もし、家庭教師が二人だったら、どうなるのか?   作:左白

5 / 7
久々の投稿になります。
五等分の花嫁の映画見てきました、
物凄く面白かったです。


第5話 問題は山積み!!

 

 

 

 

 

   第5話 問題は山積み!!

 

 

「ユウマ起きて」

 

「うーん、あ?三玖か」

 

「うん」

 

「風太郎とは話おわったのか?」

 

「うん。ユウマ今日も日本史教えてね!!」

 

「嗚呼」

 

風太郎は先に図書館へ向かうと言っていたらしい。

 

「さあ、俺らも向かうか」

 

「うん」

 

三玖と歩く廊下。

いつもの放課後の廊下は賑やかなのだが、

今日はやけに人が少なかった。

 

3階にある図書館の扉の前に着いたのだが・・・

 

「だ・か・ら何度言ったら分かるんだ〜〜〜〜〜」

 

「ライスは、LじゃなくてR。お前シラミ食うのか?」

 

「あわわわ」

 

「四葉なんで怒られてるのにニコニコしてるんだ?」

 

「家庭教師でもないのに上杉さんに勉強教えてもらえることが嬉しくって」

 

ガラガラガラ。

扉が開いた。

 

「よお。風太郎」

 

「おつかれ。悠真」

 

「そこにいるのはまさか?」

 

「ああ、そのまさかだよ」

 

「三玖来てくれたんだな」

 

「うん、ユウマのせいで考えちゃった。

私にも出来るんじゃないかって」

 

 

 

 

 

 

   【責任取ってよね】

 

 

 

 

 

 

 

 

「任せろ」

 

「!?三玖が好きな人って悠真さんなんじゃ?」

 

「………ないない」

 

 

 

 

 

 

数日経ったある日のこと・・・

 

風太郎は早く来ていたのだ。

 

 

「なんだ?これ。センサー反応しろ〜〜〜!!

五人だけではなく、お前まで俺の邪魔をするのかァア」

 

どうしても開かないドア。

開こうとしないドア。

防犯カメラがジーっと見てくる。

 

「あのー。30階の中野さんの家庭教師をしてます。

上杉と申します。そこのドア壊れてますよ?」

 

「何やってるんだ?お前」

 

「悠真か、丁度良かった此処のドア壊れててな」

 

「壊れてるわけないだろ」

 

「え?」

 

「此処の家オートロックだぞ?」

 

「今どきオートロック知らない人初めてみた」

 

「まあ。知ってたがな。三玖。悠真」

 

《スタートからやっちまったな》

 

《これから上手くやっていけるんだろうか》

 

「何してるの?家庭教師するんでしょ?」

 

「嗚呼。行くか、風太郎」

 

「そうだな」

 

 

部屋に着いた風太郎、悠真、三玖。

 

 

「おはよう御座います〜〜〜」

 

「おはよ」

 

「おはようさん」

 

「私はもう準備万端です」

 

「私は見てよーかな」

 

「私は此処で自習しているので気にしないでください」

 

 

今日は良いじゃないか。

こいつらだって優しく接しれば理解しあえるんだ。

 

「よーし、やるか」

 

「なーに。また懲りずにきたの?」

 

「二乃もするか?」

 

「死んでもお断り。

まあ。悠真君なら大歓迎よ」

 

「なんで俺歓迎されちゃってるの?」

 

「前みたいに寝てしまわなければいいけど」

 

「あれは、テメェが・・・」

 

《おっといけない。優しく、優しく》

 

 

「今日は俺らだけでやるか」

 

「はーい」

 

「………」

 

「そうだ、四葉。バスケ部の知り合いが

大会の臨時メンバーを探してるんだって〜〜

あんた運動出来るし行ってあげたら?」

 

「え?今から?でも上杉さんの授業が」

 

「二乃、俺が勉強をみてやる」

 

「え?」

 

「だから、他の子の迷惑になるようなことはやめろ」

 

「なら、良いわ。良かったわね、悠真君に助けられて」

 

「あれ?四葉は?」

 

「行っちゃったみたい」

 

「はあ・・・」

 

「しゃーない、残りの人達だけでやりますか?」

 

「うん。そうだね」

 

 

無事、始まった勉強会のハズが・・・・

 

数時間経った後、二乃が俺に聞いてきた。

 

「ねえ、所でご飯食べてきた?」

 

「いや?まだだが」

 

「じゃあさ、作ってあげる」

 

「いや、勉強は?」

 

「後ででも良いでしょ?」

 

「分かった」

 

二乃は部屋から出ていき、俺も後に続いた。

そして、階段を降りた二乃と俺。

 

 

「三玖、あんたも料理しなさい?」

 

「え?なんで?私」

 

「この冴えない顔の男が好みだったの?」

 

「なんか今、ひどいことを言ったな」

 

「二乃はメンクイだから」

 

「お前も地味にひどいな」

 

「はあ?メンクイ好きだから何?

イケメンに越したことないでしょ?」

 

「だったら、料理対決でもしようじゃない?」

 

「りょ、料理ですか?」と五月。

 

「どちらがより家庭的か私が勝ったら今日は勉強は無し」

 

「そんなの、やるわけないよな?」

 

「フータローすぐ終わるから待ってて」

 

「お前が座ってろ」

 

 

《ことごとくうまくいかない・・・》

 

 

 

 

「じゃーん、旬の野菜と生ハムのダッチベイビー」

 

「オ……オムライス」

 

「やっぱ良い、自分で食べる」

 

「せっかくだし食べてもらいなよ〜〜」

 

「はい。これは悠真君の分」

 

「ありがとな。二乃」

 

風太郎が一口ずつ食べる。

 

「うん、普通に美味いな」(貧乏舌)

 

「はあ?そんなわけ。悠真君は私のどうだった?」

 

「最高だった」

 

「そ。そう。嬉しいわ」

 

「はあ、今日は遅くなって待った。また出直すわ」

 

「うん。今日はごめんね」

 

「あいつと分かり会える日は来るのだろうか」

 

「ちゃんと誠実に向き合えば分かってくれるよ」

 

「いやよ。こいつとなんか」

 

「じゃあ、何故ユウマなら良いの?」

 

「そ、それは・・・」

 

 

昔会ってたなんて言えないよ・・・

私がどれだけ悠真のことを好きなのかも。

1回会ってるんだよ?私達。

ちょっとの時間だったけど。

私達会ってるんだよ?

 

「な、なんでも良いじゃない」

 

「そう」

 

「じゃあな三玖」

 

「じゃあねフータロー、ユウマ」

 

「じゃあね悠真君」

 

「嗚呼、じゃあな二乃」

 

 

エレベーターに乗って降りる二人。

 

「なあ、何故お前にだけは優しいんだ?あいつ」

 

「そんなこと言われてもな。わからん」

 

 

 

「あ。財布忘れた」

 

「待ってよか?風太郎」

 

「先に行っててくれ」

 

「分かった」

 

 

先に行くことにした悠真。

 

 

ガチャン。

 

《オートロックってめんどくせ〜〜〜》

 

《ややこしい二乃なら出んなよ》

 

 

「忘れ物?シャワー浴びてるから勝手に取ってっていいよ」

 

「それで良いのか?三玖」

 

「まあ、行くか」

 

 

 

30階へ向かった風太郎。

そして、部屋に入った。

 

「み、三玖、もう風呂出たのかよ」

 

《そういえばこいつ全然気にしないやつだったな》

 

《さっさと取って帰ろう》

 

「誰?三玖?」

 

「風呂入るんじゃなかったの?風呂空いたけど」

 

《まさかの二乃》

 

《1番会いたくない人》

 

 

「いつもの棚にコンタクト入ってるから取ってくれない?」

 

《此処は逃げるべき》

 

「まだ怒ってるの?」

 

「全部あいつのせいだ」

 

「パパに命令されたからって好き勝手家に入ってきて・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【私達5人の家にあいつの入る余地なんてないんだから】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《こいつもしかして》

 

「決めた今度からフータローは出入り禁止」

 

《すまん出るのだけは許してくれ》

 

 

その途端本が落ちてくることに気づいた風太郎。

 

 

「あ。危なっ」

 

 

バタバタ

 

「え?えええ」

 

 

 

この時の俺はまだ理解していなかった

 

 

「今日もありがとうございました」

 

「一花ちゃん今日も最高だったよ。また次も宜しく」

 

「はい」

 

この馬鹿五人組の1人1人と

向き合うことの難しさを・・・

 

「中野さん上手で頼もしいよ〜〜〜」

 

「お役に立てて嬉しいです。次の試合も頑張りましょう」

 

「あのさ。お願いがあるんだけど」

 

「え?」

 

そして、俺も教わることとなる。

 

 

 

《こう言う冴えない男が好みだったの?》

 

 

「変なこと言うから。そう言うんじゃないのに・・・」

 

 

 

俺もまた馬鹿野郎だということを!

 

 

「不法侵入!」

 

「違う、俺は取りに来ただけだ」

 

「と。撮るって何を?」

 

 

 

 

カシャ

スマホのシャッター音が聞こえた。

 

 

 

「「あ・・・・」」

 

 

 

 

 

 

 

    【最低です】

 

 

 

 

「由香さんちょっと待っててくれないか?」

 

「え?何故ですか?」

 

「何か嫌な予感がしてな」

 

「分かりました、私も悠真様のお父様から

中野さんの家のオートロックの番号教えてもらってるので

先に行っててください」

 

「え?分かりました」

 

 

 

 次回 第6話 五つ子裁判

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




またお願いします。

風太郎の結婚相手。誰が良い?一応アンケートとります。

  • 一花
  • 二乃
  • 三玖
  • 四葉
  • 五月
  • 竹林
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。