無限ループゴルシがトレーナーに依存する話   作:素直にリボガンに発狂(半ギレ

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五話

そんなこんなでトレーナーと組んでレースを走り始めたがこれがまた結構楽しかった

 

何度も繰り返してるから練習をしてももう技術の向上ができねぇアタシは練習を結構サボってたんだわ

 

そしたらトレーナーがサボったアタシを捕まえようとして大捕り物になり学園中を騒がせたりとか、サボらないように楽しい練習をさせようとアタシ好みの変なトレーニングをするようになったんだわ

 

具体的には一人将棋やってる所に来て大局将棋のが面白いのにまだ普通の将棋やってんの?だっせ~!と煽ってきたりとか

 

光るペンライトを持ってきてこれを体に付けて速く走ればペンライトが残像みたいになって面白映像取れるぞとか

 

ちょっと小学生でも騙されないような事を言ってくるんだが、それが全部絶妙に騙されてもいいかなと思う絶妙な匙加減なんだよな

 

毎回わざと騙されてはキレたフリしてトレーナーに凸して遊んでいた

 

そうこうしてるうちに月日は流れて直にG1を走るような時期になった

 

ただ他のウマ娘なら気合を入れて走る所なんだろうけどアタシは少し事情が違う

 

あんまり勝ちすぎると世間の取材とかが鬱陶しくなるんで宝塚以外はやる気ださねぇのよ

 

ただ今回はレース前に忘れ物して控室に戻ろうとしたら必死にお祈りしてるトレーナーを見ちまった

ここまでされてあっさり負けるのは流石にバツが悪い

 

しゃーねーなーとゴルシちゃんの本気をちょこーっと見せてやるか

とやる気出したら連勝の嵐よ

 

いつもはもうちょっと手加減してるんだが今回はちーっとやりすぎちまったな

 

ただやっちまったもんは仕方がないので開きなおる

 

そうです私がGⅠ15勝の名バです

 

またワタクシなんかやってしまいましたか?(テヘペロ☆

 

ま、そんなこんなでアタシのトレーナーになったアイツと一緒にトゥインクル☆シリーズを走って色々楽しんだわけよ

 

レース以外でも

 

夏合宿では流されて辿り着いた無人島で釣りをして鯛を釣り

クリスマスには完璧なお嬢様になって脳の病気を疑われ

バレンタインにはフラッシュの手伝いついでに作ったチョコをくれてやった

 

ループを繰り返して心が死んだとかいいながらアタシはこの生活をそりゃもう楽しんでた

 

久々の未知の体験を目一杯楽しんで遊びつくした

 

そうこうしてる間にもリセットの時は近づいてきた

 

三年目が終わってまたリセットが来る事を必死に考えないようにして毎日バカやりながら過ごして

 

そして遂にこの日が来てしまった

 

終わりの始まり、URAファイナルの日だ

 

走って勝って踊って歌って

 

うまぴょい伝説をやり切ったら

後は三年間の思い出をトレーナーと語り合って

あんな事があったなこんな事があったなってお互いの絆を確認して

 

それが終わったら温泉に行って、トレーナーにこの三年間は退屈しなかった、楽しかったぞって伝えて

 

なんだったらゴルシ様に三年間付き合ったご褒美にほっぺたにチューなんてしてやった

 

どうせ明日になったら忘れちまうのはわかってる、でもその明日迄はアタシの事を一番に考えてほしい。

 

このゴルシ様を刻み込んで消えないようにしたい。

 

忘れないでほしい。

 

…例え全部が消えちまうとしても今だけはアタシの事を考えて悶々とするがいい!

 

まぁ全部消えちまうとしても、またアタシの中にだけある消えない記憶が一つ増えた。

 

思い出は楽しかった事ばかり。

 

今思うのは辛い事ばかり。

 

悲しい、寂しい、辛い、苦しい、助けて、忘れないで。

 

何度この三年を過ごしてもループの終わりの日は嫌いだ。

 

明日がもうすぐ来る。

 

怖い。

 

 

 

 

 

 

 

色んな感情があった

 

でも最後のお別れだから

 

ちゃんと笑って

 

お休みまた明日って言ってそんで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入学初日の誰も知り合いのいないゴルシ様の日常がはじまるのさ

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