じゃあな。俺は五月って娘に用があるんだ。でも、今は良いや後でで」

 

「五月ちゃんが狙いなんでしょ?」

 

「狙ってるわけじゃ…………」

 

「え!?ほんとに五月ちゃんなんだ!今から呼んできてあげるよ」

 

「待て。余計なお世話だ、自分でなんとかできる」

 

「ガリ勉君のくせに男らしいこと言うじゃん」

 

「あ、でも困ったらこの一花お姉さんに相談するんだぞ。なんか面白そうだし」

 

「お姉さんって同級生だろ多分……」

 

《しかし、どうしたものか………昨日言ったことを根に持っている。

余計なことを言うんじゃなかった………顔合わせは今日の放課後、

時間がない……………》

 

 

「上杉さん、うーえーすーぎーさん」

 

「ん?」

 

「やっとこっち見た。」

 

「ところでなんで俺の名前を?」

 

「それはですね………」

 

「私上杉さんの忘れ物を届けに来たんです。あなたが落としたのはこの100点のテストですか?それとも0点のてすとですか?」

 

《いつの間に…………》

 

「右………」

 

「わお。正直者ですね。両方セットで差し上げます」

 

「いらねえよ。てか………0点のテストって誰のだよ…………0点のテストなんて初めてみたわ」

 

「私のものです」

 

「よく差し上げる気になったな!!」

 

「それにしてもガリ勉君ですね。100点のテストなんて凄いです」

 

「俺は今お前が0点をとったことに驚いているよ」

 

「上杉さんの第一印象は、『根暗』で『友達一人しか居なさそう』でしたが、

新たに『天才』を加えておきますね」

 

「全然嬉しくない……因みに俺はテストは学年一位だが、お前と一緒に居た悠真は、学年三位だ」

 

「わあお。凄いです」

 

「流石陰キャ同士ですね」

 

「一言余分な気がするっていつまでついてくるの?」

 

「まだお礼を言われていません。天才なのに『ありがとう』も言えないんですか?」

 

         《イラ》

 

バン…………風太郎は紙を見せてきた。

 

「え?私の………」

 

「たまたま拾った。これで貸し借りなしだな」

 

「………………」

 

『そっか。有難うございます!!』

 

「お礼言っちゃったよ」

 

「お前あの中野五月と仲いいんだろ?俺が謝っていたって伝えてくれないか?」

 

「駄目ですよ。上杉さん。そうゆうことは本人に言わないと」

 

「…………」

 

 

       《放課後》

 

《帰りになれば一人になってくれると思ったのに………》

 

さっきの五人は一緒に帰ってきた。そこに…………

 

「おまたせ〜〜〜〜」と悠真。

 

「悠真さんお疲れさまです。遅いですよ〜〜〜」と五月。

 

《!?いつの間にか悠真あの子達と仲良くなってる、悠真………》

 

「五月これで何個目?」と二乃。

 

「そうですか?まだ二個目ですが………」

 

《謝るタイミングがねえ………》

 

「この肉まんおばけ〜〜〜〜男にモテねーぞ」

 

「やめてください。悠真さんがいるのですから」

 

「ねえ。悠真。あんた。これから家来る?」と二乃。

 

「嗚呼、一緒に人生ゲームでもしようぜ」

 

「あればね〜〜〜」

 

 

ある一人ヘッドホンの女の子が風太郎のところに歩いてきた。

 

「ねえ。一人で楽しい?」

 

「嗚呼。わりとこうゆうのが趣味なんだ」

 

「女子高生を眺める趣味…………予備軍………」

 

「………………………」

 

「それと無言で通報するのやめて」

 

「あと友達の五月ちゃんには言うなよ」

 

「わかった。でもあの子は………友達じゃない」

 

《仲良く見えるんだけどな……人付き合いって面倒くせ》

 

 

風太郎は少し後を付けながら、悠真達を追った。

 

《ここが、五月の……家じゃねーよな。マジもんの金持ちじゃん》

 

「ねえ。何?君。ストーカー?」

 

「あ。風太郎じゃねーか。何しにきたんだ?」

 

「え?いやあ……」

 

「お前たちじゃ話にならんどいてくれ」

 

『しつこい。君モテないっしょ。早く帰れよ』

 

「……」

 

風太郎は走り出した。マンションに……

 

「あ。警備員さん」

 

《くそ。なんでこんな事になった》

 

「あ。五月」

 

チーーン。エレベーターの扉閉まった。

 

「くそ」

 

『うおおおおおおおおお』

 

《全部あいつらのせいだ》

 

《学校帰りに汗かいて走っているのも全部あいつらが》

 

階段を駆け上がっていった。遂に辿り着いた。

 

「なんなんですか?私に御用ですか?」

 

「昨日は悪かった」

 

「?聞こえないです。用がないならこれで」

 

「わー。待て」

 

「なにがしたいのですか?あなたは。私は家庭教師の先生がこれから来てくださるので」

 

「それ、俺……。家庭教師俺」

 

《ガーン》

 

「そんな……無理。こんな人が私達の家庭教師なんて」

 

そう言って座り込む五月

 

「ん?私達?」

 

ちょうどその時エレベーターの扉が開いた。

そこには……

 

「あれ?優等生君。五月ちゃんと何してるの?」

 

「イタッ。こいつがストーカーよ」

 

「二乃。早とちりしすぎ」

 

「ええ?上杉さんストーカーだったんですか?」

 

「お?風太郎お前も誘われてたのか」と悠真。

 

「は?なんでこいつらがここに……」

 

「住んでるからに決まってるじゃないですか」

 

「へ、へぇ。友達同士で仲良くシェアハウスか」

 

《この時俺はあることを思った。これは夢だ。これは夢であると》

 

「違います。私たち五つ子の姉妹です」

 

《俺はあの瞬間を大人になってからも夢に見る》

 

《とんでもない悪夢だ……》

 

 

      第3話 2人の家庭教師

 

 

 

風太郎の結婚相手。誰が良い?一応アンケートとります。

  • 一花
  • 二乃
  • 三玖
  • 四葉
  • 五月
  • 竹林
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